お正月にもう一度読もうと、kindleで読んだのに紙の本も買いました。とどいておっ帯の煽り文句が変わっていると思い、こちらの画像と見比べました。創刊18周年の時に帯も変わったのかな。
匿名者の情報は捨てよ(ここの私のレビューは匿名ですが本音です)
世界は妄想に満ちている(ロシア・ウクライナ問題はいろんな妄想が飛び交っていますね)
空間軸と時間軸を拡げよ(これにはたくさん本を読む必要を感じました
プロがファクトをつかむコツを上記のように書かれています。()は私の感想。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥880¥880 税込
ポイント: 53pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥880¥880 税込
ポイント: 53pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥118
中古品:
¥118

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
フェイクニュースの見分け方 (新潮新書) 新書 – 2017/6/15
烏賀陽 弘道
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥880","priceAmount":880.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"880","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"q2V4sHyPjxGkbctgJGCWe%2BI9XQ%2B00Xn0fI7BHM%2FkYZ1KgIiSvA4BWnfcsK4kzk4SnX7Bp14wM%2F%2Fkkfa9jg7rV9UP0oMLKOn3EesmEAkTYGwDYfRDCTbt4HhbB0PCGdnmAWkJ0HRzmhg%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥118","priceAmount":118.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"118","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"q2V4sHyPjxGkbctgJGCWe%2BI9XQ%2B00Xn0Yj1EKMBjXW7iN3XCGgGoXcLwx4DfUxRjnEy1q4zQsUKABO59aKvG1Cb1RP0XrYlvYlrFWZmq8n%2Fpw1r3E26KjeyRqzJe6htgqydLIIG4cuADoP5y71Npnzk0mnPjel%2Bbm2gjWzMfHwDx%2BYiwxnCYn6pVZI2DcYTB","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
新聞、テレビ、雑誌、ネット、コメンテーターetc.
嘘にはもうウンザリだ。
一見もっともらしいニュースや論評には、フェイク(虚偽の情報)が大量に含まれている。
真偽を見抜くには何をすべきか。
ポスト真実時代を生き抜くための正しい情報選別法を大公開!
●95%の公開情報を分析することで5%の独自情報が意味を持つ
●事実の提示のないオピニオンは無視してよい
●「代理話者」が登場した時は、事実が弱いことが多い
●政権と報道は緊張状態にあるのが当たり前
●現在の主流メディアは「自己検閲」という病気にかかっている
●「何を書いているか」と同様に「何を書いていないか」に着目すべき
●ウソではないが本当でもない記事がある
●メディアは「わからない」と言いたがらない
●実在する人間を「完全な善人」または「完全な悪人」であるかのように見せる表現は、現実から離れている
●正反対の立場の記事、書籍に目を通すことが重要
●世の中には一定数「妄想」を広めようという人がいる
●陰謀論には「ほんの少しの事実と大量の空想」がブレンドされている ●相手がいかに断言しても事実の根拠がなければ無視する
――etc.
全7章ごとに「まとめ」を配置
騙されないための48ポイントが一目瞭然! !
嘘にはもうウンザリだ。
一見もっともらしいニュースや論評には、フェイク(虚偽の情報)が大量に含まれている。
真偽を見抜くには何をすべきか。
ポスト真実時代を生き抜くための正しい情報選別法を大公開!
●95%の公開情報を分析することで5%の独自情報が意味を持つ
●事実の提示のないオピニオンは無視してよい
●「代理話者」が登場した時は、事実が弱いことが多い
●政権と報道は緊張状態にあるのが当たり前
●現在の主流メディアは「自己検閲」という病気にかかっている
●「何を書いているか」と同様に「何を書いていないか」に着目すべき
●ウソではないが本当でもない記事がある
●メディアは「わからない」と言いたがらない
●実在する人間を「完全な善人」または「完全な悪人」であるかのように見せる表現は、現実から離れている
●正反対の立場の記事、書籍に目を通すことが重要
●世の中には一定数「妄想」を広めようという人がいる
●陰謀論には「ほんの少しの事実と大量の空想」がブレンドされている ●相手がいかに断言しても事実の根拠がなければ無視する
――etc.
全7章ごとに「まとめ」を配置
騙されないための48ポイントが一目瞭然! !
