本命は本屋さんで待ち合わせのほうでしたが、こちらの本のほうがとにかく一気読みできるくらい面白かったです。 三浦しをんさんって今まで知らなかったんですが、独特な書き方をされるんですね。
まず短編の組み合わせなんで飽きないんです。しかも内容が面白い。
これは当たりだと思いました。
この手の日本の小説はまず避けてきたんですが、とりあえずこの作家さんのを3冊購入したので、ついでに読み漁ってみようかなと思っています。
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天国旅行 (新潮文庫) 文庫 – 2013/7/27
三浦 しをん
(著)
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購入オプションとあわせ買い
現実に絶望し、道閉ざされたとき、人はどこを目指すのだろうか。すべてを捨てて行き着く果てに、救いはあるのだろうか。富士の樹海で出会った男の導き、命懸けで結ばれた相手へしたためた遺言、前世の縁を信じる女が囚われた黒い夢、一家心中で生き残った男の決意――。出口のない日々に閉じ込められた想いが、生と死の狭間で溶け出していく。すべての心に希望が灯る傑作短編集。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/7/27
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104101167621
- ISBN-13978-4101167626
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登録情報
- 出版社 : 新潮社; 文庫版 (2013/7/27)
- 発売日 : 2013/7/27
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4101167621
- ISBN-13 : 978-4101167626
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 207,358位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年、東京生まれ。2000年、『格闘する者に○』でデビュー。以後、『月魚』『秘密の花園』『私が語りはじめた彼は』『むかしのはなし』など、小 説を次々に発表。2006年、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。他に、小説に『風が強く吹いている』『仏果を得ず』『光』『神去なあなあ日常』な ど、エッセイに『あやつられ文楽鑑賞』『悶絶スパイラル』『ビロウな話で恐縮です日記』などがある。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 星間商事株式会社社史編纂室 (ISBN-13:978-4480804204)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
5 星
2016.1.4 21:00からフジテレビから土屋太鳳ちゃん主演で放送されます
この三浦さんの本の中から「炎」の部分が、中央国際高等学校をメイン舞台にドラマ化されることになり、購入しました。「炎」だけでなく、どの文も素敵で、異なった視点から独特の感覚で書かれています。三浦しをんさんもとても素敵な方ですよ。文庫版もamazonで是非ご一読ください。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「天国旅行」という楽しげなタイトルと、いつも軽快で明るい本を書かれる三浦しおんさんなので、と期待して読むと見事に裏切られます。三浦しおんさんはこういうテイストも書かれるのかと驚きました。
「死のうとする人」を集めた短編集。美しい物語にされがちな「死」に対して、美化することなく、時に醜く描かれています。生きていることは素晴らしいよとも言っていないので、読後感は暗く厳しかったです。落ち込んでいる時にはお勧めしません。
一番好きだったのは「遺書」。これは素敵な短編でした。
「死のうとする人」を集めた短編集。美しい物語にされがちな「死」に対して、美化することなく、時に醜く描かれています。生きていることは素晴らしいよとも言っていないので、読後感は暗く厳しかったです。落ち込んでいる時にはお勧めしません。
一番好きだったのは「遺書」。これは素敵な短編でした。
2018年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長い事ずーーーっと欲しいものリストに入れて、
気になっていた1冊です。
今まで読んだ三浦しをんさんの作品は、大体好きですが、
たまに自分にはあまり合わない事もあります。
こちらは残念ながら、後者。
タイトルと表紙の絵の感じから、
勝手に明るいハッピーエンドの話が多いと思ってしまった、
単なる私の勘違いですので好みによると思います。
私的には後味のあまり良くないゾワッとする話が多いと感じました。
