「戦うために必要なものは二つ、牙を剥く勇気と、牙を剥かれる覚悟だ。」
物語のあらすじ
卑屈な高校生、兎田の物語。兎田は軽音楽部なのだが、部長に毛嫌いされ部室でろくに練習もさせてもらえない。
彼を嫌っているのは何も軽音楽部の部長ばかりではなく、
クラスメイトにも「宇宙人」と気味悪がられたり、空気扱いされたりと冷遇され、彼の本当の特技を知るものは彼自身だけだった。
ある日、部長に部室を追い出された兎田は、やむ無く物置部屋でギターを弾くことにした。誰も聴いていない筈の物置小屋で独りギターを弾く兎田。
そこ聞き耳を立てていた兎毛成(ともなり)と出会い兎田は兎毛成たちと共に今まで彼らを変人と馬鹿にしてきたクラスメイト、いや全校生徒にリベンジすることを決意する。
彼は無事にリベンジを遂げられるのだろうか!
以下感想
この作品を知っている人は多分そんなにはいないのではないかと思い紹介することにする。
というのも、レーベルがライトノベルな上に作者にとってこれが処女作なので、知名度がない。
繰り返しになるが、この作者は、処女作という事もあり、ベテラン作家を比べれば決して文章表現が巧みなわけではない。
ただ、話の作りの丁寧さと勢いがあって、とても読みやすいし、無駄がない。
憎たらしい奴は憎たらしく、元気な人物は元気に、味方と敵はきっちりわかりやすく書かれているので、疾走感がある。
読み終わったあとに疲れも残らないので、気軽に読める一冊としてお薦めしたい。
後若干ネタバレの感があるが「七元ーー」がアナグラムだったのに気づいて吃驚した、こういう細かい伏線を張れる作者の今後に期待したい。
世の中に冷たくされて 一人ポッチで泣いた夜
もうだめだと思うことは 今まで何度でもあった
真実(ホント)の瞬間はいつも 死ぬ程こわいものだから
逃げだしたくなったことは 今まで何度でもあった
終わらない歌を歌おう クソッタレの世界のため終わらない歌を歌おう
全てのクズ共のために
♪THE BLUE HEARTS「終わらない歌」

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脱兎リベンジ (ガガガ文庫) 文庫 – 2011/7/20
第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞!
「気が散るから出てってくんない? "歩くギタースタンド"くん」
軽音部のイケメン部長・志鷹に「音出し」を拒否され、物置部屋をギターの練習場所に選んだ兎田晃吉(うさぎだ・こうきち)。
電源がないので適当な歌詞を生音にのせ、ひとりテンションMAX!!
ギターを思いっきりぶん回して、
「ビシィィッ!」
ポーズを取ったァ!
……ところを、漫研の部長・兎毛成結奈(ともなり・ゆうな)に見られて滝汗。
原稿の持ち込みが上手くいかず落ち込んでいた兎毛成は、兎田の事情を聞き、漫研の部室を練習場所として使わせることにするが……。
このふたりの出会いが、新しい才能を開花させる!
叫べ!
跳べ!
いざリベンジ!!
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、数々のヒット作を生み出した、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏が「受賞作中で一番のカタルシスが味わえる作品」と賞賛!
「第5回小学館ライトノベル大賞」にてガガガ賞を受賞した、まっすぐな青春ノベル登場!
「気が散るから出てってくんない? "歩くギタースタンド"くん」
軽音部のイケメン部長・志鷹に「音出し」を拒否され、物置部屋をギターの練習場所に選んだ兎田晃吉(うさぎだ・こうきち)。
電源がないので適当な歌詞を生音にのせ、ひとりテンションMAX!!
ギターを思いっきりぶん回して、
「ビシィィッ!」
ポーズを取ったァ!
……ところを、漫研の部長・兎毛成結奈(ともなり・ゆうな)に見られて滝汗。
原稿の持ち込みが上手くいかず落ち込んでいた兎毛成は、兎田の事情を聞き、漫研の部室を練習場所として使わせることにするが……。
このふたりの出会いが、新しい才能を開花させる!
