徳川家康の側近として活躍したウイリアム・アダムスが没して数十年後。
キリスト教は禁教となり、オランダだけに許された日本との貿易。
遠い長崎にあった歴代のオランダ商館長が見た江戸の災害。
大火、地震、津波、そして災害からの復興のようす。
それらを外国人がどう見たか、しかも大火のさなかに江戸にいた商館長一行と
江戸幕府の役人たち、市中の人びと。こんな詳しいことが遠いヨーロッパに伝わっていた
のは驚き。あたらしい日本史のいちページ。
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オランダ商館長が見た 江戸の災害 (講談社現代新書) 新書 – 2019/12/11
フレデリック・クレインス
(著),
磯田 道史
(解説)
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ハーグ国立文書館に埋もれていた記録は何を語るか?
地震や火事の向こうに日本社会が見えてくる!
明暦の大火、元禄地震、雲仙・普賢岳の噴火、京都天明の大火……
平成、令和の時代と同じように災害の多かった江戸時代。
人びとはいかに災害を生き抜いたのか?
被災直後の江戸城内での将軍への謁見、町で復興に励む市井の人びとなど。
歴代のオランダ商館長の克明な記録をもとに、
災害列島を生きる日本人の姿に迫る。
江戸に火事が多い理由、短時間で復興する仕組み、日本人の自由など、
磯田道史氏による本文解説付き!
地震や火事の向こうに日本社会が見えてくる!
明暦の大火、元禄地震、雲仙・普賢岳の噴火、京都天明の大火……
平成、令和の時代と同じように災害の多かった江戸時代。
人びとはいかに災害を生き抜いたのか?
被災直後の江戸城内での将軍への謁見、町で復興に励む市井の人びとなど。
歴代のオランダ商館長の克明な記録をもとに、
災害列島を生きる日本人の姿に迫る。
江戸に火事が多い理由、短時間で復興する仕組み、日本人の自由など、
磯田道史氏による本文解説付き!
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2019/12/11
- 寸法10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104065181798
- ISBN-13978-4065181799
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商品の説明
著者について
フレデリック・クレインス
1970年、ベルギー生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日欧交流史。著書に『江戸時代における機械論的身体観の変容』『十七世紀のオランダ人が見た日本』(以上、臨川書店)、編著に『日蘭関係史をよみとく(下)』(臨川書店)、共著に『戦乱と民衆』(講談社現代新書)などがある。
磯田 道史
1970年、岡山県生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日本近世・近代史、社会経済史。著書に『武士の家計簿』(新潮新書)、『天災から日本史を読みなおす』『日本史の内幕』(以上、中公新書)、『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(NHK出版新書)などがある。
1970年、ベルギー生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日欧交流史。著書に『江戸時代における機械論的身体観の変容』『十七世紀のオランダ人が見た日本』(以上、臨川書店)、編著に『日蘭関係史をよみとく(下)』(臨川書店)、共著に『戦乱と民衆』(講談社現代新書)などがある。
磯田 道史
1970年、岡山県生まれ。国際日本文化研究センター准教授。専門は日本近世・近代史、社会経済史。著書に『武士の家計簿』(新潮新書)、『天災から日本史を読みなおす』『日本史の内幕』(以上、中公新書)、『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』(NHK出版新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2019/12/11)
- 発売日 : 2019/12/11
- 言語 : 日本語
- 新書 : 296ページ
- ISBN-10 : 4065181798
- ISBN-13 : 978-4065181799
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 153,521位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 348位日本史ノンフィクション
- - 367位東洋史
- - 447位地方別日本史の本
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5 星
なぜ幕府は消火ポンプを拒んだのか
明治に有って江戸になかったものの中で、「煙突」と「ホース」があげられましょう。当時のホースはまだ麻製でなく牛革かなにかでしたから、きっとそのあたりのことが「生類憐みの令」の精神とやらで、新型ホース式消防ポンプの導入がためらわれたかと推察いたします。もし導入ともなると大量の皮革を生産専売する業者が一大利益をあげることが想定でき、やむなく旧型消防ポンプの採用に至ったと愚考いたします。もう一つ付け加えるとすれば、火事は幕府の奨励すべき謂わば都市改造・経済計画だったので、むやみに消されたのではたまらないということかもしれません。
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2021年8月30日に日本でレビュー済み
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通じ(通訳)を伴っているからトンチンカンな誤解はないがとても面白く拝読しました。
2023年9月5日に日本でレビュー済み
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新宿の大型書店でも在庫が無かったが入手出来てよかった。
2020年5月3日に日本でレビュー済み
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汚れや書き込みもなく、ちゃんとした商品でした。楽しんで読んでいます。
