Fordがなぜ成功し、なぜ没落したか克明に描かれている。
後のGMと日産の没落については述べられていないが、ここに書かれていることでほとんど説明できる。
第一次世界大戦後から1980年代に至る日米の産業史料としても価値がある。
特に、戦後日本の労働運動については客観的で的確である。
日本では、全共闘世代が死滅するまで書けない切り込み方だと思います。
長編ですが、一気に読んでしまいました。

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覇者の驕り 上巻 (新潮文庫 ハ 19-1) 文庫 – 1990/9/1
ディビット ハルバースタム
(著),
高橋 伯夫
(翻訳)
- 本の長さ653ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日1990/9/1
- ISBN-104102327010
- ISBN-13978-4102327012
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イメージ付きのレビュー

5 星
自動車ノンフィクションの傑作!
アメリカの伝説的なジャーナリスト、ハルバースタムによる傑作ノンフィクション。自動車に生涯をささげた男達の姿を軸にして、フォードと日産の興亡を鮮やかに描いている。大量生産方式の確立、仮借なき労使紛争、社内派閥闘争、日本車の台頭、石油ショック……。ハルバースタムの非凡な文才については言うまでもないが、自動車を愛した男達の気概は誇張抜きで脱帽ものである。ノンフィクション、自動車史、工業史に興味のある人、ハルバースタム作品を読み始めたい人には文句無しでオススメの一冊。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自動車産業の歴史、貴重な音声と映像を、もう一度見たいです。
「NHK特集 自動車」の1話から5話の番組収録DVDの発売を是非とも、お願いします。
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2019年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アメリカ人の視点で日産という日本企業を見たもので、日本人ではあまり考えない階級というものの見方。
まあ、階級という考えで日本を見渡せばある程度納得できるものがある。
警察や検察、それに裁判官達がなぜあれほどまでに一般庶民の人権を無視をするのか。なぜ、世界でも他に例のない99.9%以上というとんでもない有罪率を当然のことのように政治家や司法関係者達が認めるのか。
彼らにとって下層階級の者は人間以下なのだ。逆に、下層階級でないものが冤罪で告訴されると、冤罪であることが明確となり、検察が批判の対象となるのだが、下層階級のものではアリバイがあろうとも起訴されたが最後で必ず有罪になってしまう。
こうしたことに対する疑問や疑念が遙かな昔からあったのだが、この本にあるように階級と言う観点でものごとを見るともの凄く納得できるものがあった。
日本には階級などと言うものは存在しないと思っていたのだが、それは私の思い違いなのであって、権力者側にとっては厳然として階級社会というものが存在しているのだ、と言うことをこの本によって教えられた。
まあ、階級という考えで日本を見渡せばある程度納得できるものがある。
警察や検察、それに裁判官達がなぜあれほどまでに一般庶民の人権を無視をするのか。なぜ、世界でも他に例のない99.9%以上というとんでもない有罪率を当然のことのように政治家や司法関係者達が認めるのか。
彼らにとって下層階級の者は人間以下なのだ。逆に、下層階級でないものが冤罪で告訴されると、冤罪であることが明確となり、検察が批判の対象となるのだが、下層階級のものではアリバイがあろうとも起訴されたが最後で必ず有罪になってしまう。
こうしたことに対する疑問や疑念が遙かな昔からあったのだが、この本にあるように階級と言う観点でものごとを見るともの凄く納得できるものがあった。
日本には階級などと言うものは存在しないと思っていたのだが、それは私の思い違いなのであって、権力者側にとっては厳然として階級社会というものが存在しているのだ、と言うことをこの本によって教えられた。
2013年1月8日に日本でレビュー済み
例によって、関係者に対する数多くのインタビューから産まれたドキュメンタリーです。題名は「最後の審判の日」(日本語版の題名は「覇者の驕り」になっています)。小さな挿話の積み重ねによりあたかも読者がその場に居合わせているような独特の臨場感を作り出し、しかも大きな川がうねりながら流れてゆくようなダイナミックなストリーテリングは正に圧倒的です。日米の自動車業界の盛衰を日産とフォードを中心として捉えていますが、フォードはもとより日産についてもよくここまで細かく調査して書いているものだと感嘆します。