叫べ!
跳べ!
いざリベンジ!!
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、数々のヒット作を生み出した、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏が「受賞作中で一番のカタルシスが味わえる作品」と賞賛!
「第5回小学館ライトノベル大賞」にてガガガ賞を受賞した、まっすぐな青春ノベル登場!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2011/7/20
- ISBN-104094512837
- ISBN-13978-4094512830
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2011/7/20)
- 発売日 : 2011/7/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 296ページ
- ISBN-10 : 4094512837
- ISBN-13 : 978-4094512830
- Amazon 売れ筋ランキング: - 961,925位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月28日に日本でレビュー済み
2013年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラノベ初めて読みました
最初、すごい文章だ、とおもったけどすぐに慣れて、
文章が漫画みたいに頭のなかでイメージとしてバッて出てきて、ページを繰る手が止まらない
この人の文章力も有るのでしょうが、面白かったです、とても
本作についてですが、
一言で言えば熱い!ほんっとに
ボーイ・ミーツ・ガール、卑屈で超絶技巧な主人公、尖った個性の仲間、どこまでも嫌な敵、
展開も一つ一つは王道で、言い換えればベタなのかもしれません
だけどそれが功を奏していて、しっかりと王道!って感じで熱くなれました
虐げられる者が世界に復讐をする
世界が間違っているんだと、自分は間違っていないと
この作品の根幹にある、多数派への反撃というテーマは、自分自身考えさせられるものもありましたし、
少し目頭が熱くなりもしました
終盤、展開が二転三転して、ジェットコースターに乗っているような感覚になりました。
本当、どうなるか予想がつかず、そうくるか!というような
結末は、ネタバレになるので余り言及しませんが、主人公らしいな、という感じがしました。
比喩や描写等、突っ込みどころも多々有ります。所謂名作の小説を読んだ後のような余韻はありませんでした。
ですが普通の小説にはない勢いがあります。セリフ一つ一つも、映えるものがあるし、何より真っ直ぐに胸を打たれます。
個人的には、ここまできちんと落とすところを描写したのだから、もっと主人公側の反撃がカタルシスを得られるものであってほしかったな、とは思います。
ですが、これで良かったのかな、と思います。作品としてというより、主人公という人間として。
一定水準の文章能力はあるので自分のよう読書好きで初めてライトノベルに触れる方でも読めると思うし、
何より面白い、熱い! ので、一度手にとってほしいなと思わせられた作品でした。
最初、すごい文章だ、とおもったけどすぐに慣れて、
文章が漫画みたいに頭のなかでイメージとしてバッて出てきて、ページを繰る手が止まらない
この人の文章力も有るのでしょうが、面白かったです、とても
本作についてですが、
一言で言えば熱い!ほんっとに
ボーイ・ミーツ・ガール、卑屈で超絶技巧な主人公、尖った個性の仲間、どこまでも嫌な敵、
展開も一つ一つは王道で、言い換えればベタなのかもしれません
だけどそれが功を奏していて、しっかりと王道!って感じで熱くなれました
虐げられる者が世界に復讐をする
世界が間違っているんだと、自分は間違っていないと
この作品の根幹にある、多数派への反撃というテーマは、自分自身考えさせられるものもありましたし、
少し目頭が熱くなりもしました
終盤、展開が二転三転して、ジェットコースターに乗っているような感覚になりました。
