統合医療という西洋医学に代替医療をあわせて患者中心に治療する考え方はあまり馴染みがなかったのですが、もっと知りたいと思いました。
また、甲野先生の本としては久しぶりでしたが、個人的には技術・理論本よりも面白いと感じました。
お勧めの一冊です。
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武術と医術 人を活かすメソッド (集英社新書) 新書 – 2013/6/14
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代替医療は非科学的?科学的トレーニングは、正しい?
武術研究者×総合医療医
人生の最善手を見つけ出せ!
経済を優先するあまり、自然環境のみならず伝統的な人間のつながりをも破壊する現代文明への疑問から武術の世界に身を投じた武術研究者、甲野善紀。一方、西洋偏重の医療界に限界を感じ、代替医療を選択肢に入れた統合医療を実践する医師、小池弘人。この二人が、科学、医療、スポーツ等における一方的な「正統性」を懐疑し、人を活かすための多様なメソッドを提言する。特定の見方、方法論の呪縛を離れ、虚心にリアルな生に向き合う事で、自分自身にとっての人生の「最善手」が見えてくる。武術と医術の叡智が交錯するスリリングな対談。
[著者情報]
甲野善紀(こうの よしのり)
一九四九年、東京都生まれ。武術研究者。長年の武術研究で得た身体技法は幅広い分野で注目される。
小池弘人(こいけ ひろと)
一九七〇年、東京都生まれ。小池統合医療クリニック院長。群馬大学大学院医学研究科卒業。著書に『統合医療の考え方活かし方』(中央アート出版社)等。
武術研究者×総合医療医
人生の最善手を見つけ出せ!
経済を優先するあまり、自然環境のみならず伝統的な人間のつながりをも破壊する現代文明への疑問から武術の世界に身を投じた武術研究者、甲野善紀。一方、西洋偏重の医療界に限界を感じ、代替医療を選択肢に入れた統合医療を実践する医師、小池弘人。この二人が、科学、医療、スポーツ等における一方的な「正統性」を懐疑し、人を活かすための多様なメソッドを提言する。特定の見方、方法論の呪縛を離れ、虚心にリアルな生に向き合う事で、自分自身にとっての人生の「最善手」が見えてくる。武術と医術の叡智が交錯するスリリングな対談。
[著者情報]
甲野善紀(こうの よしのり)
一九四九年、東京都生まれ。武術研究者。長年の武術研究で得た身体技法は幅広い分野で注目される。
小池弘人(こいけ ひろと)
一九七〇年、東京都生まれ。小池統合医療クリニック院長。群馬大学大学院医学研究科卒業。著書に『統合医療の考え方活かし方』(中央アート出版社)等。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2013/6/14
- ISBN-104087206939
- ISBN-13978-4087206937
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登録情報
- 出版社 : 集英社; 新書版 (2013/6/14)
- 発売日 : 2013/6/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4087206939
- ISBN-13 : 978-4087206937
- Amazon 売れ筋ランキング: - 611,261位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2016年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
甲野武術が体全体、食や医療にもおよんできた。糖質制限、トレイルラン、鍼灸と自分の関心とマッチした本。そういうことを実践しながら、体の実験をする上で甲野武術は軸となってくれる、一度、小池先生に診てもらいたくなった。
2015年2月8日に日本でレビュー済み
武術の探究を通して人間を探求する甲野氏と、その武術の教え子であり、医者である小池氏との対談。