2022年7月11日に日本でレビュー済み
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この本の一番面白いところは、オランダ商館長たちのキャラクターと、災害時の混乱の描写だと思います。昔のオランダ人も日本人も、現代人と地続きの同じ人間なんだなあと感じました。心配性な商館長ハルトヒさんの章は、かわいそうだけどまじで草でした。
2021年5月30日に日本でレビュー済み
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友人から勧められて購入^_^
字がちょっと小さいので、高齢者には読みづらい。中身は満足
字がちょっと小さいので、高齢者には読みづらい。中身は満足
2021年9月25日に日本でレビュー済み
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明治に有って江戸になかったものの中で、「煙突」と「ホース」があげられましょう。当時のホースはまだ麻製でなく牛革かなにかでしたから、きっとそのあたりのことが「生類憐みの令」の精神とやらで、新型ホース式消防ポンプの導入がためらわれたかと推察いたします。もし導入ともなると大量の皮革を生産専売する業者が一大利益をあげることが想定でき、やむなく旧型消防ポンプの採用に至ったと愚考いたします。
もう一つ付け加えるとすれば、火事は幕府の奨励すべき謂わば都市改造・経済計画だったので、むやみに消されたのではたまらないということかもしれません。
もう一つ付け加えるとすれば、火事は幕府の奨励すべき謂わば都市改造・経済計画だったので、むやみに消されたのではたまらないということかもしれません。

明治に有って江戸になかったものの中で、「煙突」と「ホース」があげられましょう。当時のホースはまだ麻製でなく牛革かなにかでしたから、きっとそのあたりのことが「生類憐みの令」の精神とやらで、新型ホース式消防ポンプの導入がためらわれたかと推察いたします。もし導入ともなると大量の皮革を生産専売する業者が一大利益をあげることが想定でき、やむなく旧型消防ポンプの採用に至ったと愚考いたします。
もう一つ付け加えるとすれば、火事は幕府の奨励すべき謂わば都市改造・経済計画だったので、むやみに消されたのではたまらないということかもしれません。
もう一つ付け加えるとすれば、火事は幕府の奨励すべき謂わば都市改造・経済計画だったので、むやみに消されたのではたまらないということかもしれません。
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2019年12月13日に日本でレビュー済み
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オランダ人商館長の日記は、1633年から幕末まで膨大な量が残存し、ハーグ国立文書館に保管されているという。本書はその日記を基本史料として、商館長の災害時の行動、災害時の日本人の行動に焦点を当てて記述した新書本である。
第一章明暦の大火とワーヘナール、第二章ブヘリヨンがもたらした消火ポンプ、第三章タントが見た元禄地震、第四章ハルトヒと肥前長崎地震、第五章ファン・レーデが記した京都天明の大火、第六章シャセーの記録した島原肥後地震。
第一章はワーヘナイルが江戸参府時に経験した明暦の大火の壮絶な体験記録。火の迫った長崎屋を脱出し、長崎奉行邸に、次ぎに平戸藩邸に逃げ込もうとするが、どちらも門前払いにあい、貧民街の小屋に泊まることになる・・まさに、商館長は災害時にどう行動したかの記録。
第二章ブヘリヨンも江戸参府時に新型消火ポンプを届けたあと火災にあい、宿屋の長崎屋が燃えてしまう。
第三章のタントも参府の途上で地震にあうが、旅の途上で見かけた地震の傷跡と日本人の行動の観察が中心。
第五章は天明の大火の直後に京都に来たファン・レーデの記録。
第四章、第六章は九州の地震の記録として貴重。
私的感想
〇全六章の中で、夜の酷寒の江戸の街で、接近する火災から商館長が逃げ回る第一章が一番面白い。こうなると、江戸参府も命がけである。
〇第三章で日本人は「各所で遭遇する悲しい災害を見るたびに指を差して、軽々しく大笑いする」とタントが書いていることに対し、笑うことは災害による精神的損失を癒すための一種の自己防御本能と日本人を擁護し、自然災害などの厳しい現実をありのまま受け入れることは日本文化の特徴の一つであり、それにより、前向きに復興に取り組むことができると著者は評価する。興味深い見解と思う。
〇各商館長の性格の違いも面白い。ワーヘナイルは大胆で思い切りがよく、タントは観察細かい一方、煩そう。ブヘリヨンはちょっと商売人肌。ファン・レーデは情報収集家。
〇全体として、興味深い江戸時代災害史新書であった。
第一章明暦の大火とワーヘナール、第二章ブヘリヨンがもたらした消火ポンプ、第三章タントが見た元禄地震、第四章ハルトヒと肥前長崎地震、第五章ファン・レーデが記した京都天明の大火、第六章シャセーの記録した島原肥後地震。
第一章はワーヘナイルが江戸参府時に経験した明暦の大火の壮絶な体験記録。火の迫った長崎屋を脱出し、長崎奉行邸に、次ぎに平戸藩邸に逃げ込もうとするが、どちらも門前払いにあい、貧民街の小屋に泊まることになる・・まさに、商館長は災害時にどう行動したかの記録。
第二章ブヘリヨンも江戸参府時に新型消火ポンプを届けたあと火災にあい、宿屋の長崎屋が燃えてしまう。
第三章のタントも参府の途上で地震にあうが、旅の途上で見かけた地震の傷跡と日本人の行動の観察が中心。
第五章は天明の大火の直後に京都に来たファン・レーデの記録。
第四章、第六章は九州の地震の記録として貴重。
私的感想
〇全六章の中で、夜の酷寒の江戸の街で、接近する火災から商館長が逃げ回る第一章が一番面白い。こうなると、江戸参府も命がけである。
〇第三章で日本人は「各所で遭遇する悲しい災害を見るたびに指を差して、軽々しく大笑いする」とタントが書いていることに対し、笑うことは災害による精神的損失を癒すための一種の自己防御本能と日本人を擁護し、自然災害などの厳しい現実をありのまま受け入れることは日本文化の特徴の一つであり、それにより、前向きに復興に取り組むことができると著者は評価する。興味深い見解と思う。
〇各商館長の性格の違いも面白い。ワーヘナイルは大胆で思い切りがよく、タントは観察細かい一方、煩そう。ブヘリヨンはちょっと商売人肌。ファン・レーデは情報収集家。
〇全体として、興味深い江戸時代災害史新書であった。