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世界「最終」戦争論 近代の終焉を超えて (集英社新書) 新書 – 2016/6/17
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「不機嫌な時代」を暴走させないために
アメリカの国力の低下と共に勃興する諸大国の新たな覇権主義。拡大する中東の戦乱、国境を越える大量の難民、欧州のテロ事件。行き過ぎたグローバル経済と格差社会。国内に目を転じれば大規模な災害が起こる中、平和主義の戦後レジームからの脱却を主張する動きが勢いを増している。いよいよ混迷を深める世界と社会の情勢。
その背景にあるのは、世界史レベルのパラダイム(知的枠組)の地殻変動である。顕在化している近代の崩落過程についてリベラル派の言論人を代表するふたりが語り合い、難局を避けるために必要な世界の見取り図を提示する。
[著者情報]
内田 樹(うちだ たつる)
一九五〇年東京都生まれ。神戸女学院大学名誉教授。思想家・武道家。著書に『日本辺境論』(新潮新書)、『一神教と国家』(集英社新書)他多数。
姜尚中(カン サンジュン)
一九五〇年熊本県生まれ。東京大学名誉教授。政治学。著書に『マックス・ウェーバーと近代』(岩波現代文庫)、『悩む力』(集英社新書)他多数。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2016/6/17
- ISBN-104087208362
- ISBN-13978-4087208368
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登録情報
- 出版社 : 集英社 (2016/6/17)
- 発売日 : 2016/6/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087208362
- ISBN-13 : 978-4087208368
- Amazon 売れ筋ランキング: - 608,395位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,150位集英社新書
- - 2,360位国際政治情勢
- - 82,000位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
姜尚中(カン サンジュン)
1950年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。
東京大学大学院情報学環教授。専攻は政治学・政治思想史。
著書に『マックス・ウェーバーと近代』、『オリエンタリズムの彼方へ』、『ナショナリズム』、『東北アジア共同の家をめざして』、『日朝関係の克服』、『姜尚中の政治学入門』、『ニッポン・サバイバル』『悩む力』ほか。
共著回編者に『ナショナリズムの克服』、『デモクラシーの冒険』、『在日一世の記憶』ほか。
1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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むしろ、二人ともどこか覚めていて、このままだと第三次世界大戦が……というくだりもある。
最悪の事態を想定し、それをできる限り避ける方策を考える、という
一見、弱腰とも思える意見も、この二人の口から出ると、
何か不思議な説得力がある。
20世紀が「戦争の世紀」だったとすれば、21世紀は「テロと戦争の世紀」かもしれない。
世の中、ホントにこのまま行ってしまっていいのか、と思うのは私だけではないと思う。
本書でほぼ一貫して貫かれるグローバリズムの弊害は、
拝金主義とも言える世の中になって行こうとしていることだろう。
本書のすべてが「ごもっとも」というわけではないが、
地に足がついてないと言われようと戦争はできるだけ避けるべきだと思っている私には、
納得できることの多い対談だった。
ある意味で、今と未来に警鐘を鳴らす本でもある。
語り合うという、最近よくあるタイプの対談本ですが、これが
期待以上に、読ませるものとなっています。
その貢献の多くは、内田氏による、幾つもの卓見の表明にある
と考えています。
その多くに、「こんな考え方もあったのか」と、思考プロセスの
鮮やかなオルタナティブを見せつけられます。
極論も多いので、その全てに賛同するものでもありませんが、知
的刺激の分量の多さには、十分にお腹一杯となりました。
それを取り返すすべもない。周りのグローバル化は進み当然その中にある日本でもグローバル化は進むこれは止めようもない
日本が鎖国すれば別の話だが、その中で日本人が海外に出ていき周りの国が準戦時体制であるなら拉致と
同じようなことはいくらでも起こり得る。現憲法では火の粉さえ振り払えず愛する人を守ることさえできない。
ただし、戦争すれば必ず日本は負けるということは肝に銘じなければならない。
それでも。
では、どうするのか?それともそれらの人はそのままでいいのか?それでも今のままの憲法で今までのように免れることができるのか疑問が残る。
間違えないでほしい、自民の憲法など犬にくれてやればいい程度のレベルだ!が、周りに対応した新しい憲法は必要ではないだろうか?
明治の日はたぶん11/3を明治の日にするということだと思いますが???明治天皇の誕生日だからでしょ。大腿文化の日ってなんかわかんないし。
何かに気づくこと、歴史に学ぶことが必要だと感じました。
ただし本書はあまりにも興味深いトピックスが多く、覚え切れないというところが原因であろうか。
特にイスラム圏の人々の自己防衛のための対人対応の話には目からウロコだった。見ず知らずの人が来ても歓待をする。それは自分も砂漠で迷った場合に同じように歓待を受けるためにお互いを尊重し合うという、人々の生活の知恵なのだそうだ。よくよく考えてみるとベトナムなども見知らぬ人が来ても家に入れてお茶を出して話をしたりするが、日本では考えられない。日本だったらよそ者は玄関にさえ入れない。各国の民族も同じような理由でコミュニティーの調和を図っているのであろう。
また軍艦島の集合住宅にヒエラルキーがあったというのも興味深かった。軍艦島の炭鉱作業者と現在の福島原発の汚染処理作業者を重ね、時代は経っても棄民の構造は変わらないという示唆は的を得ていると感じた。アメリカ主導のグローバリズムがさらに進めば、大多数の人々が国家に見捨てられる状況が起きるであろう。
そんな無神経で、非人間的な政府から人々は都会から離れて、山里に生活を移し、本当の人間の生き方を模索しようとする。しかし冷血な政府はそんな人々にさえ自由を与えようとしない。シンガポール化をさせて住めなくしてしまう。
本書を読んで、日本の将来に関して全くの希望は抱けなかった。もう日本はダメだなと感じた。日本人自身が平和に飽き飽きして、平和をぶち壊したいこの現状はもはや止められないであろう。山里がダメなら、私のように海外に行って生活をするしかあるまい。
最後に1つ文句を。本書はイギリスのEU離脱投票前に書かれた本のためか、イギリスをベタ褒めしているが、実際はイギリスのEU離脱の背景にはやはり難民、移民問題が大きいのであり、本書に書かれているようにイギリスは難民に寛大なわけではない。失業率の高い国こそ、何でもかんでも移民、難民のせいにして、決して自分たちに原因があるとは考えない。イギリスも例外ではあるまい。