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旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫) 文庫 – 2011/4/26
沢木 耕太郎
(著)
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購入オプションとあわせ買い
〈最終便〉が、発車します――。
バックパッカーのバイブル『深夜特急』誕生前夜の秘話の数々。シリーズ累計500万部突破!
旅とは何か、なぜ人は旅へと駆り立てられるのか? 冒険と叙情に満ちた紀行文学であり、瑞々しい青春記でもある名作『深夜特急』の誕生前夜、若き著者には秘められた物語の数々があった……。
幾多の読者からの絶えざる問いかけに初めて、そして誠実に応えた〈旅〉論の集大成、著者初の長篇エッセイが本書である。「恐れずに。しかし、気をつけて」これから旅立つすべての人に――。
【目次】
序章 旅を作る
人は旅をする。だが、その旅はどこかに在るものではなく、旅をする人が作るのだ。「余儀ない旅」ではなく、「夢見た旅」を始めようとするとき……
第一章 旅という病
もし旅が病だとすれば、私がそれに冒されたのはいつのことだったのだろう。幼いころ、ひとり電車に乗って行ったあの旅においてだったのだろうか……
第二章 旅の始まり
果たして陸路でロンドンまで行けるのだろうか? 不安を抱えたまま躊躇していた私の背中を押してくれたのは、雑誌に載ったある文章の一節だった……
第三章 旅を生きる
その旅における最大の幸運は、第一歩を踏み出したのが香港だということだった。そこから徐々に異国というものに慣れていくことができたからだ……
第四章 旅の行方
旅から帰ってきた私は、以前とあまり変わらない日常に戻っていった。『深夜特急』を書くという、もうひとつの、さらに長い旅が待っているとは知らないまま……
第五章 旅の記憶
いくつになっても旅はできる。しかし、旅にはその年齢にふさわしい旅というのがあるのかもしれない。その年齢でなければできない旅が……
終章 旅する力
旅は自分の「背丈」がどれほどのものかを教えてくれる。だが、その「背丈」を高くしてくれるのも、困難を切り抜けていく中での旅であるかもしれないのだ……
あとがき
[対談]あの旅の記憶…大沢たかお・沢木耕太郎
沢木耕太郎
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行している。2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。ノンフィクション分野の仕事の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
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【目次】
序章 旅を作る
人は旅をする。だが、その旅はどこかに在るものではなく、旅をする人が作るのだ。「余儀ない旅」ではなく、「夢見た旅」を始めようとするとき……
第一章 旅という病
もし旅が病だとすれば、私がそれに冒されたのはいつのことだったのだろう。幼いころ、ひとり電車に乗って行ったあの旅においてだったのだろうか……
第二章 旅の始まり
果たして陸路でロンドンまで行けるのだろうか? 不安を抱えたまま躊躇していた私の背中を押してくれたのは、雑誌に載ったある文章の一節だった……
第三章 旅を生きる
その旅における最大の幸運は、第一歩を踏み出したのが香港だということだった。そこから徐々に異国というものに慣れていくことができたからだ……
第四章 旅の行方
旅から帰ってきた私は、以前とあまり変わらない日常に戻っていった。『深夜特急』を書くという、もうひとつの、さらに長い旅が待っているとは知らないまま……
第五章 旅の記憶
いくつになっても旅はできる。しかし、旅にはその年齢にふさわしい旅というのがあるのかもしれない。その年齢でなければできない旅が……
終章 旅する力
旅は自分の「背丈」がどれほどのものかを教えてくれる。だが、その「背丈」を高くしてくれるのも、困難を切り抜けていく中での旅であるかもしれないのだ……
あとがき
[対談]あの旅の記憶…大沢たかお・沢木耕太郎
沢木耕太郎
1947年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行している。2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。ノンフィクション分野の仕事の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。
- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2011/4/26
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-10410123518X
- ISBN-13978-4101235189
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2011/4/26)
- 発売日 : 2011/4/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 382ページ