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2017/6/15
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-10410610721X
- ISBN-13978-4106107214
よく一緒に購入されている商品

対象商品: フェイクニュースの見分け方 (新潮新書)
¥880¥880
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り14点(入荷予定あり)
¥924¥924
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り10点(入荷予定あり)
¥1,760¥1,760
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り8点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
出版社より
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|
カラオケ秘史―創意工夫の世界革命― | 報道の死 | フェイクニュースの見分け方 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち3.9
25
|
5つ星のうち4.5
40
|
5つ星のうち4.5
477
|
価格 | ¥660¥660 | ¥594¥594 | ¥880¥880 |
【新潮新書】烏賀陽弘道 作品 | 知られざる「真の発明者」の存在から、原子力博士が通信カラオケを開発した事情まで。新事実続々、驚きと感動に満ちたカラオケ史の登場。 | 大震災、そして原発事故という事態において、大メディアの報道は陳腐で役立たずだった。「脳死状態」の原因である構造的で致命的な欠陥を鋭く指摘する。 | 「オピニオンは捨てよ」「主語のない文章は疑え」「妄想癖・虚言癖の特徴とは」──ポスト真実時代を生き抜くための正しい情報選別法を大公開! |
商品の説明
著者について
烏賀陽弘道(うがや・ひろみち) 1963(昭和38)年生まれ。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部、「AERA」編集部勤務などを経て2003年退社。以降、フリージャーナリストとして活動。著書に『「朝日」ともあろうものが。』『報道の脳死』『報道災害【原発編】』(共著)など。
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2017/6/15)
- 発売日 : 2017/6/15
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 410610721X
- ISBN-13 : 978-4106107214
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 17,160位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 59位マスメディア (本)
- - 61位新潮新書
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

うがや・ひろみち
1963年1月京都市生まれ。
1986年、京都大学経済学部を卒業し朝日新聞社に入社。名古屋本社社会部などを経て1991年からニュース週刊誌「アエラ」編集部員。
1992~94年に米国コロンビア大学国際公共政策大学院に自費留学し、軍事・安全保障論で修士号を取得。
1998~99年にアエラ記者としてニューヨークに駐在。
2003年に早期定退職。
以後フリーランスの報道記者・写真家として活動している。
http://ugaya.org/
https://note.mu/ugaya
Facebook: https://www.facebook.com/hiromichiugaya
Twitter: @hirougaya
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本ぜひ読んでほしい。
ほんとネットはおそろしい世界。
何がおそろしいかって
明らかなウソやデマではなく
本物っぽい虚偽情報が
あたかも本物かのように
誰もが信じてしまい
それを拡散することで
被害者になるだけでなく
加害者になる可能性が
あるからだ。
史上最強の台風19号で
ネットに投稿され
多くの人が本当だと信じた
投稿が実はでたらめだった
