運送会社とトラックドライバーが置かれている現状が的確にとてもわかりやすく書かれています。
人間の生活に絶対欠かせない『流通』を途絶えさせるわけにいかないのに、本来はものすごく誇らしい仕事なのに、ほとんどの人が知らない諸事情により 行く先々で肩身の狭い思いをしているトラックドライバー。
運送業を通して、いま日本が抱えている様々な社会問題について考えさせられた一冊です。
筆者の文章表現が本当に上手で、笑ったり泣いたりしながら一気に読んでしまいました。
ハンドルを握る人、握らない人、消費者である全ての人に読んでほしい。きっと昨日とは世の中を見る眼が変わると思います。
筆者が願うことは、この日本で幸せに暮らすために必要なことで、それは相手を思いやる気持ちがあれば実現出来得ると感じました。
人は支え合って生きていて、それぞれが違う手段で社会に貢献しているんだと想像するだけでも未来が明るくなるような気がします。
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トラックドライバーにも言わせて (新潮新書) 新書 – 2020/3/13
橋本 愛喜(はしもと あいき)
(著, その他)
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購入オプションとあわせ買い
幅寄せ、ノロノロ運転に急ブレーキ、アイドリングに堂々と路駐――どれも「深い理由があるんです」
公道上でとかく悪者にされがちなトラック。そのドライバーも「態度が悪い」と批判されがちだが、内情を知れば、そんな見方も一変するはず。
これまで語られてこなかったドライバーたちの本音を、元トラックドライバーの女性ライターが徹底解説!
読後、街中でトラックを見る目が一変すること必至!
目次
まえがき
第1章トラックに乗ると分かること
父親のもくろみ/大学卒業式直前の事件/私がトラックに乗った理由/教習所で戸惑った「股開き」/運転席から見えた光景
SA・PAのおっちゃんたち/世間には知られていない仲間意識/トラックドライバーあるある/諸事情がもたらしたもの
第2章態度が悪いのには理由がある
トラックの種類と危険/知っておいてほしいトラックの死角/深視力と内輪差とリアオーバーハング/日本の道路は「左低右高」
自転車という天敵/トラックがノロノロ運転する理由/急ブレーキで生じること/停車中に車間を詰める謎/トラックは左車線を走りたがらない
路駐で休憩せざるを得ない事情/なぜハンドルに足を上げて休憩するのか/休憩時にエンジンを切らない理由/高速道路の「深夜割引」がもたらす功罪
第3章トラックドライバーの人権問題
トラックドライバーは底辺職なのか/過失なしでも逮捕される/荷主第一主義が引き起こすこと/手荷役というオマケ仕事
「おせち問題」から見る「お客様第一主義」/トラックドライバーの職業病/働き方改革にメリットはあるのか
第4章高い運転席だから見えるあれこれ
高級車に乗った凡人がする「あおり運転」/危険運転を誘発するクルマの特性/免許返納では解決しない高齢者ドライバー問題
大型車AT化のメリット・デメリット/初心者ドライバーの特徴/トラックドライバーの眠気対策
第5章物流よ、変われ
ドライバー不足の原因/京急事故で見えた課題/ドライバーを外国人で補えない理由/私は「トラガール」ではない/荷主は閻魔さま
ポイ捨て・立ちション問題/追いつめられるドライバー/世界にも稀な再配達と時間帯指定配送/置き配の可能性
あとがき
公道上でとかく悪者にされがちなトラック。そのドライバーも「態度が悪い」と批判されがちだが、内情を知れば、そんな見方も一変するはず。
これまで語られてこなかったドライバーたちの本音を、元トラックドライバーの女性ライターが徹底解説!
読後、街中でトラックを見る目が一変すること必至!
