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命の響 左手のピアニスト、生きる勇気をくれる23の言葉 単行本 – 2015/5/26

4.1 5つ星のうち4.1 21個の評価

世界が認める奇跡のピアニストが贈る
23の優しい言葉と心に沁みるエピソード。
生きる喜びと勇気がわいてくる。

78歳にして現役のピアニスト舘野泉氏。左手のピアニストになるまでの経緯や彼の生きる喜びを、印象的な23の言葉とエピソードに託して展開する。
障がいを克服して新たな音楽の道を開いただけでなく、78歳でも現役の演奏家として続けてこられたコツが語られ、高齢になってより人生が充実していくことに共感する読者も多いことだろう。
日本を代表するピアニストで、早くから海外で評価を受け、フィンランドでは英雄的な存在でもある。そんな舘野氏が脳溢血で舞台上で倒れたのが64歳。演奏家生命は絶たれたと思われた。しかし、2年後、脅威の精神力とリハビリで、再び舞台に復帰。まさに生きる奇跡といえる存在だ。
震災にあった南相馬市へ支援、「舘野泉 左手の文庫」基金の設立など社会的な貢献も注目されている。彼が多くの作曲家に委嘱して数々の「左手の音楽」が生まれ、多くの感動を生んでいる。彼の生きる指針、豊かな感性、おおらかな人柄を紹介する。

<目次>
●第一章 六七歳 「左手のピアニスト」としての再出発
●第二章 ハンデに妥協せず音楽の本質を追求しつづける
●第三章 音楽は生きる喜び 人と人をつなぐ

<内容より 舘野泉氏の言葉>

できるか、できないかは考えない
やりたいか、やりたくないか
やりたいと思ったら
もう駆け出している

あれができない
これができない、と
落ち込むのはもったいない
積み重ねてきたものは
何があっても奪われない

「誰かのため」は
「自分のため」より頑張れる

(著者プロフィール)
舘野 泉(Tateno Izumi)
1936年東京生まれ。1960年東京藝術大学首席卒業。64年よりヘルシンキ在住。68年メシアン・コンクール第2位。世界各国で行った演奏会は3500回を超え、世界中の聴衆から熱い支持を得る。2002年脳出血により右半身不随となるも、2004年「左手のピアニスト」として復帰。シベリウス・メダル(2006年)、旭日小綬章受章(2008年)、東燃ゼネラル音楽賞本賞(2012)ほか受賞歴多数。2006年左手作品の充実を図るために「舘野泉左手の文庫(募金)」を設立。2012年~2013年に左手ピアノ音楽の集大成「舘野泉フェスティヴァル~左手の音楽祭」を開催。2014年ベルリン・フィルハーモニー・カンマームジークザールでリサイタルを行う。南相馬市民文化会館(福島県)名誉館長、日本シベリウス協会会長、日本セヴラック協会顧問、サン・フェリクス=ロウラゲ(ラングドック)名誉市民。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2015/5/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/5/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 276ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087815730
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087815733
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 2.5 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 21個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
21グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
脳梗塞で左手が使えなくなった母に買いました。
ピアニストではありませんが、ピアノを弾いていた人でした。なので舘野泉さんの気持ちも、そして前向きな考えにも
とても勇気づけられたみたいです
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月17日に日本でレビュー済み
舘野さんの人生がどういった風に作られて来たかの軌跡が盛り込まれています。
幼少期の戦時中の話、青年期に1週間程掛かる時代にフィンランドやヨーロッパに渡った話。奥様との出会い。

制約をバネに、なんてのはよく言われる表現ですが、じゃあ具体的にどういうスタンスを取っていくかというのが、読んでいく内にエッセンスとして染み込んでいく感覚がありました。環境の変化に対して、それを逆手に取っていくスタンス。マイナスに見えたことでも、実は先入観が取れたり、寧ろ以前は出来ることが有りすぎて出来なかったことがあったことに気付いたり。『柔軟性とポジティブシンキング』の一言でも片付けられてしまうのですが、そこに至るまでの思考体系を網羅出来るのが一番良い所だと思います。しかも話の内容からして暗くなりそうなことも、そうはならないんですよね(笑)舘野さんのフィルターを通すと、全てが愛でラッピングされるような(笑)その辺りにも舘野さんの良さが詰まってると思います。

後は、写真が本当に素敵です。裏表紙の舘野さんの何とも幸せそうなこと。←オーバーでなく、ダライ・ラマやガンジーと同等の愛を放ってる方だと感じました。見開きの奥様とご一緒の写真も凄く素敵で、見てるだけでこちらまで幸せになれます(笑)

…この方の良さ、文で説明するのかなり難しいですね(笑)
型(個性)めいたものがあるようでない。ないようでしっかりあるとでも言えるのかしら。
力、緩急の入れ方も達人。
この方のスタンスを取り入れることで、宇宙の流れに更に上手く乗れるようになるような。