対談はうまく噛み合っており、師匠である甲野氏を立てながらも、しっかりと主張する小池氏といった感じ。
お互いの信頼感の中で、これからあるべき人間の姿を模索していく。
各章毎にしっかりと注釈もあり、対談なので読みやすいと思います。
ただし、対談でありがちな、初歩的なところを話すだけで、表面的になってしまうところも散見された(他の対談に比べて中身は濃い方だと思いますが)。また、従来通りの代替医療への見方を超えていない気がする。
残念ながら、代替医療への偏見や頼りなさを払拭するにはボリューム不足で、甲野氏は自らの食事体験を語りながらも、今はそれをしていないなど、いくつか矛盾もあって、いったいどうなの?という疑問も残る。ぜひとも次回はこの話をベースにした上で、深いところの話しもしていただきたい。
個人的な希望としては、代替医療は怪しいものと怪しくないものがあるが、その辺ごっちゃにして全部ひっくるめて語ると、結局信じるか信じないか、宗教的な話になる。そうではなくて、もっと信頼感のあるものを代表にしながら語ってほしかった。そうしないと、代替療法への偏見はいつまで経ってもなくならいからである。
とりとめもなくレビューを書きました。
ということで、まだ過渡期の語りという感じで個人的評価は☆3つくらい。
統合医療の入門、武術の入門といった評価であれば☆4つ〜5つくらいにはなるでしょうか。
少々辛口な感じも書きましたが、買って読んで損をするようなものではありません。
対談はうまく噛み合っており、師匠である甲野氏を立てながらも、しっかりと主張する小池氏といった感じ。
お互いの信頼感の中で、これからあるべき人間の姿を模索していく。
各章毎にしっかりと注釈もあり、対談なので読みやすいと思います。
ただし、対談でありがちな、初歩的なところを話すだけで、表面的になってしまうところも散見された(他の対談に比べて中身は濃い方だと思いますが)。また、従来通りの代替医療への見方を超えていない気がする。
残念ながら、代替医療への偏見や頼りなさを払拭するにはボリューム不足で、甲野氏は自らの食事体験を語りながらも、今はそれをしていないなど、いくつか矛盾もあって、いったいどうなの?という疑問も残る。ぜひとも次回はこの話をベースにした上で、深いところの話しもしていただきたい。
個人的な希望としては、代替医療は怪しいものと怪しくないものがあるが、その辺ごっちゃにして全部ひっくるめて語ると、結局信じるか信じないか、宗教的な話になる。そうではなくて、もっと信頼感のあるものを代表にしながら語ってほしかった。そうしないと、代替療法への偏見はいつまで経ってもなくならいからである。
とりとめもなくレビューを書きました。
ということで、まだ過渡期の語りという感じで個人的評価は☆3つくらい。
統合医療の入門、武術の入門といった評価であれば☆4つ〜5つくらいにはなるでしょうか。
少々辛口な感じも書きましたが、買って読んで損をするようなものではありません。
2014年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
勉強になりました。医術についてもいろいろと考えさられる内容でした。私自身治療困難な病気を患っていますので、参考になりました。ただこのような医療を受けるにはどうしたらいいのか、その辺のところを記載しして頂ければ良いなと思いました。
2013年8月25日に日本でレビュー済み
統合医療という耳慣れない医療方法について、初心者でもわかるように説明がなされていて、その点はよかったです。
ただ、対談の両者とも、あくまで自分の意見であり、考え方であり、それを他人に押し付けようとはしていない。
かくあるべきとは言っていない。
つまり、”べき論”ではないわけで、それが好感の持てる点でもあり、同時に、書籍としてのインパクトにいまひとつ欠ける点でもあります。
本書を読み終わって、
「ん? 結局、なんだったんだ?」
と物足りなさを感じた原因がそれであろうかと思います。
ただ、対談の両者とも、あくまで自分の意見であり、考え方であり、それを他人に押し付けようとはしていない。
かくあるべきとは言っていない。