または不正確だったという
ファクトチェック(事実確認)を
行う検証サイトがあり
私も拡散はしなかったものの
いくつか本当だと
信じてしまったものもある。
ではどう見分けたらよいのか。
そこで参考になるのが
烏賀陽弘道著の
「フェイクニュースの見分け方」。
事例も多く出しているので
非常にわかりやすく
日々のネット情報に
ふりまわされないための
情報判断材料が書かれている。
ネットの個人投稿だけではない。
今や劣化した大手メディアも
意図的ないしは意図せず
印象操作や誤解を生む
記述の仕方をしている。
メディアにダマされないためにも
この本は必読。
どこまでが事実で
どこからが意見なのか。
事実の根拠となる
情報の原点はどこか。
一方の主張を
鵜呑みにすることなく
反対の主張がないか
あたってみるなど
脊髄反射で投稿を
信じ込んでしまう前に
拡散してしまう前に
疑い、確認するクセを
どうやってつけるか
ポイントが書かれている。
やっかいなことに
意図的なウソならともかく
善意で虚偽情報を
拡散してしまう人もいる。
これからもますます
増えるであろう
フェイクニュース、
フェイク投稿にだまされないために
ぜひこの本読むとよいです。
ほんとネットはおそろしい世界。
何がおそろしいかって
明らかなウソやデマではなく
本物っぽい虚偽情報が
あたかも本物かのように
誰もが信じてしまい
それを拡散することで
被害者になるだけでなく
加害者になる可能性が
あるからだ。
史上最強の台風19号で
ネットに投稿され
多くの人が本当だと信じた
投稿が実はでたらめだった
または不正確だったという
ファクトチェック(事実確認)を
行う検証サイトがあり
私も拡散はしなかったものの
いくつか本当だと
信じてしまったものもある。
ではどう見分けたらよいのか。
そこで参考になるのが
烏賀陽弘道著の
「フェイクニュースの見分け方」。
事例も多く出しているので
非常にわかりやすく
日々のネット情報に
ふりまわされないための
情報判断材料が書かれている。
ネットの個人投稿だけではない。
今や劣化した大手メディアも
意図的ないしは意図せず
印象操作や誤解を生む
記述の仕方をしている。
メディアにダマされないためにも
この本は必読。
どこまでが事実で
どこからが意見なのか。
事実の根拠となる
情報の原点はどこか。
一方の主張を
鵜呑みにすることなく
反対の主張がないか
あたってみるなど
脊髄反射で投稿を
信じ込んでしまう前に
拡散してしまう前に
疑い、確認するクセを
どうやってつけるか
ポイントが書かれている。
やっかいなことに
意図的なウソならともかく
善意で虚偽情報を
拡散してしまう人もいる。
これからもますます
増えるであろう
フェイクニュース、
フェイク投稿にだまされないために
ぜひこの本読むとよいです。
2022年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コロナ、東京五輪、ウクライナ等々大きなニュースが続き連日メディアは同じようなニュースを流し続けますが、真実は何なんだろうと思ってしまうとき、こういう本に頼りたくなる。最初からストーリーを作り、それに沿った映像を集めて放送するということはおそらくニュース番組では常態化しているのでしょう。著者はやや誇張して「エビデンス不明の情報は捨てよ」と云いますが、現実問題としては根拠不明の情報は結構多く存在するわけで、これらを全てシャットアウトし切れない。いい例が「GOTOが感染拡大であるとのエビデンスはないので継続実施する」にも見られました。むしろ捨てるのでなく「そういう可能性もあるかもね」と『留保』しておくという姿勢が必要なのではないかと思った次第です。
2018年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代社会は、情報の洪水というよりも、もっと複雑なカオスの状態になっています。
何かを判断する上やより良い生活をしていく上で、
これほど、多くの判断材料(情報一般)やどうでもいいニュース・情報が、
日々垂れ流されている時代もありません。
幸か不幸かわかりませんが、情報は、これからも、爆発的に増えていきます。
そこから、自分にとって、有益な情報を拾い上げるのは、ますます難しくなるでしょう。
よって、必然的に情報のリテラシーが必要ですが、
それを教えてくれる人は、あまりいません。
それを教えると、不都合な人が出てくるからです。
本書は、情報カオス社会(ニュースや新聞、書籍、雑誌から発信される情報)で、
個人がよりよい人生を気づく上で、
また、ひどく騙されないために必要な情報リテラシーを私たちにレクチャーしてくれます。
自分にとって良い情報とは何か?
