私は1989年生まれで、子供の頃から環境問題や動物の絶滅危機についてテレビでも本でもやっていた。
だから今ではアフリカの動物の状況は少しずつ改善していると勘違していた。これほど近代化し、スマホを持ち歩く私達に象牙や革製品を欲しがるモチベーションがないだろうし。
だが現実はもう野生動物は絶滅するしかないという絶望的状況が淡々と針を進めていたと、この本で知った。
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牙: アフリカゾウの「密猟組織」を追って 単行本 – 2019/5/8
三浦 英之
(著)
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アフリカゾウ虐殺の「真犯人」は誰だ!?
アフリカで、年間3万頭以上のゾウが、牙を抉り取られて虐殺されている。
野生のゾウは絶滅の危機に瀕し、今後十数年のうちに地球上から姿を消してしまうと言われている。
その犯人は、象牙の国際密猟組織。
元アフリカ特派員の筆者は、密猟で動くカネが過激派テロリストの資金源になっている実態に迫り、背後に蠢く中国の巨大な影を見つける。
そして問題は、象牙の印鑑を重宝する私たち日本人へと繋がっていく。
密猟組織のドン、過激派テロリスト、中国大使館員、日本の象牙業者。
虐殺の「真犯人」とは、いったい誰なのか――。
選考委員満場一致の第25回「小学館ノンフィクション大賞」受賞作。
◎高野秀行(ノンフィクション作家)
「ショッキングな現実が勢いある筆致で描かれ、『ザ・ノンフィクション』の醍醐味がある」
◎古市憲寿(社会学者)
「実は日本が加害者だった? ゾウと我々の意外な関係性が明らかになる」
◎三浦しをん(作家)
「私は、今後も象牙の印鑑は絶対作らないぞと決意した」
【編集担当からのおすすめ情報】
開高健ノンフィクション賞、石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞も受賞した筆者による、
すべてのノンフィクション好きにお読みいただきたい一冊です。
アフリカで、年間3万頭以上のゾウが、牙を抉り取られて虐殺されている。
野生のゾウは絶滅の危機に瀕し、今後十数年のうちに地球上から姿を消してしまうと言われている。
その犯人は、象牙の国際密猟組織。
元アフリカ特派員の筆者は、密猟で動くカネが過激派テロリストの資金源になっている実態に迫り、背後に蠢く中国の巨大な影を見つける。
そして問題は、象牙の印鑑を重宝する私たち日本人へと繋がっていく。
密猟組織のドン、過激派テロリスト、中国大使館員、日本の象牙業者。
虐殺の「真犯人」とは、いったい誰なのか――。
選考委員満場一致の第25回「小学館ノンフィクション大賞」受賞作。
◎高野秀行(ノンフィクション作家)
「ショッキングな現実が勢いある筆致で描かれ、『ザ・ノンフィクション』の醍醐味がある」
◎古市憲寿(社会学者)
「実は日本が加害者だった? ゾウと我々の意外な関係性が明らかになる」
◎三浦しをん(作家)
「私は、今後も象牙の印鑑は絶対作らないぞと決意した」
【編集担当からのおすすめ情報】
開高健ノンフィクション賞、石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞も受賞した筆者による、
すべてのノンフィクション好きにお読みいただきたい一冊です。
- 本の長さ245ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2019/5/8
- 寸法13.8 x 2.2 x 19.4 cm
- ISBN-104093886946
- ISBN-13978-4093886949
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2019/5/8)
- 発売日 : 2019/5/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 245ページ
- ISBN-10 : 4093886946
- ISBN-13 : 978-4093886949
- 寸法 : 13.8 x 2.2 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 421,903位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