つまり、”べき論”ではないわけで、それが好感の持てる点でもあり、同時に、書籍としてのインパクトにいまひとつ欠ける点でもあります。
本書を読み終わって、
「ん? 結局、なんだったんだ?」
と物足りなさを感じた原因がそれであろうかと思います。
2015年2月8日に日本でレビュー済み
2013年初版。甲野善紀氏と医師の小池弘人氏との対談を纏めた本である。対談本は展開の仕方によってダレテしまう事が有るので、個人的には余り好まないのではあるが、予てから甲野氏の本に時折お名前が登場する小池医師とどんな風に話しが展開するのか、関心があった。
結果は医療と食の関係、代替医療vs正統派?医療の問題から武術の“科学的”分析まで多岐に渡り、面白かった。
「術の世界に踏み入って」を拝読し、覚え立ての『虎拉ぎ』の分析が出ていたのが非常に興味深く、また有益であった。手を『虎拉ぎ』に形作ると、何故か分らないままに、段差を登るのが楽になり、背中から腰へ掛けての、今まで意識した事の無い箇所に響き、残った後脚が体幹にスッと付いて来るのがとても印象的で、ここ何日か段差や階段を上り下りしている。
「部分を集めれば全体になる」、と言う思考があり、カラダはテンセグリティ構造だそうだ。元はTensional integrityと言う言葉だそうだが、テンセグリティと言う造語が生まれ、この6本の棒と一本の紐からなる形状は、細胞骨格とフラクタルになるそうだ。術としての『虎拉ぎ』は人間の基本構造を本来4つ足と考える事で説明が付き、また、伝統医学に見られるカラダの部分の陰陽も明確になる。
もし、4つ足と人間の基本構造を捉えるのであれば、その食性も本来生草食で有ったのではないか、と推測されるが、それは私が甲田療法の生菜食を4ヶ月程実践したせいであろうか。ここでもヒトはニ分割思考をしたがるものである。多様性を良しとするならば、しばしば、対照として引き出される火食のマクロビオティクスも、またアリなのである。
ピダハンとキリスト教の布教についても興味深いものがあった。キリスト教に限らず、宗教を布教する側が優越感を持っていなければ出来ないものである。キリスト教を信じる国では未だにその色が濃い。嘗て、アメリカの西海岸で行われたキリスト教のある宗派の会合が公会堂の様な大きな建物で行われた時に付き合いで出席した事がある。キリスト教信者でない人は立つ様に、とのアナウンスメントに立つと、一斉の拍手が起り、善意からでは有るが主催者側の優越感が伝わって来た途端、楽しんでいた気持ちは潮が引くように消えて行った。
布教する側が人間の生活に於いて少し先を行っていれば、布教される側は憧れを覚え、両者間の差が余りにも大きすぎると、反って憧れるどころか、自分達の充実した幸せを壊さないで欲しい、と思うものなのであろうか。限られた言葉で生活をするピダハンにはキリスト教の教えは終に伝わらなかった。先進国では毎日10万語の単位で新しい言葉が生まれる、と20年位前に読んだが、言葉の発達は単に世の中を複雑化しただけなのであろうか。
この本では珍しく、“正にアメリカンジョーク”が登場した。2012年に甲野氏が渡米された時、剣の持ち方の実演の後、あるアメリカ人が「刀は両手を寄せて持った方が良いと分りました。では、どうすれば私の居合道の先生にそれを納得させられるのでしょうか?」有り得る!!これは日本でも起りうる事ではあるけれど、日本人の場合は伝統にしがみ付いている師匠に納得してもらおう、等とはハナから考えないであろう。
命を掛けて刀で闘ってきた時代のものが間違っていて、現代の剣道が正しい、等と言う事は有り得ない、と普通は考える。しかし、自分の武道以外の武道との協調性が自分達にはある、と信じて止まない武道指導者達は、一組織に所属する全員が同じ方向を向いていなければならない、と(気付いているかどうかは別として、本当は)考えている事が多い。だから、門下生が他の武道を一寸熱心に見たり、調べたりすると機嫌が悪くなる。
究極の、たった一つの理想を追わない、と言うのは道教の人生観と似ている。
結果は医療と食の関係、代替医療vs正統派?医療の問題から武術の“科学的”分析まで多岐に渡り、面白かった。
