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琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3)) 単行本 – 2002/1/1

4.2 5つ星のうち4.2 18個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

羅針盤を頼りに旅を続けるライラとウィル。その旅は「死者の国」にまで及ぶ。ライラの担った役割とは? そして地上に楽園を求め、共和国建設を目指すアスリエル卿と「教会の権力」の闘いは? 傑作冒険ファンタジーの完結篇。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2002/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 678ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4105389033
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4105389031
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 18個の評価

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フィリップ・プルマン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハリーぽったが大好きなようなので、ファンタジー的なものを購入しました。
本の状態はとても良いものでした。
2016年6月25日に日本でレビュー済み
ヤリと剣を持った天使の飛行隊が、まっこうから対決しようとクラウデッド・マウンテンから出てきた。天使たちは風を背にしていたので、矢よりもはやく進めたが、魔女たちもおなじくらはやかった。先頭の魔女たちは、高く上昇してから、天使の列めがけて急降下し、燃えるたいまつを左右に打ちふった。天使たちは、次々に火をつけられ、翼が燃えあがり、悲鳴をあげながら空から落ちていった。
片方の刃はどんな物質をも切り裂く鋭さを、もう片方の刃は世界と世界の間を繋ぐ「窓」を切り開く力を持つ神秘の短剣を頼りに、行方不明となってしまったライラを探してていたウィルは偶然にもイオレク・バーニソンと出会い、共通の友を救うべく共に旅することに。
一方、教会側の勢力もライラを探していたが、こちらは見つけたら殺すつもりだ。
全世界の粛清を目論む神(オーソリティ)とその摂政であるメタトロンの軍勢に対抗すべく、アスリエル卿は天地創造以来最大規模の反乱軍を組織するが、劣勢を余儀なくされる。
神の奴隷として生きる道から人類が逃れるためには、ライラが重要な役割を果たす必要があるらしいのだが・・・

長編だが最後まで勢いを失わず、惹きつけられる展開で一気に読んでしまった。
冷酷無比な性情だと思っていたコールター夫人が、ライラを救うために大胆かつ狡猾に立ち回るのを見て、作者がエゼキエル書を引用して言う「この母にしてこの娘あり。」に妙に納得。
夫人はこれまでの悪辣ぶりから一転し鬼子母神的な子煩悩さを見せるのだが、12歳の少年も大天使も見境なくお色気パワーで陥落してしまうのを見て、ライラの将来にちょっと不安を感じた。
最終巻ということで、これまでの主だった登場人物(死者も含めて!)が再び活躍するのが嬉しいが、プルマンは惜しみなく新しいキャクラターも投入する。
中でもアスリエル卿に味方する慎重20センチほどのガスベスピアン族は、スパイという役割ながらも誠実で、この物語の中で失われた多くの命の中でも一際崇高なものに思えた。
また、当初から登場していたダイモンだの「少年期にはコロコロとその姿を変え、大人につれて姿形が固定化されていく」という設定が実は自我を表していたというのは読み終えてみれば謎々のような仕掛けなのだが、人間らしさを形作るものが何かを説く本作品においては一番重要な存在だろう。
もし見えるのならば、私のダイモンはどんな姿だろうか?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ライラとウィルが再会し、二人の冒険は息もつかせぬ大団円へ…ノンストップで楽しめました。その上、根底に宗教批判や生きている意味等、哲学的メッセージが流れているわ、コールター夫人やアスリエル卿のような複雑なキャラクターの脇役はいるわで、ただ面白いだけの本ではなかった。世のお母様方、ハリーポッターより断然深いし、おすすめですよ。
完結編待ちきれなくて、原書が出版されたときに読んでしまったので、原書の流れるような美しい情景描写等が生かされていないのが引っかかりました。ちょっと子供向けを意識しすぎた訳で、ライラとウィルってこんなに乱暴な言葉遣いをしていたっけ?とか。そこが少し残念で・星一つ減点。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「冒険」モノとして読み始めたのですが,第3巻の最終ページを閉じた後,「実は,愛の物語だったんだなあ…」と,しみじみ感じました。ライラと熊の王イオニクの互いに信頼しあった愛,ウィルの母を思う愛,ライラの父と母の屈折した愛,そして,ライラとウィルの純粋な愛…登場人物全てが様々な愛で結びついているがために,悩み,苦しみ,旅を続けなければならなかったように思います。このシリーズを通して流れている宗教についての考えには,是非があろうとは想像できますが,それをはるかに越える作者からのすばらしいメッセージが,強く伝わってきます。ハリポタもいいけど,こんな,少しばかり重ための話も,なかなか良いですよ!!
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年7月14日に日本でレビュー済み
読み終えた余韻が、大変心地よい作品でした。
息をつく間もないスピーディーでスリリングな展開は、
予言という一本の道に沿って出会いや別れが次々に展開していきますが、
甘すぎないハッピーエンドで納得の結末でした。
特に終盤は、生きることへの賛歌のようでした。
是非、たくさんの子どもに読んでほしい作品だと思います。
「ライラのオックスフォード」の和訳版が出ればいいのに・・・
また、できれば続きを書いて欲しいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月14日に日本でレビュー済み
何て壮大な物語。素晴らしいとしか言いようが無い。
三冊とも面白かったけど三冊目は別格です。凄い。涙が止まらなかった。何度でも読める、何度でも新たな発見があると思う。
ラストのライラの言葉には、何度でも泣いてしまう。世界を見る眼が変わったのが判る。
私がこのシリーズを薦めた人の中に、13歳の少年がいる。「琥珀の望遠鏡」を徹夜で読み終えた彼は「しばらくこの本以外のことを考えたくない」と言っていた。
全てのこまが、全ての動きを見せる。プルマンの強烈なメッセージは一生忘れられないと思う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月23日に日本でレビュー済み
・ライラ・・・しばらくコールター夫人に眠らされて、目覚めても元気なし。
       どこがイブなの?
・ウィル・・・引きつける魅力なし。ライラはどこが気に入ったのかな?
・アスリエル卿・・・ライラなんかどうでもいいと言ったと思ったら、ライラを助けろとは?
          なかなか登場しないで登場したら直ぐに死ぬとはね。
・コールター夫人・・・急に優しくなって、娘ライラを溺愛、どの言葉も嘘に聞こえる。
・メアリー・・・どこがヘビの役なの?

