「天知る、地知る、己知る。」
人生に纏わる真理の一端を垣間見たような気がします。
活字体験ではありましたが、大変勉強になりました。
近年稀に見る高尚な作品です。
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救済のゲーム 単行本 – 2015/6/22
河合 莞爾
(著)
世にも美しい場所で、世にも陰惨な殺人は起きた! 奇想と感動のミステリー。全米オープンの18番ホールで、ピンフラッグに串刺しとなった死体が発見された。その姿は、インディアン虐殺にまつわる不吉な伝承「神の木の祟り」そっくりだった。痕跡を残さず消えた犯人、連続する串刺し事件……。天才プロゴルファーが、ついに辿りついた切なすぎる真相とは。ゴルファーたちの名誉と誇りが輝きを放つ傑作。
- 本の長さ359ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/6/22
- ISBN-104103393513
- ISBN-13978-4103393511
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2015/6/22)
- 発売日 : 2015/6/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 359ページ
- ISBN-10 : 4103393513
- ISBN-13 : 978-4103393511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 795,351位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年12月31日に日本でレビュー済み
クリスティ「ゴルフ場殺人事件」とは何のつながりもない(そもそも、この作品は死体遺棄現場にゴルフ場が
関係しているのみである)ゴルフに直結したスポーツ・ミステリー。
ゴルフ界のスーパースター、ニック・ロビンソンは、優勝をかけた「全米プロ」最終日最終ホールにて
奇妙なショットの連続で勝利を飾る。途中、ボールを林に打ちこんでしまい、専属キャディーのトニー・ライアンが
樹齢4500年と言い伝えられ、祟りがあるとされる「神の木」にまでよじ登って探すハプニングも生まれた。
ロビンソンは試合直後、引退を表明する。
一年後、「全米オープン」が同じゴルフ場で開催される。
ニューフェイスとして、若き天才ゴルファー、ジャック・アキラ・グリーンフィールドと
彼のキャディー、ティム・ブルースが登場する。ロビンソンとライアンもゲストととして呼ばれている。
パーティーの後、深更、18番ホールで、ライアンがピンフラッグで串刺しに、雷雨にうたれて死んでいた。
その前日にもホテルの近くで流木で串刺しにされた死体が確認されており、身元は「全米プロ」のギャラリーで
ロビンソンが林に打ちこんだボールを見つけた男だった。
ヒューズ警部は、むりやりジャックに探偵役をおしつけ、捜査に協力させる。警部のフーダニット推理がじつは誤導で、
たしかに、全米プロにおけるロビンソンのおかしなショットや行動から二名しか浮上しない。
一方がホシということは作法上、ほとんどあり得ない。犯人当てとしては物足りないだろう。
しかし、わかっていても、犯行・行動の詳らかな道程と犯人のデリケートな心理に興味の対象が向いた。
ジャック&ティムのコンビには笑わせてもらったし、一見、冷酷無比なヒューズ警部も本当はいい人かもしれない。
純スポーツ小説としての色調もおび、爽快な読後感を与えてくれる。
(ゴルフやらないんですが、たしなむ人が読めばもっとたのしめると思います)。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
関係しているのみである)ゴルフに直結したスポーツ・ミステリー。
ゴルフ界のスーパースター、ニック・ロビンソンは、優勝をかけた「全米プロ」最終日最終ホールにて
奇妙なショットの連続で勝利を飾る。途中、ボールを林に打ちこんでしまい、専属キャディーのトニー・ライアンが
樹齢4500年と言い伝えられ、祟りがあるとされる「神の木」にまでよじ登って探すハプニングも生まれた。
ロビンソンは試合直後、引退を表明する。
一年後、「全米オープン」が同じゴルフ場で開催される。
ニューフェイスとして、若き天才ゴルファー、ジャック・アキラ・グリーンフィールドと
彼のキャディー、ティム・ブルースが登場する。ロビンソンとライアンもゲストととして呼ばれている。
パーティーの後、深更、18番ホールで、ライアンがピンフラッグで串刺しに、雷雨にうたれて死んでいた。
その前日にもホテルの近くで流木で串刺しにされた死体が確認されており、身元は「全米プロ」のギャラリーで
ロビンソンが林に打ちこんだボールを見つけた男だった。
ヒューズ警部は、むりやりジャックに探偵役をおしつけ、捜査に協力させる。警部のフーダニット推理がじつは誤導で、
たしかに、全米プロにおけるロビンソンのおかしなショットや行動から二名しか浮上しない。
一方がホシということは作法上、ほとんどあり得ない。犯人当てとしては物足りないだろう。
しかし、わかっていても、犯行・行動の詳らかな道程と犯人のデリケートな心理に興味の対象が向いた。
ジャック&ティムのコンビには笑わせてもらったし、一見、冷酷無比なヒューズ警部も本当はいい人かもしれない。
純スポーツ小説としての色調もおび、爽快な読後感を与えてくれる。
(ゴルフやらないんですが、たしなむ人が読めばもっとたのしめると思います)。
※ 写真・自己紹介は無視して下さい
2015年8月23日に日本でレビュー済み
ゴルフミステリ?って初めて読みましたが、面白かった!! 本格ミステリ的には無理めな点もあるけれど、そんなことは些末に思えるほどストーリー展開が素晴らしい! 冒頭の二つのプロローグから、もう心を鷲掴みにされました。
2015年12月5日に日本でレビュー済み
ゴルフはやらないし、やりたいと思ったこともないし、テレビでやっているのを見ても何が楽しいのかわからないという人間ですが、この本を読んで初めて興味が沸きました。冒頭の二つのエピソードは内容表現共に秀逸です。
それに反してメインの事件が始まってからは展開がダラダラして緊張感がなくなったのが残念でした。アメリカンジョークにも閉口しました。
でも最終的にはかなり楽しめました。
それに反してメインの事件が始まってからは展開がダラダラして緊張感がなくなったのが残念でした。アメリカンジョークにも閉口しました。
でも最終的にはかなり楽しめました。