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星に願いを 単行本 – 2023/10/17
鈴木 るりか
(著)
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花実母娘のルーツとなる祖母の壮絶な人生譚
花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。そして、ほんのり初恋の気配も。そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中3となる。事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。
そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。そして、その女性からタツヨの日記を渡される。そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。それを読んだ花実は・・・・・・。
前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です。
【編集担当からのおすすめ情報】
初稿を読んだときの衝撃はすごいものでした。前半、クスッと笑えてじわっと泣かせる「るりか節」を楽しんでいたところ、後半にきてハンマーで殴られたような衝撃が。「えええ」と思わず驚くことをお約束します。そして、相変わらずの昭和ツウぶりに「一体、人生何回生きているんだろう」と本気で思うこと間違いありません。
『さよなら、田中さん』そして『太陽はひとりぼっち』『私を月に連れてって』に続く、人気の花実母娘シリーズ。この母娘のルーツにこんなことがあったなんて。ショックを受けつつも、だからこその真千子の母親としての頑張りや、かつてのタツヨの言葉が、大変な説得力をもって迫ってきます。それにしても、小学生の時に執筆した小説とすべてをリンクさせて、オチをつけてくるなんて、著者の力に思わず唸りました。
是非、この世界を味わってみてください。そして、ご感想を是非お聞かせください。よろしくお願い致します!
花実は中学三年生となった。進路を考える年頃。そして、ほんのり初恋の気配も。そんなある日、花実の母・真千子がひったくりの被害に遭う。その事件から、花実は「金」に対しての意識がより強くなり、よりシビアな中3となる。事件の犯人が判明するが、それは予想外のほろ苦い結果に。
そんなある日、見知らぬ女性から祖母タツヨの訃報が届く。以前「太陽はいつもひとりぼっちだ」と言い放ち去って行った祖母。そして、その女性からタツヨの日記を渡される。そこには、暗く辛い昭和を生き抜いてきたタツヨの長い長い凄惨な人生が刻まれていた。それを読んだ花実は・・・・・・。
前半と後半ではまったく違う世界を味わえる作品。本当に二十歳の著者が書いたのだろうか、と驚く展開、描写。著者のまったく新しい一面を見ることが出来る渾身の長編小説です。
【編集担当からのおすすめ情報】
初稿を読んだときの衝撃はすごいものでした。前半、クスッと笑えてじわっと泣かせる「るりか節」を楽しんでいたところ、後半にきてハンマーで殴られたような衝撃が。「えええ」と思わず驚くことをお約束します。そして、相変わらずの昭和ツウぶりに「一体、人生何回生きているんだろう」と本気で思うこと間違いありません。
『さよなら、田中さん』そして『太陽はひとりぼっち』『私を月に連れてって』に続く、人気の花実母娘シリーズ。この母娘のルーツにこんなことがあったなんて。ショックを受けつつも、だからこその真千子の母親としての頑張りや、かつてのタツヨの言葉が、大変な説得力をもって迫ってきます。それにしても、小学生の時に執筆した小説とすべてをリンクさせて、オチをつけてくるなんて、著者の力に思わず唸りました。
是非、この世界を味わってみてください。そして、ご感想を是非お聞かせください。よろしくお願い致します!
