今日の米中対立を 長期的な視点で捉える見方が ここにあります。
「グローバル化の進展は、深層的価値観の共有を どこまで 実現し得るか?」ということです。
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文明の衝突 上 (集英社文庫) 文庫 – 2017/8/22
サミュエル・ハンチントン
(著),
鈴木 主税
(翻訳)
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『文明の衝突 (上)(下)巻セット (集英社文庫)』 こちらをチェック
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世界はどこへ向かうのか。多発する民族紛争と文明間の軋轢の本質とは何か。世界を西欧・中国・日本・イスラム・ヒンドゥー・スラブ・ラテンアメリカ・アフリカの八つの文明に分け、様々な紛争を、異文化間の衝突と捉えた衝撃的仮説。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2017/8/22
- 寸法10.5 x 1.4 x 15.2 cm
- ISBN-104087607372
- ISBN-13978-4087607376
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2017/8/22)
- 発売日 : 2017/8/22
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 320ページ
- ISBN-10 : 4087607372
- ISBN-13 : 978-4087607376
- 寸法 : 10.5 x 1.4 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,812位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月2日に日本でレビュー済み
2019年6月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書とその解説には以下のようにある。「ヘーゲル曰く『人間には人に認められたという欲求がある』。人は自分の存在を他者に認めさせようとするとき、自分は何者かというアイデンティティを追及、主張する。このアイデンティティの衝突こそ文明の衝突である」冷戦終了後、アジア、イスラムをはじめとする非西欧社会は政治力、軍事力がますます強まり、自国、自グループの文化、文明、宗教に更に対して自信、誇りを持つようになってきた。すなわち政治力、軍事力等のハードパワーが盛んになったのは、文化、文明、宗教というソフトパワーが他よりも優れているからだという自信が生まれてきている。ただそのような優位性を主張しあうだけでは、今の米中貿易摩擦、イスラム対非イスラムのテロ応酬が終焉することはまず無いだろうと感じた。多様な文明が平和的に相互交流し、お互いの歴史、理想、芸術、文化を知ろうという姿勢を持つことで、世界は平和に共存できるのではないかと本書は説く。また人間同士が文化、文明、宗教の違い、多様性を認めあい、それらの共通点を見出し続けることが大切であるとの趣旨の主張も本書にある。人間関係の構築と全く同じだなと思った。まず、自分と相手とは価値観が異なると認めることが大切である。そして自分のアイデンティティをしっかりと持ったうえで、相手を知ろうと興味を持ち、相手との対話の中から相互の共通点を探っていくこと。共通点が発見できたら、少しは惹かれあう、相互理解につながる。
2018年1月28日に日本でレビュー済み
ソビエト連邦が崩壊し東西冷戦は終わった。その後の世界はアメリカ一極支配となるかに思われたが、実際には多極化しつつある。ハンチントンによれば、宗教、言語、歴史、生活習慣、社会制度などの違いに基いて世界の国々を8つの文明に区分することができるとのこと。
①西欧文明
キリスト教文明圏。アメリカとヨーロッパ諸国など。衰退しつつあるが依然として最強。
②中華文明
儒教文明圏。中国、台湾、北朝鮮、韓国、ベトナム、シンガポールなど。経済的に成功しており、勢力を拡大しつつある。
③ヒンドゥー文明
ヒンドゥー教文明圏。インドなど。
④イスラム文明
イスラム教文明圏。中近東、北アフリカ、東南アジアなど。人口増加と石油資源で影響力を拡大している。
⑤日本文明
日本のみで成立する文明圏。
⑥東方正教会文明
正教文明圏。ロシア、ベラルーシ、ウクライナなど。
⑦ラテンアメリカ文明
カトリック文明圏。中南米諸国で構成。
⑧アフリカ文明?
アフリカ諸国はいかなる意味でも統一されていないため、文明と言えるかどうか不明。
ハンチントンは、今から20年も前に中華文明が経済力をつけ西欧文明に挑戦してくることを正確に予想していた。また、イスラム文明が台頭し西欧文化を拒否して独自の文明を再構築しようとするという予想も的中した。感嘆せざるを得ない。
①西欧文明
キリスト教文明圏。アメリカとヨーロッパ諸国など。衰退しつつあるが依然として最強。
②中華文明
儒教文明圏。中国、台湾、北朝鮮、韓国、ベトナム、シンガポールなど。経済的に成功しており、勢力を拡大しつつある。
③ヒンドゥー文明
ヒンドゥー教文明圏。インドなど。
④イスラム文明
イスラム教文明圏。中近東、北アフリカ、東南アジアなど。人口増加と石油資源で影響力を拡大している。
⑤日本文明
日本のみで成立する文明圏。
⑥東方正教会文明
正教文明圏。ロシア、ベラルーシ、ウクライナなど。
⑦ラテンアメリカ文明
カトリック文明圏。中南米諸国で構成。
⑧アフリカ文明?