本当、どうなるか予想がつかず、そうくるか!というような
結末は、ネタバレになるので余り言及しませんが、主人公らしいな、という感じがしました。
比喩や描写等、突っ込みどころも多々有ります。所謂名作の小説を読んだ後のような余韻はありませんでした。
ですが普通の小説にはない勢いがあります。セリフ一つ一つも、映えるものがあるし、何より真っ直ぐに胸を打たれます。
個人的には、ここまできちんと落とすところを描写したのだから、もっと主人公側の反撃がカタルシスを得られるものであってほしかったな、とは思います。
ですが、これで良かったのかな、と思います。作品としてというより、主人公という人間として。
一定水準の文章能力はあるので自分のよう読書好きで初めてライトノベルに触れる方でも読めると思うし、
何より面白い、熱い! ので、一度手にとってほしいなと思わせられた作品でした。
2017年1月4日に日本でレビュー済み
「何度考えても自分が正しいと思ったら、やっぱり自分が正しい。間違っているのは世界のほうなんだ。」という「若者が発すべき言葉」の正しさを説いてくれる気持ちの良い小説です。
兎田晃吉(うさぎだこういち)は練習に打ち込んできたエレキギターは大好きで、その腕前だけには自信があるものの、さえない風貌とちょっと変わった高い声を周囲から馬鹿にされ、高校入学以来、無理に低い声を作っている一年生です。さらに、兎田の腕を妬んでいる軽音楽部長は、彼をけなし、つぶしにかかります。
しかし彼は、漫画のめっぽう上手い二年生兎毛成結奈(ともなりゆうな)にギターの技量を評価してもらい、彼女と同じく独特な個性や絶大な才能を持ちながら世で評価されず、世に出られない3人の上級生、菊間吾郎(お菊)、梅園乃ノ香、金城大貴(金シュロ)に引き合わされ、励まされ助けられ、逃げ回る境遇から脱出しようと文化祭でステージに立とうと前を向きます。それは簡単なことではなく、何度も挫折しそうになるのですが、先輩たちも皆困難を抱えていながら今も戦っているのだと気づいた時、兎田は立ち上がります。
周りから「変なところとある変な奴」と思われている兎田が、ギターを持てばそれは「個性」であり「独自の魅力」になるんだと、自分を信じ切れるかが勝負です。
「脱兎リベンジ」という表題は作品の中で、ある重要なものを指し示す名前ですが、同時に「兎田が逃げ回るしかない兎のような自分を脱するとともに、自分を抑圧してきた敵にリベンジする」という物語と読めば、わかりやすく意味深い表題だと思います。
またこの表題は兎毛成結奈にも繋がる言葉で、この小説は主人公兎田の話だけではなく、兎毛成の再生の話でもあるのです。
異性にときめく瞬間も描かれていて嬉しくなりますが、その前の「自分を自分として認めること」を描き切っているところが素晴らしいと思いました。
もう一つ、自分の個性を信じることに加えて、「声なき声の存在を信じるか」も大きなテーマ。自分の個性、価値を感じ取ってくれる人が必ず居ると疑わず、伝わるまで続ける根性もまた、熱く語られます。これは若者だけでなく、世界の中で生きる誰にでも大きな課題で、レビュアーも自分の仕事について深く考えさせられました。
乃ノ香先輩のバニーガール姿の挿絵がありますが、本文によればチューブトップレオタードではなくスクール水着を着ているのが正しい。
兎田晃吉(うさぎだこういち)は練習に打ち込んできたエレキギターは大好きで、その腕前だけには自信があるものの、さえない風貌とちょっと変わった高い声を周囲から馬鹿にされ、高校入学以来、無理に低い声を作っている一年生です。さらに、兎田の腕を妬んでいる軽音楽部長は、彼をけなし、つぶしにかかります。
しかし彼は、漫画のめっぽう上手い二年生兎毛成結奈(ともなりゆうな)にギターの技量を評価してもらい、彼女と同じく独特な個性や絶大な才能を持ちながら世で評価されず、世に出られない3人の上級生、菊間吾郎(お菊)、梅園乃ノ香、金城大貴(金シュロ)に引き合わされ、励まされ助けられ、逃げ回る境遇から脱出しようと文化祭でステージに立とうと前を向きます。それは簡単なことではなく、何度も挫折しそうになるのですが、先輩たちも皆困難を抱えていながら今も戦っているのだと気づいた時、兎田は立ち上がります。