2話目の『遺言』は好きでした。
三浦しをんさんの作品だけど、
ぶっ飛んだ変な人は特に出てきません。
(私は三浦作品の変な人好きなんですが)
気になっていた1冊です。
今まで読んだ三浦しをんさんの作品は、大体好きですが、
たまに自分にはあまり合わない事もあります。
こちらは残念ながら、後者。
タイトルと表紙の絵の感じから、
勝手に明るいハッピーエンドの話が多いと思ってしまった、
単なる私の勘違いですので好みによると思います。
私的には後味のあまり良くないゾワッとする話が多いと感じました。
2話目の『遺言』は好きでした。
三浦しをんさんの作品だけど、
ぶっ飛んだ変な人は特に出てきません。
(私は三浦作品の変な人好きなんですが)
2016年5月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結末まではっきりと描いているわけではなく、この後の展開をはっきりと明示して終わるわけでもなく、今後の展開を読み手に委ねているようであり、だからと言って、読み手に全てを託し「勝手に解釈してください」と放り出すわけでもない。そんな三浦しをんさんの、小説新潮に初出掲載されたものを集めた短編集です。(少し中身に触れています。引用もあります。)
◇
「死んだ人の霊が見える医学生」とか、「江戸時代に心中を行った女が自分であり、それを前世と信じている少女」とか、「一家心中の中でただ一人生き残った男」だとか、「盆に現れた霊を信じる人たちの不可思議さ」だとか、これらの設定で書かれた小説だと聞いたら、多くの方はおとぎ話か夢の話の様な印象を受け、リアリティーの欠片もない話の連続なのではないかと思うはずです。でも、そうではありません。
三浦しをんという作家は、「おとぎ話」に不思議なリアリティーを感じさせる文章力を持った人です。主人公の描き方、心象描写が巧みで、読み手が自然に引き込まれ、納得させられてしまうのです。しかも、難しい言葉を使うのではなく、論理的に説得しようとするのでもなく、説明的なわけでもなく…。これはもう、作者の力量と言うしかありません。
その原因が何かはわかりませんが、一つ理由があるとすれば、三浦さんの作品は、ハッピーエンドの心地よい作品が多いのですが、その一方で、物事を「きれいごと」に終わらせない様な一面があり、「天国旅行」は、そういう意味で彼女の他の作品群とは一線を画していますが、通底しているものとも言えます。そのことは、いくつもの作品群を通して読んでいる方には、感じる所があるのではないでしょうか。
◇
本作の作品の一つ「SINK」では、一家心中でたった一人生き残った男の子は、祖父に引き取られ、近所の人たちにも優しく接してもらい成長します。学生時代は平凡で目立たない生徒でしたが、一人の友人に助けられ成長します。その友人は明るく人気者で、勉強も出来る人間ですが、大学に入っても、社会人になっても、彼の前から離れません。いつも、仕事をくれたり、女の子を紹介してくれたり、大変面倒をよく見てくれます。
しかし、そういう友人に感謝しながらも、どこか恩を着せられている様な、そして彼の生きがいにされている様な気がして、「うっとうしさ」を感じるのです。(以下本文から)
「悠助も東京の大学に進み、近くに部屋を借りていた。『お前が心配だからさ』と、悠助は冗談めかして言った。でも、きっとそれは冗談ではないのだ。悠助本人は無自覚なのかもしれないが、《略》友だち思いな悠助。友だち思いである自身に満悦している悠助。ありがたくて反吐(へど)が出そうだ。悠助の粘着質な言動が、重くまとわりつくようで気色が悪かった。」
やがてそれは怒りの言葉となって吐き出されます。
一家心中の経験から、幸せな家庭をイメージすることができず、いつも女性とうまく付き合うことができませんが、ある女性から次の様に言われ、過去との決別について考える様になります。
「ひどい質問をします。」「もし、その経験をなさらなかったら、日高さんは恋をしたんでしょうか」
◇
1話目「森の奥」は、今一つ作者の意図がわかりませんでしたが、他はとてもよくできています。霊が出てくるという点では、浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」を連想させる作品群であり、内容も決して引けを取りません。
秀作であり、今回もまた「読んでよかった」と思わせてくれました。三浦しをんさん、底力がありますね。まだまだ、いい作品がありそうです。
◇
「死んだ人の霊が見える医学生」とか、「江戸時代に心中を行った女が自分であり、それを前世と信じている少女」とか、「一家心中の中でただ一人生き残った男」だとか、「盆に現れた霊を信じる人たちの不可思議さ」だとか、これらの設定で書かれた小説だと聞いたら、多くの方はおとぎ話か夢の話の様な印象を受け、リアリティーの欠片もない話の連続なのではないかと思うはずです。でも、そうではありません。
三浦しをんという作家は、「おとぎ話」に不思議なリアリティーを感じさせる文章力を持った人です。主人公の描き方、心象描写が巧みで、読み手が自然に引き込まれ、納得させられてしまうのです。しかも、難しい言葉を使うのではなく、論理的に説得しようとするのでもなく、説明的なわけでもなく…。これはもう、作者の力量と言うしかありません。