アフリカ諸国はいかなる意味でも統一されていないため、文明と言えるかどうか不明。
ハンチントンは、今から20年も前に中華文明が経済力をつけ西欧文明に挑戦してくることを正確に予想していた。また、イスラム文明が台頭し西欧文化を拒否して独自の文明を再構築しようとするという予想も的中した。感嘆せざるを得ない。
2019年3月16日に日本でレビュー済み
世界を見るにあたって、文明というフレームで見て起きている問題を説明している。現在のヨーロッパでの移民問題など
結果的に言い当てていてとても面白い。
何度でも読んでもしまう。
結果的に言い当てていてとても面白い。
何度でも読んでもしまう。
2017年11月14日に日本でレビュー済み
ここで提示された、複数の『文明グループ』の衝突、摩擦という概念、これにより、国際政治、経済の現状を説明すると言う手法はある程度有効であると思われる。が、部分的な修正は必要だろう。
『西欧文明』を『北米=英国文明』と『大陸欧州文明』に分割する。
これにより、ブレグジットを含め説明出来るようになる。
英国は、北米=英国文明と大陸欧州文明による分断国家であり、定義を大陸欧州文明から北米=英国文明に転換中である。
そして、本書の提示とは逆に、メキシコの北米=英国文明への定義変換は、米国による拒否で頓挫した。
トランプ氏の合衆国大統領への当選は、そのように分析するべきだろう。
トルコは、ケマルが始めた定義変更に失敗し、イスラムに回帰しつつある。ロシアから対空ミサイルの導入が決まったが、遠からずNATOも脱退するのでは無いだろうか。
ASEANが北京の庭である的な分析には、ちょっと違和感があるが(いくら華僑の存在が大きいとは言え)
さて、下巻読むか。
『西欧文明』を『北米=英国文明』と『大陸欧州文明』に分割する。
これにより、ブレグジットを含め説明出来るようになる。
英国は、北米=英国文明と大陸欧州文明による分断国家であり、定義を大陸欧州文明から北米=英国文明に転換中である。
そして、本書の提示とは逆に、メキシコの北米=英国文明への定義変換は、米国による拒否で頓挫した。
トランプ氏の合衆国大統領への当選は、そのように分析するべきだろう。
トルコは、ケマルが始めた定義変更に失敗し、イスラムに回帰しつつある。ロシアから対空ミサイルの導入が決まったが、遠からずNATOも脱退するのでは無いだろうか。
ASEANが北京の庭である的な分析には、ちょっと違和感があるが(いくら華僑の存在が大きいとは言え)
さて、下巻読むか。
2018年11月26日に日本でレビュー済み
文庫本になったのは新しいが、だいぶ古い本である。先に、集英社新書の『文明の衝突と21世紀の日本』を読んでいたが、元ネタともいうべき本書を読んでみた。
「文明」とは何か、そして、世界には一体いくつの文明があるのか。そこから記述が始まる。トインビー、シュペングラーら大学者が研究してきた重たい分野である。学問の伝統を踏まえない訳にはいかないテーマなのだ。論を進めるにあたって、「文明」と「文化」を区別しないなど、本書における定義をまず定めている。
その後の内容は、少しまどろっこしい。確かに著者の書いた通りに世界は文明相互が衝突している。ただ、話に繰り返しが多い印象で、凭れた感じがする。
「文明」とは何か、そして、世界には一体いくつの文明があるのか。そこから記述が始まる。トインビー、シュペングラーら大学者が研究してきた重たい分野である。学問の伝統を踏まえない訳にはいかないテーマなのだ。論を進めるにあたって、「文明」と「文化」を区別しないなど、本書における定義をまず定めている。
その後の内容は、少しまどろっこしい。確かに著者の書いた通りに世界は文明相互が衝突している。ただ、話に繰り返しが多い印象で、凭れた感じがする。