「術の世界に踏み入って」を拝読し、覚え立ての『虎拉ぎ』の分析が出ていたのが非常に興味深く、また有益であった。手を『虎拉ぎ』に形作ると、何故か分らないままに、段差を登るのが楽になり、背中から腰へ掛けての、今まで意識した事の無い箇所に響き、残った後脚が体幹にスッと付いて来るのがとても印象的で、ここ何日か段差や階段を上り下りしている。
「部分を集めれば全体になる」、と言う思考があり、カラダはテンセグリティ構造だそうだ。元はTensional integrityと言う言葉だそうだが、テンセグリティと言う造語が生まれ、この6本の棒と一本の紐からなる形状は、細胞骨格とフラクタルになるそうだ。術としての『虎拉ぎ』は人間の基本構造を本来4つ足と考える事で説明が付き、また、伝統医学に見られるカラダの部分の陰陽も明確になる。
もし、4つ足と人間の基本構造を捉えるのであれば、その食性も本来生草食で有ったのではないか、と推測されるが、それは私が甲田療法の生菜食を4ヶ月程実践したせいであろうか。ここでもヒトはニ分割思考をしたがるものである。多様性を良しとするならば、しばしば、対照として引き出される火食のマクロビオティクスも、またアリなのである。
ピダハンとキリスト教の布教についても興味深いものがあった。キリスト教に限らず、宗教を布教する側が優越感を持っていなければ出来ないものである。キリスト教を信じる国では未だにその色が濃い。嘗て、アメリカの西海岸で行われたキリスト教のある宗派の会合が公会堂の様な大きな建物で行われた時に付き合いで出席した事がある。キリスト教信者でない人は立つ様に、とのアナウンスメントに立つと、一斉の拍手が起り、善意からでは有るが主催者側の優越感が伝わって来た途端、楽しんでいた気持ちは潮が引くように消えて行った。
布教する側が人間の生活に於いて少し先を行っていれば、布教される側は憧れを覚え、両者間の差が余りにも大きすぎると、反って憧れるどころか、自分達の充実した幸せを壊さないで欲しい、と思うものなのであろうか。限られた言葉で生活をするピダハンにはキリスト教の教えは終に伝わらなかった。先進国では毎日10万語の単位で新しい言葉が生まれる、と20年位前に読んだが、言葉の発達は単に世の中を複雑化しただけなのであろうか。
この本では珍しく、“正にアメリカンジョーク”が登場した。2012年に甲野氏が渡米された時、剣の持ち方の実演の後、あるアメリカ人が「刀は両手を寄せて持った方が良いと分りました。では、どうすれば私の居合道の先生にそれを納得させられるのでしょうか?」有り得る!!これは日本でも起りうる事ではあるけれど、日本人の場合は伝統にしがみ付いている師匠に納得してもらおう、等とはハナから考えないであろう。
命を掛けて刀で闘ってきた時代のものが間違っていて、現代の剣道が正しい、等と言う事は有り得ない、と普通は考える。しかし、自分の武道以外の武道との協調性が自分達にはある、と信じて止まない武道指導者達は、一組織に所属する全員が同じ方向を向いていなければならない、と(気付いているかどうかは別として、本当は)考えている事が多い。だから、門下生が他の武道を一寸熱心に見たり、調べたりすると機嫌が悪くなる。
究極の、たった一つの理想を追わない、と言うのは道教の人生観と似ている。
2013年6月15日に日本でレビュー済み
元准看護師で、今鍼灸師です。正看護師過程で看護教育と名を借りた洗脳・いじめ(看護業界ぐるみで世間には上手く隠してますが)のため、体調を崩しましたがそのとき鍼灸やホメオパシー、玄米菜食など(果てはヒーリングとか怪しい療法まで)に出会い回復しました。だから「統合医療」とか言われても「何を今さら」という感じです。
それと甲野先生がいじめ問題についてところどころ言及されてましたが。看護業界では理屈や話し合いより、全ては「力」で決まります。いじめは日常茶飯事ですが、「こいつ、私より強いわ」と感じたら寄ってきません。
正看の卒論で「古武術介護」を選んだのですが、看護狂員、臨床指導者によってたかって潰されました。でも数年後、県のお偉いさんが「古武術介護の講習会をやれ」と命じたらみんな喜んで参加してるそうです。
統合医療とか分からない方には入門書としてはいいかも知れません。
