ネットにあふれかえる、知り合いや同業者の自画自賛、(見返り期待の)仲間褒め、自己宣伝・・に心をくじかれそうな人。
ネット時代ならではの不気味さと不快さで迫ってくる、「他人」の視線や要らぬお節介、わかったような「アドバイス」に辟易している人。
そうしたネガティブな心理状態にある自分自身を情けなく思いつい責めてしまう生真面目な人。
黒電話と手紙しかなかった時代に生まれたかったとつい考えてしまう人。
そうしたあなたや私のような人がこの時代を正気で生き抜くために何が必要なのかを教えてくれる小説でした。投げやりにではなく、自尊をかけて、「私は私」と言うために。
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現代生活独習ノート 単行本 – 2021/11/19
津村 記久子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
偶然録画していた興味のない番組
冷蔵庫内の陣地争い 貧弱な食事ばかりのSNS画面 資料室の籠城騒動
キラキラはしていなくても、
冴えない日常は、案外愛しく、悪くない。
短編の名手がおくる 私たちの‘今’が詰まった8つの物語
怒り、あきらめ、情けないこと、ときどきは幸せなこと
“通り過ぎていくものたちのどれかは、手になじんで輝いてくれるだろう”
収録作
「レコーダー定置網漁」
「台所の停戦」
「現代生活手帖」
「牢名主」
「粗食インスタグラム」
「フェリシティの面接」
「メダカと猫と密室」
「イン・ザ・シティ」
冷蔵庫内の陣地争い 貧弱な食事ばかりのSNS画面 資料室の籠城騒動
キラキラはしていなくても、
冴えない日常は、案外愛しく、悪くない。
短編の名手がおくる 私たちの‘今’が詰まった8つの物語
怒り、あきらめ、情けないこと、ときどきは幸せなこと
“通り過ぎていくものたちのどれかは、手になじんで輝いてくれるだろう”
収録作
「レコーダー定置網漁」
「台所の停戦」
「現代生活手帖」
「牢名主」
「粗食インスタグラム」
「フェリシティの面接」
「メダカと猫と密室」
「イン・ザ・シティ」
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2021/11/19
- 寸法13.5 x 2.3 x 19.5 cm
- ISBN-10406526037X
- ISBN-13978-4065260371
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商品の説明
著者について
津村 記久子
1978年、大阪市生まれ。2005年「マンイーター」(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、2009年「ポトスライムの舟」で芥川賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、2013年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、2017年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、2019年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞、2020年「給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)」(ポリー・バートン訳)でPEN/ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。他に『とにかくうちに帰ります』『エヴリシング・フロウズ』『つまらない住宅地のすべての家』などの著書がある。
1978年、大阪市生まれ。2005年「マンイーター」(のちに『君は永遠にそいつらより若い』に改題)で太宰治賞を受賞してデビュー。2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、2009年「ポトスライムの舟」で芥川賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、2013年「給水塔と亀」で川端康成文学賞、2016年『この世にたやすい仕事はない』で芸術選奨新人賞、2017年『浮遊霊ブラジル』で紫式部文学賞、2019年『ディス・イズ・ザ・デイ』でサッカー本大賞、2020年「給水塔と亀(The Water Tower and the Turtle)」(ポリー・バートン訳)でPEN/ロバート・J・ダウ新人作家短編小説賞を受賞。他に『とにかくうちに帰ります』『エヴリシング・フロウズ』『つまらない住宅地のすべての家』などの著書がある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2021/11/19)
- 発売日 : 2021/11/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 266ページ
- ISBN-10 : 406526037X
- ISBN-13 : 978-4065260371
- 寸法 : 13.5 x 2.3 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 242,034位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 21,782位文芸作品
