人間性とか理性とか呼ばれているものの実在は、行う事でしか表せないものだと思います。
そしてそれらは必ずしも人間だけが持っている訳ではない事が、皮肉であり批評にもなっている。
自分の立っている位置は人として居て良い場所なのか、この物語を読んで少なくとも自分が信じられる方向に移動したいと思いました。
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外天楼 (KCデラックス) コミック – 2011/10/21
石黒 正数
(著)
『それでも町は廻っている』の石黒正数が描く、奇妙に捻れて不思議な世界――。小説誌「メフィスト」で連載されていた、石黒ワールドの傑作が満を持してコミックス化!
「極上の異世界ミステリですよ! いかがですか、アニプレックスさん!!」 『魔法少女まどか☆まぎか』『化物語』『さよなら絶望先生』の新房昭之監督、大絶賛!!
外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜庭冴子は自分勝手な捜査を開始する。“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!? 奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリ!!
「極上の異世界ミステリですよ! いかがですか、アニプレックスさん!!」 『魔法少女まどか☆まぎか』『化物語』『さよなら絶望先生』の新房昭之監督、大絶賛!!
外天楼と呼ばれる建物にまつわるヘンな人々。エロ本を探す少年がいて、宇宙刑事がいて、ロボットがいて、殺人事件が起こって……? 謎を秘めた姉弟を追い、刑事・桜庭冴子は自分勝手な捜査を開始する。“迷”推理が解き明かすのは、外天楼に隠された驚愕の真実……!? 奇妙にねじれて、愉快に切ない――石黒正数が描く不思議系ミステリ!!
- 本の長さ234ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/10/21
- 寸法13 x 1.6 x 18.3 cm
- ISBN-104063761592
- ISBN-13978-4063761597
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/10/21)
- 発売日 : 2011/10/21
- 言語 : 日本語
- コミック : 234ページ
- ISBN-10 : 4063761592
- ISBN-13 : 978-4063761597
- 寸法 : 13 x 1.6 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,173位コミック
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シュール系ギャグ漫画と思って読み進めると…予想できないラストシーンを迎えます。
2019年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「外天楼」と呼ばれる建物に住む住人たちの悲喜交々を描いた連作短編集。
最初の話から最後の話まで一貫して大きな一つの流れの中に存在している。
冒頭の中学生的な性欲むき出しの男の子のエロ本獲得話は全体の流れの中では異色の話で、登場人物の顔見世的な印象。
そこから第2話に移り、いきなりロボットが登場するような近未来のSF的な話に移る。
このロボットに代表されるような人工的な生命体の存在がこの作品のひとつのテーマであり、それを生み出すための事件が徐々に明らかになっていくのであった。
第1話の雰囲気からは想像も出来ないような方向に話は進み、殺人事件が発生し犠牲者が多数出た。
ラストシーンはあまりにも悲しく、読後感は決して良くはなかった。
最初の話から最後の話まで一貫して大きな一つの流れの中に存在している。
冒頭の中学生的な性欲むき出しの男の子のエロ本獲得話は全体の流れの中では異色の話で、登場人物の顔見世的な印象。
そこから第2話に移り、いきなりロボットが登場するような近未来のSF的な話に移る。
このロボットに代表されるような人工的な生命体の存在がこの作品のひとつのテーマであり、それを生み出すための事件が徐々に明らかになっていくのであった。
第1話の雰囲気からは想像も出来ないような方向に話は進み、殺人事件が発生し犠牲者が多数出た。
ラストシーンはあまりにも悲しく、読後感は決して良くはなかった。
2023年11月20日に日本でレビュー済み
伏線、余白の取り方、全体の構成はさすが。
子供たち主役のヒューマンドラマ?→ヒーローもの?→ミステリ?→SF…と移り変わって最後に回収されるのも楽しい。
最初、主人公たちがエロ本万引きするくだりはあまり快く思わなかった。
しかし全体を見たら、キャラの顔を見せる伏線になっているし、ここから人間の醜悪さを見せますよという宣言のようにも取れる。
理不尽で悲劇的なラストも、どこか寂寞とした全体の雰囲気とあっていて好み。
子供たち主役のヒューマンドラマ?→ヒーローもの?→ミステリ?→SF…と移り変わって最後に回収されるのも楽しい。
最初、主人公たちがエロ本万引きするくだりはあまり快く思わなかった。
しかし全体を見たら、キャラの顔を見せる伏線になっているし、ここから人間の醜悪さを見せますよという宣言のようにも取れる。
理不尽で悲劇的なラストも、どこか寂寞とした全体の雰囲気とあっていて好み。
2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者さんらしいテンポでサクサク読めました。
また最後に掲載誌を見て「メフィストかあ、うん、メフィストだな」とニヤリとしてしまいました。
私事ですが、ちょっとミステリに飽いてまるで触れなかった頃と連載時期が被っていたので、すこし惜しい気がします。読了後他の方々のレビューも読んでみたのですが、良くも悪くも全部「あの頃のメフィスト(新本格の断末魔)のせい」で説明がつくような気がしてしまいました。
とはいえ、この作品は本格ミステリというよりはサスペンスSFでしょうか。
ラストの急転直下からエンディング、歩鳥ちゃんぽいキャラの唐突な末路などは実にメフィストぽい(と言おうかあの頃のサスペンスによく見られたオチか?)なと思い、またそれ町と天国の間をパテで埋めるような作品で、一日本ミステリ、SFファン、としては興味深く読めましたが、一方、それ町の歩鳥ちゃんファンとしては、探偵脳が暴走した挙句しくじってバッドエンドを迎えた世界線の歩鳥ちゃんを見るような、”雑!”と言いたくなるような、何とも言えない気持ちになりました。
また最後に掲載誌を見て「メフィストかあ、うん、メフィストだな」とニヤリとしてしまいました。
私事ですが、ちょっとミステリに飽いてまるで触れなかった頃と連載時期が被っていたので、すこし惜しい気がします。読了後他の方々のレビューも読んでみたのですが、良くも悪くも全部「あの頃のメフィスト(新本格の断末魔)のせい」で説明がつくような気がしてしまいました。
とはいえ、この作品は本格ミステリというよりはサスペンスSFでしょうか。
ラストの急転直下からエンディング、歩鳥ちゃんぽいキャラの唐突な末路などは実にメフィストぽい(と言おうかあの頃のサスペンスによく見られたオチか?)なと思い、またそれ町と天国の間をパテで埋めるような作品で、一日本ミステリ、SFファン、としては興味深く読めましたが、一方、それ町の歩鳥ちゃんファンとしては、探偵脳が暴走した挙句しくじってバッドエンドを迎えた世界線の歩鳥ちゃんを見るような、”雑!”と言いたくなるような、何とも言えない気持ちになりました。
2022年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
軽いお話から始まって、キャラも立っていて読みやすいけど、
全体が繋がりながらラストに向かっていき 引き込まれます。
独特の世界観ですが好きな人にはハマると思います。
全体が繋がりながらラストに向かっていき 引き込まれます。
独特の世界観ですが好きな人にはハマると思います。
2021年4月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミステリーが好きな人は特に楽しめると思います。
掴みどころのない前半の話から、後半の急展開が見どころ満載です。
掴みどころのない前半の話から、後半の急展開が見どころ満載です。
2020年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半はダルイくて微妙な展開。
だけど進むにしたがってどんどん面白くなります。
1冊で終わるので気軽に人に勧めたくなる漫画。
だけど進むにしたがってどんどん面白くなります。
1冊で終わるので気軽に人に勧めたくなる漫画。