話は米国ではT型フォードの創製、日本では戦後の闇市から始まっていますが、ハイライトとなるのは、中東での原油事情の大きな変化(アラブナショナリズムの台頭とOPEC創設後の原油高騰)後の米国自動車産業の対応とそれと対照的な日本の自動車産業の対応です。顧客のための性能・品質向上の努力をせず、社内事情(社内権力闘争)や米国国内の販売事情だけにしか目を向けようとせず、車に関心のない保守的な財務部門が巾をきかすフォード(全米自動車業界の例として)の経営陣の驕りの姿勢が、結果として低燃費を含む高性能の日本の小型車により市場を奪われてゆくことになります。一方、米国のハイウエイで走るのが恐ろしいような日産の貧弱な車が絶えざる品質改善によりついには米国市場での大きなシェアを獲得してゆく過程は感動的と言えます。
フォードが財務部門主導の経営であったのに対して日産の方は生産部門の意見を取り入れた経営であったこと、米国で見向きもされなかったW. Edwards Demingの品質管理理論を早くから取り入れて現場で活用したことなどが日産の成功要因として挙げることが出来るでしょう。しかし、激しい社内権力闘争はもとより、フォードと同様の保守的姿勢は日産の経営陣の方にもあったわけで、1960年に米国駐在となった販売担当責任者の片山豊は米国の交通事情に合わせて日産車を改良するように何度も提言しますがなかなか受け入れられず苦労しました。そして、日産の米国における成功の功労者である彼の功績はついに社によって認められないままになりました。このように、他者(社員)の意見を聞き入れようとしない経営陣の保守的姿勢というのはどこにでもあるわけで、それを切り開くのは矢張り製品と業務に誇りと情熱を持った末端の人々の存在が大きいということは、いずれの時代、いずれの業種にもあてはまるものだと思います。
それにしても、若い石油専門家Charly Maxwellが早くも1970年には将来の原油危機とその結果を正確に予測し、そのことをデトロイトの三大自動車産業(GM、フォード、クライスラー)に話しに行ったのに、結局まともに扱ってもらえなかったという本書の最初の部分の挿話は、まさに「驕り」を象徴するものです。
本書を読んでいて、フォード及び日産のいずれの会社においても社内(労組も含め)権力闘争の厳しさには圧倒されると共に、こういう社内政争の場には居あわせたくないということを感じるのは私だけでしょうか。ところで、最終章において元通産省官僚の天谷直弘が日本の政治姿勢について懸念していること(排他的な精神構造が日本を世界から孤立させてゆく)は現在においても全く変わっていないと思います。
「歴史は繰り返す」で、現在のテレビを初めとする日本の家電製品が韓国、台湾、中国などの国々の製品によって取って代わられようとしているのは、社内事情を重視し、現地でのこまかな需要状況を掴まずに国内での販売経験だけに頼っていた日本の業界の驕りに原因するものではないでしょうか。「今は好調だ、総てがうまく行っている」と思う瞬間が実は最大の危機だということを肝に銘じる必要があります。社内権力闘争に頁を割きすぎている感じもしますが、マネジメントに関わる人にはぜひ読んで欲しい一冊です。
話は米国ではT型フォードの創製、日本では戦後の闇市から始まっていますが、ハイライトとなるのは、中東での原油事情の大きな変化(アラブナショナリズムの台頭とOPEC創設後の原油高騰)後の米国自動車産業の対応とそれと対照的な日本の自動車産業の対応です。顧客のための性能・品質向上の努力をせず、社内事情(社内権力闘争)や米国国内の販売事情だけにしか目を向けようとせず、車に関心のない保守的な財務部門が巾をきかすフォード(全米自動車業界の例として)の経営陣の驕りの姿勢が、結果として低燃費を含む高性能の日本の小型車により市場を奪われてゆくことになります。一方、米国のハイウエイで走るのが恐ろしいような日産の貧弱な車が絶えざる品質改善によりついには米国市場での大きなシェアを獲得してゆく過程は感動的と言えます。
フォードが財務部門主導の経営であったのに対して日産の方は生産部門の意見を取り入れた経営であったこと、米国で見向きもされなかったW. Edwards Demingの品質管理理論を早くから取り入れて現場で活用したことなどが日産の成功要因として挙げることが出来るでしょう。しかし、激しい社内権力闘争はもとより、フォードと同様の保守的姿勢は日産の経営陣の方にもあったわけで、1960年に米国駐在となった販売担当責任者の片山豊は米国の交通事情に合わせて日産車を改良するように何度も提言しますがなかなか受け入れられず苦労しました。そして、日産の米国における成功の功労者である彼の功績はついに社によって認められないままになりました。このように、他者(社員)の意見を聞き入れようとしない経営陣の保守的姿勢というのはどこにでもあるわけで、それを切り開くのは矢張り製品と業務に誇りと情熱を持った末端の人々の存在が大きいということは、いずれの時代、いずれの業種にもあてはまるものだと思います。