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月14日に日本でレビュー済み
私自身は著者のよい読者ではない。サッカー絡みで「ディス・イズ・ザ・デイ」ぐらいしか読んでいない。
なので、他にいくらもよい作品があるのかもしれないが、これは面白かった。
最初の「レコーダー定置網漁」を読んで、よくこのネタでこの主人公でこんなに面白い小説が書けるものだと感じ入った。次の「台所の停戦」も実に他愛のないネタである。「粗食インスタグラム」に至っては、ただ貧相な食事をインスタに上げるだけの話だ。
それがどうしてどれも面白い小説になるのか。
たとえ主人公に少々動きが少なくても、社会の中で生きている限り必ず誰かと関わらざるを得ない。それに直接会ったこともない人までが含まれるてしまうのが現代生活たる所以である。そういう周辺人物も背景に押し込めることなく人として描いていくと、登場人物の少ない動きの乏しい地味な小説のはずなのにドラマが生まれてくるのだ。
SF的なもの、欧米の短編みたいなものとバリエーションに富んだ小説が並ぶ。他の評者が推す「牢名主」はちょっと示唆に富んだサスペンス小説で面白いが、「ディス・イズ・ザ・デイ」が好きな私のお薦めは「メダカと猫と密室」である。
所収作の中では珍しく動きのあるコントみたいな小説で、ドラマ化したら誰を配役するのかを考えるのも楽しい。
私なら主演はあの最近人気の女優にオファーを出すと決めているのだが、それはここでは言わずにおこう。
なので、他にいくらもよい作品があるのかもしれないが、これは面白かった。
最初の「レコーダー定置網漁」を読んで、よくこのネタでこの主人公でこんなに面白い小説が書けるものだと感じ入った。次の「台所の停戦」も実に他愛のないネタである。「粗食インスタグラム」に至っては、ただ貧相な食事をインスタに上げるだけの話だ。
それがどうしてどれも面白い小説になるのか。
たとえ主人公に少々動きが少なくても、社会の中で生きている限り必ず誰かと関わらざるを得ない。それに直接会ったこともない人までが含まれるてしまうのが現代生活たる所以である。そういう周辺人物も背景に押し込めることなく人として描いていくと、登場人物の少ない動きの乏しい地味な小説のはずなのにドラマが生まれてくるのだ。
SF的なもの、欧米の短編みたいなものとバリエーションに富んだ小説が並ぶ。他の評者が推す「牢名主」はちょっと示唆に富んだサスペンス小説で面白いが、「ディス・イズ・ザ・デイ」が好きな私のお薦めは「メダカと猫と密室」である。
所収作の中では珍しく動きのあるコントみたいな小説で、ドラマ化したら誰を配役するのかを考えるのも楽しい。
私なら主演はあの最近人気の女優にオファーを出すと決めているのだが、それはここでは言わずにおこう。
2022年7月20日に日本でレビュー済み
これといった大事件は起こらない。
激しい感情の起伏もない。
短編8編。
私は、
イン ザ シティ
が気に入った。
激しい感情の起伏もない。
短編8編。
私は、
イン ザ シティ
が気に入った。
2022年5月22日に日本でレビュー済み
作品はどれもハズレ無し。なんど読み返しても飽きない大好きな作家さんです。
装丁で、ちょこちょこ登場人物をイメージしたイラストを挟んでるのが苦手です。
津村作品を自由に堪能させてください。
装丁で、ちょこちょこ登場人物をイメージしたイラストを挟んでるのが苦手です。
津村作品を自由に堪能させてください。
2021年12月17日に日本でレビュー済み
いつもながらに湿度が低い
結構かなり困ってても平熱。「突然気力がなくなっ」ても淡々
「台所の停戦」に共感。家事を恩に着せられるのが嫌で、自分で出来る様にするとそれもまた面白くないらしく難癖をつけられる。最終的に、彼女は「文句を言いながらも縄張りと役割を死守したい」人なんだと思い至ったのは20歳も過ぎた頃だっただろうか…
氏のお話は読後に気持ちが凪ぐ
楽しみました
結構かなり困ってても平熱。「突然気力がなくなっ」ても淡々
「台所の停戦」に共感。家事を恩に着せられるのが嫌で、自分で出来る様にするとそれもまた面白くないらしく難癖をつけられる。最終的に、彼女は「文句を言いながらも縄張りと役割を死守したい」人なんだと思い至ったのは20歳も過ぎた頃だっただろうか…
氏のお話は読後に気持ちが凪ぐ
楽しみました
2021年12月11日に日本でレビュー済み
短編集です。
初めて読んだ作家さんだったせいか、独特の世界についていけませんでした。
一編「牢名主」だけ最後まで読み切りましたが、他はすべて挫折してしまいました。どうにも退屈で読み進めるのがしんどくて読み通すことができなかったです。
どう読んで、どう解釈したらいいのかヒントがほしくて、こちらにきましたが、まだレビューがなくて途方に暮れてます…。
ただ「牢名主」はすごくおもしろかったです。
この一編だけでも読む価値ありだと思います。
初めて読んだ作家さんだったせいか、独特の世界についていけませんでした。
一編「牢名主」だけ最後まで読み切りましたが、他はすべて挫折してしまいました。どうにも退屈で読み進めるのがしんどくて読み通すことができなかったです。
どう読んで、どう解釈したらいいのかヒントがほしくて、こちらにきましたが、まだレビューがなくて途方に暮れてます…。
ただ「牢名主」はすごくおもしろかったです。
この一編だけでも読む価値ありだと思います。