それと甲野先生がいじめ問題についてところどころ言及されてましたが。看護業界では理屈や話し合いより、全ては「力」で決まります。いじめは日常茶飯事ですが、「こいつ、私より強いわ」と感じたら寄ってきません。
正看の卒論で「古武術介護」を選んだのですが、看護狂員、臨床指導者によってたかって潰されました。でも数年後、県のお偉いさんが「古武術介護の講習会をやれ」と命じたらみんな喜んで参加してるそうです。
統合医療とか分からない方には入門書としてはいいかも知れません。
2013年6月17日に日本でレビュー済み
この本に登場する人たち。
植芝盛平、鹿島神流国井善弥、双葉山、野口晴哉・裕之、千代鶴是秀、桜井章一、甲田光雄、江部康二、バックミンスター・フラー、ブラジリアン柔術、ピダハン、北斎漫画、千葉周作、大本、肥田春充、松林左馬助、大倭紫陽花邑の矢追日聖など二分割思考ではないという共通項がある。
理論的には何故有効かは全然分からないが抜群の効果を発揮する親指と人さし指を拮抗させた形に指を組み、前腕を内旋と外旋が拮抗する状態にすると突然、脚部の力が強くなる「虎拉ぎ」。
親指を強く他の四指に対抗して直角に曲げることで、小指のラインにブレない力線のようなものが生じて出す力が尖ってき力が一転に集中する「角成り」。
このように、手指の形によって身体の動きが劇的に変わる方法は現代武道には殆んど伝わっていない。
これらは、この本のキーワードでもある。
二人の対話は思いの外かみ合っていていい仕上がりとなっている。
近代文明は、幾多の技術を生んだが医学や栄養学には多くの問題がある。それは、光と影といってもいい。
しかし、変えようとすると専門家と言われる人たち(既得権益者)のもの凄い抵抗がある。そしてその多くはメンツなどの感情的なものである。
しかし、未知は目の前に開かれている。
興味深い言葉があった。
「わ」と「へ」の違い(野口晴哉)。例えば「食わない」とする断食療法のつもりでやれば健康にも良いけれど海で事故に遭い漂流して「食へない」状況になると急速に衰えてくる。「自律」という事である。
また、自分の一生は、一個の芸術作品で決めるのは美意識である。例えば、何か体調がおかしくなった時でも、「とにかく病院へ行って処置して貰います」ではなく自分の生き方が貫けるようにすることが本来の人としての生き方であると思う。
人間とは、余りに複雑で二分割思考ではうまく生きていけないのである。
植芝盛平、鹿島神流国井善弥、双葉山、野口晴哉・裕之、千代鶴是秀、桜井章一、甲田光雄、江部康二、バックミンスター・フラー、ブラジリアン柔術、ピダハン、北斎漫画、千葉周作、大本、肥田春充、松林左馬助、大倭紫陽花邑の矢追日聖など二分割思考ではないという共通項がある。
理論的には何故有効かは全然分からないが抜群の効果を発揮する親指と人さし指を拮抗させた形に指を組み、前腕を内旋と外旋が拮抗する状態にすると突然、脚部の力が強くなる「虎拉ぎ」。
親指を強く他の四指に対抗して直角に曲げることで、小指のラインにブレない力線のようなものが生じて出す力が尖ってき力が一転に集中する「角成り」。
このように、手指の形によって身体の動きが劇的に変わる方法は現代武道には殆んど伝わっていない。
これらは、この本のキーワードでもある。
二人の対話は思いの外かみ合っていていい仕上がりとなっている。
近代文明は、幾多の技術を生んだが医学や栄養学には多くの問題がある。それは、光と影といってもいい。
しかし、変えようとすると専門家と言われる人たち(既得権益者)のもの凄い抵抗がある。そしてその多くはメンツなどの感情的なものである。
しかし、未知は目の前に開かれている。
興味深い言葉があった。
「わ」と「へ」の違い(野口晴哉)。例えば「食わない」とする断食療法のつもりでやれば健康にも良いけれど海で事故に遭い漂流して「食へない」状況になると急速に衰えてくる。「自律」という事である。
また、自分の一生は、一個の芸術作品で決めるのは美意識である。例えば、何か体調がおかしくなった時でも、「とにかく病院へ行って処置して貰います」ではなく自分の生き方が貫けるようにすることが本来の人としての生き方であると思う。
人間とは、余りに複雑で二分割思考ではうまく生きていけないのである。