時間と場面が行き来して、登場人物が交差する物語が魅力です。
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国語教師 単行本 – 2019/5/24
ユーディト・W・タシュラー
(著),
浅井 晶子
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
・『このミステリーがすごい!2020年版』海外編(宝島社)第10位
・「 ミステリが読みたい! 2020年版」( ミステリマガジン /早川書房)海外篇 第4位&新人賞 受賞
・ ドイツ推理作家協会賞受賞作
女は国語教師。男は有名作家。
再会したふたりが紡ぐ〈物語〉は、あの忌まわしい過去に辿り着く――
16年ぶりに偶然再会した元恋人たちは、かつてのように物語を創作して披露し合う。
作家のクサヴァーは、自らの祖父をモデルにした一代記を語った。
国語教師のマティルダは、若い男を軟禁する女の話を語った。
しかしこの戯れが、あの暗い過去の事件へとふたりをいざなってゆく……。
物語に魅了された彼らの人生を問う、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)受賞作。
【著者略歴】
ユーディト ・ W ・ タシュラー
1970年、オーストリアのリンツに生まれ、同ミュールフィアテルで育つ。外国での滞在やいくつかの職を経て大学に進学、ドイツ語圏文学と歴史を専攻する。家族とともにインスブルック在住。国語教師として働く。2011年『 Sommer wie Winter (夏も冬も)』で小説家デビュー。現在は専業作家。2013年に発表された『国語教師』(原書タイトル Die Deutschlehrerin )は2014年度のフリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)長編賞を受賞した。
【訳者略歴】
浅井晶子( あさい ・ しょうこ )
1973年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学。2003年マックス・ダウテンダイ翻訳賞受賞。主な訳書にパスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』、イリヤ・トロヤノフ『世界収集家』(以上早川書房)、カロリン・エムケ『憎しみに抗って』(みすず書房)、トーマス・マン『トニオ・クレーガー』(光文社古典新訳文庫)、エマヌエル・ベルクマン『トリック』(新潮クレスト・ブックス)ほか多数。
・「 ミステリが読みたい! 2020年版」( ミステリマガジン /早川書房)海外篇 第4位&新人賞 受賞
・ ドイツ推理作家協会賞受賞作
女は国語教師。男は有名作家。
再会したふたりが紡ぐ〈物語〉は、あの忌まわしい過去に辿り着く――
16年ぶりに偶然再会した元恋人たちは、かつてのように物語を創作して披露し合う。
作家のクサヴァーは、自らの祖父をモデルにした一代記を語った。
国語教師のマティルダは、若い男を軟禁する女の話を語った。
しかしこの戯れが、あの暗い過去の事件へとふたりをいざなってゆく……。
物語に魅了された彼らの人生を問う、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)受賞作。
【著者略歴】
ユーディト ・ W ・ タシュラー
1970年、オーストリアのリンツに生まれ、同ミュールフィアテルで育つ。外国での滞在やいくつかの職を経て大学に進学、ドイツ語圏文学と歴史を専攻する。家族とともにインスブルック在住。国語教師として働く。2011年『 Sommer wie Winter (夏も冬も)』で小説家デビュー。現在は専業作家。2013年に発表された『国語教師』(原書タイトル Die Deutschlehrerin )は2014年度のフリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)長編賞を受賞した。
【訳者略歴】
浅井晶子( あさい ・ しょうこ )
1973年大阪府生まれ。京都大学大学院博士課程単位認定退学。2003年マックス・ダウテンダイ翻訳賞受賞。主な訳書にパスカル・メルシエ『リスボンへの夜行列車』、イリヤ・トロヤノフ『世界収集家』(以上早川書房)、カロリン・エムケ『憎しみに抗って』(みすず書房)、トーマス・マン『トニオ・クレーガー』(光文社古典新訳文庫)、エマヌエル・ベルクマン『トリック』(新潮クレスト・ブックス)ほか多数。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2019/5/24
- 寸法13.1 x 1.9 x 18.8 cm
- ISBN-104087734986
- ISBN-13978-4087734980
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2019/5/24)
- 発売日 : 2019/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087734986
- ISBN-13 : 978-4087734980
- 寸法 : 13.1 x 1.9 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 492,987位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,041位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年1月19日に日本でレビュー済み
手法としてはギリアン・フリンの「ゴーン・ガール」、日記の代わりにメールや手紙を使っている。
結末を予想しながら、そこをどう裏切ってくれるのだろうと期待しつつ、時系列を前後させながら進んでいく物語にグイグイ引き込まれていった。
で、結末。(書きませんが)
ギリアン・フリンには及ばなかった。
主人公ふたりの人物像と結果がそぐわないため、カタルシスを感じられなかった。
が、オーストリアの作家は初めてだし、期待値は高い。
他の作品も読んでみたいと思った。