目次
まえがき
第1章トラックに乗ると分かること
父親のもくろみ/大学卒業式直前の事件/私がトラックに乗った理由/教習所で戸惑った「股開き」/運転席から見えた光景
SA・PAのおっちゃんたち/世間には知られていない仲間意識/トラックドライバーあるある/諸事情がもたらしたもの
第2章態度が悪いのには理由がある
トラックの種類と危険/知っておいてほしいトラックの死角/深視力と内輪差とリアオーバーハング/日本の道路は「左低右高」
自転車という天敵/トラックがノロノロ運転する理由/急ブレーキで生じること/停車中に車間を詰める謎/トラックは左車線を走りたがらない
路駐で休憩せざるを得ない事情/なぜハンドルに足を上げて休憩するのか/休憩時にエンジンを切らない理由/高速道路の「深夜割引」がもたらす功罪
第3章トラックドライバーの人権問題
トラックドライバーは底辺職なのか/過失なしでも逮捕される/荷主第一主義が引き起こすこと/手荷役というオマケ仕事
「おせち問題」から見る「お客様第一主義」/トラックドライバーの職業病/働き方改革にメリットはあるのか
第4章高い運転席だから見えるあれこれ
高級車に乗った凡人がする「あおり運転」/危険運転を誘発するクルマの特性/免許返納では解決しない高齢者ドライバー問題
大型車AT化のメリット・デメリット/初心者ドライバーの特徴/トラックドライバーの眠気対策
第5章物流よ、変われ
ドライバー不足の原因/京急事故で見えた課題/ドライバーを外国人で補えない理由/私は「トラガール」ではない/荷主は閻魔さま
ポイ捨て・立ちション問題/追いつめられるドライバー/世界にも稀な再配達と時間帯指定配送/置き配の可能性
あとがき
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/3/13
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104106108542
- ISBN-13978-4106108549
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商品の説明
著者について
はしもと・あいき 大阪府生まれ。元工場経営者、日本語教師。現フリーライター。大型自動車一種免許取得後、トラックで200社以上のモノづくりの現場を訪問。
ブルーカラーの労働環境問題、ジェンダー、災害対策、文化差異等、幅広いテーマを執筆。各メディア出演や全国での講演活動も行う。
ブルーカラーの労働環境問題、ジェンダー、災害対策、文化差異等、幅広いテーマを執筆。各メディア出演や全国での講演活動も行う。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2020/3/13)
- 発売日 : 2020/3/13
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4106108542
- ISBN-13 : 978-4106108549
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 212,259位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 497位新潮新書
- - 36,107位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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フリーライター。元工場経営者、トラックドライバー、日本語教師。 ブルーカラー、労働、文化差異、災害、ジェンダーに関する社会問題を軸に執筆。 経歴詳細や過去記事、近況報告、執筆・講演依頼はDMかWEBサイト内連絡先まで。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月23日に日本でレビュー済み
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この本を読んで以来、トラックに優しい目を向けるようになりました。健診の仕事で、生活習慣病を抱える運送業者に指導をしてきたのですが、過酷な職場環境こそ変えるべきことがよくわかりました。著者のこれまでの生き方もすごい!ただ、文章がところどころくどいので、残念ながら-1点しました。
2021年8月26日に日本でレビュー済み
