ANA機内誌『翼の王国』に連載されたエッセイの単行本化です。
吉田修一さんが台北、パタヤ、マカオ、阿蘇、伊勢神宮、竹富島など国内外のいろいろな場所を
訪れた時のエピソードが、小説の時とはまた違う、軽やかな文体で綴られています。
コロナが落ち着いたら、いろいろな街を旅したいなと妄想しながら楽しめます。
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最後に手にしたいもの (集英社文庫) 文庫 – 2021/2/19
吉田 修一
(著)
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今年はここに行こう! 旅って計画している時、とても楽しいですよね。そんなひと時をサポートします。ベストセラー作家・吉田修一が旅の面白さを綴る25編。台北でマルーン5のライブを観て、阿蘇の天空の湯に浸かり、マカオで苦手なカジノに興じ、ソウルでのサイン会、そして愛猫との生活……などなど。旅に出たい! そんな気持ちがかきたてられるANA機内誌連載をまとめたエッセイ集。
今年はここに行こう! 旅って計画している時、とても楽しいですよね。そんなひと時をサポートします。ベストセラー作家・吉田修一が旅の面白さを綴る25編。台北でマルーン5のライブを観て、阿蘇の天空の湯に浸かり、マカオで苦手なカジノに興じ、ソウルでのサイン会、そして愛猫との生活……などなど。旅に出たい! そんな気持ちがかきたてられるANA機内誌連載をまとめたエッセイ集。
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2021/2/19
- 寸法10.5 x 1 x 15.2 cm
- ISBN-10408744211X
- ISBN-13978-4087442113
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2021/2/19)
- 発売日 : 2021/2/19
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 176ページ
- ISBN-10 : 408744211X
- ISBN-13 : 978-4087442113
- 寸法 : 10.5 x 1 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 394,502位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,305位集英社文庫
- - 6,528位近現代日本のエッセー・随筆
- カスタマーレビュー:
著者について
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1968年9月14日、長崎県生まれ。法政大学経営学部卒。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞。同作が第117回芥川賞候補となる。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞、「パーク・ライフ」で第127回芥川賞を立て続けに受賞し、文壇の話題をさらう。2007年『悪人』で大佛次郎賞と毎日出版文化賞を受賞した。
他に『東京湾景』『長崎乱楽坂』『静かな爆弾』『元職員』『横道世之介』など著書多数。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月25日に日本でレビュー済み
2020年11月22日に日本でレビュー済み
表紙のとても美しい夕焼けに心奪われ,人生で初めて,本をジャケット買いしました.
ただ,内容にはあまり興味が持てませんでしたので,本としての個人評価は50点かな.
ただ,内容にはあまり興味が持てませんでしたので,本としての個人評価は50点かな.
2023年3月19日に日本でレビュー済み
ANAの機内誌に掲載されたエッセイ。第四弾であるものの前作『泣きたくなるような青空』と連載時期が被っているからか、時系列が?となる。
本書では、映画化作「さよなら渓谷」、「怒り」に言及されていて、ファンには嬉しい。台北のマルーン5のコンサートでの盛り上がり、マカオのカジノで戸惑いなど、共感すること度々だ。
