映画版と比べてみましたが、やっぱり原作が一番です!
柏葉さんらしさが消されてしまいそうで、映画版は途中で読むのをやめました。
そもそも登場人物が変わってしまいます。
震災を経験していてもいなくても、十分理解できるお話です。
妖怪好きなら、なお好きになれると思います。
大人も子供も一度は読んでもらいたい作品です。
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岬のマヨイガ (文学の扉) 単行本 – 2015/9/11
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第54回野間児童文芸賞受賞作品。2021年夏、劇場版アニメ公開!
あの日、両親を亡くした萌花は親戚にひきとられるために、そして、ゆりえは暴力をふるう夫から逃れるために、狐崎の駅に降り立った。彼女たちの運命を変えたのは大震災、そして巨大な津波だった。命は助かったが、避難先で身元を問われて困惑するふたり。救いの手をさしのべたのは、山名キワという老婆だった。その日から、ゆりえは「結(ゆい)」として、萌花は「ひより」として、キワと女三人、不思議な共同生活が始まった――。
『霧のむこうのふしぎな町』の柏葉幸子、デビュー40周年記念作品。
岩手県出身、盛岡市在住の柏葉幸子氏が、ついに東日本大震災をモチーフに筆を執った! 児童文学の大家が描く、日常ファンタジーの意欲作
あの、おそろしい地震のあった日、萌花ちゃんは、会ったこともない親戚にひきとられるために狐崎の駅を降りました。そして、たまたま同じ電車に乗ったゆりえさんは、自分の境遇と似た萌花ちゃんから目が離せず、いっしょに駅を降りてしまいました。ゆりえさんは、暴力をふるう夫から逃れるために、あてもないまま東京から見ず知らずの北の地へと向かっていたのでした。
そんなふたりの運命を変えたのは、狐崎のまちを呑み込んだ巨大な津波でした。
中学校の体育館に避難したふたりは、身元を問われて困惑します。だって、帰れる家、帰りたい家はないのです。手をにぎり合うふたりに救いの手をさしのべたのは、山名キワさんという、小さなおばあさんでした。
その日から、ゆりえさんは結(ゆい)さんとして、萌花ちゃんはひよりちゃんとして、キワさんと、世代の違う女性三人の、不思議な共同生活が始まったのです――。
遠野物語を彷彿とさせる東北の民話が随所に挟み込まれるほか、河童や狛犬といった異世界の住人たちが数多く登場する日常ファンタジー。
あの日、両親を亡くした萌花は親戚にひきとられるために、そして、ゆりえは暴力をふるう夫から逃れるために、狐崎の駅に降り立った。彼女たちの運命を変えたのは大震災、そして巨大な津波だった。命は助かったが、避難先で身元を問われて困惑するふたり。救いの手をさしのべたのは、山名キワという老婆だった。その日から、ゆりえは「結(ゆい)」として、萌花は「ひより」として、キワと女三人、不思議な共同生活が始まった――。
『霧のむこうのふしぎな町』の柏葉幸子、デビュー40周年記念作品。
岩手県出身、盛岡市在住の柏葉幸子氏が、ついに東日本大震災をモチーフに筆を執った! 児童文学の大家が描く、日常ファンタジーの意欲作
あの、おそろしい地震のあった日、萌花ちゃんは、会ったこともない親戚にひきとられるために狐崎の駅を降りました。そして、たまたま同じ電車に乗ったゆりえさんは、自分の境遇と似た萌花ちゃんから目が離せず、いっしょに駅を降りてしまいました。ゆりえさんは、暴力をふるう夫から逃れるために、あてもないまま東京から見ず知らずの北の地へと向かっていたのでした。
そんなふたりの運命を変えたのは、狐崎のまちを呑み込んだ巨大な津波でした。
中学校の体育館に避難したふたりは、身元を問われて困惑します。だって、帰れる家、帰りたい家はないのです。手をにぎり合うふたりに救いの手をさしのべたのは、山名キワさんという、小さなおばあさんでした。
その日から、ゆりえさんは結(ゆい)さんとして、萌花ちゃんはひよりちゃんとして、キワさんと、世代の違う女性三人の、不思議な共同生活が始まったのです――。
遠野物語を彷彿とさせる東北の民話が随所に挟み込まれるほか、河童や狛犬といった異世界の住人たちが数多く登場する日常ファンタジー。
- 本の長さ274ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2015/9/11
- 寸法15.7 x 2.2 x 21.7 cm
- ISBN-104062832356
- ISBN-13978-4062832359
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商品の説明
著者について
柏葉 幸子
