最初から最後まで夢中で読みました。読みながら、北海道の自然がそこにあるように感じる、心のままの表現になんとも言えない気持ちになりました。共に山を歩いているような気になっていました。
沢山の方に読んでほしい一冊です。
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羆撃ち (小学館文庫 く 8-1) 文庫 – 2012/2/3
久保 俊治
(著)
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羆ハンターと美しき猟犬の熱い絆の物語
日本で唯一の羆ハンターと美しき猟犬との熱い絆の物語。日経新聞、北海道新聞、週刊文春、NHKほか多数で取り上げられ、大絶賛されたノンフィクションがついに文庫化!「涙でページがめくれない」との声が多数!著者の久保俊治氏は北海道で羆のみを追う日本で唯一のハンター。相棒の北海道犬「フチ」との出会いから、リアリティに充ち満ちた狩猟、アメリカ留学、帰国、そして再びの猟生活を類い希なる表現力で描く。椎名誠氏は「男が野生の風になる瞬間を知った。その研ぎ澄まされた感性に羨望する」とコメントを寄せている。
「フチが私の顔を見る。その目が輝いている。行け、呟くように頷く。藪に走り込み、あっという間に姿が見えなくなった」
「下枝の張った太いエゾマツの下で、雨を避けてビバークする。たき火のかたわらで、飯盒のメシを分け合って食べる。砂糖湯を飲みながら、私の膝に顎をもたせかけているフチの頭を撫でてやる。気持ちよさそうに目を細めるフチの顔をみながら、またとない相棒を得たという思いがフツフツと湧いてくる」(共に本書より)。
北の果ての大地で相棒のフチと羆に立ち向かう孤高のハンターの感動の物語は誰の心をも打つ。
日本で唯一の羆ハンターと美しき猟犬との熱い絆の物語。日経新聞、北海道新聞、週刊文春、NHKほか多数で取り上げられ、大絶賛されたノンフィクションがついに文庫化!「涙でページがめくれない」との声が多数!著者の久保俊治氏は北海道で羆のみを追う日本で唯一のハンター。相棒の北海道犬「フチ」との出会いから、リアリティに充ち満ちた狩猟、アメリカ留学、帰国、そして再びの猟生活を類い希なる表現力で描く。椎名誠氏は「男が野生の風になる瞬間を知った。その研ぎ澄まされた感性に羨望する」とコメントを寄せている。
「フチが私の顔を見る。その目が輝いている。行け、呟くように頷く。藪に走り込み、あっという間に姿が見えなくなった」
「下枝の張った太いエゾマツの下で、雨を避けてビバークする。たき火のかたわらで、飯盒のメシを分け合って食べる。砂糖湯を飲みながら、私の膝に顎をもたせかけているフチの頭を撫でてやる。気持ちよさそうに目を細めるフチの顔をみながら、またとない相棒を得たという思いがフツフツと湧いてくる」(共に本書より)。
北の果ての大地で相棒のフチと羆に立ち向かう孤高のハンターの感動の物語は誰の心をも打つ。
- 本の長さ348ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2012/2/3
- 寸法10.8 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-104094086919
- ISBN-13978-4094086911
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2012/2/3)
- 発売日 : 2012/2/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 348ページ
- ISBN-10 : 4094086919
- ISBN-13 : 978-4094086911
- 寸法 : 10.8 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 9,276位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年2月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
評価が良かったので購入した次第です。やはり良かった。もっとフチとの生活にページを割き、逆にアメリカ生活を減らしたも良かったかな。
でもとても素晴らしい作品ですね。
でもとても素晴らしい作品ですね。
2023年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
美しい自然描写、朴訥ながらも読みやすい文章も好感が持てる。なにより想像では書けないリアルなハンター自身による狩猟の描写はリアルそのものである。自然描写も美しく、前半のストイックなまでの羆猟部分は本当に引き込まれた。読みやすくいらない描写もないのでかなりお勧めだと思います。しかし後半は犬の訓練とアメリカの話が中心となり少し求めるところからは外れてしまったので残念でした。
2023年1月23日に日本でレビュー済み
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北海道に住む人間として、改めて自然に対する畏敬の念を強く感じました。ありがとうございました。
2022年10月14日に日本でレビュー済み
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ハンターと愛犬との、深い愛情と信頼関係に心を打たれます。ぜひ読むべき一冊です。
2013年7月18日に日本でレビュー済み
猟師である著者の羆猟を書いた本であり、またそれを柱とした自伝でもあります。
レアな羆猟が細かに書かれており、また描写も繊細で読みやすい。
羆猟を猟師さんの目から見た著作など中々無いと思いますし、
なにより現代の猟を知る事が出来て面白いです。
しかしあくまでも普段のお仕事としての羆猟なので、
緊迫した展開は多少なりともあるものの、緊張に欠ける向きが有るのは仕方ありません。
普段の仕事が其れこそ波瀾万丈でしたらやってられませんしね。
それと自伝なので仕方有りませんが、ちょと独善的な空気が鼻につきました。
レアな羆猟が細かに書かれており、また描写も繊細で読みやすい。
羆猟を猟師さんの目から見た著作など中々無いと思いますし、
なにより現代の猟を知る事が出来て面白いです。
しかしあくまでも普段のお仕事としての羆猟なので、
緊迫した展開は多少なりともあるものの、緊張に欠ける向きが有るのは仕方ありません。
普段の仕事が其れこそ波瀾万丈でしたらやってられませんしね。
それと自伝なので仕方有りませんが、ちょと独善的な空気が鼻につきました。
2022年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかく面白いです。狩猟は知らない世界でしたが、この本で描かれている模様は脳内で画像になり、興奮や不安や感動や後悔やその先をまるで自分が経験しているみたいでした。