結末を予想しながら、そこをどう裏切ってくれるのだろうと期待しつつ、時系列を前後させながら進んでいく物語にグイグイ引き込まれていった。
で、結末。(書きませんが)
ギリアン・フリンには及ばなかった。
主人公ふたりの人物像と結果がそぐわないため、カタルシスを感じられなかった。
が、オーストリアの作家は初めてだし、期待値は高い。
他の作品も読んでみたいと思った。
2020年8月12日に日本でレビュー済み
元恋人の2人が仕事で偶然に再会し、男の過去の裏切りを女が「語る」という行為で徹底的に責めるが、
①女の男への愛情の密度と、
②男の後悔と不幸、
③誘拐されたと思われていた子供が事故死だったこと、
④実はこの再会は偶然ではなくお互いに働きかけた結果だったこと、
の4点によって、女の病死とともに作品世界は見事に閉じられている。
愛情の深さ(というより密度)が、本人も相手も最後には救う。
これはすごい恋愛小説だ。
①女の男への愛情の密度と、
②男の後悔と不幸、
③誘拐されたと思われていた子供が事故死だったこと、
④実はこの再会は偶然ではなくお互いに働きかけた結果だったこと、
の4点によって、女の病死とともに作品世界は見事に閉じられている。
愛情の深さ(というより密度)が、本人も相手も最後には救う。
これはすごい恋愛小説だ。
2020年7月3日に日本でレビュー済み
この小説はミステリ賞であるフリードリヒ・グラウザー賞を受賞しているらしいが。
しかし、謎解きが主体の正統派ミステリーというよりも深い人間ドラマが描かれており、これはもはやミステリーではなく、もはや一つの立派な文学作品と言える。
このようにトラウマにより歪んでしまった心だの、異常者のおぞましい心理だのばかりを題材にしたミステリーだけではなく、こうした普通の人間の心の襞を描いたミスタリーも私はもっと読みたいと思う。
それから初めは私はマティルダが独身のままだったというのは、恋人であったクサヴァーの裏切りによるトラウマから彼女が立ち直れないせいなのかとマティルダに同情していた。
しかし、読み進める内にけしてそれだけではなかったことがわかり、私は感動したし、良かったとも感じた。
また、マティルダがクサヴァーとお互いに交わすやり取りの中で、それとなく、クサヴァーに彼の行なうべきである、適切な決断を促し、ついにクサヴァーに決心させるくだりも感動である。
こうして大変に良い作品に出会えて、私は大満足。
この作者の小説はぜひ今後も翻訳してもらいたい。
しかし、謎解きが主体の正統派ミステリーというよりも深い人間ドラマが描かれており、これはもはやミステリーではなく、もはや一つの立派な文学作品と言える。
このようにトラウマにより歪んでしまった心だの、異常者のおぞましい心理だのばかりを題材にしたミステリーだけではなく、こうした普通の人間の心の襞を描いたミスタリーも私はもっと読みたいと思う。
それから初めは私はマティルダが独身のままだったというのは、恋人であったクサヴァーの裏切りによるトラウマから彼女が立ち直れないせいなのかとマティルダに同情していた。
しかし、読み進める内にけしてそれだけではなかったことがわかり、私は感動したし、良かったとも感じた。
また、マティルダがクサヴァーとお互いに交わすやり取りの中で、それとなく、クサヴァーに彼の行なうべきである、適切な決断を促し、ついにクサヴァーに決心させるくだりも感動である。
こうして大変に良い作品に出会えて、私は大満足。
この作者の小説はぜひ今後も翻訳してもらいたい。
2020年7月7日に日本でレビュー済み
狭義のミステリを想像して読むと謎解きの要素は少なく、謎自体もありふれたものかもしれません。しかし、一冊通して読み終えたときに作中で提示される事件を超えた、主人公二人の人生を通じたより大きな謎/物語について考えされられると思います。
物語を引っ張る謎の弱さ、作中の時間を前後させながら進む物語、様々なスタイルを使った叙述など読みにくいと思う人がいるかもしれません。しかし短い小説なので、最後まで読みきれば小説を読む醍醐味を味わえると思います。
物語を引っ張る謎の弱さ、作中の時間を前後させながら進む物語、様々なスタイルを使った叙述など読みにくいと思う人がいるかもしれません。しかし短い小説なので、最後まで読みきれば小説を読む醍醐味を味わえると思います。
2020年4月23日に日本でレビュー済み
読み始めたら止まらない。
ストーリー面白さよりも物語の構成がうまい。
頭がいいんだろうな作者。
ストーリー面白さよりも物語の構成がうまい。
頭がいいんだろうな作者。
2019年7月15日に日本でレビュー済み
レビューがよかったので手に取りました。
フラッシュバックのように、16年ぶりに再会した男女2人の会話、男女それぞれの視線からの過去の物語、2人が相手に語って聞かせる創作の物語が、次々と時系列に関係なく提示されます。そんな中に突然新たな展開を示すような会話が挿入されて・・・。次が気になって一気読みでした。そして最後に明かされる男女それぞれの物語。すごい、の一言です。
最後まで読み終えた後、時系列に沿って、それぞれの個所を読み返しました。読み返してなお、最後は胸が熱くなりました。
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最後まで読み終えた後、時系列に沿って、それぞれの個所を読み返しました。読み返してなお、最後は胸が熱くなりました。
2019年12月31日に日本でレビュー済み
かつて強烈に愛し合った作家と国語教師の再会。
2人のメールのやり取り、再会してからの会話、それぞれの視点からの回想シーン、さらには二人が作る作品の世界、これらがミラージュのように重なって複雑ながら情感豊かな世界を作り上げる。
作家の子供の誘拐という事件軸はあるものの、真相当てという意味でのサスペンスは全く弱いが、どこまでも深く掘り下げられた二人のキャラと関係性に読みごたえがあり、余韻の残るラストまで一気に読める。
2人のメールのやり取り、再会してからの会話、それぞれの視点からの回想シーン、さらには二人が作る作品の世界、これらがミラージュのように重なって複雑ながら情感豊かな世界を作り上げる。
作家の子供の誘拐という事件軸はあるものの、真相当てという意味でのサスペンスは全く弱いが、どこまでも深く掘り下げられた二人のキャラと関係性に読みごたえがあり、余韻の残るラストまで一気に読める。