中古品:
¥194 税込
配送料 ¥256 5月31日-6月1日にお届け(19 時間 50 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 良い
コメント: 【商品説明】この商品はコンディション3(良い)の商品です。状態は良好ですが、万が一不備があった場合は、迅速にご返金させて頂きます。※全品クリーニングの後、防水梱包にて、ご発送させて頂きます。Amazon専用商品。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

文車日記: 私の古典散歩 単行本 – 1974/1/1

4.4 5つ星のうち4.4 57個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1974/1/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1974/1/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 279ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4103134046
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4103134046
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 57個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
田辺 聖子
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1928年3月27日大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。56年「虹」で大阪市民文芸賞。64年「感傷旅行」で第50回芥川賞、『花衣ぬぐやまつわる…』で女流文学賞、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞する。2008年文化勲章受章(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 愛してよろしいですか? (ISBN-13: 978-4087465785 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
57グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2012年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
・この本は
'@時代も万葉集から若山牧水までの長い歴史
'Aジャンルも和歌、俳諧、物語、日記、随筆、歴史文学、仏教説話、歌謡、漢詩、川柳等多彩
をシャッフルした、短いエッセイからできている。

・本を読んで、強く感じるのは筆者の女性ならではの感性、人間観察の鋭さである。

具体的には

 女性にたいしては
 '@和泉式部の”捨てはんと思ふさへこそ悲しけれ、君に馴れにしわが身と思へば”の歌の中に「愛を
待つ女ではなくみずから積極的に愛し、いとしみ妄執に近い経験をした人」との観察
 'A磐之媛(仁徳天皇の正妻)が仁徳天皇が八田皇女を宮殿につれてきたことに反発し、仁徳天皇のた
び重なる天皇の要請を拒否し、別居を貫き通した、プライドと独占欲を推察

男性にたいしては
 '@兼好法師を「ほんとうの女、ほんとうの恋を知らなかっただろう」との観察
 'A小林一茶の”やせがえる、負けるな一茶これにあり”といったという優しい句のある反面、父の死
 後十二年間も遺産相続で争った、気難しく卑屈で屈折した人柄を、”春立つや四十三年人の飯”とい
 う句で覗う観察

・又古典の名文(*方丈記の書き出し)を暗記させないのはいかがかと提示している。若者はすぐ覚え
 てしまうが、その内二十代、三十代、四十代になるにつれて年ごとに、文章の意味を深く汲みとり、
 新しい意味をもって生き帰りその生涯の骨肉になるとしているが、まさに同感

*「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にはあらず。淀みにうかぶうたかたは、かつ
  消えかつ結びて、久しくとどまりたる例しなし。世の中にある人と栖と、また、かくのごとし」

あとがきで”古典への片思い”と述べておりますが、古典に対する興味・関心を呼び起こす、一冊である。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある方に勧められました。
日本語を愛する方。
難しくはありません。
人間の本質。物語のエッセンス。
ご一読をお勧めします。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に手にしたのはまだ結婚前の20代の頃でした。
その後結婚し、子供たちが生まれ、成人し、読むたびに一番共感できるところが
変わっていきました。今回の購入は「皇太后のおん靴」の章にある御歌の
ように「眼鏡をたのむ身」となったので読みやすいkindleでの購入です。
これからもずっと手元におきたい本です。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
田辺聖子さんの文章は読み易いし格調が高い。ファンになりました
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ご連絡が今頃になり申し訳ございません。友人から頼まれ探しました。大変喜ばれ、有難うございました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古典に苦手意識のある高校生の娘にプレゼントしました。いきなり成績アップとはならないでしょうが、ストーリーや作品背景・古典常識の理解の一助になれば、と親バカながら願っています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
やさしさのある文章で、わかりやすい。 たまに、すきなページを読んでたのしんでいます。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年4月27日に日本でレビュー済み
田辺聖子氏の高い才能を感じる一冊である。古典の中の、本当に、ここぞという場面を引きあいに出し感想を述べているのだが、その視点が素晴らしく、思わず納得したり、女性ならではの視点に思わず唸ったり、とにかく、楽しい一冊だ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート