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監督 (新潮文庫 え 5-1) 文庫 – 1982/3/1

4.7 5つ星のうち4.7 39個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (1982/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1982/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 330ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4101266018
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4101266015
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 39個の評価

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海老沢 泰久
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年10月24日に日本でレビュー済み
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巨人OBの広岡さんが外様の立場でヤクルトの監督になり抵抗勢力もいるなかでわすか2年で弱小ヤクルトを日本一にまで導いた。

その裏側にあった葛藤が描かれており興味深い。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生のとき読んで面白かったこと思い出して買った。結局まだ読んでない。映画化してほしいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまで広岡達朗氏の本をいくつか読んで感銘を受けてきたが、たまたま
この小説の存在を知り手に取ったところ、読みやすい文体に運ばれ、遅読
の私でも比較的早く読了できた。

体裁はフィクションとしているものの、ヤクルト以外のチーム名や選手名
が現実と一致しているため、エンゼルスなるチームの選手やコーチが実際
の誰を指すのか気になり、過去のデータを調べて推測したりした。しかし、
作者が優れているのは広岡達朗の監督としての手腕を描くのに、事実より
虚構とした方がリアルになると看破した点だ。故に、細々した台詞や人間
関係が本当でなかったとしても、これが広岡氏の思考に近いのだろうと思
いながら読んだ。

その上で感じたのは、広岡氏の監督としての戦術は落合博満氏にそっくり
ということだ。たとえば、以下のような記述にうかがえる。
「ぼくは選手をおだてて使ったり、尻を蹴とばして使うことを好まんので
す。技術がないのにそんなことをしても、いいのは二、三試合だけで結局
ボロが出る。~いかにヘタクソかということを認識させるのが先です」
「強くしようと思ったらけっして選手をほめないことです。~選手は野球
をするのが仕事なんじゃありませんよ。勝つことが仕事なんです。つねに
選手にそう思わせておくようにするんです。そうすればすこしずつ負ける
ことが恥ずかしいことだと分るようになるでしょう」
「ハドソンの放出、秋期練習、容赦のない年俸の査定。広島球場で二日酔
いで登板した山崎と小川はオフにあっさりクビになっていた」
「一度でも登板を拒んだら監督は容赦なくローテーションから彼を外すだ
ろう。~多くのエンゼルたちにとって、その(飛行機の)無人のシートは
いつでもべストをつくしたものだけが正当な評価を受けるのだという証拠
にほかならなかった」
「広岡は自分のめざす野球がすこしずつチームに浸透してきていると感じ
ていた。それは一点しか取れないときは相手を無得点に抑えて勝つという
野球だ。~打撃力には調子の波があるが、よく鍛えられた守備力にはそれ
はない。その強力な守備力で失点をつねに最小に抑えておくのだ」

この本に出てくる岡田オーナーが社内の反対を顧みず監督を支持する姿は
中日の白井オーナーとだぶった。

落合氏は自分が監督になる際、元西武のブレーンで周りを固めたようだが、
そこから広岡氏のやり方を十二分に吸収しただろうし、この本とて読んだ
かもしれない。

それだけに、海老沢氏には落合氏の監督時代についても書いてもらいたい
と思ったが、すでにこの世にないことを知り、残念である。改めて、この
本を三十前に書いたことに驚嘆する。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
海老沢氏の文体は、大岡昇平に影響を受けたと聞いた覚えがあるが、短く硬質の文体は、ハードボイルドタッチだ。
監督とは、広岡達朗をモデルにしている。
ヤクルトスワローズを思わせるチームを最下位から、優勝を争うチームまでに成長させる物語だ。
並の作家が描いたら、冗漫か、きざっぽくなる台詞でも、海老沢氏のペンでは、まるで魔法のように、カッコよくなる。
何度読んだか分からない名作だ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年2月10日に日本でレビュー済み
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同作家の、ただ栄光のために、という作品と同じように、実に読み応えがある。野球ファンはもとより、野球に関心の薄いひとが読んでも面白く、読んだ後は、野球を観戦する目が変わること間違いなし。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1978年、ヤクルトスワローズは奇跡的な初優勝を飾りました。「お荷物球団」と言われたヤクルトを、広岡監督がいかに優勝に導いたかを、設定を変えて描いた小説です。
かなり古い作品ですが、読むたびに「面白いな」と感じます。それは、
'@リアルである(選手の甘え・フロントの馴れ合い体質、広岡改革に対する生え抜き選手・コーチの抵抗などは、基本的に事実に即している)
'Aフィクション仕立てになっているので、自慢話も悪口もない
'B野球が好きな人も、それほど興味がない人も楽しく読めるように仕上がっている
という理由によります。「リーダー論」とし読むのも良し、「ダメ組織立て直し」の教科書として読むのも良し、単にエンターテイメントとして読むのも良し、兎に角沢山の方に読んで欲しい1冊です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年10月3日に日本でレビュー済み
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さまざまな評論家があげる「BEST 野球小説」にかならず「監督」があがります。この本を探し求めまずは札幌の図書館から2週間レンタルで4回ほど読みました。次にアマゾンで古本を探してやっと手元に「所有」することができました。10回は読んでます。出張時にはかならず携帯します。
何度も読んでもあきず発見があります。どうして引き込まれるのかよくよく考えてみると「フィクションだけどノンフィクション」だからという結論に達しました。セオリーの構成・会話・戦術・そして少しの限りなく少しのロマンスがちりばめられており読者を飽きさせません。
中でも「少しの限りなく少しのロマンス」が小説をフィクションたらしめてわずかの「息抜き」をさせてくれます。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年8月8日に日本でレビュー済み
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点取りゲームの中で、どう点を取るためにある時は非情に、ある時は選手に考えさせる。
広岡監督の苦悩が伝わった。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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