それは、一人ひとり違います。
自分が接する情報が事実かどうかという判断は、
どれくらい自身にとって、重要なものなのか、
正直な所わかりません。
ただ、何を自分が知りたいのかという「明確な目的」と、
その価値は、やはり、事実による情報の方が、
価値を高いかもしれません。
事実でない情報であっても、それを、どう解釈するかで、
受け取り方が違います。騙されたふりをして、話を聞くのか、
ほんとに騙さているのか、わからないまま話しを聞くのかでは、
その後の反応が全然違います。
残念ながら、現在は、騙されたふりをして聞く機会の方が、
圧倒的に多いかもしれません。
情報が何も姿形を変えず、自分に有益な情報を与えてくれると思うのは、
あまりに無知です。
ただし、権力者や既得権益を所持している集団は、
無知な人が増えれば増えると、喜びます。今の日本がそうでしょう。
権力の監視を目的としているマスメディアの腐敗は尋常ではありません。
権力者とすれば、最高の環境です。
そのため、自ら接している情報は、
一体どういう特性のものなのか、
見極める必要があります。
また、どういう特性のものでないのかという判断も大事です。
一番恐ろしいのは、その情報の特性を、しっかりと判断することなく、
素直に受け取ってしまうことだと思います。
それが、国、社会、組織、個人に対して、
致命的な結果を生む可能性もあるからです。
311における一連の報道と過去そして現在まで続く、
「情報合戦」は、発する側と受け取る側が、
共に思考停止になった、最悪の例だと思います。
ヤフーニュースを開くと、ニュースが頻繁に更新されています。
自分の興味の湧く記事を見ると、そのコメントも見たくなります。
時間の無駄だとは、重々承知していますが、ついつい見てしまいます。
キンドルを開くと、数秒で書籍を読むことができます。
また、読み終われば、その著者の作品群が紹介され、
ついついまた、読んでしまいます。
定期的アマゾンからはレコメンドする書籍がメールやサイト内で紹介され、
「興味ある」と思える本は、
減ることなく、爆発的に増えています。アマゾンからすれば、良い顧客でしょう。
自分は、何をしたいのかと、なんで、たくさんの情報に接するのかわからないことがあります。
いったい自分は、何に興味があって、その書籍やニュースを元に、何をしたいのか?と考えてしまいます。
学業に活かせるのか?仕事に活かせるのか?
はたまた、そういう活字媒体を見ると、人生が豊かになるのか?単なる娯楽なのか?
ただ、思考停止になっているだけなのか。
もちろん誰も、その一番重要な「自分がしていることの意味付け」をしてくれません。
また、現在はありがたいことに(ある見方では、不幸かもしれませんが)、
個人が自身の考えや感想を表現する媒体がたくさんあります。
ブログからツイッター、YOUTUBEにいたるまで、
他人と共有するのが簡単になりました。
また、他人からの反応もダイレクトに返ってきて、
はまる人は、はまります(いい意味でも、悪い意味でも)。
こういった状況の中で、自分が接する情報は事実なのか、
また、事実ならその根拠となるものは何なのかという視点は、とても重要だと思います。
それは、私みたいに、ネットニュースやキンドル、
発信媒体をよく使う者にとっては、かなり重要なリテラシーだと思います。
著者が言うように、匿名の情報や、発信者が定かでない情報は、
「重要でない情報」です。はっきりと、
「発信者が誰かわからない情報は捨ててかまわない」と書かれています。
発信側には、責任が全くともなっていないからです。
その意味で、こういったレビュー投稿も、完全なる自己満足で、重要でない情報です。
ただ、不思議と、レビューにまとめてみると、
どういう本が、自分にとって、どれぐらい重要かは、わかってきます。
完全なる本人都合です。
ただ、こういういった能力も、情報をリテラシーをつける上で大切なことかもしれません。
著者流の情報リテラシーの上げ方も非常に参考になりますが、
やはり、著者のやり方を、参考程度にして、自分なりの方法論を構築するのが良いのかもしれません。
何かを判断する上やより良い生活をしていく上で、
これほど、多くの判断材料(情報一般)やどうでもいいニュース・情報が、
日々垂れ流されている時代もありません。
幸か不幸かわかりませんが、情報は、これからも、爆発的に増えていきます。
そこから、自分にとって、有益な情報を拾い上げるのは、ますます難しくなるでしょう。
よって、必然的に情報のリテラシーが必要ですが、
それを教えてくれる人は、あまりいません。
それを教えると、不都合な人が出てくるからです。
本書は、情報カオス社会(ニュースや新聞、書籍、雑誌から発信される情報)で、
個人がよりよい人生を気づく上で、
また、ひどく騙されないために必要な情報リテラシーを私たちにレクチャーしてくれます。
自分にとって良い情報とは何か?