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第45回産経児童出版文化賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞を受賞。『つづきの図書館』(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞。近著に『竜が呼んだ娘』(朝日学生新聞社)、『モンスター・ホテルでひみつのへや』(小峰書店)など。
さいとう ゆきこ
1981年、青森県十和田市生まれ。岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程で染織を学ぶ。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動。現在、盛岡市在住。
1953年、岩手県生まれ。東北薬科大学卒業。『霧のむこうのふしぎな町』(講談社)で第15回講談社児童文学新人賞、第9回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『ミラクル・ファミリー』(講談社)で第45回産経児童出版文化賞を受賞。『牡丹さんの不思議な毎日』(あかね書房)で第54回産経児童出版文化賞を受賞。『つづきの図書館』(講談社)で第59回小学館児童出版文化賞を受賞。近著に『竜が呼んだ娘』(朝日学生新聞社)、『モンスター・ホテルでひみつのへや』(小峰書店)など。
さいとう ゆきこ
1981年、青森県十和田市生まれ。岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程で染織を学ぶ。グラフィックデザイナー、イラストレーターとして活動。現在、盛岡市在住。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2015/9/11)
- 発売日 : 2015/9/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 274ページ
- ISBN-10 : 4062832356
- ISBN-13 : 978-4062832359
- 寸法 : 15.7 x 2.2 x 21.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 197,788位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,941位児童文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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青森県出身、岩手県盛岡市在住。イラストレーター。岩手大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程で染織を学ぶ。書籍の装画や挿絵のほか、キャラクター制作、雑貨のプロデュースなどイラストレーションを主としたデザインを手がける。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画観て、まあまあだったんですけど物語的に?と思ったんで原作読んでみました。原作の人物設定の方が納得感ありました。映画はちょっとファンタジーに振りすぎな感じ。若い人も観るからとユイを女子高生にしたんでしょうけど、それは失敗だと思いました。
2016年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても面白かったし、読みやすかったです。
小学校の図書館にありそう
小学校の図書館にありそう
2021年8月26日に日本でレビュー済み
すっかり大人ですが、ファンです。
読み始めてすぐ、
あの震災のおかげでつかめた幸せもある、
そんな物語を書こうとしているのかと、ちょっと覚悟しました。
身構えましたが、その必要はなかった、と思います。
現実的な困難とファンタジックな出会いの素敵な物語です。
行き先が見えないとき、嘘や虚構に頼っていい、生き抜くこころの強さを養うためなら、
そんな気持ちを持ちたくなる作品でした。
読み始めてすぐ、
あの震災のおかげでつかめた幸せもある、
そんな物語を書こうとしているのかと、ちょっと覚悟しました。
身構えましたが、その必要はなかった、と思います。
現実的な困難とファンタジックな出会いの素敵な物語です。
行き先が見えないとき、嘘や虚構に頼っていい、生き抜くこころの強さを養うためなら、
そんな気持ちを持ちたくなる作品でした。
2015年9月26日に日本でレビュー済み
ずばり(作者の住む)岩手県の震災そのものがテーマです。
