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ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち (小学館文庫 か 49-2) 文庫 – 2018/10/5
河合 香織
(著)
入手困難な日本ワインの知られざる誕生秘話
日本のワイン造りは、世界の常識からかけ離れていた。
ワイン用ぶどうではなく生食用ぶどうを使い、また、海外からワインやぶどう果汁を輸入して造ることも多かった。
そのような状況に異を唱えた人物がいる。
「海外の銘醸地にコンプレックスを感じながら日本でワインを造る時代は終わった。君たちは本気で海外に負けないワインを造りなさい」
日本のワイン造りを主導した醸造家・麻井宇介(うすけ)の教えを受けた岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦の3人は、師の遺志を受け継ぎ「ウスケボーイズ」と自らを名乗る。
そして、それぞれが日本では絶対に無理と言われたワイン用ぶどうの栽培から醸造までを一貫して手がけるワイン造りにすべての情熱を傾けるようになる。
日本で“本当のワイン造り"に打ち込んだ青年達の出会いから、ワイン造りを目指し、葛藤しながら成功していくまでの物語。
小学館ノンフィクション大賞受賞作、待望の文庫化!
解説は翻訳家の鴻巣友季子氏。
本作を原作とする映画『ウスケボーイズ』が2018年10月20日公開。渡辺大、橋爪功、安達祐実ら豪華キャストが出演。
日本のワイン造りは、世界の常識からかけ離れていた。
ワイン用ぶどうではなく生食用ぶどうを使い、また、海外からワインやぶどう果汁を輸入して造ることも多かった。
そのような状況に異を唱えた人物がいる。
「海外の銘醸地にコンプレックスを感じながら日本でワインを造る時代は終わった。君たちは本気で海外に負けないワインを造りなさい」
日本のワイン造りを主導した醸造家・麻井宇介(うすけ)の教えを受けた岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦の3人は、師の遺志を受け継ぎ「ウスケボーイズ」と自らを名乗る。
そして、それぞれが日本では絶対に無理と言われたワイン用ぶどうの栽培から醸造までを一貫して手がけるワイン造りにすべての情熱を傾けるようになる。
日本で“本当のワイン造り"に打ち込んだ青年達の出会いから、ワイン造りを目指し、葛藤しながら成功していくまでの物語。
小学館ノンフィクション大賞受賞作、待望の文庫化!
解説は翻訳家の鴻巣友季子氏。
本作を原作とする映画『ウスケボーイズ』が2018年10月20日公開。渡辺大、橋爪功、安達祐実ら豪華キャストが出演。
- 本の長さ252ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2018/10/5
- 寸法10.5 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-104094065709
- ISBN-13978-4094065701
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2018/10/5)
- 発売日 : 2018/10/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 252ページ
- ISBN-10 : 4094065709
- ISBN-13 : 978-4094065701
- 寸法 : 10.5 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 332,494位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,695位小学館文庫
- カスタマーレビュー:
著者について
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1974年生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒。2009年『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』で第16回小学館ノンフィクション大賞を受賞。2019年、『選べなかった命 出生前診断の誤診で生まれた子』で第50回大宅壮一ノンフィクション賞、第18回新潮ドキュメント賞を受賞。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ワインに魅了された3人の物語を通じてワインとは何かを知れた。ワインがもっと飲みたくなる本。
2020年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を見てから書籍を読むのがベストかと。
なるほどと思うことが様々あり、日本ワインがより、そして世界のワインにももちろん興味を持てる良い作品でした。
なるほどと思うことが様々あり、日本ワインがより、そして世界のワインにももちろん興味を持てる良い作品でした。
2021年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白くて一気によみました。
2020年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人気過ぎてすぐに予約完売してしまうワイナリーを深く知りたく読んだ。お金のない学生時代に仲間たちと有り金をはたいて良いワインを飲み、舌を鍛えたエピソードが記憶に残った。なにごとも醸成させるには投資が必要である。
2020年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ソムリエ資格あり。現在何ちゃってノムリエ。しかし、日本ワインについて、勉強し直しが必要になり、辿って行ってこの本に巡り会いました。麻井宇介さんの本は既にタンスの肥やしになっておりましたが、衝撃でした!小布施ワイナリーのワインは偶然2年前に飲んでいたのに、猫に小判状態でした。
余りの面白さに一気に読了。
ワインはテロワールが全てと思っていたカチカチ頭をハンマーでぶっ叩かれた気分です。
どの道も極めるのは求道。
そして哲学無しでは羅針盤無しで大海原を進むようなものと実感します。
ワインに興味がある無しに関わらず読んで欲しい。
余りの面白さに一気に読了。
ワインはテロワールが全てと思っていたカチカチ頭をハンマーでぶっ叩かれた気分です。
どの道も極めるのは求道。
そして哲学無しでは羅針盤無しで大海原を進むようなものと実感します。
ワインに興味がある無しに関わらず読んで欲しい。
2011年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私はワインには多少興味はあるのですが詳しいわけではありません
なんとなく日本のワインはたいしたことないでしょと思っていて
ワインを飲むならフランスかイタリアのものをと思って飲んでます
そんなわけでこの本が書評で紹介されているのを見かけて
日本のワインの造り手がそんなにすごいのかと気になって
買って読んでみました
この本で書かれている3人の造り手は知らなかったのですが
いやスゴイです!!