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一気に読みました。やはり現場です。現場を変える力のある本であり著者である。国交省の大臣、官僚必読書です。
2020年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読む前と読んだ後ではトラックドライバーへの認識が180度変わります。
特に興味深かったのが、
・トラックは動くことよりも止まることのほうが難しい
→荷物を積んだ状態で過度なブレーキにより商品が破損してしまうなど
・いくら相手がぶつかってきても殺傷能力の高いトラック側が加害者になってしまうことがある(時には実名報道も)
・SA・PAの駐車場にトラックがたくさん止まっている理由
→深夜割引や荷主の時間指定などでドライバーは必ず「待ち時間」が発生してしまうため
・ハンドルに足を上げて休憩をする理由
→不規則な休憩時間、備え付けのベッドは快適すぎて寝過ごしてしまうリスク、足のむくみ解消など
近年は女性のトラックドライバーが増えていると言われているが、想像以上に過酷な労働状況であり割合はほとんど男性が占めています。
物流業界を支えているトラックドライバーが快適に働けるような世の中になってほしいです。
特に興味深かったのが、
・トラックは動くことよりも止まることのほうが難しい
→荷物を積んだ状態で過度なブレーキにより商品が破損してしまうなど
・いくら相手がぶつかってきても殺傷能力の高いトラック側が加害者になってしまうことがある(時には実名報道も)
・SA・PAの駐車場にトラックがたくさん止まっている理由
→深夜割引や荷主の時間指定などでドライバーは必ず「待ち時間」が発生してしまうため
・ハンドルに足を上げて休憩をする理由
→不規則な休憩時間、備え付けのベッドは快適すぎて寝過ごしてしまうリスク、足のむくみ解消など
近年は女性のトラックドライバーが増えていると言われているが、想像以上に過酷な労働状況であり割合はほとんど男性が占めています。
物流業界を支えているトラックドライバーが快適に働けるような世の中になってほしいです。
2020年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高車高の車、前の死角があるの初めて知りました。
気を付けたいと思います。
トラックは日本の毛細血管。
荷物が届くことに感謝。
気を付けたいと思います。
トラックは日本の毛細血管。
荷物が届くことに感謝。
2020年9月3日に日本でレビュー済み
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トラック運転手の労働が過酷な理由は、長時間労働のためだけではなかった。
大型車は、運行途中に止める場所が少ない。小型車や気軽に立ち寄るコンビニやファミレスも利用できないのである。
到着時刻を極端に厳密に指定する荷主が多い。遅着はいけないが、早着も駄目である。荷降ろしさせてもらえないからだ。
多くのトラック運転手が、労働者ではなくて、個人事業主だったり、零細会社で、取引相手と交渉力に差があるので、無茶な要求を断れない。
貨物運送業法による規制が必要だと思う。
大型車は、運行途中に止める場所が少ない。小型車や気軽に立ち寄るコンビニやファミレスも利用できないのである。
到着時刻を極端に厳密に指定する荷主が多い。遅着はいけないが、早着も駄目である。荷降ろしさせてもらえないからだ。
多くのトラック運転手が、労働者ではなくて、個人事業主だったり、零細会社で、取引相手と交渉力に差があるので、無茶な要求を断れない。
貨物運送業法による規制が必要だと思う。
2020年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私事だが、
過去に仕事でトラックのおじさん、兄ちゃん、稀にお姉さんから荷物の搬入を受けていた。
そのときにどこまで自分がしていいのか、するべきなのかわからないまま過ごしていた。
まあそんなこと自分で調べろよという感じだが、この本では法律のことも記されているから、
当時このような本があったら、仕事にプラスに活かせていたはずだった。
それと、
著者の意見同様、トラックドライバーはひとりが好きだが、寂しがり屋が多い気がする。
人と合せるのが嫌な性格だからこそ、人にも優しくできるのではと感じる。
誰とでもうまく合わせれて、飄々としている人は、人の意見なんて聞いてなくて、いい加減だもん。
まさにトラック野郎の一番星のようだ。記載されている内容から、彼がペットボトルに注いだものを、警官だか誰かにプレゼントしたシーンが頭をよぎった。