それにしても、若い石油専門家Charly Maxwellが早くも1970年には将来の原油危機とその結果を正確に予測し、そのことをデトロイトの三大自動車産業(GM、フォード、クライスラー)に話しに行ったのに、結局まともに扱ってもらえなかったという本書の最初の部分の挿話は、まさに「驕り」を象徴するものです。
本書を読んでいて、フォード及び日産のいずれの会社においても社内(労組も含め)権力闘争の厳しさには圧倒されると共に、こういう社内政争の場には居あわせたくないということを感じるのは私だけでしょうか。ところで、最終章において元通産省官僚の天谷直弘が日本の政治姿勢について懸念していること(排他的な精神構造が日本を世界から孤立させてゆく)は現在においても全く変わっていないと思います。
「歴史は繰り返す」で、現在のテレビを初めとする日本の家電製品が韓国、台湾、中国などの国々の製品によって取って代わられようとしているのは、社内事情を重視し、現地でのこまかな需要状況を掴まずに国内での販売経験だけに頼っていた日本の業界の驕りに原因するものではないでしょうか。「今は好調だ、総てがうまく行っている」と思う瞬間が実は最大の危機だということを肝に銘じる必要があります。社内権力闘争に頁を割きすぎている感じもしますが、マネジメントに関わる人にはぜひ読んで欲しい一冊です。
2006年11月17日に日本でレビュー済み
素晴らしいとしか言いようがないハルバースタムの傑作。
原書で呼んだのですが、あまりにも没頭して英語で書いてあることすら忘れるほど。
700ページにわたる大作ですが、あっという間に読んでしまいました。
フォードと日産を舞台に自動車にかける男たちの人間ドラマには涙すら浮かぶほど。
石原俊と塩路一郎、ヘンリー フォード二世とアイアコッカの権力闘争は凄まじい。
ロバート マクナマラは著者の出世作「ベスト アンド ブライテスト」でも厳しく批判されているが、ハルバースタムは何か恨みでもあったのかな?
自動車業界にいる人、または興味がある人は必読でしょう。
原書で呼んだのですが、あまりにも没頭して英語で書いてあることすら忘れるほど。
700ページにわたる大作ですが、あっという間に読んでしまいました。
フォードと日産を舞台に自動車にかける男たちの人間ドラマには涙すら浮かぶほど。
石原俊と塩路一郎、ヘンリー フォード二世とアイアコッカの権力闘争は凄まじい。
ロバート マクナマラは著者の出世作「ベスト アンド ブライテスト」でも厳しく批判されているが、ハルバースタムは何か恨みでもあったのかな?
自動車業界にいる人、または興味がある人は必読でしょう。
2004年8月30日に日本でレビュー済み
読んでいて、何度も目頭が熱くなりました。
事実は小説より奇なりです。
思惑が絡み合い、衝突しながら、男たちの、彼らの求めるものは・・・
フォードと日産の興亡史。
小説は日本車の台頭とアメリカ車の衰退で幕を閉じますが、フォード、日産共に『破壊・再生・調和』を繰り返し、今現在に至っています。
この小説を読んで、今の自動車産業を見てみると
まさに『驕れるもの久しからず!』
平家物語の有名な言葉が頭を過ぎります。
事実は小説より奇なりです。
思惑が絡み合い、衝突しながら、男たちの、彼らの求めるものは・・・
フォードと日産の興亡史。
小説は日本車の台頭とアメリカ車の衰退で幕を閉じますが、フォード、日産共に『破壊・再生・調和』を繰り返し、今現在に至っています。
この小説を読んで、今の自動車産業を見てみると
まさに『驕れるもの久しからず!』
平家物語の有名な言葉が頭を過ぎります。
2004年7月1日に日本でレビュー済み
アメリカの伝説的なジャーナリスト、ハルバースタムによる傑作ノンフィクション。自動車に生涯をささげた男達の姿を軸にして、フォードと日産の興亡を鮮やかに描いている。
大量生産方式の確立、仮借なき労使紛争、社内派閥闘争、日本車の台頭、石油ショック……。ハルバースタムの非凡な文才については言うまでもないが、自動車を愛した男達の気概は誇張抜きで脱帽ものである。
ノンフィクション、自動車史、工業史に興味のある人、ハルバースタム作品を読み始めたい人には文句無しでオススメの一冊。
大量生産方式の確立、仮借なき労使紛争、社内派閥闘争、日本車の台頭、石油ショック……。ハルバースタムの非凡な文才については言うまでもないが、自動車を愛した男達の気概は誇張抜きで脱帽ものである。
ノンフィクション、自動車史、工業史に興味のある人、ハルバースタム作品を読み始めたい人には文句無しでオススメの一冊。

