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吉田秋生

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カリフォルニア物語 (1) (小学館文庫よA 1) 文庫 – 1994/11/17

吉田秋生 (著)

44

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アメリカの青春を鮮烈に描いた感動の長編!

青い空、緑の大地、光輝くカリフォルニア。だが、カリフォルニアだっていいことばかりじゃない。父親との確執、兄へのコンプレックスなど、さまざまな人間関係のきずなを振り切ろうと高校をドロップアウトしたヒースは、冬のニューヨークにやってきた。相棒で同居人のイーヴ、悪友ブッチ、その妹で恋人のスウェナ……灰色の空のもと、大都会の片隅でひとつの青春が始まった。吉田秋生の名を世に知らしめた初期傑作青春ロマン。

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本の長さ

351ページ
言語

日本語
出版社

小学館
発売日

1994/11/17
ISBN-10

4091910017
ISBN-13

978-4091910011
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出版社からのコメント

青い空、緑の大地、光輝くカリフォルニア。だが、カリフォルニアだっていいことばかりじゃない。父親との確執、兄へのコンプレックスなど、さまざまな人間関係のきずなを振り切ろうと高校をドロップアウトしたヒースは、冬のニューヨークにやってきた。相棒で同居人のイーヴ、悪友ブッチ、その妹で恋人のスウェナ……灰色の空のもと、大都会の片隅でひとつの青春が始まった。吉田秋生の名を世に知らしめた初期傑作青春ロマン。

登録情報

出版社 ‏ : ‎ 小学館 (1994/11/17)
発売日 ‏ : ‎ 1994/11/17
言語 ‏ : ‎ 日本語
文庫 ‏ : ‎ 351ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4091910017
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4091910011

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吉田秋生

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バナナフィッシュの作者過去作品

2018年12月13日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

絵柄が古いけれど内容が今の漫画にはない新鮮さに溢れている。買ってから青い空を見上げる度にこの作品を思い出すだろう。全巻買う。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

レム

自分は男だが人生が変わるほどの衝撃を受けた

2022年7月27日に日本でレビュー済み

自分は高校時代にバナナフィッシュにハマった。
確か"男が読んでも面白い少女漫画"みたいな記事をネットで読んで内容や設定に興味が沸き試しに1巻だけ買ってみたら面白くて全巻買うに至ったのだ。

そして本作も同じく吉田秋生先生の作品ということで読んでみたが自分はこっちのほうが遥かに衝撃だった。
初めて人間失格やライ麦畑でつかまえてを読んだ時を超える衝撃だったように思う。
この作品に影響を与えたとされるアメリカンニューシネマの真夜中のカーボーイや傷だらけの天使も平成生まれの高校生の癖に全部鑑賞してしまった。その2本も最高だった。

ヒースの人間らしい様々な葛藤、歴史的にも興味深いベトナム戦争にドラッグやヒッピー文化、個性豊かでどこか温かい登場人物…
この作品の全てが本当に好きだ。本当に感動を覚える。

この作品を最後まで読んだ読者は様々な形の不幸を目にするだろうがそれでも人間や社会に対して完全に絶望することはないはずだ。
それは本作が単なる不幸の見本市ではなく人間の尊さ、美しさもしっかりバランス良く描くことに成功しているからだろう。

僕は現在では30歳になってしまったが、今でもカリフォルニア物語が自分の漫画人生においてダントツの生涯ベストワン作品だ。これからも家宝の如く大事にして何度も繰り返し読もうと思う。

ヒースの真似じゃないけど大人になってからジョギングが趣味になった。
学生時代は走るなんてあまり好きじゃなくて何が楽しいのかわからなかったが今じゃヒースが何故走っていたのかよくわかる。限界まで走れば嫌なことも忘れられるし本当に良い気持ちになれる。

