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迷宮百年の睡魔 (新潮文庫) 文庫 – 2005/5/28

4.3 5つ星のうち4.3 130個の評価

周囲の森が一夜にして海と化したという伝説をもつ島イル・サン・ジャック。22世紀の旅人ミチルとロイディがこの島で出会った「女王」は、かつて別の地に君臨した美しき人に生き写しだった――。王宮モン・ロゼで発見された首のない僧侶の死体、犯人と疑われたミチル、再び消えた海と出現した砂漠。謎に満ちた島を舞台に、宿命の絆で結ばれた「女王」とミチルの物語の第2章がはじまる。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/5/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 586ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101394334
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101394336
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 130個の評価

著者について

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森 博嗣
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1957年愛知県生まれ。工学博士。

某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。

ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。

ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)

●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)

●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)

●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
130グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画でよくあることだが続編というのは概ね前作と比較される。 1作目が劇的であれば地味だと言われるし、2作目が劇的だと雰囲気が変わったとか世界観を壊している、だとか言われる。
この作品は続編として何も違和感はない。舞台もまるで違うのにだ。 その要因は主人公の相棒のロボット 「ロイディ」の存在だろう。1作目では融通の効かない、頭の硬いいかにもロボットという印象を受けるが2作目は前半で既にジョークを言ったりするし、なんと主人公が腹を空かせてるだろうとパンを一人で買いに行ったりする。 後半では沢山のウォーカロンが出てくるのでその差が明らかになりロイディは少しずつ人間の感受性を得ているように見えてくる。前作と共通した登場人物は主人公達しかいないのにロイディと主人公の会話から 前作からどれくらい時間を経たのか、その時間でどのくらいロイディが学習したのか思いを馳せることが出来てとても楽しい 
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月17日に日本でレビュー済み
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ミチルと人間と見分けがつかないウォーカロンとが、また迷宮に迷い込む。
2017年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SFはあまり読まないがブレードランナーのような本という事で読んでみた。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
「女王の百年密室」に続いて一気に読んでしまった。
この独特の世界観がくせになる。
現代の技術や習慣が、遠い昔の話として度々登場するのが興味深い。
2016年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミチルもロイディも親しみかました感じで、色々びっくりな(予想はしていても)展開、ここからどうなるのか楽しみ!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年6月19日に日本でレビュー済み
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前作 女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫) より今作の方が舞台設定が好みです。
(漫画版は
迷宮百年の睡魔 (幻冬舎コミックス漫画文庫 す 1-2) より 女王の百年密室 (バーズコミックススペシャル) の方が面白いです。)

この作品の世界観が好きです。SFというよりは近未来を舞台にしたファンタジーのようです。
CLOVER(1) (Amie KC (1)) のような近未来幻想的な雰囲気とスズキユカさんの描かれる女王シリーズ漫画版を足して、森博嗣さんの描く透明で純粋なキャラクターを入れたような感じで、つまり魅力があふれています。イル・サン・ジャックの(建物の)描写も緻密で視覚的に想像しやすいです。主人公のキャラクターも、そのパートナーのウォーカロン(人型ロボットのようなものです)、ロイディも魅力的です。何度も読み返しています。ミステリー部分よりその謎が起こった背景の方が面白い・・・ですね。ミステリーという売り出し方ですが、ミステリー(推理もの)ではないのかなと思いました。ミステリーとして読むと落胆するかもしれません。それより世界観や主人公みちるのモノローグと会話を楽しむ物語かなと思いました。無理に分類付けしない方がいい作品かもしれません。
(アニメ化して欲しい作品でもあります。背景が綺麗なアニメになりそうです。)

レビューは書かないつもりでいましたが、3作目(にして完結編)が書かれない可能性もあるなんて風の噂に聞いて書いてしまいました・・・。ここに未だに3作目を待っている読者がいます・・・。ハードカバーも文庫版も漫画版も買いました。3作なんていわずにこのシリーズを5冊くらい書いて欲しいほどです(笑)
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年9月29日に日本でレビュー済み
ちょうどWシリーズも読んでいましたが、関わりの深いシリーズで楽しめました。
2020年8月18日に日本でレビュー済み
エネルギー問題が解決され、人造人間 #ウォーカロン が存在し、労働価値の下がった世界が舞台の百年シリーズ第二弾‬。

‪一夜にして街周囲の森が消え海と化した伝説を持つ完全自立型都市。百年ぶりに取材が許され訪れた矢先に起きた事件と導かれた訳とが深く静かに絡み合う‬。

‬‪自分がSF作品に触れる際に好きな事が有りまして、それは作中で提示された思考実験、世界、システムの中に身を置いたらどうなるかと妄想する事なんですが‬、
‪本作の自己完結都市での不自由無い生活は、困らない生活ではあっても、満足には遠そうで、生きてる、と生きるくらい違うような‬気がしてーーなんて、本当に贅沢な生き物だな自分は、と思った次第です。

‪以下の作品同様、生と人間の定義、境界を問う本作、‬
‪人間として生を受けただけでは、人間の要件を満たせなくなる未来が来るやも‬しれません。

‪FF7ヴィンセント‬
‪リミット技解放時‬の台詞より
‪『これで、ますます人間から離れてゆく……』‬
当時、凄く悪い事をしたな、といういたたまれない気持ちになりました。
しかも、キャラも技もベンチウォーマーだから大して使わないし、という身も蓋も無さたるや。

‪攻殻機動隊、ニーアオートマタ‬
‪義体化、パーツ交換により生身、元の体の割合が低下‬が招く境界の揺らぎ。
攻殻機動隊にタイムリーにハマった身としてはロマンと言いますか、むしろウェルカムなんですが、当事者はたまったものではないのでしょうね。