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俺のロック・ステディ (集英社新書) 新書 – 2009/7/17
花村 萬月
(著)
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ロックとはリズムである。詩情である。命である。そして、カチカチになった××××である!
1960~70年代にかけてのロック黄金期を独自の視点で俯瞰
ブルースロック、グラムロック、アメリカンロック、ジャズロック、ブリティッシュロック、ハードロック、プログレッシブロック、日本のロックー。一九六〇?七〇年代の黄金期を俯瞰する、本格的なガイドブック的側面に加え、エッジの効いた文章に乗せながら「ロックとは何か?」という根本的な命題を探求した、萬月流ロック論。本書で、著者が導きだした解とは? 初心者必読、そして自称「通」のあなたも、それぞれのロック体験史の空白を埋めてくれる一冊!
[著者情報]
花村 萬月(はなむら まんげつ)
一九五五年東京生まれ。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『少年曲馬団』『ワルツ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
1960~70年代にかけてのロック黄金期を独自の視点で俯瞰
ブルースロック、グラムロック、アメリカンロック、ジャズロック、ブリティッシュロック、ハードロック、プログレッシブロック、日本のロックー。一九六〇?七〇年代の黄金期を俯瞰する、本格的なガイドブック的側面に加え、エッジの効いた文章に乗せながら「ロックとは何か?」という根本的な命題を探求した、萬月流ロック論。本書で、著者が導きだした解とは? 初心者必読、そして自称「通」のあなたも、それぞれのロック体験史の空白を埋めてくれる一冊!
[著者情報]
花村 萬月(はなむら まんげつ)
一九五五年東京生まれ。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『少年曲馬団』『ワルツ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社集英社
- 発売日2009/7/17
- ISBN-104087205037
- ISBN-13978-4087205039
商品の説明
著者について
花村 萬月(はなむら まんげつ)
一九五五年東京生まれ。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『少年曲馬団』『ワルツ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
一九五五年東京生まれ。八九年『ゴッド・ブレイス物語』で第二回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。九八年『皆月』で第一九回吉川英治文学新人賞を受賞。同年、大長編『王国記』の序にあたる『ゲルマニウムの夜』で第一一九回芥川賞を受賞。著書に『ブルース』『鬱』『守宮薄緑』『虹列車・雛列車』『百万遍』『私の庭』『少年曲馬団』『ワルツ』『父の文章教室』(集英社新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2009/7/17)
- 発売日 : 2009/7/17
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4087205037
- ISBN-13 : 978-4087205039
- Amazon 売れ筋ランキング: - 851,186位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,447位集英社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1955(昭和30)年、東京生れ。
1989(平成元)年、『ゴッド・ブレイス物語』で小説すばる新人賞を受賞し、作家デビュー。1998年、『皆月』で吉川英治文学新人賞を、『ゲルマニウムの夜』で芥川賞をそれぞれ受賞。人間の生の本質に迫る問題作を、発表し続けている。
『眠り猫』『なで肩の狐』『鬱』『二進法の犬』『百万遍 青の時代』『私の庭 浅草篇』『たびを』『愛情』『錏娥哢た』『少年曲馬団』『ワルツ』など著書多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何人もいる評論家達とは視点が異なり、新たに感じる所が数多くあった。私の個人的意見とは異なるが新たな視点も教えてくれた。
2010年11月24日に日本でレビュー済み
この本を例えるなら『飲み屋で居合わせた音楽好きのジジイから延々と己の音楽論を聞かされる』と言った感じだ。
ただし読書という性質上、私達は著者と会話することは叶わない。
「うん、うん」と相槌を打ち、話に耳を傾けるしか許されないのだ。
もしくは「もう付き合いきれない」と言って席を離れることも可能かもしれない。
内容自体も、音楽知識は客観性よりも自分の感性や記憶を基にした自己満足の域を出ないものである。
だから著者と音楽的感性が合わない人にとって、この本を読むことは苦痛以外の何者でもないだろう。