周りから「変なところとある変な奴」と思われている兎田が、ギターを持てばそれは「個性」であり「独自の魅力」になるんだと、自分を信じ切れるかが勝負です。
「脱兎リベンジ」という表題は作品の中で、ある重要なものを指し示す名前ですが、同時に「兎田が逃げ回るしかない兎のような自分を脱するとともに、自分を抑圧してきた敵にリベンジする」という物語と読めば、わかりやすく意味深い表題だと思います。
またこの表題は兎毛成結奈にも繋がる言葉で、この小説は主人公兎田の話だけではなく、兎毛成の再生の話でもあるのです。
異性にときめく瞬間も描かれていて嬉しくなりますが、その前の「自分を自分として認めること」を描き切っているところが素晴らしいと思いました。
もう一つ、自分の個性を信じることに加えて、「声なき声の存在を信じるか」も大きなテーマ。自分の個性、価値を感じ取ってくれる人が必ず居ると疑わず、伝わるまで続ける根性もまた、熱く語られます。これは若者だけでなく、世界の中で生きる誰にでも大きな課題で、レビュアーも自分の仕事について深く考えさせられました。
乃ノ香先輩のバニーガール姿の挿絵がありますが、本文によればチューブトップレオタードではなくスクール水着を着ているのが正しい。
2017年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公がやや気弱すぎる?設定になってますが、ま、楽しく読めました。
2017年12月11日に日本でレビュー済み
まず、キャラが良い。主人公は部活の先輩に復讐したい(見返してやりたい)という明確な目的があり、その目的を達成するために頑張る。周りのキャラ達もちゃんと行動目的があり、その上で主人公をフォローしていく。どのキャラも生き生きとしています。
ストーリー構成も良く、この先どうなるんだろう?と終始面白く読めました。ただ残念だったのは、バンドの演奏描写がほぼ無い事。バンドで見返すのだから、ボーカルやギターの凄さが際立つ描写が欲しかったなぁ……と。また、コメディ描写がほぼ無いのは近年のラノベとしては珍しいなぁとも。
なお、作中に出てくる漫画家の名前に隠し要素?があるのは良いなと思いました。
自分がこの作品を知ったのは、「一冊で完結する傑作ラノベ」をネットで検索したからです。レビューが高評価だったので購読したのですが、ラノベ読書歴が長い人には傑作とは感じないかもなぁと思いました。もしくは、先にレビューを読んでしまったがために身構えてしまったからかも?
ストーリー構成も良く、この先どうなるんだろう?と終始面白く読めました。ただ残念だったのは、バンドの演奏描写がほぼ無い事。バンドで見返すのだから、ボーカルやギターの凄さが際立つ描写が欲しかったなぁ……と。また、コメディ描写がほぼ無いのは近年のラノベとしては珍しいなぁとも。
なお、作中に出てくる漫画家の名前に隠し要素?があるのは良いなと思いました。
自分がこの作品を知ったのは、「一冊で完結する傑作ラノベ」をネットで検索したからです。レビューが高評価だったので購読したのですが、ラノベ読書歴が長い人には傑作とは感じないかもなぁと思いました。もしくは、先にレビューを読んでしまったがために身構えてしまったからかも?
2011年10月30日に日本でレビュー済み
こればっかりで小学館の回し者みたいだが、
あえて言っちゃう。
これだからガガガは侮れない。
最近読んだ「灼熱の小早川さん」
に胸が熱くなったばかりなのにまたもや胸熱、、、!
物語としてはクラスで目立たない地味な少年が頑張って
自分をバカにしてた連中を見返してやるってお話。
一昔前の少年漫画などでは定番であり王道と言って良いパターンだが
王道の王道たる所以か、、、、、熱いのだ。
理不尽な世界に対しての憤り、悔しさがページをめくる度に伝わってくる。
引き込まれて、、ラストの逆転劇に胸のすく爽快感を覚えた。
「復讐(リベンジ)は何も生まない」と言うが
世の中の理不尽に対して怒れる心と抗議の声を上げずして
無念は晴れる事はない。
熱い灼熱の炎で燃え尽くし、その灰の中から再生する
為に復讐(リベンジ)は成されるのだろう。
いいお話だった。若い人はこーゆーの読んで欲しいよ。
とか言う私はもうオッサン、、
ガガガ文庫の良さはこーゆー作品をコンスタントに出して
くれる所にある。オススメ!
