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聚楽: 太閤の錬金窟 (新潮文庫 う 13-2) 文庫 – 2005/9/1

4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2005/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 763ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101309329
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101309323
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 10個の評価

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宇月原 晴明
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年9月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これあまり有名ではなくイロモノっぽい本ですが、細かい心理描写や異様な光景の描写がとても良く、映像で見たいようなシーンも沢山ありますが、小説ならではの想像力を掻き立てるのが良いです。歴史小説としては異端ですがファンタジー小説ならとても良いと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い!
「信長 戴冠せるアンドロギュヌス」とはやや趣が異なります。
魔性の織田一族と結びつくキリスト教の異端。信長に魅せられた秀吉・家康。それぞれが放つ乱破たち。秀吉の養子・秀次に拾われた少女。秀次に仕える不気味な男・・・。他の時代小説には類を見ないなにかがあります。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
単行本570頁の大作です。近年読書の際、登場人物や関係図、エピソード等をメモしながら通読するのが癖になっておりますが、久しぶりに必要ありませんでした。極端な言い方をすれば、580頁中、聚楽第の地下施設の説明、そこで行われいる秘儀の描写がかなりの比率を占めております。ストーリー的には、そこに太閤側、徳川方の忍びが潜入して、戦う場面の描写等もあり、なんやかんやで400頁ぐらいまでそんな調子です。キリシタンの正統派?と異端派?グノーシス派の対立や戦い、その辺全く興味も知識もありませんでしたので、知ってりゃもっと楽しめたのかと思いつつ、深くは知らずともそこそこ楽しめるかとも。各章冒頭に、聖書や古文書かららしい文章が掲載されていますが、それほど深く意味を探求せずとも読み飛ばして進んでもいいんじゃなかろうかと思います。
映像化したらおもしろかろうなと思います。内容的には十分2時間15分ぐらいで収まると思います。
以後はちょっと【ネタばれ注意】ですが、歴史好きが興味がある部分~、聚楽第の秘密、秀吉の信長&市姫への想い、関白秀次の出自、家康のジレンマ、なるほどと思わせる作者の歴史解釈はそれほどはげしく逸脱することもなく、納得のいくものであり、後半100頁の謎解き部分は歴史好きの頭の固い人でも十分楽しめそうです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年8月23日に日本でレビュー済み
参りました<(_ _)>
怪奇伝奇、異端宗教、錬金術・・・。
こうしたネタを絡めたストーリーは
とかく中途半端なペダンチックに失笑させられたり
消化不良を起こしがちですが、
ブルドーザーのような骨太さと遠大な奥行き感に圧倒されました。
よくもまぁここまで……心底脱帽です。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月16日に日本でレビュー済み
秀頼が生まれてから、誰もおとづれなくなった聚楽第。

その地下にソレは存在した。

錬金窟。

その謎を探る蜂須賀党と服部党。

謎を握る異端審問。

引き込まれるような妖しい世界です。

何故、秀吉は秀次の妻妾までも皆殺しにしたか?

何故、家康は豊臣家を滅ぼしたか?

ありえないけれども、どこか納得してしまう。

夢のような話です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年1月9日に日本でレビュー済み
いやあ驚いた。大傑作ではないか。本書で描かれるのは、信長、秀吉、家康の三人の覇王の歴史である。それが壮大に、幻想的に、エキサイティングに描かれる。

荒唐無稽という言葉が、これほどぴったり当てはまる作品はめすらしい。いやいや、これは褒めているのであって、決してけなしているのではない。作者の術中に見事にはめられてしまった。

この作者なかなかの巧者で、本書の構成もおもしろい。この本、文庫で700ページを越えるという長大な作品なのだが、その5分の1を占める序章と第一章はことごとく伏線の集合体として描かれているのだ。しかし、それがめっぽうおもしろい。読者の興をつなぎ、あきさせることなく本筋へと導く手腕

はたいしたものだ。

歴史的事実と伝奇的要素を結びつける新解釈も、まことに鮮やか。事実だけが残っている様々な出来事について、その裏に隠された真実を描いてみせるところなど、あの山田風太郎の手並みを思わせる。

とにかく、本書は伝奇小説の傑作として永遠に記憶に残ることになるだろう。国枝史郎の「神州纐纈城」の再来などとオビに書かれているが、いやいや本書のほうが上でしょう。燃える城のプロローグから

家康が死の床でつぶやく鮮やかなラスト一行の一言まで、間然することのない傑作である。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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