《宇野亜喜良ファン✖️猫好き》なら堪能できること請け合い。過去の作品と書き下ろしのイラストをおしゃれにまとめた、凝ったつくりの美しい本です。
食前酒から前菜、パスタ、魚介…とメニューがすすみ、食後のコーヒーに辿りつくころにはため息が出るでしょう。濃厚な宇野亜喜良ワールドで泥酔しないよう、コミカルなショータイムまで用意されている周到さです。
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白猫亭 追憶の多い料理店 ペーパーバック – 2004/10/5
宇野 亜喜良
(イラスト)
鬼才・宇野亜喜良が描く、失われた恋の記憶。「LOVE? 質問はひとつ、答えは1万通り」。追憶の波止場にある料理店・白猫亭を舞台に繰り広げられる、甘く切ないラブ・ファンタジー。麗しいマダムが、御来店をお待ちしております。
- 本の長さ80ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2004/10/5
- ISBN-104093874905
- ISBN-13978-4093874908
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商品の説明
出版社からのコメント
1960年代より常に時代をリードするイラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍してきた宇野亜喜良氏の、独特の美学に貫かれた美しい世界が、テキストとヴィジュアルを通して広がります。 『白猫亭 追憶の多い料理店』は、宇野ファンのみならず、恋をしたことのある大人ならば誰もが魅了されずにはおれない、陶酔と哀愁に満ちた甘美な読書体験をお約束いたします。
著者について
<宇野亜喜良氏 略歴> 1934年、名古屋生まれ。1960年代より、時代をリードするイラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍。1980年代より、個展多数開催。また、舞台芸術の分野でも活躍。 主な著書に、『宇野亜喜良マスカレード』(1982年 美術出版社)、『LUNATICO』(1990年 新書館)、『薔薇の記憶』(2000年 東京書籍)など多数。 主な受賞に、1982年講談社出版文化挿絵賞、1989年サンリオ美術賞、1992年 赤い鳥挿絵賞ほか多数。また、1999年には、紫綬褒章受賞。
登録情報
- 出版社 : 小学館 (2004/10/5)
- 発売日 : 2004/10/5
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 80ページ
- ISBN-10 : 4093874905
- ISBN-13 : 978-4093874908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 160,125位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,556位アート・建築・デザイン (本)
- - 11,433位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太った王様が猫になりたがる話なんか、絵本にする意味が不明。
2017年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私が宇野亞喜良さんを知ったのは1970年代です。
劇場のポスターや本の装丁でした。
その頃は、日本は経済や産業が大きく発展していく一方で、
何かを忘れたり、忘れたふりをしたりしていました。
そんな、しまっておいた、古い記憶を、
独り、そっと手にとってみるような、お話でした。
劇場のポスターや本の装丁でした。
その頃は、日本は経済や産業が大きく発展していく一方で、
何かを忘れたり、忘れたふりをしたりしていました。
そんな、しまっておいた、古い記憶を、
独り、そっと手にとってみるような、お話でした。
2009年5月9日に日本でレビュー済み
宇野さんワールド、炸裂です。
小さい頃から、宇野さんの作品を見てきました。
子供ながらに、妖しい・不思議な作品でした。
たぶん、私が目にしなかったもっと淫美な作品もあったのでしょう。
え、宇野さんっていくつ?と思い調べたら…、1934年のお生まれ。
75歳ですよ!
それでこの世界を描かれている。
古さなど微塵にも感じられず、むしろ新しささえ感じる。
凄い人ですよね。
いつまでも良い作品を世に送り出していただきたいと思いました。
小さい頃から、宇野さんの作品を見てきました。
子供ながらに、妖しい・不思議な作品でした。
たぶん、私が目にしなかったもっと淫美な作品もあったのでしょう。
え、宇野さんっていくつ?と思い調べたら…、1934年のお生まれ。
75歳ですよ!
それでこの世界を描かれている。
古さなど微塵にも感じられず、むしろ新しささえ感じる。
凄い人ですよね。
いつまでも良い作品を世に送り出していただきたいと思いました。
2005年7月10日に日本でレビュー済み
1964〜2004の作品に、描きおろしを加えた絵本ですが、
宇野亜喜良の作風は、既に完成されているので、
みごとな、大人の絵本に仕上がっています。
白猫が案内する、ショータイム入りのフルコース。
【食前酒 ミラージュ・ボール/せつない気持ちと ダイアモンドダストをシェイクし
冷やした水晶のグラスに満たします。】
こんな風に、追憶のスペシャル・メニューが次々に出てきます。
【デザート/今は亡き王女のためのババロア】で心を満たし、
【苦笑い付きコーヒー】を飲めば、ゆっくりと覚醒して・・・。
またそのうち、白猫亭の扉を開けたくなることでしょう。
宇野亜喜良の作風は、既に完成されているので、
みごとな、大人の絵本に仕上がっています。
白猫が案内する、ショータイム入りのフルコース。
【食前酒 ミラージュ・ボール/せつない気持ちと ダイアモンドダストをシェイクし
冷やした水晶のグラスに満たします。】
こんな風に、追憶のスペシャル・メニューが次々に出てきます。
【デザート/今は亡き王女のためのババロア】で心を満たし、
【苦笑い付きコーヒー】を飲めば、ゆっくりと覚醒して・・・。
またそのうち、白猫亭の扉を開けたくなることでしょう。
2004年10月8日に日本でレビュー済み
絵物語とでも言った方がよさそうなくらい、絵と文がきっちり合ってる!それは書いた人と描いた人が同じだからだけれど、宇野さんの絵はどの文章にもしっくりしてしまう。むしろ文を引き込んでいくのに、文以上の主張はしない。だからとても好きな画家です。これは「あはは」と笑うものでもなく痛みを伴った「うふふ」がぴったりくる。タイトル通り白猫が料理をサーヴするので、絵本自体はメニュー仕立て。でもそのメニューったら!ちゃんと食前酒、前菜から始まり、デザートとコーヒーで終わるように、小さな物語をつぎつぎとテーブルに持ってきてもらうみたい。常々いい本や素敵なことばはからだの一部分になると思うけれど、ほんとうに食べた気になってしまう。
あの日泣いたな、あの日一緒に笑ったな、思い込みだったかもしれないけれど恋をしたな、そして、その恋を埋めたな、ということを次々と思い出した。たくさんの日をともにした人たちの顔とともに。
あの日泣いたな、あの日一緒に笑ったな、思い込みだったかもしれないけれど恋をしたな、そして、その恋を埋めたな、ということを次々と思い出した。たくさんの日をともにした人たちの顔とともに。
2004年10月30日に日本でレビュー済み
表紙に惹かれ衝動買いしました。とても贅沢な一冊です。
めくるめく宇野さんの世界が何とも官能的で、思わず溜息が出ます。エロティックで可愛くてちょっぴり残酷で・・・とても言葉では言い尽くせません。
かなわぬながらも「こんな女性になりたい」と夢見てしまうんですよね。まさにマジック。久々にときめいた本でした。
宇野さんファンのみならずお薦め!
めくるめく宇野さんの世界が何とも官能的で、思わず溜息が出ます。エロティックで可愛くてちょっぴり残酷で・・・とても言葉では言い尽くせません。
かなわぬながらも「こんな女性になりたい」と夢見てしまうんですよね。まさにマジック。久々にときめいた本でした。
宇野さんファンのみならずお薦め!