恥ずかしながら、
芥川賞から10年以上経ってからの初読み。
実は、「水車小屋のネネ」経由で本作。
正解! 面白かった。
「つかみ」が上手い。一気に入れる。
奈良の町、修繕必須の家、母親、ポトスライム。
質素なシチュエーションもいい。
ものの値段が労働賃金に換算されるのが愛しい。
ご一読、おススメ。
「十二月の窓辺」はこれから読みます。
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ポトスライムの舟 (講談社文庫) 文庫 – 2011/4/15
津村 記久子
(著)
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購入オプションとあわせ買い
芥川賞受賞作
29歳、社会人8年目、手取り年収163万円。
こんな生き方、働き方もある。新しい“脱力系”勤労小説
29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。
29歳、社会人8年目、手取り年収163万円。
こんな生き方、働き方もある。新しい“脱力系”勤労小説
29歳、工場勤務のナガセは、食い扶持のために、「時間を金で売る」虚しさをやり過ごす日々。ある日、自分の年収と世界一周旅行の費用が同じ一六三万円で、一年分の勤務時間を「世界一周という行為にも換金できる」と気付くが――。ユーモラスで抑制された文章が胸に迫り、働くことを肯定したくなる芥川賞受賞作。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/4/15
- 寸法10.8 x 0.8 x 14.8 cm
- ISBN-104062769298
- ISBN-13978-4062769297
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登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/4/15)
- 発売日 : 2011/4/15
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 208ページ
- ISBN-10 : 4062769298
- ISBN-13 : 978-4062769297
- 寸法 : 10.8 x 0.8 x 14.8 cm
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年3月23日に日本でレビュー済み
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小説中で起きている出来事と季節がリンクした、独特の世界に引き込まれた。季節が持つ空気感を表現するのが上手い。表題作はちょっと淡々とし過ぎていて地味に感じてしまったが、同時収録の「十二月の窓辺」は最後まで続きを読みたいと思わせる作品で読み応え十分だった。文章だけで読者をワクワクさせ、最後まで読ませる。これぞ小説の真髄ではないか。サスペンスにも挑戦して欲しい!
2021年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が芥川賞を受賞した表題作と「十二月の窓辺」の2作所収。いずれも「負け組」と呼ばれそうな女性の日々を描く。爽快感はないけれど、そこはかとない希望が漂う終わり方である。
「ポトスライムの舟」での主人公と大学時代の友人たちの関係を読んで「アラサー同士で会うときは、未婚か既婚か離婚経験者か、子持ちか子どもを持つつもりがないか妊活中かなど、それぞれを取り巻く状況が大きく異なっているので気を遣う」という知人の話を思い出した。
「十二月の窓辺」は、主人公(著者の分身であろう)が受けるパワハラが凄まじく読んでいて辛かった。本作が発表されて十数年がたった現在、こういうパワハラがあったら間違いなく問題になるだろう(と思いたい)。もし実際にこういう目に遭っている人がいたら「上司の発言を録音しておいて告発しろ」とアドバイスしたいところである。
「ポトスライムの舟」での主人公と大学時代の友人たちの関係を読んで「アラサー同士で会うときは、未婚か既婚か離婚経験者か、子持ちか子どもを持つつもりがないか妊活中かなど、それぞれを取り巻く状況が大きく異なっているので気を遣う」という知人の話を思い出した。
「十二月の窓辺」は、主人公(著者の分身であろう)が受けるパワハラが凄まじく読んでいて辛かった。本作が発表されて十数年がたった現在、こういうパワハラがあったら間違いなく問題になるだろう(と思いたい)。もし実際にこういう目に遭っている人がいたら「上司の発言を録音しておいて告発しろ」とアドバイスしたいところである。
2020年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
十二月の窓辺 と表題の作品とが納められているが、十二月の方が先に発表されており、その後に書かれたのがポトスライム とすれば、 ツガワはナガセなのかもしれない。
そしてナガセのその後はポースケで知ることが出来る。
初めての職場で酷いパワハラを受け、心身共に傷ついてしまったけれどそこから脱出し、もがきながらその後も生きてゆく。
生きることは働くこと。
でもそれだけじゃない。
頑張って生きて幸せになろう、ナガセ達そして私たち と心から思う。
そしてナガセのその後はポースケで知ることが出来る。
初めての職場で酷いパワハラを受け、心身共に傷ついてしまったけれどそこから脱出し、もがきながらその後も生きてゆく。
生きることは働くこと。
でもそれだけじゃない。
頑張って生きて幸せになろう、ナガセ達そして私たち と心から思う。
2011年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公を取り巻く状況の閉そく感に、
寄り添いすぎてしまって、息苦しい気持ちになりましたが
人は皆、希望をもって 大げさなようであるけれど
生きがいを見つけて生きてゆくんだなという気持ちになれた本でした。
自分の今がつらい状況にある人も、そうでない人も
生活の在り方について考えさせられる本です。
寄り添いすぎてしまって、息苦しい気持ちになりましたが
人は皆、希望をもって 大げさなようであるけれど
生きがいを見つけて生きてゆくんだなという気持ちになれた本でした。
自分の今がつらい状況にある人も、そうでない人も
生活の在り方について考えさせられる本です。
2012年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
仕事とお金についてこれでもかという程書かれていて、正直気が滅入りました。
多分作者が体験されたことを小説に書かれたのでしょう。でないとこの生活感は出せないと思います。
逆に体験されたことしか書けない、というのは小説家として致命的だと思います。
それはただのブログですから。
多分作者が体験されたことを小説に書かれたのでしょう。でないとこの生活感は出せないと思います。
逆に体験されたことしか書けない、というのは小説家として致命的だと思います。
それはただのブログですから。
2013年6月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いずれの作品も、女性の職場にある現実のひとつ。
どう折り合いをつけていくのか、あるいは折り合いなんてつけなくていいのか。
安易な希望を押し付けられることはなかった。
灯りそうで灯らない小さな光をたどっていくような展開がとてもよかった。
どう折り合いをつけていくのか、あるいは折り合いなんてつけなくていいのか。
安易な希望を押し付けられることはなかった。
灯りそうで灯らない小さな光をたどっていくような展開がとてもよかった。