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八つ墓村 (プラチナコミックス) コミック – 2003/8/20

4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

たたりじゃ!
八つ墓村のたたりじゃあ!!

平穏な八つ墓村を呪いの血で染める戦慄の連続猟奇殺人事件!!


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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/8/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/8/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 471ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4063531058
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4063531053
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 4個の評価

著者について

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横溝 正史
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2012年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外に思われるかもしれないが、横溝正史没後『八つ墓村』を販売してきた出版社は角川のみ。
だがその独占状態にかこつけてテキストを改悪した状態のまま現行文庫に至っている。
それに危機感を抱いたからかどうかは判らないが、07年に出版芸術社が出したベスト・オブ・横溝ともいうべき
この『横溝正史自選集』は本来あるべき正しいテキスト校訂がなされている。

では角川版は何が改竄されているのか? ごく一部だが記そう。
最初期の黒背(緑304)あたりはまだマシなのだが、96年豊川悦司主演映画「八つ墓村」公開時に出た単行本からテキスト改悪が明白になる。例えば、

本書57頁上段4行目「どん百姓扱いに」(○) → 角川「馬鹿に」(×)
本書131頁下段21行目「醜い兎口」(○) → 角川「兎口」(×)
本書281頁下段1行目「犬殺し棒」(○) → 角川「棍棒」(×)

更に、正しい各章の見出しは本書のとおり「発端」「尋ね人」「無気味な警告」・・・と続いてゆくのだが、
角川は編集部が勝手に章立てを捏造し「発端」「第一章 尋ね人」・・・としてしまっている。
他にも細かい改竄はあるのだが長くなるのでこれだけにしておく。

言葉狩りもそうだが、章立てを改竄する理由が全くわからない。そしてこの状態のままの現行角川文庫版は解説さえもない。
明らかにケアレスミスではなく恣意的な改悪。角川文庫は全く信頼性のないテキストなのだ。
だから『八つ墓村』を、いや横溝正史を初めて読む方は角川文庫を買ってはいけない。欠陥商品なのだから。

愛蔵本である本書には正史のポートレート頁や解説、ご遺族(亮一・宜子・瑠美お三方)による語り下ろし座談、
『八つ墓村』について正史が語るエッセイが附録資料として掲載されている。
1951年の単行本化以来削除されてしまっていた箇所が初めて復元されたのも重要。
「危機を孕んで」〜「狐の穴にて」あたり(例えば本書251頁付近)を過去の本と比べてみるとよい。

映画・ドラマしか知らない方も是非本書を読んでほしい。
いつも映像では削除されてしまうが原作はヒロインの一人として里村典子が活躍し、
主人公・田治見辰弥と森美也子は鍾乳洞の中で乳繰りあったりなどしない。

上記のテキスト比較に関し、創元推理倶楽部秋田分科会及び掛谷治一郎氏の誠実な研究結果を参考にさせて頂いた。
深く御礼を申し上げたい。
53人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もし、あなたが初めて「八つ墓村」を読むなら、角川文庫版で充分である。
角川文庫版は、新刊で買わなくても、ブックオフやヤフオクなどで、2〜300円程度で手に入る。
「八つ墓村」が角川文庫に収録されたことで、読者層が広がったのは事実だし、安価で容易に読めるようになった。
発行後、40年以上経つ今も、新刊として目にすることができるのは、角川文庫があるおかげである。
不満がないわけではないが、物事はトータルで考えるべきである。
誤植が多いだの、語句の書き換えが多いなどという偏屈なマニアの枝葉末節にこだわった、たわごとは参考意見にとどめるべきである。
もし、マニアなら、いつでも手に入るような作品だけを収録したこの選集を揃える必要はない。
ハードカバー版なら過去に刊行された講談社版の全10巻本か全18巻本を古本屋等で探したほうがいい。
重要なことは、誤植や言葉狩りに目くじらを立て、間違い探しに時間を浪費することではなく、より多くの横溝作品に触れてみることである。
横溝正史は「純文学」ではない。
正確さより、広く読まれることのほうが重要である。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
迫力あるタッチの絵で面白かったです。原作ファンとすると、典子をもっと活躍してほしかったです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年8月27日に日本でレビュー済み
言わずと知れた『八つ墓村』。

以前に『悪魔の手毬唄』を読んで非常に面白かったので、他の横溝作品も試してみようと言うことで手を出してみた。年代的なものも考えて割り引かないといけないのだろうし、好みの問題もあるだろうが、イマイチ物足りないと感じた。

1950年頃に連載されていた作品のようなので、おそらく、異人殺しの伝説をモチーフにした作品としてはかなり古い部類に入るのではないかと思う。ただ、登場人物の行動が、あまりに短絡的だったり、また、推理小説的な謎解きの要素が少なかったり、ミステリとして見ると、ちょっと残念という気がする。ただこの辺りの作品になると、そういった点よりもむしろ、作品それ自体がある種記念碑的な意味を持っている面もあるので、なかなか難しい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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