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都会と犬ども 単行本 – 2010/12/10
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- 本の長さ413ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2010/12/10
- 寸法14.3 x 2.8 x 19.7 cm
- ISBN-104105145088
- ISBN-13978-4105145088
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2010/12/10)
- 発売日 : 2010/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 413ページ
- ISBN-10 : 4105145088
- ISBN-13 : 978-4105145088
- 寸法 : 14.3 x 2.8 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 484,677位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 171位スペイン文学
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に前半、十代半ば男子の生々しい生態がこれでもかと繰り返し描写される。これが何ともリアルで、21世紀の今日読んでもえげつなさを覚えるのだから、作品が世に出た60年前はさぞかし衝撃が走ったことだろう。後に"緑の家"で開花するリョサならでは構成の妙味はこのデビュー作ですでに堪能できるが、換言すると、気をつけていないと作者に煙に巻かれて何がどうしたかよく分からないまま読了となってしまうこと必定かと。(実際、レビューの一つが煙に巻かれて勘違いしてる)
2020年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
士官学校に入学した生徒たちの、混沌とした魂が渦巻く有様をダイナミズムに描いた見事な群像劇。文章の構造そのものが革新的な技法だ。入学前の(誰か)が独白する回想と、入学後の現在を交錯させることで、彼らの心情を率直に際立たせ、対比し、立体化する。まるで画面が切替わるように時制が移動し、文体が変化する。彼らは士官学校でまるで獣のような寮生活をすごす。その実態は秩序も規律も皆無だった。自分の利益や保身と欲望のためだけのクラスメート。でも、その組織は、実は社会の縮図そのものだろう。「アルベルト」・「リカルド」・「ボア」・「ジャガー」・そして、「ガンボア中尉」・「カーバ」・さらに犬の「ヤセッポチ」も含まれるだろう。そこに居た彼らの生き生きとした挿話の数々に魅了された。優れた小説には様々な角度から訴求する威力がある。読みだすと、あっという間に巻きこまれてしまった。そして、いつのまにか没入して読んでしまう。こんなに、もの凄い力がある物語だとは夢にも思わなかった。読書の醍醐味を心から味わえた。
2012年5月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルベルトとジャガー、どちらが主人公?
巻末のところで、兄の友のイゲーラスとジャガーがなぜ昔の恋人テレサのことを話しているのか。
ここは、アルベルトだったはず。
誤訳だ、指摘しなくては、と読了して、解説を読んでびっくり。
こころがふるえました。
いいね。
おそるべし。マリオ・バルガズ=リョサ。すばらしすぎ。
巻末のところで、兄の友のイゲーラスとジャガーがなぜ昔の恋人テレサのことを話しているのか。
ここは、アルベルトだったはず。
誤訳だ、指摘しなくては、と読了して、解説を読んでびっくり。
こころがふるえました。
いいね。
おそるべし。マリオ・バルガズ=リョサ。すばらしすぎ。
2017年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この大作を手がけられた杉山さんの努力に感謝しますが、訳文に問題あります。初版の日本語訳で原文(Seix Barral版 スペイン語)の218と219が完全に欠落した訳文となっています。訳している時にページがくっついてしまったのでしょう。この改訂版では、それに気がついて、2頁分の訳文が挿入されていると思ったら、やっぱり欠落したままでしたので、言わせてもらいます。該当部分は自分で訳しました。
2010年12月30日に日本でレビュー済み
舞台は,ペルーの首都リマに実在するレオンシオ・プラド士官学校がモデルとなっている。
バルガス=リョサの父親は,息子の根性をたたき直してもらうために,名門校に通っていたリョサをこの士官学校に転校させた。