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2019年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
圧倒的な表紙の写真とタイトルにひかれて購入。
中国、日本における象牙の需要が、アフリカの国家やテロリストの資金源になっており、密猟に拍車をかけていると・・・。
動物好きで、地球におけるアフリカゾウの現状を知りたい方におすすめします。
著者は新聞記者でルポライターの三浦英之氏。
治安の悪いアフリカで象牙の密猟に関して現地のレオンと共に命がけで取材した渾身のノンフィクション。
密漁者・レンジャー・テロリスト・政府の繋がり等、読んでいてハラハラします。
是非、一読を。
中国、日本における象牙の需要が、アフリカの国家やテロリストの資金源になっており、密猟に拍車をかけていると・・・。
動物好きで、地球におけるアフリカゾウの現状を知りたい方におすすめします。
著者は新聞記者でルポライターの三浦英之氏。
治安の悪いアフリカで象牙の密猟に関して現地のレオンと共に命がけで取材した渾身のノンフィクション。
密漁者・レンジャー・テロリスト・政府の繋がり等、読んでいてハラハラします。
是非、一読を。
2019年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無事に届きました。お品の状態も申し分有りません。本当に有り難う御座いました。贅沢を言うなら…
雨対策のビニールをセロテープ止めだけ、宜しくお願いします。
雨対策のビニールをセロテープ止めだけ、宜しくお願いします。
2019年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
半年ほど前に家族で訪れたケニア。現地の人は、最近ケニアでの密猟の数が激減していると話していましたが、実際はどうなのでしょう?
近年気になっていた象牙の密猟に関して興味があってこの本を選びました。
日本人は今でも本当に象牙の製品を買い続ける必要があるのでしょうか? 守っていくべき伝統でしょうか?
1人でも多くの日本人によんで欲しい一冊です。
近年気になっていた象牙の密猟に関して興味があってこの本を選びました。
日本人は今でも本当に象牙の製品を買い続ける必要があるのでしょうか? 守っていくべき伝統でしょうか?
1人でも多くの日本人によんで欲しい一冊です。
2019年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現地で自ら危険な取材をしているだけあって、臨場感があるというか説得力がある。
アフリカから遠く離れた日本では象牙の為にゾウが殺されているという感覚は乏しいと思う。
読み終わってから、30年前に買った象牙の印鑑を目の前にものすごい罪悪感。
現在ルールにのっとって販売しているというお店は本当にそうなんだろうか?
途中に掲載されたアフリカゾウ「サタオ」の写真みて虚しくなりました。
アフリカから遠く離れた日本では象牙の為にゾウが殺されているという感覚は乏しいと思う。
読み終わってから、30年前に買った象牙の印鑑を目の前にものすごい罪悪感。
現在ルールにのっとって販売しているというお店は本当にそうなんだろうか?
途中に掲載されたアフリカゾウ「サタオ」の写真みて虚しくなりました。
2019年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アフリカやアジア象の象牙利用は、古代から行われ、古い歴史を有する。当時は弓矢、槍による象牙獲得のための命がけの狩りであった。
近代の象の密猟は、アフリカ各地に村人の居住を禁じる国立公園が設置されて以降、また、繰り返し起きる内戦時に盛んに行われた(象のみに限らずゴリラも含まれ、レイヨウ類は数限りがない)。
アフリカ象の場合、中国を始めとする国々が、政府の要人や野生動物の管理者たちに賄賂を提供、その黙認を得て、村人たちには自動銃や装弾を提供して象を密猟させる。取り締まる側は少ない予算と装備とで、保護地全体をカバーしきれない。
時折、新聞紙上を賑わせるアフリカ象の減少は、こうしたことが主原因となっている。
象の密猟や保護に付いてはこれまで何冊もの書物が刊行されてきた。本書の特色は、当然ながら我が国も象の密猟に間接的に関わっていることを明らかにした点である。