夫のDVから逃げるためにたまたま来ていた女性、両親をなくして見も知らない伯父にあずけられることになった少女、そして老人ホームに入居する予定だったおばあさん、この三人が震災に遭遇し、偶然のように家族として暮らしはじめます。
岬の家を借りて、生活が始まります。ひとつひとつゼロから積み上げ、見直してゆく、自然とともにある生活の意味。
狐崎というこの町のひとびとも、大災厄で一切をリセットすることになり、新たな心のふれ合いが生まれるとともに、自分だけ助かった罪悪感、後悔、絶望。さまざまな思いが、どっとあふれ出ます。
後半はこの「ポスト震災」のひとびとの心の建て直しとなり、作者本来のファンタジー要素が息づきはじめます。
魅力のひとつは、柏葉作品によく登場する、知恵あふれるおばあさんの存在です。元型的には「老賢女」と呼びたいような。
この物語のおばあさんは、あの「遠野」出身で、実は小さいころから河童や座敷童のような生き物たちが見え、心が通じ合い、助け合ってきました。
偶然の母娘となったふたりは、このおばあさんの力で、新たな故郷を得て、癒やされていきます。そこが「岬の家」。マヨイガとはこの地方の伝説の、ふしぎな家で、家自体が心をもっていて歓待してくれるのです。三人が本物のマヨイガに招待され、ご馳走されて帰ってくるエピソードはしんと美しく心に残ります。
もうひとつは、震災の津波のために蓋が開いてしまったひとつの竈に封じられていた悪しきウミヘビの霊が逃れ出て、人々の心の闇や怖さを喰らってどんどん大きくなり、この地をとりもどそうとする戦いです。これは寓話ではなく、リアルに怖いです。大きなカタストロフとともに人々がふだん隠していた心の底の蓋も開いてしまう・・・
でもそれを、各地のお地蔵さまや河童、狛犬、おしらさまや、さまざまな存在がひそかにやってきて、三人に力を貸して、退けてくれます。
長い歴史の中で、風土がはぐくんできた神や精霊たちが、こうした時こそ、ひとびとに寄り添って力をくれること。
その力をしみじみと味わわせてもらいました。
故郷とは、ひとびとどうしだけではなく、その風土の精霊と心を通わせて、ともに在ることのできる場所。
盛岡在住の著者ならではの強い癒やしの物語です。
夫のDVから逃げるためにたまたま来ていた女性、両親をなくして見も知らない伯父にあずけられることになった少女、そして老人ホームに入居する予定だったおばあさん、この三人が震災に遭遇し、偶然のように家族として暮らしはじめます。
岬の家を借りて、生活が始まります。ひとつひとつゼロから積み上げ、見直してゆく、自然とともにある生活の意味。
狐崎というこの町のひとびとも、大災厄で一切をリセットすることになり、新たな心のふれ合いが生まれるとともに、自分だけ助かった罪悪感、後悔、絶望。さまざまな思いが、どっとあふれ出ます。
後半はこの「ポスト震災」のひとびとの心の建て直しとなり、作者本来のファンタジー要素が息づきはじめます。
魅力のひとつは、柏葉作品によく登場する、知恵あふれるおばあさんの存在です。元型的には「老賢女」と呼びたいような。
この物語のおばあさんは、あの「遠野」出身で、実は小さいころから河童や座敷童のような生き物たちが見え、心が通じ合い、助け合ってきました。
偶然の母娘となったふたりは、このおばあさんの力で、新たな故郷を得て、癒やされていきます。そこが「岬の家」。マヨイガとはこの地方の伝説の、ふしぎな家で、家自体が心をもっていて歓待してくれるのです。三人が本物のマヨイガに招待され、ご馳走されて帰ってくるエピソードはしんと美しく心に残ります。
もうひとつは、震災の津波のために蓋が開いてしまったひとつの竈に封じられていた悪しきウミヘビの霊が逃れ出て、人々の心の闇や怖さを喰らってどんどん大きくなり、この地をとりもどそうとする戦いです。これは寓話ではなく、リアルに怖いです。大きなカタストロフとともに人々がふだん隠していた心の底の蓋も開いてしまう・・・
でもそれを、各地のお地蔵さまや河童、狛犬、おしらさまや、さまざまな存在がひそかにやってきて、三人に力を貸して、退けてくれます。
長い歴史の中で、風土がはぐくんできた神や精霊たちが、こうした時こそ、ひとびとに寄り添って力をくれること。
その力をしみじみと味わわせてもらいました。
故郷とは、ひとびとどうしだけではなく、その風土の精霊と心を通わせて、ともに在ることのできる場所。
盛岡在住の著者ならではの強い癒やしの物語です。
2016年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
霧の向こうの不思議な町がここにもありました。今度の町は津波にのまれてしまった、あの震災で被災した何処かの町の物語。リナの様に迷いこんだというか、気がついたらそこにいた、寂しさを抱えた少女と、不安を抱えた女性と、ピコット婆さんが素直になったようなお婆さんの物語です。現実の中にファンタジーを織り混ぜる柏葉さんの世界。堪能させて頂きました。親子でどうぞ。