『人と違う道を歩こうと思ってこうなった訳ではない。やりたいことをやっていたらこうなっただけ。音楽は雑食なので、色々やってみたい』

順番はこれ。
個人的にはクリエイター系の分野の方に是非読んで頂きたいと思いました。

【余談】
この2〜3年位の風潮なのか、分野を問わず、売れたら直ぐに2番煎じが出るような気がずっとしていました。0から作るなんてのは滅多に出来るものではないとは思いますし、意図するしないにしろ、真似になる部分はあるでしょう。ただ、それにしても、最近は節度が無さ過ぎはしないかと思っていました。一時的に集客、注目、儲けさえ出せれば良いのか、と疑いたくなるようなものが本当に多い。しかもそういうものに限って、垂れ流されている。明らかにあれのだ、と即分かる。←単に歳かも(笑)

情報、モノは以前より確実に凄い勢いで増えてますが、本物は寧ろ減っている気がしますね。玉石混交どころか、石石コンクリート。

そんな背景もあって、世の中の風潮にdisdain気味(美智子さまも本の中でやはり英語で表現されてることがありましたが、単に日本語より英語(他の国の言葉もきっとそういうのがあるはず)のがピタッと来る言葉がありますね。)でしたが、舘野さんという方を知って、この所の答えを貰った気がします。やはり本物は、守破離の繰り返し、自身の体験や深みから生まれるものだと再確認させて頂きました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピアニスト舘野泉さんからの重みある言葉の数々に感動しました。生きることは楽しむことと教えられた気がします。コンサート行ってみたいです。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このところあれこれと悩みっぱなしだったので
「生きる勇気」をいただけるかと、期待しながら
ページを繰ったのですが・・・。
芸大を首席で卒業し、たちまち世界的に有名なピアニストに。
すてきな奥様と子宝に恵まれ、倒れたのちも左手だけで名演奏を
披露し多くのファンに愛されている知的でハンサムなロマンスグレー・・・。
もちろん才能や運だけではなく、想像もつかないような
努力と強い意志があってこその現在なのでしょうが、
あまりに非の打ちどころがなくてカッコよすぎで別世界の人としか
感じられず「生きる勇気」はもらえませんでした。
残念・・・(泣)
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月31日に日本でレビュー済み
新聞広告を見て即注文。手にして一気読み・・・といいたいところだが、ゆっくりじっくり3日かけて読みました。それだけ味わいがあった。
舘野泉は、いまさら「左手の」と同情するようなヤワなピアニストではないと知ってはいたが、ここまで前向きな楽天家で、ここまで強い人だったとは。
リラックスした文章で書かれた面白エピソードはネタバレになるから言わないが、
リハーサル前のピアノとの対話、「年に一度くらいしか使われていないピアノでも、愛情を込めてかわいがってあげれば、ちゃんと応えて歌ってくれる」というひと言は心に残りました・・・この巨匠にしてこの姿勢。ちょうど部下の査定をしているタイミングだから、私の気持ちが反応したのかな。

各文章の冒頭にある「お言葉」がビジネス書みたいで違和感があったけど、全部読み終わった後に眺めたら、これはこれで染みる。
読み終わってから聴いた舘野泉のCDが、ひと味もふた味も違って聴こえてくる・・・そんな体験をしたい舘野泉ファンに絶対おすすめの一冊です。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年1月18日に日本でレビュー済み
舘野泉さんのことを初めて知りました。知己に勧められて読んだこの本に。あっという間に引き込まれました。
舘野さんの金言はどの哲学者よりも温かくて重い。机上の空論ではないゆえに。
これからも枕頭に置き、何度も何度も読み返すことでしょう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月29日に日本でレビュー済み
NHKのドキュメンタリーで、左手のピアニスト・舘野泉の存在を知り、CD(大河ドラマ『平清盛』のテーマ&劇中曲等が入ってる『舘野泉×吉松隆』を購入。どうして左手一本で、これほど胸にしみ、テクニック的にも見事な演奏ができるんだろうと不思議でならなかった。その理由が、本書を読んでよくわかった。
いやあ、舘野さん、かっこいいわ。しなやかで、強靱で、深みがあって、好奇心旺盛で、飄々としていて、かなりお茶目。こういう人だから、脳梗塞で倒れ右手の自由を失っても、絶望することなく、奇跡の復活を遂げられたんだろうな。78歳の今も世界を舞台に活躍を続けていられるんだろうな。原発事故に翻弄された福島県南相馬市の小学校を定期的に訪れ、体育館でピアノを弾いたりもしている。 読みながら、何度ウルウルし、何度吹き出したことか! 両手に勝るとも劣らない演奏を左手だけで可能にするための工夫の数々が、わかりやすく紹介されているのも興味深かった。
その人生は波瀾万丈というか、面白エピソードがてんこもり。どこかのテレビ局で連ドラにすればいいのに。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月1日に日本でレビュー済み
言葉のひとつひとつが飾らないお人柄を表しています。
感涙するよりも、気持ちが暖かくなる出来事がお考えが綴られている。
舘野さんを知るまで、世の中にそれほど左手だけで弾ける曲があることを知りませんでした。
所々に出てくるヘルシンキの暮らしぶりにも憧れます。
音楽に詳しい人もそうでない人も
手にとってみるとよいのではないでしょうか。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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