全く知らなかった概念や組織名、多くの示唆に富む本であった。
堤未果の「日本が売られる」の中の「水が売られる」にも、
同様の警鐘が鳴らされている。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥902¥902 税込
ポイント: 28pt
(3%)
無料お届け日:
4月4日 木曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥902¥902 税込
ポイント: 28pt
(3%)
無料お届け日:
4月4日 木曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥269
中古品:
¥269

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと (集英社新書) 新書 – 2020/3/17
岸本 聡子
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥902","priceAmount":902.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"902","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"nAJTPlYynVinKkhe3yjya%2FFhSQZuYXN%2FPwNdCdsXXNWDLDVq4oPqi4fcBQQX1mNeaenwqoZURSNuRxV8EC6ik%2B8p%2F8LlUA5OcVuXHTW26Dq%2FuMHRuqRZ4bzRVglW9JabzqxbrUiyzoQ%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥269","priceAmount":269.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"269","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"nAJTPlYynVinKkhe3yjya%2FFhSQZuYXN%2FVDkR%2FiX6w1jh0Xa67Yb5lPSFkBfkhPIVOzmjtHqKE8%2FgrxB5LgyE8eRNTkDbTQzMz1NJd3h46JbDtVQ2ITgrcdvu1%2FgQoj7tZtB1XGEzqRswIQXwuNjwVacKujnc8UPQkPm7TetiAjUNm6OxK%2BleNQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
【日本の民主主義に新風を吹き込む、杉並区長・岸本さとこ。
欧州・市民運動のなかで育んだ「公共」再生のためのポリティックス!】
民営化の嵐で疲弊した欧州市民の怒りが、街を動かした。
「恐れぬ自治体」が立ち上がり、「ミュニシパリズム(地域自治主義)」の精神でつながった。
やがてその脱・民営化/再公営化の運動は、破綻していた地域経済や人々のつながりまでも「再生」していったのだ。
そのとき市民と自治体のブリッジを果たしたのは、NGOで働くひとりの日本人女性・岸本さとこ。
彼女が日本に伝えた新しいデモクラシーの方法とは?
地殻変動が始まった、民主主義の最前線が、ここにある!
【斎藤幸平さん(『人新世の「資本論」』)も絶賛!】
「誰もが必要とする水やエネルギー。
それを大企業からみんなの手に取り戻し、<コモン>=(公共財)として再建する。
その方法を新・杉並区長が具体的に伝える、豊かで魅力的な一冊!」
【本文より】
「水のような<コモン>の管理を人々の手に取り戻すことこそが、形骸化しつつある民主主義を再起動させる鍵なのだ。
(略)私は小さな草の根の変化の積み重ねなしに、国や国際レベルの変化を望む近道はないと思っている。
地域から民主主義の練習と実践の運動を重ね、地域を越えて連帯することで力をつけていきたい。
再公営化、ミュニシパリズム、フィアレス・シティ運動は、これからも成長していくだろう。
(略)その胎動は日本でも始まっている。」
【目次】
はじめに――奪われる「水への権利」
1章 水道民営化という日本の危機
2章 水メジャーの本拠地・パリの水道再公営化
3章 資本に対抗するための「公公連携」
4章 新自由主義国・イギリスの大転換
5章 再公営化の起爆剤は市民運動
6章 水から生まれた地域政党「バルセロナ・イン・コモン」
7章 ミュニシパリズムと「恐れぬ自治体」
8章 日本の地殻変動
おわりに――草の根から世界は変わる
【著者略歴】
岸本 聡子(きしもと さとこ)
1974年、東京都生まれ。公共政策研究者。
アムステルダムを本拠地とする、政策NGO「トランスナショナル研究所」に2003年より所属し、新自由主義に対抗する公共政策の研究および世界中の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトを行う。
2022年6月の杉並区区長選挙では市民とともに闘い、当選。杉並区初の女性区長に。
欧州・市民運動のなかで育んだ「公共」再生のためのポリティックス!】
民営化の嵐で疲弊した欧州市民の怒りが、街を動かした。
「恐れぬ自治体」が立ち上がり、「ミュニシパリズム(地域自治主義)」の精神でつながった。
やがてその脱・民営化/再公営化の運動は、破綻していた地域経済や人々のつながりまでも「再生」していったのだ。
そのとき市民と自治体のブリッジを果たしたのは、NGOで働くひとりの日本人女性・岸本さとこ。
彼女が日本に伝えた新しいデモクラシーの方法とは?
地殻変動が始まった、民主主義の最前線が、ここにある!
