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老人と海 (新潮文庫) 文庫 – 2003/5/1

4.1 5つ星のうち4.1 383個の評価

さあ、殺せ、どっちがどっちを殺そうとかまうこたない。

来る日も来る日も一人小舟に乗り、出漁する老人――大魚を相手に雄々しく闘う漁夫の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。

キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく……。徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社; 改版 (2003/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 170ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4102100040
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102100042
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.67 x 0.76 x 14.99 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 383個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月22日に日本でレビュー済み
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以前に読んだこの本を再読する気になったのは、感想文の優秀賞を取った大阪の女子高校生の文を見たから。
私は、老人(サンチアゴ)とカジキの死闘に注意を奪われていた。 が、感想文の彼女は「84日に続く不漁に彼を慕って付いていた少年も、両親が彼から引き離す。然し少年は老人をエル・カンペオン(最強)の(サンチアゴ)と信じていた。 死闘の中でも、彼を引き立たせたのは「あの子がいてくれりゃ」と彼を信じる者いるこだった。 と、彼の心に灯火を付けた原点に光当てた感想文だった。 読み返すしかない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月6日に日本でレビュー済み
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話の内容自体はあらすじにもあるように「マグロ、ご期待ください」なのだが、海で1人獲物に向き合う老人と、荒々しい自然を簡潔かつ力強く描いてていて、シンプルなストーリーながらも読みごたえのある作品。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年6月17日に日本でレビュー済み
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面白いものなし。とまでは言いませんが、どれだけ面白いものがあるでしょうか。純文学から冒険小説まで幅広く数多く読んできましたが、いまひとつわかりません。ただ120ページ程度なので「名作」をサクッとこなすにはうってつけの短さではあります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年3月30日に日本でレビュー済み
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このレビューにはある程度ネタバレがありますが、それが気になる方はこのレビューを読むとこを避けてください。ただ、どうしてもレビューを書く上での表現程度ですし、随分と昔の本なので読んだことがなくても結末はわかっている人もいてると思います。これまで読んだことのない方にはとてもとてもおすすめの本です。

名作と呼ばれることには意味がある。と思い過去に読んだことのなかったこの著。
他者のレビューにも、ひたすら老人と魚が戦っている。とありました。端的に言うとそのとおりです。
陸地1割海上9割くらいです。
出てくるものは、
陸 老人 海 大きな魚 サメ 少年

本の言葉だけを読むと老人が大きな魚を釣り上げて陸に戻るだけのお話です。

陸は 戻ることができる場所
老人は あなた
海は あなたを取り巻く社会
大きな魚は あなたのめざす夢
サメは 困難や壁
少年は 未来

置き換えるとただ魚と戦っているだけなのに、諦めない老人の姿が応援するべき対象に、あなたになっていきます。

老人は海の上で独り言をよく言います。それも大きな声で。海の上は誰もいてませんから。
あるときは、海に対して。
あるときは、自分に対して。
あるときは、大きな魚に対して。
あるときは、用意してこなかった用具に対して。
老人はあなたです。置かれている環境に、うまくできない自分に、乗り越えるべき壁に、足りない道具に。
何かを思うことがありませんか。老人が代弁してくれています。そしてあるべき姿に戻ろうとする老人は、見習うべき態度ではないだろうか。と。
老人は、大きな魚を釣りに来たそのことそものもに対しても、後悔する瞬間があります。自分で釣りにいくと決めたことなのに。そのときに思い出すのは少年。
老人は老人なので、何もかもがうまくできるわけではありません。左手もうまく動かなくなります。その時も諦めずにどのようにしなければいけないのか。老人は老人の左手と会話を始めます。そして同時に右手があることに気が付きます。最初から右手はあったはずなのに。

老人は夢を釣り上げます。夢は様々な困難を投げかけてきます。夢を叶えるのは簡単にはいかないのでしょう。それでも諦めることなく、やるべきことをやり続ける。その大切さを老人は体現してくれています。夢を掴むには、諦めてはだめなのだと。

夢が叶っても、老人にはまだ困難が待っています。

老人は大きな魚を釣り上げました。陸に帰って大宴会をしました。で、いいじゃん。と何度も思います。

それでも困難が襲ってきます。サメです。夢が叶っても、それがゴールではないことを老人は身をもって体験してくれています。夢は叶えておしまいではなく、その先にも道は続いているのだと。
サメは容赦ありません。夢がくい散らかされることでしょう。

さきほど、
大宴会をしました。で、いいじゃん。と、何度も思いましたと書きました。
読了した際に思ったこと。
この終わり方で良かったなと。夢は夢となってしまったかもしれない。
しかし、他の漁師が。少年が。釣ったことを知っている。その大きさを知っている。食料にもならない、なんの価値もないように見えた夢。老人はそう思っているかもしれない。
しかし、少年の輝く目を。漁師たちの羨望の言葉を。
お腹はふくれなくても、それは。素晴らしい宝物ではないか。

結果だけを追い求める現代。
息苦しさをどことなく感じる社会。
挑戦したうえで、結果が残せなくても、
なにか大切なものがあるのではないだろうか。

少年の目を想像するとそう思わずにはいられない。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年1月27日に日本でレビュー済み
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昔、一度読んだがいまいちピンと来なかった。しかし50代半ばに差し掛かる今、再読してみたら心に沁みた。最近、過去を振り返ることも多くなったが、男というのは歳をとると過去の栄光の積み重ねが築いた自信と自尊を原動力として生きる生き物なのかもしれない。主人公のサンチャゴはそんなことを見せてくれた。またマリンスポーツを趣味とする自分にとっては沖合の海の表現が素晴らしいと思った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月1日に日本でレビュー済み
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単に海への出航という描写ではなく、生業として漁師としての描写は圧巻でした。しかも年老いて、そのことに立ち向かう一人の老人の感情は最後の最後まで壮絶でした。
年老いることは、年月が過ぎても永遠に変わることがないテーマなのではと感じました。
今読んでいても、感情移入できる作品でした。

ただ、あまりに延々と老人の漁業が続くので、読んでいて疲れ切りました。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年9月11日に日本でレビュー済み
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一日で朗読しました。
2021年3月31日に日本でレビュー済み
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この表紙の書籍が欲しかったのですが、多分古いバージョンのものが届きました。内容は同じなので良いのですが……本棚に統一感を出したかった私としては☆3です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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