しかし、感性が合えば朝までだって著者の音楽論に付き合えるだろう。
私には著者の話に付き合えるほどの音楽的教養も忍耐もなかったので、席を立たせてもらった。
しかし、いずれもう一度この飲み屋の暖簾をくぐり、著者の話を聞いてみたいとも思っている。
ただし読書という性質上、私達は著者と会話することは叶わない。
「うん、うん」と相槌を打ち、話に耳を傾けるしか許されないのだ。
もしくは「もう付き合いきれない」と言って席を離れることも可能かもしれない。
内容自体も、音楽知識は客観性よりも自分の感性や記憶を基にした自己満足の域を出ないものである。
だから著者と音楽的感性が合わない人にとって、この本を読むことは苦痛以外の何者でもないだろう。
しかし、感性が合えば朝までだって著者の音楽論に付き合えるだろう。
私には著者の話に付き合えるほどの音楽的教養も忍耐もなかったので、席を立たせてもらった。
しかし、いずれもう一度この飲み屋の暖簾をくぐり、著者の話を聞いてみたいとも思っている。
2009年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、「ロックの入門書のようなものだが、ロックほど勉強がふさわしくないものもなく、ロックなんて、所詮リズム」であり、「まず、大御所のことから書こうとしたが、ローリング・ストーンズかビートルズと言っても、後者はロックではなくて”ポップス”」、のっけからそう断言している。
独断、こだわり。 すなわち、著者自身が、しっかり”ロック”を語るにふさわしいスタイルでロックを語っている。 平易な”入門書”では決してない。 むしろマニア向けかも。 そういえば、かつて”こだわり”を捨てて、”迎合”することで幅広い読者層の支持を受け、生き残った音楽雑誌があった。 確かにその誌名に”ロック”の文字はない。
それでも、ブルースロックに始まり、グラム、アメリカン、ジャズ、ブリティッシュ、ハード、プログレッシブと、時代を追ってそれぞれの推薦盤が紹介される。 ここでも、あくまで花村流であり、そこらの「ロック100選」とは趣を異にする。例えばブルースロックの最初はアル・クーパーの「スーパー・セッション」であり、続くのはフリートウッド・マックの「イングリッシュ・ローズ」である。 次いでグラムロックのアリス・クーパー、「スクールズ・アウト」にデビット・ボウイの「ジギー・スターダスト」と進む。
そして、「カーステレオに自分で焼いたT・レックスのベストCDをぶち込み、”げりろーん(Get It On)”と唱和しつつ、本に書けないような超越的速度で中央道を駆け抜ける」話でニヤついてしまう、子供な、ロックなアナタ。 この本はアナタのためにある。
独断、こだわり。 すなわち、著者自身が、しっかり”ロック”を語るにふさわしいスタイルでロックを語っている。 平易な”入門書”では決してない。 むしろマニア向けかも。 そういえば、かつて”こだわり”を捨てて、”迎合”することで幅広い読者層の支持を受け、生き残った音楽雑誌があった。 確かにその誌名に”ロック”の文字はない。
それでも、ブルースロックに始まり、グラム、アメリカン、ジャズ、ブリティッシュ、ハード、プログレッシブと、時代を追ってそれぞれの推薦盤が紹介される。 ここでも、あくまで花村流であり、そこらの「ロック100選」とは趣を異にする。例えばブルースロックの最初はアル・クーパーの「スーパー・セッション」であり、続くのはフリートウッド・マックの「イングリッシュ・ローズ」である。 次いでグラムロックのアリス・クーパー、「スクールズ・アウト」にデビット・ボウイの「ジギー・スターダスト」と進む。
そして、「カーステレオに自分で焼いたT・レックスのベストCDをぶち込み、”げりろーん(Get It On)”と唱和しつつ、本に書けないような超越的速度で中央道を駆け抜ける」話でニヤついてしまう、子供な、ロックなアナタ。 この本はアナタのためにある。
2017年8月1日に日本でレビュー済み
集英社のPR誌『青春と読書』に連載(2007年5月号~2008年12月号)された、ガテン系(風?)芥川賞作家による個性的な“ロック入門書のようなもの”という触れ込み。
10代~20代の読者は、「ロックはリズムだ」、「ロックは詩情だ」、「メジャーセブンスの用い方だ」と確かに上から目線で説教されている気がするかもしれず、しかも、ここに挙げられているミュージシャンの曲やアルバムを実際耳にしてもほぼ共感を得られないと、前もって覚悟しておいた方がいい。
しかし、40代後半~70代の大台に乗った洋楽ロック大好きオヤジ連中で、ちょっとでもエレキを齧ったことがある方々なら、ページを捲る手が止まらなくなる可能性を否定できません。
P15、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団初代責任指揮者ハンス・フォン・ビューローが、「はじめにリズムありき」と言ったとあるが、これからロックを本格的に聴こうとしている読者たちより、むしろ、クラシック畑の方々に自覚を促したい。
ある大物音楽評論家が『朝日新聞』に寄せた文章で、ヴァイオリニストとして恵まれた素質を有する少女に言及し、身体を揺すってリズムを取る独得の癖があるのが気になったというようなことを書いていたが、踊りながらタクトを振る元大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者井上道義も邪道の範疇なんですか?