6人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

気分により四捨五入

読んでみて下さい。

2008年11月17日に日本でレビュー済み

是非、読んでもらいたい作品です。
吉田さんは二十歳でこの作品を描いたのですが、文句のつけどころがない
ヒースの人間味溢れる姿に共感してしまう
色々な物、物事、人間をよく見て感じているからこそ描ける話でしょうね
吉田さんの作品に無駄な作品はないので、読んで感じてずっと残るものがあるはず。
星ひとつ減らしたのは途中からヒース達の容姿が変わっちゃったから
それでも、最後まで読ませちゃうのが吉田さんの才能だったり

14人のお客様がこれが役に立ったと考えています

役に立った

ゴルディアス

ホモと戦うアクション漫画

2006年12月29日に日本でレビュー済み

「女と寝るのはなかなかやっかいだ」

「うんざりするほどあの文句を繰り返さないといけない」

「女に股を開いて欲しいがために、男どもはあの文句を繰り返す」

「I love you…　I love you…　I love you…」

「この薄汚いオカマヤロー!」

「おまえは犬か?ペロペロ舐めやがってよぉ!」

少女漫画のセリフには思えないが、これが吉田秋生の世界ですw

本書は、カリフォルニアの青い空の下での、

明るく楽しい陸上アスリートの青春を描く漫画、

で、始まったはずだが、

最後の方はホモと戦うアクション漫画になってまう。

主人公のヘテロが、正義と愛と友情の為に(ちょっと違う)

ブサイクなホモのおっさんにおもちゃにされるのがデラリアル。

単純に殺しあうだけの正義のヒーローはお気楽でいいよな。

ホモにおもちゃにされても我慢する本書の主人公は

もっともかっちょええアクションヒーローである。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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ヤマネコ

吉田さんの初期作品として

2013年6月10日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

吉田さんの初期作品として十分に楽しめました。物語が進んでいくとバナナフィッシュにつながるキャラクターが出てきて、ニヤリとしてしまいました。

4人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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しーちゃんミ,,ﾟДﾟ彡y━‾‾　

今の若い方たちにも読んで欲しい名作

2007年8月23日に日本でレビュー済み

たくさんの名作を書いてきた、吉田秋生さんの、原点と思います。

リアルタイムでこれを読んだときは、本当にびっくりでした。

いいのか、少女漫画でここまでと、ショックに打ち震えましたよ。

今のようにＢＬ花盛りの時代ではありませんでしたから。

それはさておき、今読んでも、名作ですね。

最近、桐野さんの「メタボラ」読んだのですが、なんか相通じるものがありました。

若さゆえの純粋さ、若さゆえのずるさ、若さゆえの情けなさ・・・

でも、それがきらきらと輝いてます。

是非、今の若い方たちにも読んで欲しい名作です。

17人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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pengguo

読み初めで躓かないで！

2005年8月1日に日本でレビュー済み

かの大作『BANANA FISH』をかかれた吉田秋生先生の初期長編。
最初は絵のタッチになじめず（『BANANA FISH』よりも…)パラパラ読みばかりしていたのですが、このたび完読。・・・なんといい話なのか！
青い空・青い海・オレンジの香りのするカリフォルニア。
灰色の空・人種のるつぼ・冬の厳しいニューヨーク。
誰もがあこがれるカリフォルニアを飛び出し、少年はニューヨークへやってくる。
西と東、男と女、兄と弟、親と子、男と男・・・等提示されるテーマ。
ドラッグや売春が日常としてある街で少年ヒースは成長してゆく。
最終4巻巻末に、ヒースの兄テリーの視点で子ども時代をえがいた短編『夢の園』が収録されている。
やはりテリーのかっこ良さは私の思い込みではなかった！
きれいにまとまっていて名残惜しさ残る本編ラストに、寂しさと温かさが入り混じった複雑な余韻を与えてくれる。

16人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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あやっち

あの西から来た少年のことを？

2006年9月12日に日本でレビュー済み

最後ページのインディアンのこのセリフがわたしは大好きです。

ベットの上でヒースが全裸の姿で目覚めるシーンはさすがに連載当時では却下されお尻の部分にタオルをかけてごまかしたって逸話がありますが、そんなところも吉田先生は前衛的？（笑）

とにかく今読み返しても読み応え十分です。

8人のお客様がこれが役に立ったと考えています

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