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ユリシーズ 1 第一挿話から第十挿話まで 単行本 – 1996/6/16

2.9 5つ星のうち2.9 6個の評価

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ダブリン。1904年6月16日。22歳の文学志望の青年スティーヴンと新聞社の広告取りであるユダヤ人ブルーム。彼らはダブリンのなかを歩きつづける。(1テレマコス 2ネストル 3プロテウス 4カリュプソ 5食蓮人たち 6ハデス 7アイオロス 8ライストリュゴネス族 9スキュレとカリュブディス 10さまよう岩々)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (1996/6/16)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/6/16
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 628ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 408773224X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087732245
  • カスタマーレビュー:
    2.9 5つ星のうち2.9 6個の評価

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ジェイムズ・ジョイス
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月8日に日本でレビュー済み
現代文学における最高峰として名高い作品ですが、とにかく難解です。
そこで私自身の経験も踏まえ(経験というより反省?)、実際に『ユリシーズ』を読む前に頭に入れておいた方がよい知識や本を列挙してみようと思います。

事前の知識など面倒だと思われる方もいるでしょうが、途中で嫌になって放り出すことのないように、急がば回れです。

 ※必ず読んでおくべき本(時間のない人は、せめて粗筋だけでも)

・ホメロス『オデュッセイア』(そもそも『ユリシーズ』は、この作品を枠組みとしています。なお表題の「ユリシーズ」は、『オデュッセイア』の主人公オデュッセウスの英語名) 
・シェイクスピア『ハムレット』(特に第9挿話「スキュレとカリュブディス」では、『ハムレット』をめぐる議論が展開される)
・ジョイス『若い芸術家の肖像』(主人公スティーブンは『ユリシーズ』第一部の主人公でもあり、『ユリシーズ』はこの作品の続編とも言われている)

 ※できれば読んでおいた方が良い本(余裕がある人だけでいいと思います)

・ホメロス『イリアス』
・聖書(私はまだ読めていませんが 笑)
・ジョイス『ダブリンの市民』(この作品の登場人物が数多く再登場している)

知っておいた方が良い語句などは、

「意識の流れ(内的独白)」
「ダブリン」
キリスト教の基本的な知識
「アイルランド文芸復興」
「パーネル」
「ダイダロス イカロス」
「ユダヤ人問題(反ユダヤ主義)」
「フリーメーソン」

などです。
今ざっと思いついたものだけを挙げましたが、実際には他にもたくさんあると思います(気がつけば後日改めて補足します)。
これらの語句を百科事典で調べたり、ネットで検索したりするだけでも違うと思うので、ぜひ試してみてください。

なお、この集英社版の『ユリシーズ』は単行本の場合は全三冊、文庫の場合は全四冊なので、ご注意を。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月7日に日本でレビュー済み
丸谷才一他訳の「ユリシーズ」は最初河出書房の文学全集に収められました。この訳にはいろいろと批判が多く、それだからというわけではないけれど、結局最後まで読み通せませんでした。

その後、世界中でこの作品の研究が進み、その成果を踏まえて改訳されたのが本書です(巻末に収められた膨大な注釈がその証)。

今度は読みやすくなったかと思い、文庫版が出たとき買って読み始めたのですが、やはりどうにもおもしろくない。文庫版2巻目で挫折しました。

訳が悪いのだといいたくはありません。原書と照らし合わせても、翻訳者の方々がいろいろ苦労したあとがうかがえます。

ただ、やはりこの小説は翻訳できないものなのではないかという気がします。

作者ジョイスはかなり個性的な人物だったようで、ダブリンにいられず、ヨーロッパ中を語学教師などをしながら転々としました。へそを曲げたアイルランド人はおそろしく執念深い。それが文芸作品になると、たとえばスウィフトの「ガリバー旅行記」のような身もふたもないブラックユーモアになって表れてくる。「ダブリナーズ」にも見るように、ジョイスは当時のダブリン社会に相当批判的でした。それがとうぜん本作品にも表れています。

もちろん訳者の方々はそんなことは百も承知で、俗語口語を駆使して訳しているのですが、風刺というものはどうしても訳者の主観が入りやすい、というより風刺は作者の主観そのものだと思うのです。翻訳とは客観的な意味だけを移し替える作業ですから、その部分がつたわらない。丸谷才一氏は風刺的な文章を得意とする作家ですが、彼が訳すと、それはジョイスの風刺ではなく、丸谷才一の風刺に入れ替わってしまう。同じことが柳瀬尚紀訳にもいえます。

おそらくこの作品を本当に納得する読み方をしたいのなら、原書に当たるしかないのでしょう。しかし原書で読んだからといっておもしろさがわかるわけではない、というのが1章目を読んだ私の感想です。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月1日に日本でレビュー済み
私はただただびっくり。ユリシーズがこんなにケッサクな本だったなんて。エリート向け超難解専門書かと思ってました。

街の人々を<オデュッセイア>の登場人物に見立てた、ブルーム(とスティーヴン、モリー)の心の旅。彼らの弱さ、悲しみや孤独、もどかしさ、やりきれなさなど、声にならない想い(本音)が生々しく伝わってきます。

…と、お話は人間臭く切実なのですが、真面目なんだかふざけてるんだか、と〜にかくおかしいのです。言葉の遊びがお好きな方には、「こたえられない本」だと思います。そんなことよりまずはストーリーでしょ、という方には「めんどくさいだけの本」。お好み次第でしょう。

脚注の多さに一瞬固まりますが、すぐに慣れて独特のノリを楽しめるようになります。例えば向こうから知人が。→「ん。あれは。こんなとこで。(私)すっぴん!。困どきどき惑。はい、チーズ。キンカラコン。」みたいな調子の第1巻を過ぎると、がらりと文体が変わり、格・段・に面白くなります。源氏物語調や夏目漱石調が出て来たり(こういうのをパスティーシュというらしい)、戯曲や問答になったり。まあその多彩なこと!舌を巻くばかりです。(お下品さもまた多彩。女性の皆さんは短気を起こさないよう) 

私が特に気に入ったのは、軽快で読みやすい第12挿話<キュクロプス>と第16挿話<エウマイオス>。思わず「ぷ」ですよ。あれこれ考えずにぜひお試しを。 …しかし訳者って凄いですね。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年7月16日に日本でレビュー済み
 ジョイスは「ユリシーズ」で、ホメロスの「オデュッセイア」に挑戦した。 
 ギリシャの叙事詩は、1904年のアイルランドの首都ダブリンでのたった一日の出来事に移植された。
 テレマコス=永遠に放蕩する夢追い息子:スティーブン 
 オデュッセイア=想念の底抜けたアンチヒーロー:ブルーム
 ペネロペイア=:想念の鍋底にいる愛しの浮気妻:モリー
 その他=「ダブリン市民」たち
 「ユリシーズ」の登場人物は、みんなモナドだ。意識の流れとはいいながら、それぞれの殻の中までは明かされない、そのモナド(球体)たちによるピンボールというわけだ。ダブリンというゲーム盤のうえ、あっちへいったり、こっちへきたり。ギリシャの叙事詩は吹っ飛んで、変幻自在の冗舌詩。
 これは、ケッサクだ
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート