とても興味深い内容でした。
南イタリアに行ったばかりですが、他の土地も行きたくなりますね!
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スローフードな人生!: イタリアの食卓から始まる (新潮文庫 し 51-1) 文庫 – 2003/4/1
島村 菜津
(著)
- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2003/4/1
- ISBN-104101045216
- ISBN-13978-4101045214
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/4/1)
- 発売日 : 2003/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 380ページ
- ISBN-10 : 4101045216
- ISBN-13 : 978-4101045214
- Amazon 売れ筋ランキング: - 386,352位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レポートを書くために参考文献を集めていました。おかげさまでとても参考になりました。
2013年1月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方が書いていたように、文章の書き方が気になるんですが、内容は良かったです。この本をきっかけに色々な本に出会いました。生活の根本から見直すいいきっかけになると思います。
2004年8月28日に日本でレビュー済み
イタリアのブラという小さな田舎町で始まったスローフード運動。
スローフード協会として組織化もされ、今では世界中7万人の会員を
擁するまでになっている。日本にも地域ごとにいくつかの支部が存在し。
東京の支部などでは著名な料理人も発起人として参加している。
イタリア各地で著者がであった様々な食。そしてそれを支える人達。
紀行文風にそれらを紹介しながら、「スローフード」とは何か?について
著者自身が考えを深め、成長していく「教養小説」のような趣になっている。
マクド進出がきっかけ起きた運動だった由緒が災いしてか、単に「ゆっく
り作りましょう食べましょう」提唱運動とか、稀少で高額食材へのグルメ志向
ムーブメント、はたまた、単なる懐古的地方ナショナリズム…いろんなイメー
ジで捉えられているが、著者の観点はチョット違う。
どう違うのかは、読んで貰うしかないが、エンデの『モモ』やリッツァの『マ
クドナルド化する社会』とその問題意識はかなり重なっている。
一言で言えば、食を焦点とした濃密な関係性についての熱烈な思いなのだ。
グロ-バリズムに象徴される均質化、計量化、効率化を極限まで追及する「市
場の時間」。そこからみれば、非効率、無駄、手間としか感じられない「再生産
の時間」。前者は空間的・時間的に関係性を紡ぎ出す「糊」としての機能を、
食から奪ってしまった。食は計量可能な栄養素とカロリーに分解され、同様の
クオリティをもつ食料であれば、それをいかに低コスト、短時間で生産するか
あるいは摂取するかが全てになる。
「生物は他の生物を食することによってしか延命できない」というごく当たり
前の前提や、料理し共に頂くという事の意味を改めて考えさせてくれる好著
である。池本美香著『失われる子育ての時間』も同様のモチーフを「子育て」と
いうテーマをとおして論じている。こちらも一読を薦める。
スローフード協会として組織化もされ、今では世界中7万人の会員を
擁するまでになっている。日本にも地域ごとにいくつかの支部が存在し。
東京の支部などでは著名な料理人も発起人として参加している。
イタリア各地で著者がであった様々な食。そしてそれを支える人達。
紀行文風にそれらを紹介しながら、「スローフード」とは何か?について
著者自身が考えを深め、成長していく「教養小説」のような趣になっている。
マクド進出がきっかけ起きた運動だった由緒が災いしてか、単に「ゆっく
り作りましょう食べましょう」提唱運動とか、稀少で高額食材へのグルメ志向
ムーブメント、はたまた、単なる懐古的地方ナショナリズム…いろんなイメー
ジで捉えられているが、著者の観点はチョット違う。
どう違うのかは、読んで貰うしかないが、エンデの『モモ』やリッツァの『マ
クドナルド化する社会』とその問題意識はかなり重なっている。
一言で言えば、食を焦点とした濃密な関係性についての熱烈な思いなのだ。
グロ-バリズムに象徴される均質化、計量化、効率化を極限まで追及する「市
場の時間」。そこからみれば、非効率、無駄、手間としか感じられない「再生産
の時間」。前者は空間的・時間的に関係性を紡ぎ出す「糊」としての機能を、
食から奪ってしまった。食は計量可能な栄養素とカロリーに分解され、同様の
クオリティをもつ食料であれば、それをいかに低コスト、短時間で生産するか
あるいは摂取するかが全てになる。
「生物は他の生物を食することによってしか延命できない」というごく当たり
前の前提や、料理し共に頂くという事の意味を改めて考えさせてくれる好著
である。池本美香著『失われる子育ての時間』も同様のモチーフを「子育て」と
いうテーマをとおして論じている。こちらも一読を薦める。
2003年1月27日に日本でレビュー済み
まず、スローフードの意味がわかります。
「ファーストフードの反意語」だと思っていた私は
全くの認識違いだということに気づかされました。
そして、写真も絵もないのにイタリアが頭の中に
広がります。
セリエAしか知らない私でもイタリアの暖かい食卓が
イメージできました。
この本の舞台はイタリアですが、日本の食文化、そして
世界の食文化へのメッセージが詰まっています。
ファーストフードが好きな方も嫌いな方も、
読んでいてイヤになることはありません。
「ファーストフードの反意語」だと思っていた私は
全くの認識違いだということに気づかされました。
そして、写真も絵もないのにイタリアが頭の中に
広がります。
セリエAしか知らない私でもイタリアの暖かい食卓が
イメージできました。
この本の舞台はイタリアですが、日本の食文化、そして
世界の食文化へのメッセージが詰まっています。
ファーストフードが好きな方も嫌いな方も、
読んでいてイヤになることはありません。
2002年2月20日に日本でレビュー済み
”忙しいのが好きな人”にはお勧めしません。
とかくトレンドとして扱われたり、教義を極める宗教家のような学者先生が好むテーマになりがちな”スローフード”について、著者が時間をかけて接した”スローフードを地でいく人たち”に関するルポルタージュです。
”紀行文”的なタッチでスルスルと読んでしまう著作でした。
著者が、いかに”食いしん坊”であるか想像に難くないとものでした。
著者の、静かではあるものの熱い想いは、私にも”小さなきっかけ”を与えてくれました。
自分の食事に心配りをして、”あるべき姿”に想いを巡らせ、自分自身の足元を見つめてみようと思います。
とかくトレンドとして扱われたり、教義を極める宗教家のような学者先生が好むテーマになりがちな”スローフード”について、著者が時間をかけて接した”スローフードを地でいく人たち”に関するルポルタージュです。
”紀行文”的なタッチでスルスルと読んでしまう著作でした。
著者が、いかに”食いしん坊”であるか想像に難くないとものでした。
著者の、静かではあるものの熱い想いは、私にも”小さなきっかけ”を与えてくれました。
自分の食事に心配りをして、”あるべき姿”に想いを巡らせ、自分自身の足元を見つめてみようと思います。
2005年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ローフードと言うか、生活すべてに自然が大好きで、それを再確認しました。
楽しくうなずける内容でした。友人にプレゼントしたくなりました。
楽しくうなずける内容でした。友人にプレゼントしたくなりました。