- ISBN-10 : 410123518X
- ISBN-13 : 978-4101235189
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,695位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 65位日本文学(日記・書簡)
- - 718位新潮文庫
- - 7,571位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947(昭和22)年、東京生れ。横浜国大卒業。
ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年には『一瞬の夏』で新田次郎文学賞を受賞。常にノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995(平成7)年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表。
2000年に初めての書き下ろし長編小説『血の味』を刊行。2002年から2004年にかけて、それまでのノンフィクション分野の仕事の集大成『沢木耕太郎ノンフィクション』が刊行され、2005年にはフィクション/ノンフィクションの垣根を超えたとも言うべき登山の極限状態を描いた『凍』を発表、大きな話題を呼んだ。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年4月23日に日本でレビュー済み
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深夜特急を思い出した。また旅に出たくなった
2023年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
深夜特急は読まずにこちらを。とてもいい内容でしたが、やはり感覚も行動も非常に男性的だと感じ、女の私にはあまり参考にななりませんでした。男だったら、もっとロマンをかき立てられるんだろうなと思います。
2020年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「いくら」「なに」「どこ」「いつ」「こんにちは」「ありがとう」「さようなら」
この7つの言葉さえ覚えておけばなんとかなる。
という著者が思う旅へのアプローチの仕方を綴った本。
深夜特急を通じて貫かれている思考がここでも出てきます。
「わかっていることはわからないということだけ。という言葉学べたことがこのユーラシアの旅で最大の収穫」
一人旅、というものの孤独感との向き相方に私はいたく感動しました。
「一人旅の道連れは自分自身だ。吐き出す相手はいなく想いは沈殿していく。寂しさを強く意識しながら食べるときその一人の時間が濃いものになっていく」
土地によって旅のスタイルは自ずと変わってくるのが面白いです。
「異国には旅が向こうから迫ってくるタイプとこちらから向かっていくタイプのものがある。インドであれば勝手に何かが起こるがヨーロッパでは自分から動き出さない限り何も起こらない」
そして旅をしつくした人間だからこそ失ってしまう定住という概念。
「自分はどこでも生きていけるという自信を得るのと同時にどこにいても仮の場所のような意識を生むことになった」
編集部とのやりとりの話もとても面白かったですね。
ある時からただの一度も原稿の依頼をしてこなくなった編集者の身の処し方。
「私は人生における潔さを学んだのだ」
は何かとても気持ちの良いエピソードでした。
「言語は我々から何を奪い去るのであろうか」という一節に激しく心を動かされたとうい思考が面白く、言語を言葉の意味として捉えずに音としてそのまま受け入れる旅というものがあっていいんだとやたら外国語を習得しようと頑張っている私には目から鱗の思考回路でした。
「若いうちはお金が無いからこそ見える旅、というものをしたほうがいい。お金が無ければないほどよく見える側面がある」
長い旅を前にすると
「心中ひそかに旅を出発したくなくなって憂鬱になる」
というのは確かに誰もが感じることかもしれないなって一人で読みながらにやついていました。
20歳くらいの時に読んでいたらもっと違う旅を経た人生になっていたかもしれません。
この7つの言葉さえ覚えておけばなんとかなる。
という著者が思う旅へのアプローチの仕方を綴った本。
深夜特急を通じて貫かれている思考がここでも出てきます。
「わかっていることはわからないということだけ。という言葉学べたことがこのユーラシアの旅で最大の収穫」
一人旅、というものの孤独感との向き相方に私はいたく感動しました。
「一人旅の道連れは自分自身だ。吐き出す相手はいなく想いは沈殿していく。寂しさを強く意識しながら食べるときその一人の時間が濃いものになっていく」
土地によって旅のスタイルは自ずと変わってくるのが面白いです。
「異国には旅が向こうから迫ってくるタイプとこちらから向かっていくタイプのものがある。インドであれば勝手に何かが起こるがヨーロッパでは自分から動き出さない限り何も起こらない」
そして旅をしつくした人間だからこそ失ってしまう定住という概念。
「自分はどこでも生きていけるという自信を得るのと同時にどこにいても仮の場所のような意識を生むことになった」
編集部とのやりとりの話もとても面白かったですね。
ある時からただの一度も原稿の依頼をしてこなくなった編集者の身の処し方。