あえて言っちゃう。
これだからガガガは侮れない。
最近読んだ「灼熱の小早川さん」
に胸が熱くなったばかりなのにまたもや胸熱、、、!
物語としてはクラスで目立たない地味な少年が頑張って
自分をバカにしてた連中を見返してやるってお話。
一昔前の少年漫画などでは定番であり王道と言って良いパターンだが
王道の王道たる所以か、、、、、熱いのだ。
理不尽な世界に対しての憤り、悔しさがページをめくる度に伝わってくる。
引き込まれて、、ラストの逆転劇に胸のすく爽快感を覚えた。
「復讐(リベンジ)は何も生まない」と言うが
世の中の理不尽に対して怒れる心と抗議の声を上げずして
無念は晴れる事はない。
熱い灼熱の炎で燃え尽くし、その灰の中から再生する
為に復讐(リベンジ)は成されるのだろう。
いいお話だった。若い人はこーゆーの読んで欲しいよ。
とか言う私はもうオッサン、、
ガガガ文庫の良さはこーゆー作品をコンスタントに出して
くれる所にある。オススメ!
2011年9月13日に日本でレビュー済み
読み進める毎に
「熱い何か」が
込み上げてきます!
ストーリーは、
冴えない主人公が一人の女子生徒と出会い、
理不尽な先輩を見返すために、
不条理な世界に
一発ぶちかますために、
ギターをかき鳴らし
叫び歌うという感じで
読みやすいうえに、
自分のような人間には
共感出来る部分も多く、
どんどん物語に
引き込まれてしまいました。
きっと、読んだあとに
「青春したいな」とか
「何かかましてやりたい」みたいな感情が
生まれると思います!
オススメです!
是非、読んでみてください!!
「熱い何か」が
込み上げてきます!
ストーリーは、
冴えない主人公が一人の女子生徒と出会い、
理不尽な先輩を見返すために、
不条理な世界に
一発ぶちかますために、
ギターをかき鳴らし
叫び歌うという感じで
読みやすいうえに、
自分のような人間には
共感出来る部分も多く、
どんどん物語に
引き込まれてしまいました。
きっと、読んだあとに
「青春したいな」とか
「何かかましてやりたい」みたいな感情が
生まれると思います!
オススメです!
是非、読んでみてください!!
2014年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガガガ文庫の無名の新人だったが評判が良かったので購入。
内容は不遇に虐げられる者たちが反旗を翻して音楽で一発かますというありがちな青春小説である。内容的にはラノベ版BECKといったところか。
登場人物もそれほど目新しさや魅力は感じなかったが、作品全体から溢れだしてくるロックバンドのファーストアルバムのような初期衝動が気持ちよかった。
全体的にクオリティが高いものではないがこの勢いと青臭さは嫌いになれない、そんな感じ。また、最近の萌え一辺倒の作品達に比べれば遥かに面白いし、小説に対しての真摯さが感じられて良い。ただ、個々の展開の粗さは多少気にはなった。
作者の次作に期待したい一本。
内容は不遇に虐げられる者たちが反旗を翻して音楽で一発かますというありがちな青春小説である。内容的にはラノベ版BECKといったところか。
登場人物もそれほど目新しさや魅力は感じなかったが、作品全体から溢れだしてくるロックバンドのファーストアルバムのような初期衝動が気持ちよかった。
全体的にクオリティが高いものではないがこの勢いと青臭さは嫌いになれない、そんな感じ。また、最近の萌え一辺倒の作品達に比べれば遥かに面白いし、小説に対しての真摯さが感じられて良い。ただ、個々の展開の粗さは多少気にはなった。
作者の次作に期待したい一本。