永六輔の著書のような雰囲気もあるが、長年の親友である雑誌編集の矢崎泰久が
永六輔から「伝言」されたかのように、聞き書きされている。
私が田舎から上京した頃は、永六輔が大活躍していた頃だった。
アルバイト先で、永六輔の「誰かとどこかで」(だったと思う)を聞きながら
仕事をしていた。桃屋がスポンサーで、毒蝮三太夫が回っていた店は、
いま思うと、全日食チェーンだったと思う。
相方の遠藤泰子、店舗を回って毒舌を吐いて笑わせる毒蝮三太夫、
久米宏がTBSの新人アナの頃で、平野レミと掛け合いをやっていた……。
番組のレギュラーではなかったが、中村八大や小沢昭一など、まさに「盟友」たちの言葉が並ぶ。
自らの戦争体験から、「戦争は何があってもダメ」と言い続けた。
そんな言葉も入っている。
何よりも「反骨」の気概がいい。
メディアがメディアらしかった頃の巨人……永六輔は、まさにそう言えるだろう。
言葉の一つ一つが、軽妙だが重い。困ったり苦しんだりしたとき、そばにいて励ましてくれるようでもある。
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永六輔の伝言 僕が愛した「芸と反骨」 (集英社新書) 新書 – 2016/8/17
矢崎 泰久
(編集)
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これまで多くの表現者たちと出会い、見送った永六輔。彼らに共通したのは自由と平和を愛する精神と反骨の心意気だった。彼らの熱く一途な生き様を活写した本書は、我々に生きる知恵と勇気をくれる。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2016/8/17
- ISBN-104087208451
- ISBN-13978-4087208450
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2016/8/17)
- 発売日 : 2016/8/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4087208451
- ISBN-13 : 978-4087208450
- Amazon 売れ筋ランキング: - 212,962位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中身は面白いですよ!でも語り口が永さんのものではない様な気がします。矢崎さんの口調なのかしら?三木鶏郎の話は唸っちゃう!
でも、伝言じゃなくて遺言になっちゃいましたね。合掌。
でも、伝言じゃなくて遺言になっちゃいましたね。合掌。
2016年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
46年ラジオで、永さんの声を、メッセージを、常に聞いていたので、心にしみてきます。
2016年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
嘗ての武士は稚心を去ることが心得とか?。永六輔さん、野坂昭如さん、小沢昭一さん、中年御三家。彼らの中に稚気を感じているのは私だけ?。65歳になってしまった俺、いつまでもガキなんです。Uターンして、今、福井に住んでいます、その昔、東京で暮らしていた折、澁谷公会堂に今のカミサンと中年御三家のコンサート行きました。懐かしいです。
2016年9月5日に日本でレビュー済み
『永六輔の伝言 僕が愛した「芸と反骨」』というタイトルになっています。これまで永六輔が出会ってきた人々、その人たちの思いでとその人たちから教えられてきたことを永六輔の伝言として、今生きている人たちに伝言ということで語りかけています。
本は、永六輔の一人語りのような書き方になっていますが、この本は、長年の友人であった雑誌編集者の矢崎泰久が永六輔から聞いたことを編集したものです。作者の矢崎さんも書いていますが、お互い親友と呼べるような間柄で、憎まれ口を言い合った仲だったようです。その親友同士が語り合い、今回このような本となったようです。この本が最終的な作業に入った時、永さんは永眠します。本当に伝言になったというわけです。しかし、多くの人々との出会い、そこで交わされてきた会話からは珠玉の言葉たくさんでてきます。
永さんが出会ってきた人々はまさに戦後の日本の文化を作り上げた人ばかりです。三木鶏郎、中村八大、いずみたく、渥美清、小沢昭一、野坂昭如どれもこれもすごいという人ばかり。しかもその人たちはみんな権力にも、世間にもおもねることなく、反骨な人ばかり、そしてなによりも自身の戦争体験からくる反戦平和の思想。そして一流の芸を持って活躍した人ばかりです。
タイトルには永六輔からの伝言となっていますが、本の多くは、永六輔がであってきた人たちから聞いた言葉が多く載せられています。そのどれもが座右の銘として心に刻んでおきたくなるものばかりです。多分、僕はこの本を人生で迷うことがあった時に、読み返し、この本に散りばめられている言葉を心の糧として明日への活力としようと思います。良い本だと思います。
本は、永六輔の一人語りのような書き方になっていますが、この本は、長年の友人であった雑誌編集者の矢崎泰久が永六輔から聞いたことを編集したものです。作者の矢崎さんも書いていますが、お互い親友と呼べるような間柄で、憎まれ口を言い合った仲だったようです。その親友同士が語り合い、今回このような本となったようです。この本が最終的な作業に入った時、永さんは永眠します。本当に伝言になったというわけです。しかし、多くの人々との出会い、そこで交わされてきた会話からは珠玉の言葉たくさんでてきます。
永さんが出会ってきた人々はまさに戦後の日本の文化を作り上げた人ばかりです。三木鶏郎、中村八大、いずみたく、渥美清、小沢昭一、野坂昭如どれもこれもすごいという人ばかり。しかもその人たちはみんな権力にも、世間にもおもねることなく、反骨な人ばかり、そしてなによりも自身の戦争体験からくる反戦平和の思想。そして一流の芸を持って活躍した人ばかりです。
タイトルには永六輔からの伝言となっていますが、本の多くは、永六輔がであってきた人たちから聞いた言葉が多く載せられています。そのどれもが座右の銘として心に刻んでおきたくなるものばかりです。多分、僕はこの本を人生で迷うことがあった時に、読み返し、この本に散りばめられている言葉を心の糧として明日への活力としようと思います。良い本だと思います。