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どこの家にも怖いものはいる 単行本 – 2014/8/8

4.2 5つ星のうち4.2 330個の評価

作家の元に偶然集まった五つの《幽霊屋敷》話。時代、内容、すべて違う五つに共通点を見つけた時、ソレは貴方の部屋にも現れる……?
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2014/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 352ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120046370
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120046377
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 330個の評価

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三津田 信三
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の小説を読むのは別名義らしい作品を除けば初めてなのですが、「こ、これはすごい作家を見つけた!」と数年ぶりに小躍りしましたね。
2人の男がいくつかの恐怖体験資料を読みながら共通点をさがして、あーでもないこーでもないと推理するユニークな構成なのですが、その共通点の整合性をつけるために文体が硬くなることもなく、どのお話も熱がこもっていて怖く読みごたえがあります。
特に自力で共通点に気づいた時の、呪いの一端をつかんでしまった様なゾクゾク感がたまらないですね。
このボリュームだったら3冊くらいに分けてもいいんじゃいの?って思うのですけど、著者はきっとサービス精神が旺盛な方なのでしょうね。それくらいの満足感があります。

反面、2人の推理のパートはなんか結論ありきな流れで硬苦しく、半分くらいこじつけっぽく、そんな怖い部分をさらっと流しちゃっていいの?って印象があり人間味をあまり感じません。
また、恐怖体験の各話の文体もあまり変わりばえがなく、同じ作者が書いているのがうっすらわかってしまうのが多少残念です。
この辺りが洗練されているとさらに怖くなると思います。というかそれを実現しているのが別名義と謂われる作品だと思います。

著者の他の作品をこれから読むのがたのしみでたまらないです。
ちなみに私は最終章を読んだ夜に悪夢を見て数年ぶりに金縛りに遭いました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2024年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近は「変な絵」や「近畿地方のある場所について」など、複数の異なった怪異や情報を手繰り寄せて、真相を解明するみたいな作品が気になって読んでいます。

本書は5つの場所も時代も異なる怪異について、その共通点をもとに関連性、真相を解き明かしていこうとするもので、それぞれのエピソードが、かなり出来がよく、とりわけ一話目と二話目は、ぞくぞくして、夜に読むのはなかなか怖かったです。割れ女からの逃亡劇、張り裂けそうなくらい。

ここからがややネタバレなのですが、実は5つのエピソードのなかに謎解きの種が蒔かれていて、全部が繋がるのですよね。

ああ、なるほど、とはなるのですが、5つの話ともにあえてミスリードさせる書き振りに徹しており、その人工的さにちょいと意地悪かなとも感じます。

率直に言って、1話目の子どもの失踪事件や4話目の宗教絡みの一家心中事件は、報道記事で調べればすぐ出てくるでしょうし、5つのエピソードに何の繋がりがあるのかという最大の謎の核心は、すぐわかりそうなものですけどね。

いずれにしろ、怨念とか祟りって、その根源を辿れば怖いもので無くなってしまうので、それぞれの怪異に「何の繋がりがあるのか」というところを謎の根幹に持ってきたことについては、上手いと思います。ミステリー作家的に発想ですね。

なお、私的には4話目、語り部の少女(12歳)が、あんな怖い他人の家で、勝手に飯食べたり、風呂に入ったり、寝たりするなんて、ありえないなー、死亡フラグビンビンだな思いました。そりゃ、割れ女もくるさー。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この面白さ、不可解さ、胃の腑に溜まる不気味さが癖になりそう。
読み終わったあと、どうか恐ろしい目に会いませんようにと心の中で神様にお願いしている自分がいました。
ひょっとすると、これって実話なのでは…とも疑いたくなるような確りした作り込み、流石です。
私がこどもで、しかも男の子じゃあなくて本当に良かった。障りがあるかもしれませんからね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こういう断片的な情報から明らかになっていくタイプのホラーに嵌っていて、レビューも好評だったので本書を手に取りました。それぞれの話はそこそこ面白くて怖いんですが、焦らす様に長々と語られた割には結びが弱くてがっかり、という感想です。

本書をホラーとしてみた場合、
・子供を誘拐、殺人というのが人間臭すぎて得体のしれない怖さを感じれなかった
・2話目での怪異の動きもすごく人間臭い
・ビジュアルも小学生が考えた都市伝説のようで陳腐に感じた

ミステリーとしてみた場合、
・仕掛けが叙述トリックとかミスリードによるものではなく、ただただ情報に誤りがあるという杜撰なもの。読者は記述通りに受け取ることしか出来ないのだからそこは納得出来る理由が欲しい
・半ば決めつけに近い作家の推理に編集者が無理矢理納得させられるというすっきりしない展開

前評判が良かったので読み終わったときは「これで終わり?」と感じてしまいました。
読者側が既に呪われていると思わせるようなトリックでも見逃してたりしますかね?

繰り返しになりますが一つひとつの話を読んでいるときは面白いです。
2017年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
怖い話モノの小説は好きですが、
好みに偏りがあるため、
小説だと一押しは三津田信三ですかね。
文庫最新刊、楽しみに待っておりました。

一度手に取ってしまうと頁を繰る手が止まらず、
読み入ってしまいました。
大変面白く、程よい怖さ。
氏の作品としては
日常感を損なわない部類の染み入る様な怪異性を
表現した作品。
『残穢』(小野不由美)が好きな人は好きだろうな、と。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年2月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作中で何度も言及されるように、5つの奇妙な話のミッシングリンクを探す話。それぞれの話が非常に不気味で読んでいて悍ましさを感じる。
それぞれの怪異の大元に至るプロセスは非常に面白くらそれこそミステリ小説の犯人が気になるのと同じ気持ちで読み進めることができた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年10月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何気に買ったものだけど、すごく面白い!と思ってよく考えたら、私は小野不由美の「残え」(漢字が出ませんでした)が大好きだからでした。出てくる資料が一緒!びっくりです。これを読んだ後、この作者の本を一気買いしてしまいました。これから読むので楽しみです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんなに怖い本があるのか、と感動するくらい怖かったです。
特に、光の家が・・・。
これ以後、しばらくこの作者の本を買うのを控えています。
でも怖い本好きにはそれくらいおすすめです。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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