それは、一人ひとり違います。
自分が接する情報が事実かどうかという判断は、
どれくらい自身にとって、重要なものなのか、
正直な所わかりません。
ただ、何を自分が知りたいのかという「明確な目的」と、
その価値は、やはり、事実による情報の方が、
価値を高いかもしれません。
事実でない情報であっても、それを、どう解釈するかで、
受け取り方が違います。騙されたふりをして、話を聞くのか、
ほんとに騙さているのか、わからないまま話しを聞くのかでは、
その後の反応が全然違います。
残念ながら、現在は、騙されたふりをして聞く機会の方が、
圧倒的に多いかもしれません。
情報が何も姿形を変えず、自分に有益な情報を与えてくれると思うのは、
あまりに無知です。
ただし、権力者や既得権益を所持している集団は、
無知な人が増えれば増えると、喜びます。今の日本がそうでしょう。
権力の監視を目的としているマスメディアの腐敗は尋常ではありません。
権力者とすれば、最高の環境です。
そのため、自ら接している情報は、
一体どういう特性のものなのか、
見極める必要があります。
また、どういう特性のものでないのかという判断も大事です。
一番恐ろしいのは、その情報の特性を、しっかりと判断することなく、
素直に受け取ってしまうことだと思います。
それが、国、社会、組織、個人に対して、
致命的な結果を生む可能性もあるからです。
311における一連の報道と過去そして現在まで続く、
「情報合戦」は、発する側と受け取る側が、
共に思考停止になった、最悪の例だと思います。
ヤフーニュースを開くと、ニュースが頻繁に更新されています。
自分の興味の湧く記事を見ると、そのコメントも見たくなります。
時間の無駄だとは、重々承知していますが、ついつい見てしまいます。
キンドルを開くと、数秒で書籍を読むことができます。
また、読み終われば、その著者の作品群が紹介され、
ついついまた、読んでしまいます。
定期的アマゾンからはレコメンドする書籍がメールやサイト内で紹介され、
「興味ある」と思える本は、
減ることなく、爆発的に増えています。アマゾンからすれば、良い顧客でしょう。
自分は、何をしたいのかと、なんで、たくさんの情報に接するのかわからないことがあります。
いったい自分は、何に興味があって、その書籍やニュースを元に、何をしたいのか?と考えてしまいます。
学業に活かせるのか?仕事に活かせるのか?
はたまた、そういう活字媒体を見ると、人生が豊かになるのか?単なる娯楽なのか?
ただ、思考停止になっているだけなのか。
もちろん誰も、その一番重要な「自分がしていることの意味付け」をしてくれません。
また、現在はありがたいことに(ある見方では、不幸かもしれませんが)、
個人が自身の考えや感想を表現する媒体がたくさんあります。
ブログからツイッター、YOUTUBEにいたるまで、
他人と共有するのが簡単になりました。
また、他人からの反応もダイレクトに返ってきて、
はまる人は、はまります(いい意味でも、悪い意味でも)。
こういった状況の中で、自分が接する情報は事実なのか、
また、事実ならその根拠となるものは何なのかという視点は、とても重要だと思います。
それは、私みたいに、ネットニュースやキンドル、
発信媒体をよく使う者にとっては、かなり重要なリテラシーだと思います。
著者が言うように、匿名の情報や、発信者が定かでない情報は、
「重要でない情報」です。はっきりと、
「発信者が誰かわからない情報は捨ててかまわない」と書かれています。
発信側には、責任が全くともなっていないからです。
その意味で、こういったレビュー投稿も、完全なる自己満足で、重要でない情報です。
ただ、不思議と、レビューにまとめてみると、
どういう本が、自分にとって、どれぐらい重要かは、わかってきます。
完全なる本人都合です。
ただ、こういういった能力も、情報をリテラシーをつける上で大切なことかもしれません。
著者流の情報リテラシーの上げ方も非常に参考になりますが、
やはり、著者のやり方を、参考程度にして、自分なりの方法論を構築するのが良いのかもしれません。
2021年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
時代と共に私達が望むか否かに拘わらず、受け入れる情報は一見増加する一方だが、それが真実を伝えたものか、フェイクニュースかを見極める目を養わなければ、それらの情報は意味がないどころか個人や社会全体に害をなす、非常に厄介なゴミの山になりかねない。本書では烏賀陽氏がジャーナリストとしての鋭い洞察力で、私達が迂闊に信用すべきではない情報を消去していくための確実な方法を、豊富な実例を挙げながら平易に解説している。
