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TSUNAMI 津波 (集英社文庫) 文庫 – 2008/11/25
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東海・東南海・南海地震、連発の危機が迫る! 20mの津波が太平洋沿岸を襲う。そのとき都市は、港湾は、原発は。異常気象が続き、自然災害が大規模化する今、読んでおきたい、防災サスペンス大作。
- 本の長さ608ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2008/11/25
- ISBN-104087463699
- ISBN-13978-4087463699
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2008/11/25)
- 発売日 : 2008/11/25
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 608ページ
- ISBN-10 : 4087463699
- ISBN-13 : 978-4087463699
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,860位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1949年7月7日、岡山県玉野市生まれ。慶應義塾大学工学部卒。同大学院修士課程を経て、日本原子力研究所研究員となる。1979年、日本原子力学会技術賞受賞。カリフォルニア大学に留学し、帰国後作家に転身。『帰国』で第24回北日本文学賞、『メルトダウン』で第1回小説現代推理新人賞、『イントゥルーダー』で第16回サントリーミステリー大賞の大賞・読者賞をダブル受賞。2007年、松竹映画・米ユニバーサルピクチャーズ初の共同制作で『ミッドナイトイーグル』が映画化され、日米同時公開。2010年『風をつかまえて』が第56回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校の部)に選定。2017年『福島第二原発の奇跡』でエネルギーフォーラム賞優秀賞を受賞。
神戸在住のため、自身が阪神・淡路大震災に被災して以降、『M8』『TSUNAMI』『東京大洪水』『富士山噴火』『巨大地震の日』『震災キャラバン』『東海・東南海・南海巨大連動地震』(全て集英社)、『アニマート』(漫画原作。週刊ヤングジャンプにて連載)、『巨大地震の後に襲ってきたこと』(宝島社)などで防災・減災に関する啓蒙を、また『世界に嗤われる日本の原発戦略』(PHP研究所)などで原子力に関するルポや意見表明を行っている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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高嶋さん作品は常に私たちに警鐘を鳴らしてくれる。オススメです。
14:46には逝った人達や残された者の悲鳴にも似たサイレンを合図に1分間の黙祷がささげられた。私も9回
の黙祷を数えた。さて・・・
地震に対する感受性の低い住民や、当てにならない予知よりもその日の経済情勢を優先しようとする経営
者、責任回避に詭弁を弄する為政者・官僚、民衆に受け入れてもらえない正論を熱弁する少数者(主人公で
ある場合が多い)・・・など登場。迫力あるシーンが連続する。
災害パニックものの作品に必須のメニューを揃えてはいるが、何処かでいつか見たり読んだりした既視感
を覚える。しかも物語の1/3(200ページ)の前振りが長すぎ、その後のカタストロフィ部分もかなりくど
い。全体を350~400ページ位に圧縮した方が緊迫感が増したと思う。物語の落としどころもある程度予想
できるので★4にした。
このような作品こそは3D IMAXでの映画上映が最適だと思います。(3.11を経験された方には辛いもの
とお察し致しますが)
が、実際に起こると小説どころの話ではありませんでした。
モーメントマグニチュード9の超巨大地震が日本で起こるとは、凡そ世界中の地震学者も想像だにしなかった事でしょう。
また、危機管理能力の無い者に政権を任せると事態が悪化するだけという事も、改めて世に知らしめました。
昔、民主党の党CMで、小沢、鳩山、管の三人が一緒に船に乗り、その三人が舵を取ろうとするも船は波に飲まれると言う物が在りましたが、それを見た先輩が、「民主党に政権を取らせては駄目だ、TOP3が一緒に外遊するなど危機管理の点から見て在りえない話だ。彼らに政権を任せては大変な事になる」と、述べました。
当時、「幾らなんでもそこまでは酷くないだろう」と、話半分で聞いていましたが、豈図らんや。実際には先輩の言う通りになりました。
話を評価に移すとこの小説。読み応えがあって知的好奇心を刺激する大変面白い小説とは思うのですが、エピソード、若しくは視点変更が多すぎて、それを消化出来ていないとの印象を受けます。
それぞれのキャラクターに感情移入出来る程の情報が無いのです。三巻程度の巻数が無ければ、登場人物の背景を描き切れないのではないでしょうか??
とまぁ、多少の注文は在りますが、非常に面白い小説です。ただ、事実は小説より奇なり。と、言う事で、この小説の責任では無
いのですが、星三つが妥当かと。
作者の高嶋さんは恐るべき慧眼ですね。ストリーもスピーディでテンポが良く、内容も今にして思えばまるで予言の書といっても良いくらいです。
本書では、前日にM6.8の東海地震があり、本震では僅か3分の間にM8.2,M8.3,M8.3が起こり、プレート境界のずれは500kmと書かれています。東北地方太平洋沖地震は前々日M.7.3、前日M6.8があり、本震ではプレート境界のずれが岩手宮城沖から福島茨城沖へと3分間で500kmと拡大しました。本書に書かれている連動地震の合計はM9.0の巨大地震と推測されます。さらに、地震発生の僅かな時間差が津波の波高を何倍にもすること、長周期地震動の怖さ、原発事故なども、東日本大震災を参考にしたとしか考えられないほど一致しています。
自分も一年前にトリウム原発を題材とした電子書籍を出版しましたが、科学的根拠を外さないでフィクションを書くことの難しさを痛感しています。地震や津波に向き合う様々な人間描写が泣かせるし、一般的に難解な科学的事象でも解りやすく描写されています。
本書は小説としてではなく、これから起こるであろう巨大地震への対策に役に立つ必読の書です。