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現人奇談 (講談社X文庫) 文庫 – 2008/12/26

4.5 5つ星のうち4.5 8個の評価

百鬼妖魔を打ち破る、大人気シリーズ!
天草の地で、生きとし生ける物の想いが交錯する――
いよいよ九州上陸!

精霊の血を継ぐ少年・琴平敏生と、売れっ子作家にして追儺師の天本森は、霊障を祓うために各地に赴きながらも、平穏な日々を送っていた。ある日、「君への贈り物だ」と天本が敏生に差し出したのは、先日亡くなった敏生の絵の師匠・高津園子のスケッチブック。そこには、園子が生前果たせなかった、ある願いが託されていた。ふたりは九州の天草を目指し、少女と出会うのだが……。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2008/12/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/12/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062865807
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062865807
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 8個の評価

著者について

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椹野 道流
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1996年、講談社X文庫ホワイトハート新人賞佳作を受賞。

1997年、講談社X文庫ホワイトハート「人買奇談」でデビュー。

法医学教室に籍を置き、医療系専門学校で非常勤講師を務める傍ら、人間の生と死と食にまつわる物語を書き続けています。

シリーズ物が多いのですが、基本的に、どこから読んでも単品で十分に楽しんでいただけるよう努めています。

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
椹野さんの小説は冒頭からすぐに世界観に引き込まれる。
すんなりと自分がその世界の中の一人になれる所がすばらしい。
やっぱり奇談シリーズはいいなと思わせる一冊。
ただ一つ、期間が空いたせいか挿絵の方が少し荒いかなと感じた。
なので星は4つということで。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年2月10日に日本でレビュー済み
奇談シリーズとしては、3年ぶりだったとか。
椹野先生の話は、他ので読んでいたから、そう思わなかった。

今回は、敏生の絵の師匠である高津園子の想いを伝えに行く話です。
森の父、トマスの回りくどいともいえる気持ち悪い嫌がらせの中でも、二人は、らぶらぶで、気持ちは一つですw

トマスの事がなければ、本当にほっとできる話でした。
敏生の天然というか、すがすがしさは、すばらしいw

話とは別ですが、中のイラストのこと。
他の小説と比べると(と、いってもそんなに読んでないけど)明らかに手抜きという感じがちょっとします。
早川さんとか、トマスとか。
ちょっり残念です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年3月10日に日本でレビュー済み
久々の奇談シリーズです。

ですが、残念な事に龍村さんと河合さんは出て来ません。名前だけでした。
久々の新刊でしたのでオールキャストが良かったです。

でもお父さん登場してますので少し話が進んだ感じです。

勿論、妖僕シリーズの主従も出ますので。

奇談シリーズの二人は凄くほのぼのしているので、話の展開が暗めなので読んでほっとします。