「そうだ」と言われれば、「はい、そうですね」と言うしかないけど・・・
ジャズ・ロックならもっと適切な盤がいろいろある気もするし、プログレは聴いてもブリティッシュ以外は(例えばイタロ・プログレ)興味がないようで(スウェーデンのアネクドテンは別)、新しいものは聴かないそうだがマリリン・マンソン(新しくもないか)はフェイヴァリットらしく、日本なら村八分、三上寛(べた褒め)、遠藤賢司、城間健市、SIONも登場、よく分からない選出ではあるものの、著者独得の語り口も手伝い、血が騒ぐというか実に刺戟的。
音楽の基本は自分が好きなものを好きなように聴けばいいがずなのに、短期間のうちあまりにも多岐に渡り拡散してしまったからカタログやガイドが必要になったという経緯で、今も時折年配者向けの雑誌が“ロック・ベスト100”とか特集を組み業界では名の通ったライターが執筆したり、コメントを寄せたりしているが、当たり障りのない文でお茶を濁すわ、レコード会社や担当プロモーターとの絡みが見え隠れするものが少なくはないわ、それらとは明らかに一線を画する。
要するに、本業が音楽専門ライターではないから、しがらみが無い風通しの好さがある訳だよね。
10代~20代の読者は、「ロックはリズムだ」、「ロックは詩情だ」、「メジャーセブンスの用い方だ」と確かに上から目線で説教されている気がするかもしれず、しかも、ここに挙げられているミュージシャンの曲やアルバムを実際耳にしてもほぼ共感を得られないと、前もって覚悟しておいた方がいい。
しかし、40代後半~70代の大台に乗った洋楽ロック大好きオヤジ連中で、ちょっとでもエレキを齧ったことがある方々なら、ページを捲る手が止まらなくなる可能性を否定できません。
P15、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団初代責任指揮者ハンス・フォン・ビューローが、「はじめにリズムありき」と言ったとあるが、これからロックを本格的に聴こうとしている読者たちより、むしろ、クラシック畑の方々に自覚を促したい。
ある大物音楽評論家が『朝日新聞』に寄せた文章で、ヴァイオリニストとして恵まれた素質を有する少女に言及し、身体を揺すってリズムを取る独得の癖があるのが気になったというようなことを書いていたが、踊りながらタクトを振る元大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者井上道義も邪道の範疇なんですか?