「私は人生における潔さを学んだのだ」
は何かとても気持ちの良いエピソードでした。
「言語は我々から何を奪い去るのであろうか」という一節に激しく心を動かされたとうい思考が面白く、言語を言葉の意味として捉えずに音としてそのまま受け入れる旅というものがあっていいんだとやたら外国語を習得しようと頑張っている私には目から鱗の思考回路でした。
「若いうちはお金が無いからこそ見える旅、というものをしたほうがいい。お金が無ければないほどよく見える側面がある」
長い旅を前にすると
「心中ひそかに旅を出発したくなくなって憂鬱になる」
というのは確かに誰もが感じることかもしれないなって一人で読みながらにやついていました。
20歳くらいの時に読んでいたらもっと違う旅を経た人生になっていたかもしれません。
2021年7月11日に日本でレビュー済み
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本好きで、数万冊は読んだかも知れない。
再読に至る本はその中でも僅か。
その中の1冊です。
深夜特急最終便、と個人的には思う本です。
再読に至る本はその中でも僅か。
その中の1冊です。
深夜特急最終便、と個人的には思う本です。
2021年10月14日に日本でレビュー済み
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著者に興味がある人なら興味深い話が多いけど
深夜特急が好きでその余韻に浸りたくて読むには少し違うかなと感じました。
深夜特急が好きでその余韻に浸りたくて読むには少し違うかなと感じました。
2020年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
格安航空券片手に旅に出る前、なぜ旅に出るようになったかという話からはじまりますが、この時に国境の島や岬からは外国が見えると言う著者の視野の広さに驚かされました。また貧乏を楽しむという考え方には「?」とさせられました。当時の北朝鮮から中国を歩いてみようとする考えは危険極まりないですね。
日本に帰国する際に買ったのはやっぱり格安航空券。それもソ連のものでよく帰国できたなと思いました。著者はこの時に藤圭子と出会ったとしていますが、真相はどうなのでしょうかね。今となっては懐かしの猿岩石の話もなぜかありました。タイトルの元ネタとなった『ミッドナイト・エクスプレス』もちろんポチらせていただきました。
日本に帰国する際に買ったのはやっぱり格安航空券。それもソ連のものでよく帰国できたなと思いました。著者はこの時に藤圭子と出会ったとしていますが、真相はどうなのでしょうかね。今となっては懐かしの猿岩石の話もなぜかありました。タイトルの元ネタとなった『ミッドナイト・エクスプレス』もちろんポチらせていただきました。
2023年11月14日に日本でレビュー済み
紀行文学 深夜特急がどのように生まれたのか、作者沢木耕太郎による解説。
深夜特急の旅に出る前の作家としての沢木の生活や、それ以前の中学生頃からの沢木がどのように旅と関わり合い、それを育てていったかが語られていて大変興味深かった。
深夜特急の旅は行き当たりばったりではなく、ある意味長い構想の末に作り上げられていったものだっだのだ。
1974年ユーラシアへの旅。ドル円相場は今のように100円台ではなく、おそらく1ドル300円から250円台だっただろう。
一般的な日本人が外国旅行するのは80年代後半の100円台になってからだと思うが、70年代に旅をする者達はある意味特別な人達だったと思う。
沢木自身、著作の印税収入が大きかったという。
ただ金銭だけでなく情報が少ない中、未知へ向かおうとする心意気は大きかったと思う。
簡単でない分、気構えは強かったと思うのだ。
後の「アジアンジャパニーズ」では旅へのハードルは下がり、アジアへ向かう日本の若者の現象をとらえたが、未知の世界に行くためというより日本社会の違和感から出る旅は、モラトリアムを求めるようなところがあり気構えは弱いのだ。帰国後も自分を見失っている者はいたし、うまく着地して写真家として身を立てたのは作者の小林氏ぐらいなのかもしれない。
沢木は作家として既に身を立てていたし、帰国後も居場所があり作家業を再開し精力的に仕事をこなした。
やはり旅とは帰る場所がなくてはならない。
沢木が恐れたように旅のぬかるみにハマると、すえた匂いをはなち始めるのだ。
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トルコあたりだったろうか、沢木は知り合った人に、ある人を訪ねるよう勧められるが、「でも気をつけて、彼女はとても美しい人だから」と言われ会いに行くのを止めるのだ。
自分だったら会いに行ってしまい、旅の沼にはまっているかも知れない。
沢木はさすがだとも思ったが、当時日本に恋人がいたらしい。
やはり帰るところがあった旅なのだ。
深夜特急の旅に出る前の作家としての沢木の生活や、それ以前の中学生頃からの沢木がどのように旅と関わり合い、それを育てていったかが語られていて大変興味深かった。
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沢木はさすがだとも思ったが、当時日本に恋人がいたらしい。
やはり帰るところがあった旅なのだ。
2020年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい。深夜特急を読んだ方には必見です。