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大戦下のデンマークで本当にあった物語

第二次世界大戦、ナチス占領下のデンマークで、レジスタンス活動をした少年たち。彼らは、自分たちのグループをチャーチルクラブと呼んだ。ドイツと徹底的に戦うと宣言したイギリスの首相、ウィンストン・チャーチルを心から尊敬していたのだ。
少年たちの活動は、自転車で走り回り、標識を壊しドイツ兵を迷子にする、敵の車を破壊する、銃を盗むといった、小さな抵抗の積み重ねだった。チャーチルクラブの妨害活動に、ドイツの占領軍は、最初は戸惑っていたが、そのうちに怒り出し、逮捕命令を出した。捜査が開始されて、この運動は、広く知られるようになり、多くのデンマーク人を勇気づけたのだ。
これは、武器を何一つ持たない少年たちが、ヒトラー率いるナチス軍に抵抗した本当にあった話である。

【編集担当からのおすすめ情報】
ナチスのレジスタンス運動についての物語や、ヒットラーの物語は、数多くあるけれども、今回のような少年たちのレジスタンス運動のノンフィクションは、初めてだと思う。これは、英雄物語ではない。いろんなことを考えさせられる物語だ。
数多くの写真も掲載されていて、臨場感あるノンフィクションになっている。

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本の長さ

304ページ
言語

日本語
出版社

小学館
発売日

2018/6/29
寸法

12.8 x 1.8 x 18.2 cm
ISBN-10

4092906137
ISBN-13

978-4092906136
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単行本
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登録情報

出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2018/6/29)
発売日 ‏ : ‎ 2018/6/29
言語 ‏ : ‎ 日本語
単行本 ‏ : ‎ 304ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4092906137
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4092906136
寸法 ‏ : ‎ 12.8 x 1.8 x 18.2 cm

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15

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もんくん

子どもたちの勇敢な行動に拍手！

2020年11月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

児童書を越えた物語り、大人も読みましょう❗️

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

Amazonカスタマー

こども新聞に紹介されていて

2018年9月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

息子に頼まれて購入しました。
こども新聞に紹介されていた図書のようです。
夢中になって読んでいました。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

シマリス

とても勉強になりました

2019年5月28日に日本でレビュー済み

このような、少年たちによるレジスタンスの活動をこれまで知りませんでした。
歴史の教科書で扱うべきですね。

興味深く最初から最後まで読んだのですが、
構成がいまひとつ味気ない感じがしました。
まるで、長い新聞記事を読んでいるような。。。

もう少し、物語ふうな読み物を期待していたせいかもしれません。
たくさんの子どもたちに読んでもらえたらいいのに、ちょっと、その点が残念です。
がんばって読む子は読むでしょうけどね。

1人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

東方敬信

子供たちの勇気に感銘を受けました。

2018年9月17日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

とても大切な少年時代、またヒットラーと対峙する時代に証を教えられました。

3人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ひこ・田中

デンマーク。レジスタンスの少年たち。

2018年7月27日に日本でレビュー済み

　一九四〇年、ドイツが侵攻するとデンマークは早々とそれを受け入れます。一方、スエーデンの鉄鋼輸送のためにドイツがどうしても欲しかったノルウェーは、最終的に拒否をしドイツと戦争状態になる。そうした中、自国の「大人」たちのふがいなさに憤慨した少年たちは自分たちだけでレジスタンスを始めるのです。輸送トラックを燃やし、銃を奪う。それはレジスタンスごっこといった生やさしい物ではなかった。
　自分たちの組織名をチャーチルにあこがれて、チャーチルクラブにする辺りに子どもらしさがあらわれていてほほえましいけれど、命がけです。
　彼らの行動がやがてデンマークの人々を動かしていく。
　レジスタンスの一人クヌーズ・ピーダースンからへのインタビューを軸に、フィリップ・フーズは起こったことを再現しています。
　正義感が少年たちを突き動かしているのですが、いくら安全がナチスによって保証されようとも、それによって自尊心が失われることは耐えがたいと思えるのは、なにより彼らが、自由の尊さを実感しているからでしょう。
　色々、考えさせられる本です。

11人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

東の閑人

少年達の波乱の日々！

2018年9月30日に日本でレビュー済み

第二次大戦中のデンマークで、レジスタンス運動のきっかけを作った少年達の実話です。

ナチスドイツの支配を受け入れて上辺だけの安息を選んだ国と大人たちに対して、いらだった少年達がドイツ軍に対する彼らなりの攻撃を仕掛ける。たわい無いイタズラレベルから始まって次第に武器の調達や放火の実行にエスカレートして行くが、追及の手も迫って遂に・・・という展開が豊富な資料も交えて語られます。

血気盛んな少年達の無鉄砲としか思えない行動や、つかまってからの苦難、戦後の様子まで、生き残りメンバーに直接取材した労作でが、通して読むと一見英雄譚と思える話も、戦後の少年達にの心に傷を残していたり苦しむ様子も書かれていて、やはり平和こそ大切だと実感させられます。

戦争とはどんなこと？勇気があるってどういう事？

子供達にも読んで考えて貰いたい作品です。

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

大寺萌音🏳️‍🌈

一人の勇気は、より多くの人に勇気を与える

2018年8月17日に日本でレビュー済み

権力に対する「抵抗」というのは様々だ。『ベルリンに一人死す』や『ちいさな命がくれた勇気』などに描かれた「抵抗」は、現実の世界にはほとんど影響を与えていない。ただ、「無駄」だとか「無意味」だとか言い切れないものを含んでいる。本書で描かれたクヌーズ・ピーダースンらチャーチルクラブの抵抗は、『ちいさな命～』の中で描かれた子どもたちの抵抗よりも“過激”で“危険”だ。それでも、少年たちは選択し、多くの人に勇気を与えたのだ。

大きなポイントは、大人たちが「長いものに巻かれて」しまったときに、少年たちが誇りと勇気を持って立ち向かうことを決意したことだろう。ナチスの占領下とはいえデンマークだったから可能だったのかもしれないが、彼らが行ったドイツ軍の車を破壊する、銃を盗むといった行為は、場合によっては命を失いかねない。だからこそ、多くのデンマーク人を勇気づけたのだろう。

「抵抗」や「正しい行為」が周囲を変えるとは思えず、無駄に思える時は少なくない。しかし、何もしなければ、変わらないのは確実だ。「小さい抵抗」でも積み重ねること、勇気を持つことの大切さを教えてくれる一冊だ。

5人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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kei

いま大人も読むべき！

2019年4月16日に日本でレビュー済み

一気読みでした。フィクションよりもはらはらします。こんなかっこいい少年たちがいたなんて！
自分で考えて行動する。当たり前だけど、すごいことです。
これはもう、ずっととっておく本！

2人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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