「そうだ」と言われれば、「はい、そうですね」と言うしかないけど・・・
ジャズ・ロックならもっと適切な盤がいろいろある気もするし、プログレは聴いてもブリティッシュ以外は(例えばイタロ・プログレ)興味がないようで(スウェーデンのアネクドテンは別)、新しいものは聴かないそうだがマリリン・マンソン(新しくもないか)はフェイヴァリットらしく、日本なら村八分、三上寛(べた褒め)、遠藤賢司、城間健市、SIONも登場、よく分からない選出ではあるものの、著者独得の語り口も手伝い、血が騒ぐというか実に刺戟的。
音楽の基本は自分が好きなものを好きなように聴けばいいがずなのに、短期間のうちあまりにも多岐に渡り拡散してしまったからカタログやガイドが必要になったという経緯で、今も時折年配者向けの雑誌が“ロック・ベスト100”とか特集を組み業界では名の通ったライターが執筆したり、コメントを寄せたりしているが、当たり障りのない文でお茶を濁すわ、レコード会社や担当プロモーターとの絡みが見え隠れするものが少なくはないわ、それらとは明らかに一線を画する。
要するに、本業が音楽専門ライターではないから、しがらみが無い風通しの好さがある訳だよね。
2010年6月27日に日本でレビュー済み
ブルースロックやブリティッシュロックは苦手な分野なので、新鮮な興味を持って読みました。
美辞麗句を並べ立てた、ありきたりな「名盤選」を濫発する最近の音楽誌には、うんざりしているので、
偏った内容だとは思いますが、その率直なコメントに説得力を感じます。
面白かったのは、プログレは演奏の長いポップスと喝破した上で、フロイドの「原子心母」の子供
だましのひどさや、クリムゾンは黒人音楽のできない白人バンドの成れの果ての一つだ言ってのける
箇所で、こんなひどいコメントを愛情たっぷりにできる花村氏に感心します。
総括の章は良かったです! 音楽にこだわる人間というのは、何かに囚われている人なんですね。
美辞麗句を並べ立てた、ありきたりな「名盤選」を濫発する最近の音楽誌には、うんざりしているので、
偏った内容だとは思いますが、その率直なコメントに説得力を感じます。
面白かったのは、プログレは演奏の長いポップスと喝破した上で、フロイドの「原子心母」の子供
だましのひどさや、クリムゾンは黒人音楽のできない白人バンドの成れの果ての一つだ言ってのける
箇所で、こんなひどいコメントを愛情たっぷりにできる花村氏に感心します。
総括の章は良かったです! 音楽にこだわる人間というのは、何かに囚われている人なんですね。
2010年1月19日に日本でレビュー済み
ちょっと氏は先輩だけど
同世代のロック小僧として楽しく読みました。
理屈で解説できる筈もないロックを俯瞰して語ろうとすると
どうしても味気のないニュートラルな参考書になりがちですが
花村氏のこの評論は文体自体がロックしているのがさすが。
ほめ言葉ばかりでは無く
作品によってはばっさり切り捨てている視点が心地よい。
海外(本場)からの情報が乏しかったあの頃の僕たちは
当時の氏と同様、ロックの本質をダイレクトに耳と身体で吸収していたのかもしれない。
偏向こそロックの魂!
同世代のロック小僧として楽しく読みました。
理屈で解説できる筈もないロックを俯瞰して語ろうとすると
どうしても味気のないニュートラルな参考書になりがちですが
花村氏のこの評論は文体自体がロックしているのがさすが。
ほめ言葉ばかりでは無く
作品によってはばっさり切り捨てている視点が心地よい。
海外(本場)からの情報が乏しかったあの頃の僕たちは
当時の氏と同様、ロックの本質をダイレクトに耳と身体で吸収していたのかもしれない。
偏向こそロックの魂!
2010年8月22日に日本でレビュー済み
花村萬月の「俺のロック・ステディ」を読了。作者の個人的なロック論になっています。人の家にいったらレコード棚と本棚を見るのが好きです。見ればその人のことが大体わかります。本書についても作者のレコード棚(ほんの一部)を見せていただいた気分です。で信用できるなこの人は、と思った次第であります。
本当はブルースの専門家だそうですが、ロックについても熱い想いが十分に伝わってくる良書です。普通のガイドブックとは違う、その人の思いが詰まったガイドブックです。だから読んでいても「読み物」としてちゃんと読めます。図鑑のような作りではありません。
今年厄年の私ですが、まだまだロックを聞き続けています。これからもきっと聞き続けていくでしょう。そのときには作者のような立ち居地で聞き続けて行きたいものです。
本当はブルースの専門家だそうですが、ロックについても熱い想いが十分に伝わってくる良書です。普通のガイドブックとは違う、その人の思いが詰まったガイドブックです。だから読んでいても「読み物」としてちゃんと読めます。図鑑のような作りではありません。
今年厄年の私ですが、まだまだロックを聞き続けています。これからもきっと聞き続けていくでしょう。そのときには作者のような立ち居地で聞き続けて行きたいものです。