twitter でエゴサーチをしてたまげた件、電車内の携帯電話の忘れものをただ見ているだけ日本人乗客の件など、ほっこり話しも読める。「最後に手にしたいもの」では、巨万の富を手に入れた人は最後に何を望むのか、を投げかけている。著者らしい考察だ。
本書では、映画化作「さよなら渓谷」、「怒り」に言及されていて、ファンには嬉しい。台北のマルーン5のコンサートでの盛り上がり、マカオのカジノで戸惑いなど、共感すること度々だ。
twitter でエゴサーチをしてたまげた件、電車内の携帯電話の忘れものをただ見ているだけ日本人乗客の件など、ほっこり話しも読める。「最後に手にしたいもの」では、巨万の富を手に入れた人は最後に何を望むのか、を投げかけている。著者らしい考察だ。
2021年4月7日に日本でレビュー済み
吉田修一(1968年~)氏は、長崎市生まれ、法大経営学部卒の小説家。芥川龍之介賞(2002年/『パーク・ライフ』)のほか、山本周五郎賞、大佛次郎賞、柴田錬三郎賞等の文学賞を受賞している。
本書は、初出はANAの機内誌「翼の王国」への2012年9月号~2016年9月号の連載(25篇)で、2017年に単行本で出版、2021年2月に文庫化された。また、作者の「翼の王国」への連載は2007年4月から始まり、これまで『あの空の下で』、『空の冒険』、『作家と一日』の3冊が出版・文庫化されており、本書は4冊目(2021年1月)の『泣きたくなるような青空』と続けての文庫化である。
私は、既刊の3冊も所有しているが、実は本棚の片隅で積読状態である。というのは、2019年に、ビジネスの関係で海外の短距離フライトに乗る機会が急激に増え、その時に読もうと思って、2019年末に3冊まとめ買いしたのだ(短距離便には個人モニターが付いていないため、とにかく退屈である)が、昨年1年はコロナ禍のため全く飛行機に乗る機会が無くなってしまったのだ。
前作は、帯に書かれた「今年こそは旅に出たい!まずは“読む旅”をお楽しみください」というフレーズを見て我慢ができず、思わず自宅で読んでしまい、本作もやはり読んでしまったが、体の移動の自粛が続く中で、心は(わずかながらも)軽くなったように思う。
作者は「文庫版あとがき」でこんなことを書いている。「基本的に旅情をテーマとしたエッセイであるから、旅先のスケッチが多い。・・・そこには人や場所との出会いがあり、人や場所の匂いがあり、人や場所の声が聞こえ、人や場所の手触りがある。そして今回、なによりも驚かされたのが、そうやって日々の旅を続ける自分自身が、この旅が続くことに、なんの疑いも持っていないことであった。今回、改めて一編一編のエッセイを読み返しながら、台北や博多の屋台にいる自分や、沖縄やスイスの青空の下に立つ自分に、こう言ってやりたい気持ちにあふれる。「お前は奇跡の中にいるんだぞ」と。お前は日々、奇跡の上に立っているんだぞ。だからこそ、こんなに空は青く、風は清らかなんだぞ、と。」
コロナ禍があったからこそ、我々は、旅のできる日常が当たり前のものではないことを知った。そうした意味で、貴重な体験だったとも言えるのだが、今はただ、一日も早く、心置きなく旅ができる日々が戻ってくることを祈るばかりである。
(2021年4月了)
本書は、初出はANAの機内誌「翼の王国」への2012年9月号~2016年9月号の連載(25篇)で、2017年に単行本で出版、2021年2月に文庫化された。また、作者の「翼の王国」への連載は2007年4月から始まり、これまで『あの空の下で』、『空の冒険』、『作家と一日』の3冊が出版・文庫化されており、本書は4冊目(2021年1月)の『泣きたくなるような青空』と続けての文庫化である。
私は、既刊の3冊も所有しているが、実は本棚の片隅で積読状態である。というのは、2019年に、ビジネスの関係で海外の短距離フライトに乗る機会が急激に増え、その時に読もうと思って、2019年末に3冊まとめ買いしたのだ(短距離便には個人モニターが付いていないため、とにかく退屈である)が、昨年1年はコロナ禍のため全く飛行機に乗る機会が無くなってしまったのだ。
前作は、帯に書かれた「今年こそは旅に出たい!まずは“読む旅”をお楽しみください」というフレーズを見て我慢ができず、思わず自宅で読んでしまい、本作もやはり読んでしまったが、体の移動の自粛が続く中で、心は(わずかながらも)軽くなったように思う。
