日本発売のコナリーの作品は全て読んでいるファンとして一言。
かねてよりレイチェル・ウォリングが絡む作品は、何となく全体の印象がぼやける感じがしてしてならなかったが、これも例外ではなかった。
もともとコナリーは男性の人物描写に対して、女性の描写はあまり作りこまない印象があり、それが他の作品ではクールビューティのイメージで成功しているが、このレイチェルに限っては人物像が伝わってこないというか、魅力がない。
他にもいくつか不満はあるが、それはそれぞれが読んでから感じるであろうお楽しみということで。
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¥2,552¥2,552 税込
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スケアクロウ(上) (講談社文庫) ペーパーバック – 2013/2/15
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犯人の名は、案山子(スケアクロウ)。
情報の番人で、細い脚の女を嗜虐する男。
「邪悪な者たちの遊び場(インターネット)」で彼女たちは狩られた。
コナリー・ミステリー史上、もっとも不気味な殺人犯!
人員整理のため二週間後に解雇されることになったLAタイムズの記者マカヴォイは、ロス南部の貧困地区で起こった「ストリッパートランク詰め殺人」で逮捕された少年が冤罪である可能性に気づく。スクープを予感し取材する彼を「農場(ファーム)」から監視するのは案山子。コナリー史上もっとも不気味な殺人犯登場!
情報の番人で、細い脚の女を嗜虐する男。
「邪悪な者たちの遊び場(インターネット)」で彼女たちは狩られた。
コナリー・ミステリー史上、もっとも不気味な殺人犯!
人員整理のため二週間後に解雇されることになったLAタイムズの記者マカヴォイは、ロス南部の貧困地区で起こった「ストリッパートランク詰め殺人」で逮捕された少年が冤罪である可能性に気づく。スクープを予感し取材する彼を「農場(ファーム)」から監視するのは案山子。コナリー史上もっとも不気味な殺人犯登場!
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2013/2/15
- ISBN-104062774658
- ISBN-13978-4062774659
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2013/2/15)
- 発売日 : 2013/2/15
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 368ページ
- ISBN-10 : 4062774658
- ISBN-13 : 978-4062774659
- Amazon 売れ筋ランキング: - 524,618位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,692位講談社文庫
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2020年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハリー・ボッシュ・シリーズにもリンカーン弁護士シリーズにも登場するジャック・マカヴォイ(ロサンジェルス・タイムズ社記者)と、レイチェル・ウォリング(FBIロサンジェルス支局捜査官)が主要登場人物の本書『スケアクロウ』(2009年)を、読むことにした。
二週間の猶予をもってレイオフを勧告されたジャック・マカヴォイは、ジャックの署名で警察広報そのままの新聞掲載した記事にたいして「息子は殺していない」と、容疑者の母親(本当は祖母だったが)ワンダ・セサムスという女性から怒りの抗議の電話を受けた。
ジャック・マカヴォイは、退社を前にして最後の記事として調べ始めたところ容疑者のアロンゾ・ウィンズローが無実であることを知ることになる。
ウェスリー・カーヴァーは、企業データ管理会社のウェスタン・データ・コンサルタント社最高技術責任者である。
真犯人と思しきこの男がストーリー幕開けで一人語りするところから物語は始まる。
異常者である犯人がIT世界に精通していることからジャックの身に危険が迫ってくるが、かって「詩人」事件で知り合ったレイチェル・ウォリングに危ういところを助けられる。
本書『スケアクロウ』には、個人情報や企業内のデータまで侵入する恐ろしい犯人像を描くことで、コナリーのシリーズもの番外編として読者の興味を惹く作品に仕上げているようだ。
まあまあ、楽しみながら上巻を読み終えました。
二週間の猶予をもってレイオフを勧告されたジャック・マカヴォイは、ジャックの署名で警察広報そのままの新聞掲載した記事にたいして「息子は殺していない」と、容疑者の母親(本当は祖母だったが)ワンダ・セサムスという女性から怒りの抗議の電話を受けた。
ジャック・マカヴォイは、退社を前にして最後の記事として調べ始めたところ容疑者のアロンゾ・ウィンズローが無実であることを知ることになる。
ウェスリー・カーヴァーは、企業データ管理会社のウェスタン・データ・コンサルタント社最高技術責任者である。
真犯人と思しきこの男がストーリー幕開けで一人語りするところから物語は始まる。
異常者である犯人がIT世界に精通していることからジャックの身に危険が迫ってくるが、かって「詩人」事件で知り合ったレイチェル・ウォリングに危ういところを助けられる。
本書『スケアクロウ』には、個人情報や企業内のデータまで侵入する恐ろしい犯人像を描くことで、コナリーのシリーズもの番外編として読者の興味を惹く作品に仕上げているようだ。
まあまあ、楽しみながら上巻を読み終えました。
2014年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ページ・タナー本、 マイクルコナリーに老いは感じられない。
帰ってきたコナリー、 私は、この本を数部購入、サークルのメンバーに配りました。
この主人公の作品を今後も読めたらと期待しています。
読者に惚れられるヒーロー、ヒロインが作品の中で動き回ることが、大衆文芸の求められる所以と想います。
間違った読み方かもしれませんが、私は中年を過ぎてから そうしています。
帰ってきたコナリー、 私は、この本を数部購入、サークルのメンバーに配りました。
この主人公の作品を今後も読めたらと期待しています。
読者に惚れられるヒーロー、ヒロインが作品の中で動き回ることが、大衆文芸の求められる所以と想います。
間違った読み方かもしれませんが、私は中年を過ぎてから そうしています。
2015年6月28日に日本でレビュー済み
抜群のリーダビリティでぐいぐち読ませるのが、さすがコナリーといったところ。ただ、マカヴォイとレイチェルの関係性については、やや陳腐というか、何より死体発見時のもろもろは「え?」という感じでした汗。
ただ、読んでいる最中はとにかく面白かったので、シリーズが好きな方はぜひ。
ただ、読んでいる最中はとにかく面白かったので、シリーズが好きな方はぜひ。
2023年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
煙臭いような臭いが酷い、保管状況が悪いのか元の持ち主がヘビースモーカーなのか。
上下2巻買って両方とも同じ匂いがする。
上下2巻買って両方とも同じ匂いがする。
2014年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年に発表され、2013年に邦訳が刊行された本作品。
著者の代表的なハリー・ボッシュシリーズではなく、1996年に単発ものとして発表された「ザ・ポエット」の主人公、新聞記者ジャック・マカヴォイが再び主役を務めるサスペンスです。
この「ザ・ポエット」という題名は、殺人犯のコード・ネーム。
詩人(ポエット)という名称からは思いもよらぬ凶悪犯が浮かび上がってくる様が印象的な作品でしたが、今回の「スケアクロウ」=案山子(かかし)も、殺人犯のコード・ネームで、その穏やかな雰囲気とは全くかけ離れた不気味さが全開の凶悪犯です。
なぜ、案山子なのか?