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2023/10/17
- 寸法13 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-10409386697X
- ISBN-13978-4093866972
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2023/10/17)
- 発売日 : 2023/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 409386697X
- ISBN-13 : 978-4093866972
- 寸法 : 13 x 1.8 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,935位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,965位文芸作品
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリーズの回を重ねる度に読み応えが増していると感じていましたが、本作品ですっかり鈴木さんのファンになりました。いつも通りの軽快なタッチのストーリーに自然と引き込まれて行く中で、後半部分はやはり衝撃的でした。涙が止まりませんでした。社会問題の複雑な事情についても考えさせられました。近くの図書館で何ヶ月も貸出中だったので、しびれを切らして自分で買って読んだのですが正解でした。老若男女問わず、誰が読んでも満足できる作品だと思います。
2023年11月23日に日本でレビュー済み
大好きな花実親子シリーズの新作。私の好きな三上くんが出てくるかな、なんて軽いノリで読みはじめたが、本を閉じる頃には胸がいっぱいで何とも形容しがたい思いでいっぱいになった。
前半は花実親子の現在の状況が語られる。相変わらず親子は仲良く大家さんと母マチコは漫才のような会話をしている。突然の犯罪に遭うが母はこの人らしく気丈に振る舞い花実も何とか自分に出来ることをしようと頑張る。ここまでがいつものるりか節で語られるのだか、後半からガラリと内容が変わる。
以前数日間だけ滞在したマチコの母、花実の祖母が亡くなったという知らせと遺品のノートが届くのだ。このノートの内容が後半のストーリーになるのだが、そこには祖母の驚愕の人生が…。
鈴木るりかさんは稀代のストーリーテラーだと改めて感じた。単純な毒親だの貧困だの謝罪やら許しやらという言葉では済まさない問題提起。そこにミステリーまで絡めてくるのだから…。
インタビューによると、現在大学在学中の彼女は小説以外の道も考えているらしい。でも読者の1人としてはこの人の小説を今後も読み続けたいと願う。
前半は花実親子の現在の状況が語られる。相変わらず親子は仲良く大家さんと母マチコは漫才のような会話をしている。突然の犯罪に遭うが母はこの人らしく気丈に振る舞い花実も何とか自分に出来ることをしようと頑張る。ここまでがいつものるりか節で語られるのだか、後半からガラリと内容が変わる。
以前数日間だけ滞在したマチコの母、花実の祖母が亡くなったという知らせと遺品のノートが届くのだ。このノートの内容が後半のストーリーになるのだが、そこには祖母の驚愕の人生が…。
鈴木るりかさんは稀代のストーリーテラーだと改めて感じた。単純な毒親だの貧困だの謝罪やら許しやらという言葉では済まさない問題提起。そこにミステリーまで絡めてくるのだから…。
インタビューによると、現在大学在学中の彼女は小説以外の道も考えているらしい。でも読者の1人としてはこの人の小説を今後も読み続けたいと願う。
2024年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュアーの方が書いているが、天才少女鈴木るりかの構想力とストーリーテリング力が凄い。
独特のリズムで踊るように流れていく文章力は、ますます磨きが掛かってきている。
何より驚くのは、本編が作者が高校一年生の時に書いた「太陽は独りぼっち」の続編になっていること。
いま改めて「太陽は独りぼっち」を読み返してみると、みごとに登場人物の人物像とストーリーが繋がっている。
作者は、小説を書くとき、予め筋書きを決めてから書いていくのではなく、書いていくとひとりでに筋書きが脳裏に浮かんで来ると言ってる。それなら、4年前に「太陽は独りぼっち」を書いた時に、すでにこの「星に願いを」の構想が頭に浮かんでいたのだろうか?その4年の間に、彼女は高校1年生から大学生への成長期を過ごしているというのに・・!
唯一つだけ難点を感じるのは、「田中正」の人物像があまりにも浮世離れしていて、読んでいて少し違和感を感じることだ。
独特のリズムで踊るように流れていく文章力は、ますます磨きが掛かってきている。
何より驚くのは、本編が作者が高校一年生の時に書いた「太陽は独りぼっち」の続編になっていること。
いま改めて「太陽は独りぼっち」を読み返してみると、みごとに登場人物の人物像とストーリーが繋がっている。
作者は、小説を書くとき、予め筋書きを決めてから書いていくのではなく、書いていくとひとりでに筋書きが脳裏に浮かんで来ると言ってる。それなら、4年前に「太陽は独りぼっち」を書いた時に、すでにこの「星に願いを」の構想が頭に浮かんでいたのだろうか?その4年の間に、彼女は高校1年生から大学生への成長期を過ごしているというのに・・!