作者は「文庫版あとがき」でこんなことを書いている。「基本的に旅情をテーマとしたエッセイであるから、旅先のスケッチが多い。・・・そこには人や場所との出会いがあり、人や場所の匂いがあり、人や場所の声が聞こえ、人や場所の手触りがある。そして今回、なによりも驚かされたのが、そうやって日々の旅を続ける自分自身が、この旅が続くことに、なんの疑いも持っていないことであった。今回、改めて一編一編のエッセイを読み返しながら、台北や博多の屋台にいる自分や、沖縄やスイスの青空の下に立つ自分に、こう言ってやりたい気持ちにあふれる。「お前は奇跡の中にいるんだぞ」と。お前は日々、奇跡の上に立っているんだぞ。だからこそ、こんなに空は青く、風は清らかなんだぞ、と。」
コロナ禍があったからこそ、我々は、旅のできる日常が当たり前のものではないことを知った。そうした意味で、貴重な体験だったとも言えるのだが、今はただ、一日も早く、心置きなく旅ができる日々が戻ってくることを祈るばかりである。
(2021年4月了)
2018年3月3日に日本でレビュー済み
ANAの機内誌「翼の王国」で、連載しているエッセイをまとめたものです(2012年9月~2016年9月分)。
1編あたり6ページ強で、1冊読むのも1,2時間で読める気楽な本です。
いずれも多かれ少なかれ旅に関係している話ですので、旅行に持って行くとより楽しめました。
また、基本的にネガティブな話は書かれていないので、その意味でも息抜きには良いかと思います。
特に楽しめたのは印象的だったのは2篇、「青の氾濫・竹富島」「おしゃれプノンペン」です。【以下備忘、ネタバレ注意】
【青の氾濫・竹富島】
「ゆったりとしたリズムのせいか、集落の風景を眺めているうちに、なぜか子どもの頃の記憶が蘇る。庭に作ってもらったビニールプールで水浴びをした記憶。無理やり被せられた麦わら帽子がこめかみを擦り、痛がゆかった感触。」
「真っ青な空と一面の緑と一本道。他に動くものがないものだから、見知らぬ人の歩き方ばかりが気になったのかもしれない。笑っているような歩き方。ちょっと澄ましたような歩き方。いろんなものに気遣って歩く人。いかにも目的がありそうな人。逆に何の目的もなさそうな人。水牛のスピードくらいのんびりな人。草をむしったり、花を見たり、寄り道が多い人。とにかくいろんな歩き方はあるが、不思議と不快な歩き方というものはない。たぶん歩くという行為自体が不快なものではないからだと思う。」
【おしゃれプノンペン】
「空港から市内向かうタクシーの車窓を流れていくのは、まだまだ混沌としたアジアそのものの風景で、渋滞した車のガス、すり抜けていくバイクの騒音、屋台で売られる料理のスパイスの匂い、裸足で歩く子供の踵、赤土に残った水たまり、そして幸せそうに眠る野良犬の親子」
情景描写が素晴らしい。そして、ぐったりした一行が何気なく入った現地食堂の、素晴らしく美味しいスープに驚く描写も、旅先で誰もが出会う喜びを思い出させる。
1編あたり6ページ強で、1冊読むのも1,2時間で読める気楽な本です。
いずれも多かれ少なかれ旅に関係している話ですので、旅行に持って行くとより楽しめました。
また、基本的にネガティブな話は書かれていないので、その意味でも息抜きには良いかと思います。
特に楽しめたのは印象的だったのは2篇、「青の氾濫・竹富島」「おしゃれプノンペン」です。【以下備忘、ネタバレ注意】
【青の氾濫・竹富島】
「ゆったりとしたリズムのせいか、集落の風景を眺めているうちに、なぜか子どもの頃の記憶が蘇る。庭に作ってもらったビニールプールで水浴びをした記憶。無理やり被せられた麦わら帽子がこめかみを擦り、痛がゆかった感触。」
「真っ青な空と一面の緑と一本道。他に動くものがないものだから、見知らぬ人の歩き方ばかりが気になったのかもしれない。笑っているような歩き方。ちょっと澄ましたような歩き方。いろんなものに気遣って歩く人。いかにも目的がありそうな人。逆に何の目的もなさそうな人。水牛のスピードくらいのんびりな人。草をむしったり、花を見たり、寄り道が多い人。とにかくいろんな歩き方はあるが、不思議と不快な歩き方というものはない。たぶん歩くという行為自体が不快なものではないからだと思う。」
【おしゃれプノンペン】
「空港から市内向かうタクシーの車窓を流れていくのは、まだまだ混沌としたアジアそのものの風景で、渋滞した車のガス、すり抜けていくバイクの騒音、屋台で売られる料理のスパイスの匂い、裸足で歩く子供の踵、赤土に残った水たまり、そして幸せそうに眠る野良犬の親子」
情景描写が素晴らしい。そして、ぐったりした一行が何気なく入った現地食堂の、素晴らしく美味しいスープに驚く描写も、旅先で誰もが出会う喜びを思い出させる。