【斎藤幸平さん(『人新世の「資本論」』)も絶賛!】
「誰もが必要とする水やエネルギー。
それを大企業からみんなの手に取り戻し、<コモン>=(公共財)として再建する。
その方法を新・杉並区長が具体的に伝える、豊かで魅力的な一冊!」
【本文より】
「水のような<コモン>の管理を人々の手に取り戻すことこそが、形骸化しつつある民主主義を再起動させる鍵なのだ。
(略)私は小さな草の根の変化の積み重ねなしに、国や国際レベルの変化を望む近道はないと思っている。
地域から民主主義の練習と実践の運動を重ね、地域を越えて連帯することで力をつけていきたい。
再公営化、ミュニシパリズム、フィアレス・シティ運動は、これからも成長していくだろう。
(略)その胎動は日本でも始まっている。」
【目次】
はじめに――奪われる「水への権利」
1章 水道民営化という日本の危機
2章 水メジャーの本拠地・パリの水道再公営化
3章 資本に対抗するための「公公連携」
4章 新自由主義国・イギリスの大転換
5章 再公営化の起爆剤は市民運動
6章 水から生まれた地域政党「バルセロナ・イン・コモン」
7章 ミュニシパリズムと「恐れぬ自治体」
8章 日本の地殻変動
おわりに――草の根から世界は変わる
【著者略歴】
岸本 聡子(きしもと さとこ)
1974年、東京都生まれ。公共政策研究者。
アムステルダムを本拠地とする、政策NGO「トランスナショナル研究所」に2003年より所属し、新自由主義に対抗する公共政策の研究および世界中の市民運動と自治体をつなぐコーディネイトを行う。
2022年6月の杉並区区長選挙では市民とともに闘い、当選。杉並区初の女性区長に。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2020/3/17
- 寸法10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- ISBN-104087211134
- ISBN-13978-4087211139
よく一緒に購入されている商品

対象商品: 水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと (集英社新書)
¥902¥902
最短で4月4日 木曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥1,760¥1,760
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
¥1,760¥1,760
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り13点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2020/3/17)
- 発売日 : 2020/3/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087211134
- ISBN-13 : 978-4087211139
- 寸法 : 10.6 x 1.1 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 73,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 118位環境・エコロジー (本)
- - 147位集英社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
イメージ付きのレビュー

5 星
市民共通財産をグローバル資本に奪われないための知恵と実践が詰まった一冊
・本書は「命へのアクセス」である上水道をめぐる新自由主義や市場原理との闘いを綴った一冊である・世界、特に欧州では民営化した上水道を公共に取り戻す市民活動が活発化し、実際、パリをはじめとする多くの都市で再公営化が進んでいる・こうした再公営化のポイントは、市民が自分事として市民活動を活性化させることのみならず、首長の強力なリーダーシップ下での共助、「ミニュシパリズム」であるという。・日本においても改正PFI法により水道の民営化が推進されている。水メジャーなどによる独占寡占による低サービス・高利用料金に甘んじるのか、あるいは、市民の貴重な共有財産として適正なモニタリングやガバナンスが機能する「日本方式」の新しいモデルをつくりあげることに成功するのか、市民一人ひとりの連携や意識の向上の必要性を警鐘する一冊である。
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かったです
2023年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本におけるミニシュパリズムの旗手・岸本聡子区長。彼女のポリシーが短くまとめられています。
2022年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が杉並区長選挙に立候補したので再読。
イギリスやフランスでは公共サービスを民営化しても、税金の節約にならない!むしろ株主配当・役員報酬・金融機関への利息の返済などが膨らみ、市民の出費(水道料金の値上げ)が増える!と結論が出て、再公営化の流れになってるのに、日本は20年遅れで水道を民営化しようとしている。
個人的には欧州等で締め出された水メジャーが、日本市場を狙ってるとしか思えない(怒)
ぜひ杉並区長選挙で勝利してもらって、市民・地域から政治を変えるミュニシパリズムを体現してほしい。
イギリスやフランスでは公共サービスを民営化しても、税金の節約にならない!むしろ株主配当・役員報酬・金融機関への利息の返済などが膨らみ、市民の出費(水道料金の値上げ)が増える!と結論が出て、再公営化の流れになってるのに、日本は20年遅れで水道を民営化しようとしている。
個人的には欧州等で締め出された水メジャーが、日本市場を狙ってるとしか思えない(怒)
ぜひ杉並区長選挙で勝利してもらって、市民・地域から政治を変えるミュニシパリズムを体現してほしい。
2022年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