その原因が何かはわかりませんが、一つ理由があるとすれば、三浦さんの作品は、ハッピーエンドの心地よい作品が多いのですが、その一方で、物事を「きれいごと」に終わらせない様な一面があり、「天国旅行」は、そういう意味で彼女の他の作品群とは一線を画していますが、通底しているものとも言えます。そのことは、いくつもの作品群を通して読んでいる方には、感じる所があるのではないでしょうか。
◇
本作の作品の一つ「SINK」では、一家心中でたった一人生き残った男の子は、祖父に引き取られ、近所の人たちにも優しく接してもらい成長します。学生時代は平凡で目立たない生徒でしたが、一人の友人に助けられ成長します。その友人は明るく人気者で、勉強も出来る人間ですが、大学に入っても、社会人になっても、彼の前から離れません。いつも、仕事をくれたり、女の子を紹介してくれたり、大変面倒をよく見てくれます。
しかし、そういう友人に感謝しながらも、どこか恩を着せられている様な、そして彼の生きがいにされている様な気がして、「うっとうしさ」を感じるのです。(以下本文から)
「悠助も東京の大学に進み、近くに部屋を借りていた。『お前が心配だからさ』と、悠助は冗談めかして言った。でも、きっとそれは冗談ではないのだ。悠助本人は無自覚なのかもしれないが、《略》友だち思いな悠助。友だち思いである自身に満悦している悠助。ありがたくて反吐(へど)が出そうだ。悠助の粘着質な言動が、重くまとわりつくようで気色が悪かった。」
やがてそれは怒りの言葉となって吐き出されます。
一家心中の経験から、幸せな家庭をイメージすることができず、いつも女性とうまく付き合うことができませんが、ある女性から次の様に言われ、過去との決別について考える様になります。
「ひどい質問をします。」「もし、その経験をなさらなかったら、日高さんは恋をしたんでしょうか」
◇
1話目「森の奥」は、今一つ作者の意図がわかりませんでしたが、他はとてもよくできています。霊が出てくるという点では、浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」を連想させる作品群であり、内容も決して引けを取りません。
秀作であり、今回もまた「読んでよかった」と思わせてくれました。三浦しをんさん、底力がありますね。まだまだ、いい作品がありそうです。
2020年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
吉井和哉の歌詞を使ったタイトルだから、購入しました。インスパイアされた心中作品集で、それ自体はいいんだけど、吉井和哉ファンなので、物足りないと思いました。三浦さんは悪くないです。タイトルで狂喜して買った私が悪いんです。でも、同じ思いをしそうな人がいるかなーと思うんで、このくらいで。the yellow monkeyの天国旅行とは特に関係ないですよ。
2017年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『心中』をテーマとした、短編7。 三浦しをん氏、色んな引き出し持ってて、話もうまいなー。どれもなかなか良かったです。個人的には、2本目の、「遺言」が好きです。
2015年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとも言えない。
それぞれ、残された人の行ってしまった人の思いを模索する。
正解はないという感覚でした。
それぞれ、残された人の行ってしまった人の思いを模索する。
正解はないという感覚でした。
2021年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の死に救いなんてあるのか。
あるとしたらそれは誰にとってなのか。
「心中」をテーマにした作品群は冬の夕暮れ前のように心細く悲しく後味の悪いものが多い。
「読んで感動しました!」「心が爽快です!」みたいなものを求める人は読まない方がいい。
歴史に残らないありきたりな人々の突然の死は、けれどその人の隣にいた人の人生を少しずつ狂わせる。
それを色んな切り口で読み切らせる三浦しをん先生〜ッッッッ!!!ひとつだけ聞かせてください〜ッッッ!!
「遺言」の二人は男女ですかぁ!?それとも男同士ですかあああああ!!!????くっそたぎりました〜〜〜!!!!!男同士ならいいなぁあああああああああ!!!って思っちゃいましたあああああああ!!!!!!!
あるとしたらそれは誰にとってなのか。
「心中」をテーマにした作品群は冬の夕暮れ前のように心細く悲しく後味の悪いものが多い。
「読んで感動しました!」「心が爽快です!」みたいなものを求める人は読まない方がいい。
歴史に残らないありきたりな人々の突然の死は、けれどその人の隣にいた人の人生を少しずつ狂わせる。
それを色んな切り口で読み切らせる三浦しをん先生〜ッッッッ!!!ひとつだけ聞かせてください〜ッッッ!!
「遺言」の二人は男女ですかぁ!?それとも男同士ですかあああああ!!!????くっそたぎりました〜〜〜!!!!!男同士ならいいなぁあああああああああ!!!って思っちゃいましたあああああああ!!!!!!!