過去に仕事でトラックのおじさん、兄ちゃん、稀にお姉さんから荷物の搬入を受けていた。
そのときにどこまで自分がしていいのか、するべきなのかわからないまま過ごしていた。
まあそんなこと自分で調べろよという感じだが、この本では法律のことも記されているから、
当時このような本があったら、仕事にプラスに活かせていたはずだった。
それと、
著者の意見同様、トラックドライバーはひとりが好きだが、寂しがり屋が多い気がする。
人と合せるのが嫌な性格だからこそ、人にも優しくできるのではと感じる。
誰とでもうまく合わせれて、飄々としている人は、人の意見なんて聞いてなくて、いい加減だもん。
まさにトラック野郎の一番星のようだ。記載されている内容から、彼がペットボトルに注いだものを、警官だか誰かにプレゼントしたシーンが頭をよぎった。
2020年4月26日に日本でレビュー済み
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「日本の貨物輸送の9割以上を担うトラック」。
「20代前半から断続的に約10年間……中・長距離トラックドライバーだった」著者が、トラックドライバーや運送業界を紹介する。
ドライバーの役割が「トラックの運転」にとどまらず「荷物を安全・無傷・定時に届けること」であるということからして、私にとっては「目から鱗」だった。
「運転時間よりも荷待ち時間の方が長くなるドライバーもいる」ような待機時間も含む長時間労働、荷役など苛酷な肉体作業とその結果としての腰痛など職業病、これらの原因としての規制緩和、「荷主第一主義」、「わがままな神」=消費者、必ずしも事態の改善に役立っていない「自動車運転手の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)、人手不足と高齢化など、業界の課題を指摘し続けつつも、明るくカラッとしているのは、著者が、ドライバー仲間に支えられ、トラックドライバーや運送業にプライドをもって働いていたからだろう。
笑ったのは「某恋愛ドラマ内で、主人公の男性が走行中のトラックの前へ飛び込み、『僕は死なない』と愛の告白をするシーン」について「トラックドライバーからすれば、心の底から『よそでやれ』である」としている箇所。確かに傍迷惑な話だよな。
あとがきの最後が泣ける。
「今、皆さんがこうして読んでくださっている本書も、トラックで書店に運ばれたもの。本書を本屋さんや読者の自宅まで運んでくださったトラックドライバーの皆さんにも、『お疲れ様です』と『ありがとう』を。そして、全国で日々日本の経済を支えるトラックドライバーの皆さん、運送企業の皆さんの労働環境が、少しでもよくなること、切に祈っています。大変な毎日でしょうが、これからも、どうぞご安全に。」
宅配の再配達を待ってイライラしていた自分を恥じる。
「20代前半から断続的に約10年間……中・長距離トラックドライバーだった」著者が、トラックドライバーや運送業界を紹介する。
ドライバーの役割が「トラックの運転」にとどまらず「荷物を安全・無傷・定時に届けること」であるということからして、私にとっては「目から鱗」だった。
「運転時間よりも荷待ち時間の方が長くなるドライバーもいる」ような待機時間も含む長時間労働、荷役など苛酷な肉体作業とその結果としての腰痛など職業病、これらの原因としての規制緩和、「荷主第一主義」、「わがままな神」=消費者、必ずしも事態の改善に役立っていない「自動車運転手の労働時間等の改善のための基準」(厚生労働大臣告示)、人手不足と高齢化など、業界の課題を指摘し続けつつも、明るくカラッとしているのは、著者が、ドライバー仲間に支えられ、トラックドライバーや運送業にプライドをもって働いていたからだろう。
笑ったのは「某恋愛ドラマ内で、主人公の男性が走行中のトラックの前へ飛び込み、『僕は死なない』と愛の告白をするシーン」について「トラックドライバーからすれば、心の底から『よそでやれ』である」としている箇所。確かに傍迷惑な話だよな。
あとがきの最後が泣ける。
「今、皆さんがこうして読んでくださっている本書も、トラックで書店に運ばれたもの。本書を本屋さんや読者の自宅まで運んでくださったトラックドライバーの皆さんにも、『お疲れ様です』と『ありがとう』を。そして、全国で日々日本の経済を支えるトラックドライバーの皆さん、運送企業の皆さんの労働環境が、少しでもよくなること、切に祈っています。大変な毎日でしょうが、これからも、どうぞご安全に。」
宅配の再配達を待ってイライラしていた自分を恥じる。