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翼 cry for the moon (集英社文庫) 文庫 – 2002/6/20

4.2 5つ星のうち4.2 38個の評価

幼い頃に受けた仕打ちで凍りついた真冬の心。その愛に閉ざされた心を解き放つのは、ニューヨーク、そして広大なアリゾナの地の人々。一人の女性の魂の再生と自由を描く長編。 (解説・池上冬樹)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 集英社 (2002/6/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/6/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 560ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4087474534
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4087474534
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 38個の評価

著者について

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村山 由佳
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1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 明日の約束 おいしいコーヒーの入れ方 SECOND SEASON 2 (ISBN-13: 978-4087465754 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
38グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年12月5日に日本でレビュー済み
個人的にはそう思っています。
母親との確執、大自然が舞台、愛する人との死別
これらが村山氏の作品には何度か出ているからですが
その中でも本作は完成度が高いように感じています。

登場人物は皆、すぐそばにある幸せを掴み損ねて苦しみますが
同時に希望もあるのが救いであり、歯痒さにもつながっています。
裕福でも不足を数えるものは不幸である
たった一つでも満たされることはある。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月10日に日本でレビュー済み
最初は本の厚みに「挑みがいがある!」とそれだけで手に取った本でしたが
ぐいぐい引き込まれ、結局、その日のうちに読み終わってしまった1冊。
読み終わった後も、しばらく本の世界から戻ってくることができませんでした…。
村山由佳さんを知るきっかけにもなった、出会いをくれた本でもあります。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年2月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の性格描写や親子関係,またそれによって起こる苦悩などが非常に興味深く考えさせられるものがあり、それだけで一冊の本にできるのに、作者は欲張りすぎて後半力尽きてしまった感じ。後半のアメリカ人の登場人物たちの描写がおおまかで、特に主人公の義妹の性格描写(彼女自身はあまり重要ではない登場人物だとしても)はあまりにも幼稚っぽく、それが非常に残念。それでもアメリカ西部の景色の壮大さやナバホの魅力も充分に楽しめ、これを読んだらナバホの世界に浸りたくなること間違いなし。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月29日に日本でレビュー済み
いじめ、虐待、死など、痛々しいストーリーが展開されるが、小説としては登場人物の背景が丁寧に描かれた一冊であり、500ページを超える長編を一気に読める本。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月10日に日本でレビュー済み
怪我をして、羽根が抜け落ちもう飛べなくなった鳥が、癒されて再び飛び立っていく・・・そんなモチーフが、社会や日常の様々なストレスでもがいている私達をも救ってくれる小説でした。

村山さんは以前テレビ出演時のインタビューであまりいい印象をもてなかったので「読まず嫌い」していた事を後悔させられた、素晴らしい作品です。

多くの小説は前半のほうがおもしろくて、最後に無理にまとめたようなものが多いのですが、この小説は後半にいくほど文章も洗練され、作者の気持ちも乗ってきているのが感じられました。そして読後感に残す余韻も小説の世界にしばしとどめてくれます。

幼い日、脳裡に焼きついた衝撃的な出来事の呪縛から抜け出せない主人公は「愛」が理解できません、彼女は母親から虐待を受け、心身ともに傷ついた少年と共に、暗闇から抜け出そうともがきながら、アリゾナにたどり着きます。

素敵な小説なので是非読んでその世界を味わってほしいものです。

十分★5(6でもいい位)の作品ですが、これが村山さんの最高傑作とならず、もっと素晴らしい小説を書いていただきたいので、その期待(将来のよりよい作品を望むという意味で)★4です。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月18日に日本でレビュー済み
私はこの作品は食わず嫌いならぬ、読まず嫌いをしておりました。

だって、やたら分厚いし、アリゾナが舞台だとかで難しそうだったし。

でも、読んでみたら素晴らしかったです。

村山由佳さんのなかでも私はこれが一番好きです。

他の作品は割と男の子が恋愛をするといった生易しい感じの作品が多かったのに対して、

この作品は非常にスケールが大きくて素晴らしいです。

そして、飽きることなく読めます。

それに、何より全てのキャラクターに好感が持てます。

途中でナヴァホ(インディアン)のエピソードが何度か挟まれているのですが、

これがちょっと難しいので、そこは飛ばして話を全部読んでから

後でそこだけ読みなおすくらいでもいいかもしれませんw

とにかく、オススメです!最後は泣けます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月12日に日本でレビュー済み
きっとあーなって、こうなるのだろう。
そう思った通りに話は進み、悪く言えば先の読めるストーリーラインでした。
だけど舞台はアリゾナ。国の歴史、社会の問題、人が抱える過去、自然の摂理。
こんなに沢山のことを織り込ませているのに解かりやすい展開を用意してくれる。
だから長編でも疲れることなく読むことができました。
死する影があるから生きる希望がある。
強いものもいれば弱いものもいる。
ごく当たり前で、だけど一筋縄では行かない
「人間の内側」を率直に書いた作品だと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年8月18日に日本でレビュー済み
心の中のデリケートなところへダイレクトで訴えかけてくる本でした。
心が痛い。切ない。でも読んでほしい。
でも日常生活に埋没し、心を失いかけているかも?と思っている方。
是非、この本を手に取ってみて下さい。
それを確かめる事が出来るはずです。
お勧めです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート