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戯史三國志 我が槍は覇道の翼 (講談社文庫) 文庫 – 2013/9/13

3.6 5つ星のうち3.6 10個の評価

彼はいつ、主(あるじ)を見極めたのか。
呉の宿将、赤壁に向かうまでの葛藤とは。
まったく新しい「戯史三國志」第二弾

官軍に失望し、賊将となっていた程普(ていふ)。だが孫堅(そんけん)という大志を抱いた将に出会い、彼の運命は変わる。「主君を皇帝に」。しかし主が志半ばで倒れてから彼の中に芽生えたのは、若く有能な軍師・周瑜(しゅうゆ)への言いようのない嫉妬と焦りだった。そして運命を決める「赤壁(せきへき)の戦い」が迫る。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2013/9/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 576ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4062776308
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4062776301
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 10個の評価

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吉川, 永青
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2013年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渋いキャスティング。
一作目に続いて読むと楽しいと思います。
三国志ものでは結構好きな方です。
感動まではしなかったので、 4 ですが意外にいい話だなって感じが好きでした。
2013年11月30日に日本でレビュー済み
主人公・程普の視点から、三国志演義ベースでストーリーが進む。
時系列的には程普が孫堅軍に身を投じた黄巾の乱から、赤壁直後まで。
他の方も書いておられるように文体は拙いが、
それを補ってあまりある躍動感・バイタリティが溢れる作品となっている。

特に孫堅・孫策・孫権の個性の書き分けが秀逸。
織り込まれるフィクション要素にも、なるほどと思わせる説得力がある。
他にも、孫堅四天王の皆や周瑜、魯粛も生き生きと描かれている。

あえて言わせてもらえば、

・正史では孫堅軍が華雄を討ち取っているのだから、そちらを採用した方が盛り上がったのでは。
・程普の得物が槍になっている
 (ただ、我が鉄脊蛇矛は覇道の翼、では語呂が悪いか・・・)

など個人的に惜しいと思われるところが散見されるが、
それも作品の価値をいささかも損なうものではない。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年6月29日に日本でレビュー済み
作中に登場する「牛の煮込みのぶっかけ飯」のような粗野で土俗的な筆致を、
2作目にして幾分心地よく感じるようになりました。
むしろこの練れていない文章でこそ描き出せる作品世界なのではないかと。
大河の匂いや大地の広がりがありありと浮かんでくる気がします。
『蒼天航路』との類似は、同じ出版社ということでセーフなのでしょうか。
ただ、「退かずの楽進」には苦笑を禁じ得ませんでした。
呉の国の有り様を総括したラストの一文には、なるほどと頷かされました。
総じて上手さに比して拙さが目立ちますが(新人さんだから当然でしょうが)、
吉川英治の詩的な世界の対極にあるような雰囲気に、むしろ可能性を感じます。
いずれ「ダブル吉川」と並び称されるような大物に育って欲しいと思います。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年12月19日に日本でレビュー済み
呉の国3代に仕えた、武将程普の忠義の物語
盟友黄蓋らと孫家を盛り立てていく様が描かれる。
武人が主役なので、戦闘シ−ンは映像感覚溢れる迫力ある描写になっている。   この作品、結構な回数で豪快に食事をするシ−ンが出てくるが、曹操の悪食ぶりもあり少々辟易してしまった。 
また程普目線なので、劉備は不義理者の毒蛙。諸葛亮も兵士の命をなんとも思わない冷酷な策士となっていている。ここ近年だされた三国志ものは蜀側の人間を辛く書く傾向があり、本書もその流れにのっているようだ。

主人公は長年組織の上部にいて、増長の虫がうずき若くて有能な人材に嫉妬し、かえって有害な人物になってしまったり、中年になって若い外人の嫁をもらったり、はたまた家族喧嘩を繰り広げるなど、現代社会にもありがちな話もあって楽しく読めた。
乱世の中、仕官先、友人 家族に恵まれ天寿を全うした程普。 三国志の中でも屈指の幸せ者だろう。

  次回作も期待したい。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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