安定を捨てて
後先考えていないとも思えるよるような挑戦をして
大きな犠牲を払っても
ワイン造りに人生をかけていく3人の姿は
なぜそこまでするの?と思うほどです
3人の仕事への真っ直ぐな姿勢に
自分は仕事に対してどうだろうかと考えさせられ
またこれだけ打ち込める仕事に出会えた彼らが羨ましくもあります
おそらくこの本を読み終わると
そこまでして造られたワインがどんなものなのか飲んでみたくなります
しかし帯にも書いてありましたが
ほとんど手に入らないことが残念・・・
(小布施ワイナリーは手に入りましたが
ほかのふたりのはまったく無理でした)
あと難点を言えば
読み進めるうちに前に出てきたあの話は3人のうちの誰の話だっけ?と
わからなくなり混乱する部分が少なからずありました
なんとなく日本のワインはたいしたことないでしょと思っていて
ワインを飲むならフランスかイタリアのものをと思って飲んでます
そんなわけでこの本が書評で紹介されているのを見かけて
日本のワインの造り手がそんなにすごいのかと気になって
買って読んでみました
この本で書かれている3人の造り手は知らなかったのですが
いやスゴイです!!
安定を捨てて
後先考えていないとも思えるよるような挑戦をして
大きな犠牲を払っても
ワイン造りに人生をかけていく3人の姿は
なぜそこまでするの?と思うほどです
3人の仕事への真っ直ぐな姿勢に
自分は仕事に対してどうだろうかと考えさせられ
またこれだけ打ち込める仕事に出会えた彼らが羨ましくもあります
おそらくこの本を読み終わると
そこまでして造られたワインがどんなものなのか飲んでみたくなります
しかし帯にも書いてありましたが
ほとんど手に入らないことが残念・・・
(小布施ワイナリーは手に入りましたが
ほかのふたりのはまったく無理でした)
あと難点を言えば
読み進めるうちに前に出てきたあの話は3人のうちの誰の話だっけ?と
わからなくなり混乱する部分が少なからずありました
2020年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本すごく好きです。
ウスケボーイズの方々も、河合さんだから安心して色々とお話しされたのかなと思いました。
着眼点、取材力など、素晴らしいです。それ以上に、関わった人を大切にされている様子が感じられました。
ワインの作り手の方のお話。とっても、とっても貴重です。
それぞれのワインづくりを認め合う姿は、人としての生き方までも教えてくれているような気がします。
人間のエゴで、ぶどうの良し悪しを判断するのではなく、自然がぶどうをつくる。とういう考えで、ぶどうをただ見守っている。
自然に委ねるよなワインづくり。色々と考え刺せられました。
ウスケボーイズの方々も、河合さんだから安心して色々とお話しされたのかなと思いました。
着眼点、取材力など、素晴らしいです。それ以上に、関わった人を大切にされている様子が感じられました。
ワインの作り手の方のお話。とっても、とっても貴重です。
それぞれのワインづくりを認め合う姿は、人としての生き方までも教えてくれているような気がします。
人間のエゴで、ぶどうの良し悪しを判断するのではなく、自然がぶどうをつくる。とういう考えで、ぶどうをただ見守っている。
自然に委ねるよなワインづくり。色々と考え刺せられました。
2018年10月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画を既に観た人にもお勧めする。
映画ではなかった描写があり、理解が深まる。
そして、本書はワイン造りの事だけでなく、ボーイズの心理描写にもリアリティがあるので、
ノンフィクションでもあり、感動するヒューマンドラマでもあった。
「ワイン=土地であり、自然の土地が生んだものだから、優劣ではなく個性。ワインは多様性や個性が魅力だ。そして、人間も一本のぶどう木と同じ自然の一部である。」
というメッセージは、ワインを人の人生に結びつけ、ありのままの人生を受け入れて楽しむことの大切さを教えてくれた。
映画ではなかった描写があり、理解が深まる。
そして、本書はワイン造りの事だけでなく、ボーイズの心理描写にもリアリティがあるので、
ノンフィクションでもあり、感動するヒューマンドラマでもあった。
「ワイン=土地であり、自然の土地が生んだものだから、優劣ではなく個性。ワインは多様性や個性が魅力だ。そして、人間も一本のぶどう木と同じ自然の一部である。」
というメッセージは、ワインを人の人生に結びつけ、ありのままの人生を受け入れて楽しむことの大切さを教えてくれた。