・イオレク・バーニソン・・・チョット登場。神秘の短剣を修復する。驚きですね。
・オーソリティ・・・天使は肉体がないから人間より弱いといってもアスリエル卿とコールター夫人との戦いで簡単に死ぬとは弱すぎでしょ。
・天使・・・見えるの?見えないっていいながら、やたら見えてるような場面が多い。

・真理計・・・ライラが愛に目覚めたらなんとなく読めなくなりました。
・神秘の短剣・・・守り手ウィルが愛を思うとき短剣は砕ける。不可解。
・琥珀の望遠鏡・・・メアリーが作った物のこと?望遠鏡が出てきてしばらくして琥珀って言われてもね。

・死後の世界・・・ライラとウィルが死後の世界に行く動機が薄弱。           
・ダイモン・・・ライラの世界に行くと誰でもダイモンが現れるの?
       ウィルの父さんにはダイモンが現れたけどウィルには現れず。
       死後の世界から以後なんとなく魔女のようにダイモンと離れられるようになったライラ。
       なんとなくじゃ疑問です。
・ダスト・・・魔女が異世界の窓を閉じて解決?
・ライラの冒険シリーズ・・・現実を精一杯生きろって作者は言ってるの?

『黄金の羅針盤』『神秘の短剣』『琥珀の望遠鏡』よりも『花火師リーラと火の魔王』が私は好きです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2002年6月4日に日本でレビュー済み
 とにかく最終巻が待ち遠しかった。
 オックスフォードを出発して北極へたどり着き,異次元の扉をいくつも抜け,スペクターと戦い,どこへつれて行かれるのか先が見えないスリリングなストーリーもついに終わりが来た。「楽園追放」と「黙示録」の聖書のモチーフを下敷きにしながら,しかしこれだけキリスト教を批判し,哲学的なテーマを取り上げたファンタジー作品も珍しい。キリスト教の終末思想に見られる直線的な世界観に東洋思想の循環する世界観を融合させた新しい世界観の構築。生きている意味は自らの手で作るという実存主義的な魂の覚醒。作者の深いメッセージに読後,余韻が醒めやらなかった。ラストは本当にせつない。けれどもまさに神なき時代に生きている私たちに,人生を自らの手で切り開き,歩んでゆく勇気をライラとウィルは与えてくれる。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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