著者は新聞を始めとする組織的な日本のメディアの旧態依然とした無署名の記事の氾濫も嘆いている。つまりネットからあふれ出る非ジャーナリストの、憶測混じりの情報だけでなく、大手マスコミの流すニュースでさえ質的な劣化の一途を辿っているという指摘だ。そこには総務大臣が電波免許を掌握していて、報道の自由が抑圧されているという、日本特有の事情も存在する。本書の中でも烏賀陽氏が長年に亘って取材し続けている福島第一原発事故と原子力発電に関する報道例には、さすがに強い説得力がある。吉田所長が最後の砦を命懸けで死守したというような、日本人の美徳を称賛し、愛国心を高揚させるような精神論的記事には惹かれがちだが、こうした口当たりの良い報道こそ真実を覆い隠していることが多いのも事実だろう。より広い視野に立って、知性の活用を積極的に求める著者の提言には心より賛同の意を表したい。
著者は新聞を始めとする組織的な日本のメディアの旧態依然とした無署名の記事の氾濫も嘆いている。つまりネットからあふれ出る非ジャーナリストの、憶測混じりの情報だけでなく、大手マスコミの流すニュースでさえ質的な劣化の一途を辿っているという指摘だ。そこには総務大臣が電波免許を掌握していて、報道の自由が抑圧されているという、日本特有の事情も存在する。本書の中でも烏賀陽氏が長年に亘って取材し続けている福島第一原発事故と原子力発電に関する報道例には、さすがに強い説得力がある。吉田所長が最後の砦を命懸けで死守したというような、日本人の美徳を称賛し、愛国心を高揚させるような精神論的記事には惹かれがちだが、こうした口当たりの良い報道こそ真実を覆い隠していることが多いのも事実だろう。より広い視野に立って、知性の活用を積極的に求める著者の提言には心より賛同の意を表したい。
2021年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報過多である今の時代に自分である程度情報の取捨選択が出来るようにと購入しました。この本を片手にネットでニュースを拾ってすぐに実践練習ができるのでありがたいです。
2021年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
不確実情報をフィルタリングする方法については有益でしたが、読む人を特定の思想に誘導しているようにも感じられ、気持ちの悪い本でした。
2018年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1.内容
メディアの中から事実を見つけるにはどうすればいいかを、著者の体験に基づいて書いた本。
2.評価
おおむね役に立つが、疑問点もあるので星1つ減らして星4つとする。以下、レビュアーが抱いた疑問を。
(1)第3章の書き方は少々まずい。「発信者が不明の情報」だから問題なのであって、実名匿名の問題ではない(本文はそういう趣旨だが「匿名者が発信する情報は信じるな」(p56)というのはまずい表現。実名のように苗字と名前があればO.Kでもない)。
(2)p99からの「電波停止発言は問題か」など(p108l4まで)も疑問。p101で「民主党政権でも自民党政権でも同じ答弁」だとあるとし、p108で「『自公だろうと民主だろうと、権力はすべからく疑うべし』」と結論付けるが、記者の感じ(自公政権だと「『報道の自由を恫喝している』」(p102)と感じた出来事があった可能性を否定できないが、本書では判断できない)を理由なく否定している。
(3)p146「無罪請負人は英雄か」の内容も疑問。著者の観点の違いや紙幅の問題を無視している。
メディアの中から事実を見つけるにはどうすればいいかを、著者の体験に基づいて書いた本。
2.評価
おおむね役に立つが、疑問点もあるので星1つ減らして星4つとする。以下、レビュアーが抱いた疑問を。
(1)第3章の書き方は少々まずい。「発信者が不明の情報」だから問題なのであって、実名匿名の問題ではない(本文はそういう趣旨だが「匿名者が発信する情報は信じるな」(p56)というのはまずい表現。実名のように苗字と名前があればO.Kでもない)。
(2)p99からの「電波停止発言は問題か」など(p108l4まで)も疑問。p101で「民主党政権でも自民党政権でも同じ答弁」だとあるとし、p108で「『自公だろうと民主だろうと、権力はすべからく疑うべし』」と結論付けるが、記者の感じ(自公政権だと「『報道の自由を恫喝している』」(p102)と感じた出来事があった可能性を否定できないが、本書では判断できない)を理由なく否定している。
(3)p146「無罪請負人は英雄か」の内容も疑問。著者の観点の違いや紙幅の問題を無視している。