好きな作家。
暗い怒りを感じるような作品を書いていた時代から
TVで対談やインタビューを観ると、穏やかな物腰で
相手の話に耳を傾ける姿がとてもステキだった。
この本は、理解しやすく心に染みた。
人生の中で五月病状態だったので、「むりき」は
これからの指針になると思う。

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無力MURIKI (新潮新書 514) 単行本 – 2013/4/1
五木 寛之
(著)
- 本の長さ187ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/4/1
- ISBN-104106105144
- ISBN-13978-4106105142
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/4/1)
- 発売日 : 2013/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 187ページ
- ISBN-10 : 4106105144
- ISBN-13 : 978-4106105142
- Amazon 売れ筋ランキング: - 509,791位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,066位新潮新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1932年、福岡県生まれ。66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門・筑豊編』ほかで吉川英治文学賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛について (ISBN-13:978-4591117514)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宗教に限らず開祖は人間として偉大だと思うが、後継者はその名声を組織的に活用し生活の糧にしているように見える。御経でもなぜ普通の人が理解できるよう現代の言葉に替えないのか不思議である。宗教家は特権意識を払拭し、高齢化社会を支えて欲しい。
この書は現在日本の宗教や宗教家に対する警鐘の書である。
この書は現在日本の宗教や宗教家に対する警鐘の書である。
2013年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生は常に無常でなにが起こるかわからない、自力か他力か考え方は両方あっても
現実はブレながら動くのだという認識をもっていることがこの時代には大切である、
自然を敵ともせず服従するものでもなない、どちらかに決着をつけるというのでは
なくその微妙な間のところで現実を生きていく、自力と他力を超えた第3の道が無
力の道だという、筆者の「他力」と合わせて読むと理解が深まる感じがする。
現実はブレながら動くのだという認識をもっていることがこの時代には大切である、
自然を敵ともせず服従するものでもなない、どちらかに決着をつけるというのでは
なくその微妙な間のところで現実を生きていく、自力と他力を超えた第3の道が無
力の道だという、筆者の「他力」と合わせて読むと理解が深まる感じがする。
2013年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下山の思想 選ぶ力 この本 を読んだ人は、充分だと思います。
しいて言えば 人間の覚悟 他力 は 当然読みましょう。
しいて言えば 人間の覚悟 他力 は 当然読みましょう。
2013年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
80歳になった著者の人生観、経験がわかりやすく書かれています。
2013年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
流石は五木寛之さんです、心理学書ではない心理学とも云えましょう。
高校生にもお勧めです、学校では教えてくれない大切な知識が得られます。
高校生にもお勧めです、学校では教えてくれない大切な知識が得られます。
2013年7月16日に日本でレビュー済み
この本のタイトルですが、「むりょく」ではなく「むりき」と読みます。80歳になった五木寛之さんの本ですが、先行きのはっきり見えなくなった現在においては、必要な考えと思いました。
「むりき」とは、物事に白黒をつけるのではなく、どちらにもつかず不安定さを肯定する事を意味しています。要は物事にはグレーゾーンがある事を理解し状況に応じてどちらの側にもつけれるような物の見方をする事が必要だとの考えです。
考えのブレナイ人は尊敬されがちな世の中ではありますが、ひとつの価値観で物事を正常だ異常だと仕分けする方が間違いであり、人間はむしろブレがあるのが当り前であり、時代の流れと共にブレル事こそ「生きる」事ではないかと述べられています。
日本は少子高齢化や経済成長の行き詰まり等、登山で言えば下山の時期に来ている。下山の時期にはひたすら上を目指した頃には気付かないものも見えてくる。そして登山とは下界まで無事降りて初めて成功と言える分けで、下山の時期にどう生きるかもこれからの日本人には問われているとも書かれています。
GDPが最盛期の1/10になろうとも、株価がかつての半分になろうとも幸せな生き方が出来る事を追求するには五木流の「MURIKI」の考え方は学ぶ価値のある価値感でないかと思えます。
「むりき」とは、物事に白黒をつけるのではなく、どちらにもつかず不安定さを肯定する事を意味しています。要は物事にはグレーゾーンがある事を理解し状況に応じてどちらの側にもつけれるような物の見方をする事が必要だとの考えです。
考えのブレナイ人は尊敬されがちな世の中ではありますが、ひとつの価値観で物事を正常だ異常だと仕分けする方が間違いであり、人間はむしろブレがあるのが当り前であり、時代の流れと共にブレル事こそ「生きる」事ではないかと述べられています。
日本は少子高齢化や経済成長の行き詰まり等、登山で言えば下山の時期に来ている。下山の時期にはひたすら上を目指した頃には気付かないものも見えてくる。そして登山とは下界まで無事降りて初めて成功と言える分けで、下山の時期にどう生きるかもこれからの日本人には問われているとも書かれています。
GDPが最盛期の1/10になろうとも、株価がかつての半分になろうとも幸せな生き方が出来る事を追求するには五木流の「MURIKI」の考え方は学ぶ価値のある価値感でないかと思えます。
2013年11月12日に日本でレビュー済み
筆者は職業柄、不規則で不健康な生活をしていると想像していたが、
とても健康なことに驚きました。
片足立ちで歯磨きをなさるなど、真似してみようと思う。
殊に終盤は個人的な内容が多数記されており、読み応えがありました。
とても健康なことに驚きました。
片足立ちで歯磨きをなさるなど、真似してみようと思う。
殊に終盤は個人的な内容が多数記されており、読み応えがありました。