このリョサ自身をモデルにしたような登場人物アルベルトは,士官学校で生き残るために,他の生徒たちのラブレターを代書したり,
猥褻な小説を書くことで小銭を稼ぎ,仲間からは「詩人」と呼ばれている。士官学校の外では,上流社会の友達とつきあい,
和やかな雰囲気を醸し出すが,士官学校内では,あえて攻撃的かつ卑猥な口調を使う要領の良さで,士官学校内で生き延びる方法を選択する。
ジャガーと呼ばれる少年は,上級生からのいじめに対して唯一堂々と刃向かい,腕力で他者からの攻撃を押さえ込むことで,
上級生からの洗礼に怯え,ただブルブル震えていただけの生徒たちにとって救世主的な存在となる。
一方,リカルド・アラナは,繊細で心優しい性格を隠さず,この弱肉強食の士官学校では,「奴隷」と呼ばれ,
もってこいの暴力の餌食となってしまう。
作品は,この三者を中心に,ジャガーのつくった組織の一員ボアの一人称のパートや三人称のパートが断片に細分されて構成されている。
しかし,この作品の3年後に執筆された「緑の家」に比べると読みやすく,テンポ良い緊迫感ある雰囲気が持続している。
残酷で偽善的な士官学校においても唯一信頼できる将校ガンボアや,エピローグにおける救済と希望がかいま見れる場面がとてもすばらしい。
そして何よりも,ノーベル文学賞受賞をきっかけにリョサの作品が読みやすい形で出版されるようになったことに感謝したい。
バルガス=リョサの父親は,息子の根性をたたき直してもらうために,名門校に通っていたリョサをこの士官学校に転校させた。
このリョサ自身をモデルにしたような登場人物アルベルトは,士官学校で生き残るために,他の生徒たちのラブレターを代書したり,
猥褻な小説を書くことで小銭を稼ぎ,仲間からは「詩人」と呼ばれている。士官学校の外では,上流社会の友達とつきあい,
和やかな雰囲気を醸し出すが,士官学校内では,あえて攻撃的かつ卑猥な口調を使う要領の良さで,士官学校内で生き延びる方法を選択する。
ジャガーと呼ばれる少年は,上級生からのいじめに対して唯一堂々と刃向かい,腕力で他者からの攻撃を押さえ込むことで,
上級生からの洗礼に怯え,ただブルブル震えていただけの生徒たちにとって救世主的な存在となる。
一方,リカルド・アラナは,繊細で心優しい性格を隠さず,この弱肉強食の士官学校では,「奴隷」と呼ばれ,
もってこいの暴力の餌食となってしまう。
作品は,この三者を中心に,ジャガーのつくった組織の一員ボアの一人称のパートや三人称のパートが断片に細分されて構成されている。
しかし,この作品の3年後に執筆された「緑の家」に比べると読みやすく,テンポ良い緊迫感ある雰囲気が持続している。
残酷で偽善的な士官学校においても唯一信頼できる将校ガンボアや,エピローグにおける救済と希望がかいま見れる場面がとてもすばらしい。
そして何よりも,ノーベル文学賞受賞をきっかけにリョサの作品が読みやすい形で出版されるようになったことに感謝したい。
2013年12月21日に日本でレビュー済み
言わずもがなの感もありますが、「小犬たち」の例を持ち出すまでもなく、リョサの描く少年たちには、国も時代も置かれた環境も自分とはかなりの隔たりがあるにも関わらず、なぜか不思議な感慨をそそられます。リョサの出世作と目される本作も、レオンシオ・プラド士官学校を舞台とし、士官学校どころか、こういった寮生活とも無縁であった自分でさえ、似ても似つかなかった高校時代の男子クラスのことなどを思い出しては、本書に描かれているようなことがあったような、なかったような、読みながらそんな気持ちになりました。ひとつは、作者自身を思わせるアルベルトをはじめ、登場人物のほとんどが、士官学校の内と外、入学前と入学後といった複数の視点をもっていること等、リョサに特徴的な、物語そのもの以上に、描き方、語り方および構成に重点を置いていることと深く関わっていると思われます。このあたりのことについて、あまり言葉を尽くしてしまうと、これから本書を手にする方の楽しみを削ぎかねないので、あとは実際に読まれてからのお楽しみということにしますが、あとに続く「緑の家」を予感させつつ、そこまで「セルバ」でない本書は、それでいてエピローグなど、「文字でここまでできるのか。」といった、ある意味呆然とさせられることも多い、目から鱗の作品であります。
2007年3月11日に日本でレビュー済み
閉塞感はどこでも一緒。
ペルーだろうが、日本だろうが。
少年は一生ガキで、それゆえに成長したりする。
それを肌で感じられる小説です。
技巧的にはまだ懲りすぎていない時期であり、断片がつながってゆくのはやはり愉悦です。
ペルーだろうが、日本だろうが。
少年は一生ガキで、それゆえに成長したりする。
それを肌で感じられる小説です。
技巧的にはまだ懲りすぎていない時期であり、断片がつながってゆくのはやはり愉悦です。