アメリカの伝説的なジャーナリスト、ハルバースタムによる傑作ノンフィクション。自動車に生涯をささげた男達の姿を軸にして、フォードと日産の興亡を鮮やかに描いている。
大量生産方式の確立、仮借なき労使紛争、社内派閥闘争、日本車の台頭、石油ショック……。ハルバースタムの非凡な文才については言うまでもないが、自動車を愛した男達の気概は誇張抜きで脱帽ものである。
ノンフィクション、自動車史、工業史に興味のある人、ハルバースタム作品を読み始めたい人には文句無しでオススメの一冊。
大量生産方式の確立、仮借なき労使紛争、社内派閥闘争、日本車の台頭、石油ショック……。ハルバースタムの非凡な文才については言うまでもないが、自動車を愛した男達の気概は誇張抜きで脱帽ものである。
ノンフィクション、自動車史、工業史に興味のある人、ハルバースタム作品を読み始めたい人には文句無しでオススメの一冊。
このレビューの画像

2013年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
インタビューで得たエピソードをつなぎ合わせた「ちぐはぐ感」は否めないですが、それでもやっぱり面白かったです。
読んでいて、何かこう同じ通奏低音の作品があるような気がしていたのですが、" The World Is Flat: A Brief History of the Twenty-first Century "ですかね。
「 イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) 」に通じるテーマだとも思いました。
思いっきり乱暴に言っちゃうと「現状にあぐらをかいてボサっとしてると、あっというまに新興勢力に抜かれちゃうよ」っていうところでしょうか。
Kindleで英語版を購入して読んだのですが、本書くらいの大作になるとやはり一晩で一気に読み切るというわけにはいきません。
そうすると前に読んだ箇所と行ったり来たりしたくなりますが、そういう場合はやはり電子書籍という形態が不便に思われました。
ケースとして多かったのは「あれ?この人、前も出てきたけど誰だったっけ?」というものなので、推理小説の文庫本にあるような登場人物一覧があるといいですね。
ま、それでも単語の長押しで即座に辞書引きできる便利さは何にも代え難いです。
挿入句的な表現が多く日本人にとって読みやすい文体とは言えないと思いますが、ストーリーの魅力で最後まで十分に楽しませてくれました。
読んでいて、何かこう同じ通奏低音の作品があるような気がしていたのですが、" The World Is Flat: A Brief History of the Twenty-first Century "ですかね。
「 イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press) 」に通じるテーマだとも思いました。
思いっきり乱暴に言っちゃうと「現状にあぐらをかいてボサっとしてると、あっというまに新興勢力に抜かれちゃうよ」っていうところでしょうか。
Kindleで英語版を購入して読んだのですが、本書くらいの大作になるとやはり一晩で一気に読み切るというわけにはいきません。
そうすると前に読んだ箇所と行ったり来たりしたくなりますが、そういう場合はやはり電子書籍という形態が不便に思われました。
ケースとして多かったのは「あれ?この人、前も出てきたけど誰だったっけ?」というものなので、推理小説の文庫本にあるような登場人物一覧があるといいですね。
ま、それでも単語の長押しで即座に辞書引きできる便利さは何にも代え難いです。
挿入句的な表現が多く日本人にとって読みやすい文体とは言えないと思いますが、ストーリーの魅力で最後まで十分に楽しませてくれました。
他の国からのトップレビュー