その表面的な意味は物語の早くから明らかになりますが、後半に明かされる真の意味には慄然とさせられるのではないでしょうか。
ストーリー展開としては、ハリー・ボッシュという人気シリーズでなくても、コナリー節は健在。
いつも「上手いな」と思わされるのは、上巻から下巻に差しかかかるあたりで、大きな見せ場を作り、上巻を読み終わると、すぐに下巻のページを開きたくなるように構成されているところで、今回も、若者なら、「マジかよ!」と叫んでしまうような展開が待っています。
ハリウッド映画には、2時間の映画を面白くみせるための工夫がいくつかあるそうですが、そのひとつは、映画が始まって1時間経ったあたりで、物語を急展開させるシーンで観客を惹きつけることだそうです。
これが2巻ものの小説であれば、正に上巻から下巻につながる部分。
著者がハリウッドの法則を真似ているわけではないでしょうが、同じような構成で、読者を惹きつけているのは、大変に興味深いところです。
また、今回は、昨今のネット社会の浸透により、新聞社を取り巻く状況が様変わりしており、経営危機さえ招いている状況を作品の中に取り入れているところも、印象深いです。
実際、下巻の「作者質疑応答」を読むと、新聞業界への危機感という意識を持ちつつ、本書を執筆したとのことです。
下巻の巻末解説を読むと、著者の筆は衰えることなく、新作は書かれており、未訳も何作かあり、近日刊行予定なので、しばらくはコナリー節を楽しむことができそうです。
著者の代表的なハリー・ボッシュシリーズではなく、1996年に単発ものとして発表された「ザ・ポエット」の主人公、新聞記者ジャック・マカヴォイが再び主役を務めるサスペンスです。
この「ザ・ポエット」という題名は、殺人犯のコード・ネーム。
詩人(ポエット)という名称からは思いもよらぬ凶悪犯が浮かび上がってくる様が印象的な作品でしたが、今回の「スケアクロウ」=案山子(かかし)も、殺人犯のコード・ネームで、その穏やかな雰囲気とは全くかけ離れた不気味さが全開の凶悪犯です。
なぜ、案山子なのか?
その表面的な意味は物語の早くから明らかになりますが、後半に明かされる真の意味には慄然とさせられるのではないでしょうか。
ストーリー展開としては、ハリー・ボッシュという人気シリーズでなくても、コナリー節は健在。
いつも「上手いな」と思わされるのは、上巻から下巻に差しかかかるあたりで、大きな見せ場を作り、上巻を読み終わると、すぐに下巻のページを開きたくなるように構成されているところで、今回も、若者なら、「マジかよ!」と叫んでしまうような展開が待っています。
ハリウッド映画には、2時間の映画を面白くみせるための工夫がいくつかあるそうですが、そのひとつは、映画が始まって1時間経ったあたりで、物語を急展開させるシーンで観客を惹きつけることだそうです。
これが2巻ものの小説であれば、正に上巻から下巻につながる部分。
著者がハリウッドの法則を真似ているわけではないでしょうが、同じような構成で、読者を惹きつけているのは、大変に興味深いところです。
また、今回は、昨今のネット社会の浸透により、新聞社を取り巻く状況が様変わりしており、経営危機さえ招いている状況を作品の中に取り入れているところも、印象深いです。
実際、下巻の「作者質疑応答」を読むと、新聞業界への危機感という意識を持ちつつ、本書を執筆したとのことです。
下巻の巻末解説を読むと、著者の筆は衰えることなく、新作は書かれており、未訳も何作かあり、近日刊行予定なので、しばらくはコナリー節を楽しむことができそうです。
2014年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ「上」しか読んでいませんが、すでに脱帽状態。
主人公同様に、わたしも新聞社で20年以上働いているんですが、社内での記者同士のネタの奪い合いや嫌な上司の描写など、リアリティーたっぷり。ハッカーの手口も分かりやすく挿入されていて、すっと話の筋に入り込めます。いやいや、うまい。
主人公同様に、わたしも新聞社で20年以上働いているんですが、社内での記者同士のネタの奪い合いや嫌な上司の描写など、リアリティーたっぷり。ハッカーの手口も分かりやすく挿入されていて、すっと話の筋に入り込めます。いやいや、うまい。
2015年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代的な話題が盛り込まれていて楽しく読めました。下巻が楽しみです。