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アメリカよ! あめりかよ! (集英社文庫) 文庫 – 1991/6/20
落合 信彦
(著)
アメリカは、私の“約束の地”だった―。'60年代初め、ケネディやジョン・ウェインに象徴される正義と勇気の国だったアメリカ。自らの留学体験を通してアメリカの変貌を綴る自伝ノンフィクション。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日1991/6/20
- ISBN-104087497151
- ISBN-13978-4087497151
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (1991/6/20)
- 発売日 : 1991/6/20
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4087497151
- ISBN-13 : 978-4087497151
- Amazon 売れ筋ランキング: - 383,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 96位アメリカ・中南米の地理・地域研究
- - 3,107位集英社文庫
- - 60,033位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オモシロオカシクの脚色はあるかと思うけれど、リアリティは感じるし、本書の赤マジックバッテン裁断処分流れ中古を海外で読んで無性に留学したくなって、遂に留学してしまった。ただ行先は狂気の米国ではなくて英国にしておきました。海外へ出て欲しい生徒・学生へ、いったい何人の人にプレゼントしたか知れないな。何度も読んでしまう本。読むたびに学びがある新鮮な本。おススメです。
2020年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしですね、学生の時に読んでいましたが、ふと、また読みたくなり購入しました、アメリカの人種問題は、相変わらず…だが、アメリカの良さも、この本を読み返し、そう言えば、そうだったな~陽気なあの頃、また、落合作品を読んでみたくなりました、今の若者は、どう思うのかな?
2021年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある方のメールマガジンで紹介されていたので、購入してみました。
著者の方の事は初めて知りましたが、とても好きになりました。また、空手の魅力が伝わりました。
どんな状況であっても、腐らずに目標を持って努力していこうと思えました。
著者の方の事は初めて知りましたが、とても好きになりました。また、空手の魅力が伝わりました。
どんな状況であっても、腐らずに目標を持って努力していこうと思えました。
2023年8月2日に日本でレビュー済み
高校時代、友人が落合信彦にはまっており、
勧められて読んだ。
その他の本はどうしてもページが進まなかったのですが、
この本だけはどうにも抗えない魅力があると言わざるを得ない。
日本の社会に、自分の将来に希望が持てない、
そんな若い人の胸を打つ、留学記になっている。
もちろん当時読んでるときからおかしいなと思ったところは多々あった。
・兄が東大に受かったが、家が貧しいので電電公社に就職した。
→当時の国立大の学費はそこまで高くなく(9,000円)、バイトと奨学金で通えたのでは。
・競技場で喧嘩ファイトしたら見物人の中に学長がいた。
・大学生代表メンバーの一人としてWHに招かれてロバート・ケネディと話した。
→日本人学生がボビーと面会したら大ニュースになるのでは。
・オルブライトカレッジはリトルハーバードと呼ばれている。
→大学時代、留学を考えて、アメリカンセンターの図書館に行った時、ふとオルブライトカレッジについて尋ねたら、「は?リトルハーバート?」という反応だった。
・物語の最後、郷愁に駆られて日本に帰るのが唐突。オイルビジネスは?