Leandro Santana de Oliveira
5つ星のうち5.0
Uma viagem no tempo pela indústria automobilística
2024年1月11日にブラジルでレビュー済みAmazonで購入
David Halberstam foi um jornalista multifacetado. No início de sua carreira, ficou famoso pela cobertura da Guerra do Vietnã, depois migrou para a cobertura do mundo corporativo e cultura americana, finalmente aderindo ao jornalismo esportivo. Já havia lido um livro seu sobre a Guerra da Coreia e pretendo ler outros, pois gostei muito das suas obras.
The Reckoning é uma viagem no tempo pela indústria automobilística. Inicia com Henry Ford, nos primórdios do século XX, passa pela consolidação das gigantes americanas (GM, Ford e Chrysler), descrevendo o renascimento da indústria japonesa no pós-guerra, os choques do petróleo e, por fim, o domínio dos japoneses em terras americanas.
O livro foi escrito na década de 1980, então não contemplou a ascensão da Toyota como maior montadora do mundo, tampouco a derrocada da GM e da Chrysler, que precisaram ser estatizadas durante a crise financeira de 2008 para não irem à falência.
É um livro longo e cheio de referências, mas muito legal para quem estuda história econômica e corporativa. A partir dele tirei muitos insights para minhas aulas.
The Reckoning é uma viagem no tempo pela indústria automobilística. Inicia com Henry Ford, nos primórdios do século XX, passa pela consolidação das gigantes americanas (GM, Ford e Chrysler), descrevendo o renascimento da indústria japonesa no pós-guerra, os choques do petróleo e, por fim, o domínio dos japoneses em terras americanas.
O livro foi escrito na década de 1980, então não contemplou a ascensão da Toyota como maior montadora do mundo, tampouco a derrocada da GM e da Chrysler, que precisaram ser estatizadas durante a crise financeira de 2008 para não irem à falência.
É um livro longo e cheio de referências, mas muito legal para quem estuda história econômica e corporativa. A partir dele tirei muitos insights para minhas aulas.

Brad Koerner
5つ星のうち5.0
Masterclass in corporate politics! I wish I had read this back in my 20's
2023年12月7日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
A masterclass in corporate politics. A masterclass in coping with founders. A masterclass in navigating the minefields of executive egos. Loaded with very fast-paced but insightful history lessons ranging across the major events of the auto industry, from Henry Ford to the discovery of oil in Texas to the WWII post-war reconstruction of Japan. Delves deep into understanding the inner emotions of everyone from assembly line workers in Japan and Detroit up to Henry Ford, Henry Ford II and Lee Iacocca.

Atropos
5つ星のうち5.0
Devastatingly True!
2021年11月1日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
A very insightful account of a large company. Too much of this account was true. I worked in larger companies run by accountants and financiers who despised the engineers, workers and sales personnel who actually designed, made and sold their products.

Pinakin
5つ星のうち5.0
Well researched book, read about Ford and Nissan
2018年12月16日にインドでレビュー済みAmazonで購入
An outstanding book for those who are interested in knowing the history of two fierce competitors in global auto industry: Ford and Nissan. Starting "Maxwell's Warning" captivates...

Martin
5つ星のうち5.0
The fate of the complacent
2012年5月4日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I read this when it first came out.
It is a big read but it is a very big subject.
Full of many personalities.
It is American-centric of course. Europe gets a passing mention
You need a passing interest in cars to understand some of the issues.
But it is a riveting story. Especially if you lived through the 70s.
But the story of complacency and its consequences still apply today.
It is a big read but it is a very big subject.
Full of many personalities.
It is American-centric of course. Europe gets a passing mention
You need a passing interest in cars to understand some of the issues.
But it is a riveting story. Especially if you lived through the 70s.
But the story of complacency and its consequences still apply today.