唯一つだけ難点を感じるのは、「田中正」の人物像があまりにも浮世離れしていて、読んでいて少し違和感を感じることだ。
2023年10月20日に日本でレビュー済み
さよなら田中さんシリーズ四作目となる本作は、どこか背伸びしたようにも見えた難しい言葉はなりをひそめ、平明な言葉で深い作品世界を獲得している。
読者を作品世界へ没入させ、牽引し引き込む技術は卓越しているが、作家としての魂が深く濃くなり、凄みを増している。
作品世界の暗闇は漆黒のように黒々と拡がり深淵で底が知れない凄まじさ、人間の心の暗部を丹念に描きだし、その対比として人間讃歌のごとく作品世界の光は祈りと呼べるほどの神々しく確かな強さを持っている。
この作家は天才少女として文壇に現れたが、めきめきとその筆力は高まるばかり。本作で作品の持つ普遍性、文学性は明らかとなった。もう作者の年齢の若さで語られることはなくなるだろう。
この作家の描く力は素晴らしいに尽きる。
ビートルズの音楽のように人の心の機微を余す所なく描きだす確かな筆致に驚愕する。
読者は安心して、ただその凄みの中に身を委ねれば良いのだ。
ここにはホンモノの芸術作品だけが持つ確かな力強さがある。すべての感情を揺さぶり、誰しもの心にある記憶や原風景を想起させてくれる。作者は登場人物にまるで憑依したかのように命を吹き込んでいる。そのリアリズムに圧巻。
読者を作品世界へ没入させ、牽引し引き込む技術は卓越しているが、作家としての魂が深く濃くなり、凄みを増している。
作品世界の暗闇は漆黒のように黒々と拡がり深淵で底が知れない凄まじさ、人間の心の暗部を丹念に描きだし、その対比として人間讃歌のごとく作品世界の光は祈りと呼べるほどの神々しく確かな強さを持っている。
この作家は天才少女として文壇に現れたが、めきめきとその筆力は高まるばかり。本作で作品の持つ普遍性、文学性は明らかとなった。もう作者の年齢の若さで語られることはなくなるだろう。
この作家の描く力は素晴らしいに尽きる。
ビートルズの音楽のように人の心の機微を余す所なく描きだす確かな筆致に驚愕する。
読者は安心して、ただその凄みの中に身を委ねれば良いのだ。
ここにはホンモノの芸術作品だけが持つ確かな力強さがある。すべての感情を揺さぶり、誰しもの心にある記憶や原風景を想起させてくれる。作者は登場人物にまるで憑依したかのように命を吹き込んでいる。そのリアリズムに圧巻。
2023年12月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅まきながら手にした『さよなら、田中さん』がとても面白くて、『太陽はひとりぼっち』『私を月に連れてって』と読み進めました。いずれもとても面白く、前作の『私を月に連れてって』は、賢人のその後はどうなったんだ、とか、ぶーさんの話したことって結局どうなんだ、がいわばクリフハンガーで、とても気になって、本書を急いで手に取りました。でもそれらの私の??は、残念ながら本書では触れられていませんでした。(本当、どうだったのか知りたいです。)
本書の紹介文の通り、「壮絶なルーツ」はたしかに壮絶でしたが、私は以前の「田中さんワールド」のぶっとび感が好きだったかも・・・です。そのぶっ飛び感の中での花実ちゃんのクールな視線の対比がツボでした。
花実ちゃんの成長にしたがって、ぶっ飛び感を入れ込んでいくのは難しいのかもしれませんが。
本書は本書で面白かったのですが、それらの点が残念でしたので★一つ減らしています。
でも、続編が出たら読むだろうなと思います。
本書の紹介文の通り、「壮絶なルーツ」はたしかに壮絶でしたが、私は以前の「田中さんワールド」のぶっとび感が好きだったかも・・・です。そのぶっ飛び感の中での花実ちゃんのクールな視線の対比がツボでした。
花実ちゃんの成長にしたがって、ぶっ飛び感を入れ込んでいくのは難しいのかもしれませんが。
本書は本書で面白かったのですが、それらの点が残念でしたので★一つ減らしています。
でも、続編が出たら読むだろうなと思います。
2024年2月1日に日本でレビュー済み
金、下ネタ、駄洒落、軽犯罪、ウンチク、既視感のある人生訓と作者節健在といったところ。
毒親、贖罪、重いテーマに挑んでいるが机上のイメージが拭えない。
20歳という年齢なのでつい期待して読んでしまうが、清新さは感じられなかった。
埃っぽいようなこなれない文体が作者の味なのだろうと思う。
知識、発想が豊富なのはわかるのだが、作者の過去作とほぼ同じような記述がみられたのは狙い?校閲漏れ?
一人称なのに会話文の中で「最強」を「最恐」と聴き取っていることに違和感を感じた。
スっとしない読後感ではあった。
毒親、贖罪、重いテーマに挑んでいるが机上のイメージが拭えない。
20歳という年齢なのでつい期待して読んでしまうが、清新さは感じられなかった。
埃っぽいようなこなれない文体が作者の味なのだろうと思う。
知識、発想が豊富なのはわかるのだが、作者の過去作とほぼ同じような記述がみられたのは狙い?校閲漏れ?
一人称なのに会話文の中で「最強」を「最恐」と聴き取っていることに違和感を感じた。
スっとしない読後感ではあった。