とはいえ、かっての日本の若者にとって、
アメリカがどれほど希望であったか。
『アメリカよ!あめりかよ!』という、
片仮名と平仮名の題にもそれが上手く表現されている。
ピューリッツアー賞受賞作、ハルバースタムの『ベスト&ブライテスト』には、
「ベトナムでのCIAの工作活動が報道されるにつれ、
知的な工作員がジャングルの中でマッチョに大活躍するという新しい文学が次々と生み出された」、
といった意味のことが書かれている。
落合本も、この亜流文学だったのは間違いない。
しかしプロレスと同じで、いろんな疑問が付されようと、
当時の多くの若者に希望を与えたのは確かであろう。
冒頭の友人は、彼の影響か、実際に外語大に進学したのである。
逆に今の若者は、
陽炎や幻惑の類の希望でさえ持てなくなっているのではないだろうか。
勧められて読んだ。
その他の本はどうしてもページが進まなかったのですが、
この本だけはどうにも抗えない魅力があると言わざるを得ない。
日本の社会に、自分の将来に希望が持てない、
そんな若い人の胸を打つ、留学記になっている。
もちろん当時読んでるときからおかしいなと思ったところは多々あった。
・兄が東大に受かったが、家が貧しいので電電公社に就職した。
→当時の国立大の学費はそこまで高くなく(9,000円)、バイトと奨学金で通えたのでは。
・競技場で喧嘩ファイトしたら見物人の中に学長がいた。
・大学生代表メンバーの一人としてWHに招かれてロバート・ケネディと話した。
→日本人学生がボビーと面会したら大ニュースになるのでは。
・オルブライトカレッジはリトルハーバードと呼ばれている。
→大学時代、留学を考えて、アメリカンセンターの図書館に行った時、ふとオルブライトカレッジについて尋ねたら、「は?リトルハーバート?」という反応だった。
・物語の最後、郷愁に駆られて日本に帰るのが唐突。オイルビジネスは?
とはいえ、かっての日本の若者にとって、
アメリカがどれほど希望であったか。
『アメリカよ!あめりかよ!』という、
片仮名と平仮名の題にもそれが上手く表現されている。
ピューリッツアー賞受賞作、ハルバースタムの『ベスト&ブライテスト』には、
「ベトナムでのCIAの工作活動が報道されるにつれ、
知的な工作員がジャングルの中でマッチョに大活躍するという新しい文学が次々と生み出された」、
といった意味のことが書かれている。
落合本も、この亜流文学だったのは間違いない。
しかしプロレスと同じで、いろんな疑問が付されようと、
当時の多くの若者に希望を与えたのは確かであろう。
冒頭の友人は、彼の影響か、実際に外語大に進学したのである。
逆に今の若者は、
陽炎や幻惑の類の希望でさえ持てなくなっているのではないだろうか。
2015年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めたらどんどん引き込まれて、あっという間に読み終わってしまった。
読んで一番思ったことは作者のメンタルの強さと行動力。
どうしてこうなったのか疑問に思った。
お世辞にも作者の生活環境はあまりよくない(夜間高校に通いつつ、アルバイトで家計を助けていた。おやじは違う女を作り、ギャンブル好き)ことが理由なのではと思った。
ビジネスでは人・モノ・金がすべて足りているといいモノは生み出せず、逆にそれぞれが足りない状況の方が必死になりいいモノを生み出せる。それと似ていて、生活環境が裕福過ぎると社会にうまく対応できなく鬱になったり、逆の場合いろんなモノが足りないことから創意工夫し、作者のような人並み外れたパワーを発揮できる人になる。
環境は大事だと実感。緩すぎてもバカになり、きつすぎるとそれはそれでドロップアウトしてしまう。子供ができたら適度な刺激がある環境を子供たちに作ってあげたい。例えば子供の好きな物をすべて買うべきではない。買わな過ぎてもダメ。基準をつくったらいいのかな。
作者がなんでこんなにも空手がすごいのかそこらへんのエピソードがなく、非常に気になった。
それにしてもマジ喧嘩強すぎる!!そのおかげでアメリカの大学でヒーローになる。
そのあともドタバタが…(笑)
