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インフレとデフレ (講談社学術文庫) 文庫 – 2012/4/11
岩田 規久男
(著)
世界恐慌、ドイツ・ハイパーインフレ、昭和恐慌、リーマン・ショック……。本書は歴史的検討に基づいて二つの悪夢、インフレとデフレの発生メカニズムを解明し、そのコントロール法を考える。インフレ目標政策とは何か? 1990年代以降の経済理論の新知見と長期化する日本デフレを踏まえて新章を書き下ろし。格好の経済学入門にして提言の書。(講談社学術文庫)
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2012/4/11
- ISBN-104062921057
- ISBN-13978-4062921053
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商品の説明
著者について
岩田 規久男
1942年、大阪府生まれ。1966年、東京大学経済学部卒業。1973年同大学大学院博士課程修了。1983年、上智大学教授。1998年、学習院大学経済学部教授。この間、1976年~1978年、カリフォルニア大学バークレイ校にて客員研究員。専門は金融・都市経済学。
○著書:
『金融入門 新版』(岩波新書 1999)、
『金融』(東洋経済新報社 2000)、
『ゼミナール ミクロ経済学入門』(日本経済新聞社1993年)、
『経済学を学ぶ』(ちくま新書 1994)、
『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社 2004)、
『基礎コース マクロ経済学 新版』(新世社 2005)、
『日本経済を学ぶ』(ちくま新書 2005)、
『世界同時不況 』(ちくま新書 2009)、
『国際金融入門 新版』(岩波新書 2009)、
『日本銀行は信用できるか』 (講談社現代新書 2009年)、
『初歩から学ぶ金融の仕組み』放送大学叢書(左右社 2010年)、
『デフレと超円高』(講談社現代新書 2011)
――など著書多数。
1942年、大阪府生まれ。1966年、東京大学経済学部卒業。1973年同大学大学院博士課程修了。1983年、上智大学教授。1998年、学習院大学経済学部教授。この間、1976年~1978年、カリフォルニア大学バークレイ校にて客員研究員。専門は金融・都市経済学。
○著書:
『金融入門 新版』(岩波新書 1999)、
『金融』(東洋経済新報社 2000)、
『ゼミナール ミクロ経済学入門』(日本経済新聞社1993年)、
『経済学を学ぶ』(ちくま新書 1994)、
『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社 2004)、
『基礎コース マクロ経済学 新版』(新世社 2005)、
『日本経済を学ぶ』(ちくま新書 2005)、
『世界同時不況 』(ちくま新書 2009)、
『国際金融入門 新版』(岩波新書 2009)、
『日本銀行は信用できるか』 (講談社現代新書 2009年)、
『初歩から学ぶ金融の仕組み』放送大学叢書(左右社 2010年)、
『デフレと超円高』(講談社現代新書 2011)
――など著書多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2012/4/11)
- 発売日 : 2012/4/11
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 288ページ
- ISBN-10 : 4062921057
- ISBN-13 : 978-4062921053
- Amazon 売れ筋ランキング: - 414,864位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,281位講談社学術文庫
- - 18,198位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日銀元副総裁の著者らしく、新書版にしては、中身が濃い、再読したい。
2022年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
デフレは、1800年代から戦前にかけては、世界各国で見られた現象であるが、
戦後、デフレになった国は日本だけである。
デフレを脱却するにはどうすればよいのか、こう述べている。
デフレを脱却するためには、金融政策のレジームを
「資産価格抑制・デフレ誘導型レジーム」
から「インフレ目標レジーム」に転換して、
人々の間に定着しているデフレ予想を払拭し、
穏やかなインフレ予想の形成をうながさなければならない。
目標とすべきインフレ率は、2~3パーセント程度が適切であろう。
日本銀行が2~3パーセントのインフレ目標を掲げ、
その達成に責任を持ってコミットすると宣言したうえで、
適切な金融手段を選択しなければならない。
政策金利であるオーバー・ナイト・レートをほぼ0パーセントに設定したうえで、
マネタリー・ベースの供給量を大幅に増やす量的緩和を進めること。
マネタリー・ベースを増やす手段は長期国債の買いオペが適切。
日本銀行は長い間インフレ目標の採用を拒否してきた。
したがって日本銀行にインフレ目標の達成を義務付けるためには、
1998年から施行された、金融政策の目的を設定する権利を
日本銀行に与えた新日銀法を改正する必要がある。
戦後、デフレになった国は日本だけである。
デフレを脱却するにはどうすればよいのか、こう述べている。
デフレを脱却するためには、金融政策のレジームを
「資産価格抑制・デフレ誘導型レジーム」
から「インフレ目標レジーム」に転換して、
人々の間に定着しているデフレ予想を払拭し、
穏やかなインフレ予想の形成をうながさなければならない。
目標とすべきインフレ率は、2~3パーセント程度が適切であろう。
日本銀行が2~3パーセントのインフレ目標を掲げ、
その達成に責任を持ってコミットすると宣言したうえで、
適切な金融手段を選択しなければならない。
政策金利であるオーバー・ナイト・レートをほぼ0パーセントに設定したうえで、
マネタリー・ベースの供給量を大幅に増やす量的緩和を進めること。
マネタリー・ベースを増やす手段は長期国債の買いオペが適切。
日本銀行は長い間インフレ目標の採用を拒否してきた。
したがって日本銀行にインフレ目標の達成を義務付けるためには、
1998年から施行された、金融政策の目的を設定する権利を
日本銀行に与えた新日銀法を改正する必要がある。
2013年1月18日に日本でレビュー済み
1990年に出版された
インフレとデフレ―不安の経済学 (講談社現代新書)
に、原著以降の状況についての新章を書き下ろしたものです。
初心者にもわかりやすく、インフレとデフレのメカニズムと影響を解き明かしています。
私でも、なにかわかったような気になりました。
(本を伏せて、何が書いてあったのか言えといわれると・・・^^)
90年代以降のデフレ不況についての書き下ろしの新章では、経済における予想、期待の果たす役割の大きさを強調し、
政策の動学的な不整合性が問題だとして、インフレ目標の設定(2〜3%)と確実なコミット、長期国債の買いオペによる量的緩和を提言しています。
初心者にもわかりやすく、インフレとデフレのメカニズムと影響を解き明かしています。
私でも、なにかわかったような気になりました。
(本を伏せて、何が書いてあったのか言えといわれると・・・^^)
90年代以降のデフレ不況についての書き下ろしの新章では、経済における予想、期待の果たす役割の大きさを強調し、
政策の動学的な不整合性が問題だとして、インフレ目標の設定(2〜3%)と確実なコミット、長期国債の買いオペによる量的緩和を提言しています。
2013年5月25日に日本でレビュー済み
現日銀副総裁が書いた入門書ってことで、読んでみた。かつて講談社現代新書で出ていたものを、増補改訂して学術文庫化しているのだから恐らく名著なのであろう。
が、全く経済学の背景知識の無い私には難しかった。ってか、書き方がやたらと数値やグラフなど出てきて、面白くない(ToT)
増補したという最終章もあまり時事的な事には立ち入らず、あくまでも教科書的な記述。大学のテキストなんかにゃ良いかも知れぬが、通勤電車の座席で読むと必ず眠気を誘われる。
現に私は数回居眠りした。
が、全く経済学の背景知識の無い私には難しかった。ってか、書き方がやたらと数値やグラフなど出てきて、面白くない(ToT)
増補したという最終章もあまり時事的な事には立ち入らず、あくまでも教科書的な記述。大学のテキストなんかにゃ良いかも知れぬが、通勤電車の座席で読むと必ず眠気を誘われる。
現に私は数回居眠りした。