居住地を追い出された貧しい住民たち、銃や弾薬を購入する資金の欲しいテロリスト、象牙文化を捨てきれない中国や我が国日本が、寄ってたかってアフリカ象を滅亡に追い込んでいるのである。気候変動も加わればそのスピードは更に早まるだろう。賢い象たちを映像のみに残すようなことがあっては断じてならない。
近代の象の密猟は、アフリカ各地に村人の居住を禁じる国立公園が設置されて以降、また、繰り返し起きる内戦時に盛んに行われた(象のみに限らずゴリラも含まれ、レイヨウ類は数限りがない)。
アフリカ象の場合、中国を始めとする国々が、政府の要人や野生動物の管理者たちに賄賂を提供、その黙認を得て、村人たちには自動銃や装弾を提供して象を密猟させる。取り締まる側は少ない予算と装備とで、保護地全体をカバーしきれない。
時折、新聞紙上を賑わせるアフリカ象の減少は、こうしたことが主原因となっている。
象の密猟や保護に付いてはこれまで何冊もの書物が刊行されてきた。本書の特色は、当然ながら我が国も象の密猟に間接的に関わっていることを明らかにした点である。
居住地を追い出された貧しい住民たち、銃や弾薬を購入する資金の欲しいテロリスト、象牙文化を捨てきれない中国や我が国日本が、寄ってたかってアフリカ象を滅亡に追い込んでいるのである。気候変動も加わればそのスピードは更に早まるだろう。賢い象たちを映像のみに残すようなことがあっては断じてならない。
2020年7月6日に日本でレビュー済み
前提となる問題として、著者は、アフリカゾウが急速な勢いで減少し絶滅の危機にあること、それが象牙目当ての密猟によるものであり、死後硬直が始まる前にチェーンソーで顔面をえぐるという残酷な手段で為されていること、さらに象牙によって得られた金銭がイスラム原理主義テロリストたちの資金源にもなっていることを明らします。
そのうえで著者はケニアの国立保護区管理施設で野生動物の獣医として従事する滝田明日香氏のアドバイスに従って、すでにありふれている密猟の現場への取材ではなく、密猟組織の調査に着手します。調査を進めるうちに著者は中国人組織の存在に行き当たり、それも単に民間人によるものではなく中国政府が積極的に関与している疑いを強く持つようになります。しかし、そんな中国政府がらみの密猟の実態に迫る著者にとっては急転直下の展開が、ワシントン条約締約国会議によってもたらされます。そこで著者はひるがえって、アフリカゾウ絶滅危機における祖国日本政府の対応の姑息さにうろたえることになります。
結果として密猟組織の解明には失敗していますが、アフリカゾウの密猟問題を通して、現地の貧困、政府や警察の腐敗、テロリズム、中国の政府がらみの大規模犯罪への疑惑、現状を変えようとしない日本政府の対応などを伝えており、ルポとしては大きな成果を上げていると思えます。また、本作で登場した獣医師・滝田明日香さんの著作に興味を持ちました。
そのうえで著者はケニアの国立保護区管理施設で野生動物の獣医として従事する滝田明日香氏のアドバイスに従って、すでにありふれている密猟の現場への取材ではなく、密猟組織の調査に着手します。調査を進めるうちに著者は中国人組織の存在に行き当たり、それも単に民間人によるものではなく中国政府が積極的に関与している疑いを強く持つようになります。しかし、そんな中国政府がらみの密猟の実態に迫る著者にとっては急転直下の展開が、ワシントン条約締約国会議によってもたらされます。そこで著者はひるがえって、アフリカゾウ絶滅危機における祖国日本政府の対応の姑息さにうろたえることになります。
結果として密猟組織の解明には失敗していますが、アフリカゾウの密猟問題を通して、現地の貧困、政府や警察の腐敗、テロリズム、中国の政府がらみの大規模犯罪への疑惑、現状を変えようとしない日本政府の対応などを伝えており、ルポとしては大きな成果を上げていると思えます。また、本作で登場した獣医師・滝田明日香さんの著作に興味を持ちました。
2019年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゾウの習性、現地を取り巻く問題が過不足なく説明されており、最後まで興味深かった。
誰でも簡単に加害者の一員になってしまう可能性があること。恐ろしい事実だが、知っておかなければならないことだと感じる。
誰でも簡単に加害者の一員になってしまう可能性があること。恐ろしい事実だが、知っておかなければならないことだと感じる。