こんなに行動力がある人もめずらしい。
1日睡眠時間2時間しか取らず努力し続けることも凄すぎる。
自分を律することができる人。
自分の周りにこんな人はいない。作者に会ったことはないが誰がみても惹きつけられる、
大きな人だと思う。
私も作者のような行動はできないが、作者の圧倒的な努力・行動を少しでも真似できたらいいな。
今、自分は成長をするためにテレビを見ないで、本を読んだりしているがそもそこの時間が
足りてないと感じている。
そりゃそうだ、私は7時間睡眠。作者のような身を削っても学びの時間を作るも必要な時がある。
若いうちは多少無理して身につけ、そういった追い込まれて必死にもがいてどうにかする、そんな経験をした方が人的にもコクで大きな人になれる。そんなことも必要。
この本を読むたびに、まだまだ俺は甘い。もっともっとやれるはずだと気合いが入ります。
あと、作者のおやじがろくでなしがなんだか憎めない。(笑)
読んで一番思ったことは作者のメンタルの強さと行動力。
どうしてこうなったのか疑問に思った。
お世辞にも作者の生活環境はあまりよくない(夜間高校に通いつつ、アルバイトで家計を助けていた。おやじは違う女を作り、ギャンブル好き)ことが理由なのではと思った。
ビジネスでは人・モノ・金がすべて足りているといいモノは生み出せず、逆にそれぞれが足りない状況の方が必死になりいいモノを生み出せる。それと似ていて、生活環境が裕福過ぎると社会にうまく対応できなく鬱になったり、逆の場合いろんなモノが足りないことから創意工夫し、作者のような人並み外れたパワーを発揮できる人になる。
環境は大事だと実感。緩すぎてもバカになり、きつすぎるとそれはそれでドロップアウトしてしまう。子供ができたら適度な刺激がある環境を子供たちに作ってあげたい。例えば子供の好きな物をすべて買うべきではない。買わな過ぎてもダメ。基準をつくったらいいのかな。
作者がなんでこんなにも空手がすごいのかそこらへんのエピソードがなく、非常に気になった。
それにしてもマジ喧嘩強すぎる!!そのおかげでアメリカの大学でヒーローになる。
そのあともドタバタが…(笑)
こんなに行動力がある人もめずらしい。
1日睡眠時間2時間しか取らず努力し続けることも凄すぎる。
自分を律することができる人。
自分の周りにこんな人はいない。作者に会ったことはないが誰がみても惹きつけられる、
大きな人だと思う。
私も作者のような行動はできないが、作者の圧倒的な努力・行動を少しでも真似できたらいいな。
今、自分は成長をするためにテレビを見ないで、本を読んだりしているがそもそこの時間が
足りてないと感じている。
そりゃそうだ、私は7時間睡眠。作者のような身を削っても学びの時間を作るも必要な時がある。
若いうちは多少無理して身につけ、そういった追い込まれて必死にもがいてどうにかする、そんな経験をした方が人的にもコクで大きな人になれる。そんなことも必要。
この本を読むたびに、まだまだ俺は甘い。もっともっとやれるはずだと気合いが入ります。
あと、作者のおやじがろくでなしがなんだか憎めない。(笑)
2019年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
彼の本を見ると学生時代を思い出します。みんなで、彼の著書を「真面目なことを言うコメディアン」と言いながら読んでいました。
時代が違うとはいえ、今でもこの本は読める本だと思います。
思いを実現するために試行錯誤することに大きな価値があると思わせてくれる本で、若い人にぜひ読んでもらいたいです。
時代が違うとはいえ、今でもこの本は読める本だと思います。
思いを実現するために試行錯誤することに大きな価値があると思わせてくれる本で、若い人にぜひ読んでもらいたいです。
2023年2月16日に日本でレビュー済み
落合信彦(1942年~)氏は、東京都出身、都立両国高校(定時制)卒、米オルブライト大学卒、米テンプル大学大学院中退後、米国で友人と石油ビジネスを始め、エクアドルの油田を掘り当てるなど成功を収めたが、1973年に帰国し、その後作家活動を続ける。メディアアーティストの落合陽一は実子。