水道をひねればいくらでもきれいな水が出るという「あたりまえ」が脅かされていることをこの本で知った。水道の民営化を許してしまったら日本は三流以下の国になる。新自由主義の思想がグローバル化によって世界の隅々にまでいきわたるなかで、人間の生活の基盤を支えるガス、電気、水道、鉄道などが次々と民営化されていった。効率化によって自治体の負担が減り、サービスが向上する、選択肢が増える、といったふれこみで行われた民営化がもたらしたものは、料金の高騰、老朽化の放置、生活困窮者へのサービスの打ち切り、そして自治体そのものの弱体化だった。こうした状況に憤った、パリ、バルセロナ、ロンドンなどの都市の市民たちが立ち上がり、水道の再公営化を推し進めている。その手法は、デモを行ったり嘆願書を送ったりするだけでなく、民営化に伴う資金の流れを含む実態調査を行い、それを公表する一方で、地方議会で議席を獲得し、他の都市とも連携するという戦略的なものだ。中央政府の意向に逆らってでもコミュニティーの財産と自治を守る「フェアレス・シティ」運動や、グローバルキャピタリズムへの対抗概念としてのミュニシパリズムがヨーロッパを中心に世界に拡散していることには希望を感じるが、それ以上に、ここまでわたしたちの生活の基盤が見知らぬ「株主」たちに利益をもたらすための装置となってしまっていることに対する危機感、ここまでコマを進められてしまったという情けなさのほうが強い。水道民営化の歴史を知れば、1980年代から日本にもトップダウンで植え付けられてきた新自由主義は、グローバル資本と国家が結託して地域社会とそこに生きる国民から搾り取れるだけ搾り取るための教義だったことに気づかざるを得ない。本書が述べているように生活の基本的サービスを民営化することの本質的な問題は官から民への人材の流出とそれに伴う知識、技術の流出、そしてコミュニティーとしての歴史の喪失だ。ご都合主義の官民協働をうたった「新しい資本主義」などという言葉にごまかされてはいけない。変えなければいけないのは自治体に巣食う街おこしマフィアに補助金をばらまき、地域外(場合によっては国外)に富を流出させる現代の搾取の構造である。いま政権と深い関係にあるといわれる教団のことが話題になっているが、グローバル資本主義も一種の宗教のようなものでその伝道師たちは政府や自治体に深く入り込んでいる。それでもこの構造に楔をうつための武器はある。著者が注目しているのが地域内での富の循環と蓄積を促す公共調達によるインソーシングだ。このやり方で疲弊した地域をよみがえらせているのがイギリスのプレストン市である。市民一人ひとりが覚醒し、行動すればこんな変化も起こせるのだ。それにしてもタイトルが残念。日本の水道はまだほとんど公営なので「再び民営化!」が一般の人には響かないと思う。もう少し届くかたちにリメイクして出版されることを望む。
2021年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いったん民営化された上水道を公営に戻し、それとともに地域に根ざす民主主義も再生しようとするフランスやスペインなどでの「水への権利」運動の動向を伝える。同時に、これから水道民営化の動きが強まりそうな日本への警鐘を鳴らす。
要するに、「すべての人が生きるために例外なく必要な水を〈コモン〉として扱うのか、利益をあげることを許す経済財として扱うのか(p.92)」という問題なのだ。そしてまた、「水道事業を運営する技術や管理するための知識も〈コモン〉であり、無償で伝承・共有されるべき『知』(p.168)」なのである。
ルポルタージュかと思っていたが、著者はジャーナリストではなく活動家であり、本書も、水道の再公営化をすすめる立場での(いわば運動論的な)レポートである。
いくつかのメモ。
民営化の経済的な意味。
「公共サービスを民営化すればコスト削減になるというのは……間違いだ。民営化すれば、企業が利益をあげ続ける必要があるため、かえって市民の金銭的負担が増えるのだ。(p.19)」
「年度単位、いや四半期の決算ごとの利益を追求する民間水道会社が一〇〇年先の環境を守る投資をすることはまずない。(p.56)」
「公共サービスをグローバル企業によって民営化するということ……は、コミュニティの富をコミュニティの外に流出させるための手段なのではないか。(p.153)」
日本への警告。
「コンセッション方式では企業の判断によって、他者に『運営権』を売り払うこともできるのだ。(p.24)」
「いったん民営化された公共サービスの再公営化は、決してたやすいプロジェクトではない。(p.61)」
要するに、「すべての人が生きるために例外なく必要な水を〈コモン〉として扱うのか、利益をあげることを許す経済財として扱うのか(p.92)」という問題なのだ。そしてまた、「水道事業を運営する技術や管理するための知識も〈コモン〉であり、無償で伝承・共有されるべき『知』(p.168)」なのである。
ルポルタージュかと思っていたが、著者はジャーナリストではなく活動家であり、本書も、水道の再公営化をすすめる立場での(いわば運動論的な)レポートである。
いくつかのメモ。
民営化の経済的な意味。
「公共サービスを民営化すればコスト削減になるというのは……間違いだ。民営化すれば、企業が利益をあげ続ける必要があるため、かえって市民の金銭的負担が増えるのだ。(p.19)」
「年度単位、いや四半期の決算ごとの利益を追求する民間水道会社が一〇〇年先の環境を守る投資をすることはまずない。(p.56)」
「公共サービスをグローバル企業によって民営化するということ……は、コミュニティの富をコミュニティの外に流出させるための手段なのではないか。(p.153)」
日本への警告。
「コンセッション方式では企業の判断によって、他者に『運営権』を売り払うこともできるのだ。(p.24)」
「いったん民営化された公共サービスの再公営化は、決してたやすいプロジェクトではない。(p.61)」
2020年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近の事情がわかりやすかった。
2022年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し本題とそれてしまうかもしれないが、様々なリスクがあるのに民営化について傾く根本的原因ももう少し知りたい