本書は、信彦氏が奨学金を得てアメリカに留学し、そこで過ごした日々、ロバート・ケネディとの出会い、オイルマン時代について描いた半生記である。(フィクション的な部分も含まれているとも言われている)
私は、30~40年前の若い頃に信彦氏の多くの作品を読んだが、その世界を舞台にしたスケールの大きい話に夢中になったし、自分が海外で仕事をすることに対するハードルを下げてくれたと感じており、その中でも、本書はとても印象深い作品で(当時は単行本で読んだ)、今般新古書店で偶々目にして入手した。
読み終えて、個人的な懐かしさはもちろんのこと、1950~60年代のアメリカの空気感と、そこに単身留学した日本の若者の心持ち、及び、当時のアメリカ(の社会と人々)がその若者をどのように受け入れたか、を改めて感じることができたし、加えて、それから半世紀以上を経て、アメリカも日本も、その両者の関係も大きく変わったことも強く感じた。
アメリカに関して言えば、当時は、若きジョン・F・ケネディ大統領を生んだ、強く、希望に溢れたアメリカから、ベトナム戦争が泥沼化し、ケネディ、ルーサー・キング牧師、ロバート・ケネディが相次いで暗殺され、自らの進むべき方向を見失った時代である。その後、20世紀末にかけて東西冷戦が終結し、唯一のスーパーパワーとなったものの、近年は、中国の台頭やトランプの登場により、再び転換点を迎えている。これからのアメリカ、そして世界は、どちらに向かって行くのか。。。
また、信彦氏の半生記としては、今読んでも十分に面白いし、(陽一氏の作品を読むような)若い人が読んでも刺激を受けるのではないかと思われる。前述の通り、フィクションが多いとの議論もあるらしいが、初めから小説だと思って読んだとしても、読む意味が薄れるわけでもないだろう。その後に多数執筆された信彦氏の作品を見れば、取材者&書き手としての類稀な力は、(氏にゴーストライターがいるのでもなければ)疑いようがない。
かつて氏の作品を読んだ世代には懐かしく、また、若い人が読んでも刺激がもらえる一冊である。
(2023年2月了)
本書は、信彦氏が奨学金を得てアメリカに留学し、そこで過ごした日々、ロバート・ケネディとの出会い、オイルマン時代について描いた半生記である。(フィクション的な部分も含まれているとも言われている)
私は、30~40年前の若い頃に信彦氏の多くの作品を読んだが、その世界を舞台にしたスケールの大きい話に夢中になったし、自分が海外で仕事をすることに対するハードルを下げてくれたと感じており、その中でも、本書はとても印象深い作品で(当時は単行本で読んだ)、今般新古書店で偶々目にして入手した。
読み終えて、個人的な懐かしさはもちろんのこと、1950~60年代のアメリカの空気感と、そこに単身留学した日本の若者の心持ち、及び、当時のアメリカ(の社会と人々)がその若者をどのように受け入れたか、を改めて感じることができたし、加えて、それから半世紀以上を経て、アメリカも日本も、その両者の関係も大きく変わったことも強く感じた。
アメリカに関して言えば、当時は、若きジョン・F・ケネディ大統領を生んだ、強く、希望に溢れたアメリカから、ベトナム戦争が泥沼化し、ケネディ、ルーサー・キング牧師、ロバート・ケネディが相次いで暗殺され、自らの進むべき方向を見失った時代である。その後、20世紀末にかけて東西冷戦が終結し、唯一のスーパーパワーとなったものの、近年は、中国の台頭やトランプの登場により、再び転換点を迎えている。これからのアメリカ、そして世界は、どちらに向かって行くのか。。。
また、信彦氏の半生記としては、今読んでも十分に面白いし、(陽一氏の作品を読むような)若い人が読んでも刺激を受けるのではないかと思われる。前述の通り、フィクションが多いとの議論もあるらしいが、初めから小説だと思って読んだとしても、読む意味が薄れるわけでもないだろう。その後に多数執筆された信彦氏の作品を見れば、取材者&書き手としての類稀な力は、(氏にゴーストライターがいるのでもなければ)疑いようがない。
かつて氏の作品を読んだ世代には懐かしく、また、若い人が読んでも刺激がもらえる一冊である。
(2023年2月了)