
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ダイエット依存症 (こころライブラリー) 単行本(ソフトカバー) – 2011/7/27
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ266ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2011/7/27
- ISBN-104062594978
- ISBN-13978-4062594974
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2011/7/27)
- 発売日 : 2011/7/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 266ページ
- ISBN-10 : 4062594978
- ISBN-13 : 978-4062594974
- Amazon 売れ筋ランキング: - 557,821位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

1968年3月21日東京生まれ。
慶応義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。
摂食障害、気分障害、トラウマ関連障害、思春期前後の問題や家族の病理、漢方医学などが専門。
「対人関係療法」の日本における第一人者。
1年間の海外放浪歴あり。
慶大医学部精神神経科勤務を経て、民主党の公募・落下傘候補として2000年6月の衆議院選挙で栃木1区から初当選。2005年8月まで2期5年間をつとめる。
衆議院議員在任中は、主に厚生労働委員会と青少年問題特別委員会に所属。
衆議院青少年問題特別委員会筆頭理事、民主党「次の内閣」雇用担当大臣、民主党男女共同参画委員長、次世代育成支援(少子化対策)プロジェクトチーム座長、超党派のチャイルドライン支援議員連盟事務局長などを歴任。野党の議員でありながら、児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案などの修正に力を尽くし実現した。
娘(19歳)・息子(15歳)の二児の母。
2005年12月~2006年7月、北カリフォルニアに住み、アティテューディナル・ヒーリング・センター(Center for Attitudinal Healing)でボランティア。
現在、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表、対人関係療法専門クリニック院長、慶応義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、対人関係療法研究会代表世話人。精神科専門医、精神科専門医制度指導医(日本精神神経学会)、精神保健指定医、国際対人関係療法学会(ISIPT)理事、日本うつ病学会監事、日本認知療法学会幹事、日本摂食障害学会評議員、日本ストレス学会評議員。 心の健康のための講演や執筆も多くこなしている。
公式サイト http://www.hirokom.org/
代表的な著書
一般の方向け
「自分でできる対人関係療法」(創元社)
「怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ」(星和書店)
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店)
「他人の目」が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント(光文社知恵の森文庫 8月9日発売)
「自分の居場所がない」と感じたときに読む本(かんき出版)
「その不安、ニセモノではありませんか?」(大和出版)
「部下をもつ人の職場の人間関係」(ダイヤモンド社)
「自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法」(大和出版)
「女子の人間関係」(サンクチュアリ出版)「ハングル語、中国語でも出版されています」
「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」(大和出版)
「『怒り』がスーッと消える本」(大和出版)
「身近な人の『攻撃』がスーッとなくなる本」(大和出版)「ハングル語でも出版されています」
「プレッシャーに負けない方法 ― 『できるだけ完璧主義』のすすめ」(さくら舎)
「10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方」(紀伊國屋書店)「ハングル語でも出版されています」
「対人関係 の専門医が教える 誰といても疲れない「聴き方・話し方」のコツ」(日本実業出版社)
「大人のための『困った感情』のトリセツ」(大和出版)
「正しく知る不安障害 不安を理解し怖れを手放す」(技術評論社)
「怒らない子育て」(青春出版社)
「10代の子を持つ親が知っておきたいこと」(紀伊國屋書店)「ハングル語でも出版されています」
「『いつも忙しい』がなくなる心の習慣」(すばる舎)
《対人関係療法でなおすシリーズ》(創元社)
「対人関係療法でなおす うつ病」
「 〃 社交不安障害」
「 〃 気分変調性障害」
「 〃 双極性障害」
「 〃 トラウマ・PTSD」
「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」
専門家用(一般の方にも好評です)
「トラウマの現実に向き合う ― ジャッジメ ントを手放すということ」(岩崎学術出版社)
「摂食障害の不安に向きあう ― 対人関係療法に よるフォーミュレーション」(岩崎学術出版社)
「思春期の意味に向き合う ― 成長を支える治療や支援のために」(岩崎学術出版社)
「臨床家のための対人関係療法入門ガイド」(創元社)
「対人関係療法マスターブック 効果的な治療法の本質」(金剛出版)
主な訳書
「探すのをやめたとき愛は見つかる」(創元社)
「対人関係療法総合ガイド」(岩崎学術 出版社)
「臨床家のための対人関係療法クイックガイド」(創元社)
「グループ対人関係療法」(創元社)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
特に、摂食障害には非常に精力的に
取り組んでいる先生である。
今回は、摂食障害ではなく、
それ以前のダイエットをする女性の気持ちを微妙に描いており、
ダイエット依存かなと思われる女性の方々には
非常に役に立つ本である。
もちろん、彼氏、ご家族、にもお勧めである。
食事は栄養をとる行為だけではなく、
・盛り付けを楽しむ
・季節を楽しむ
・味わうことそのものを楽しむ
・一緒に食べる人と過ごす時間を楽しむ
などの、様々な豊かさがあるということ。
ファッションもそう
・素材や肌触りを楽しむ
・自分の内面を表現する
・色や柄で遊ぶ
など、全ての人がモデル体型でいる必要はなく、有り様は十人十色であること。
思春期から数十年たち、ずっと抱えてきた言いようのない寂しさ、虚しさ、欠乏感の正体が、他者からの視線に対する怯えなのだと分かりました。
この本に出会えてよかったです。
もてなくてもいいのですが、異性として見てももらえないのは寂しい。
痩せたくて焦れば焦るほどなぜか食欲が増す。
ダイエットもできない根性のない自分が恥ずかしくて、ひとと目を合わすのも苦痛。
だけど、この本を読んで、もう少し自分をやわらかく受け止めてみようかと思った。
ダイエットは健康のためにも継続しつつ、今現在の生活の中に楽しさをたくさん見つけてそれを慈しめるように……。
今の自分を丁寧に扱うことがより良い未来の自分の形成につながっていくのだから。
(私自身、依存症というと買い物依存・パチンコ依存など「快楽を伴って止められない」ようなイメージがあり誤解していました)
むしろダイエットしているかどうかは関係なく、
・痩せてない自分が嫌い
・痩せたら自信をもって人と交流できるのに…
・彼氏ができないのは太ってるせい
・友達が体型で悩んでいたら「大事なのは中身だよ」って言えるのに、自分に対してだけはそう思えない
など、あたかも「痩せていない=価値が低い」であるかのような価値観に翻弄されている人のための内容です(価値観の問題なので痩せていても対象になり得ます)。
ありのままを受容される経験が乏しい状況で育つと、「形(体型以外に肩書きや経済力も含む)を整えて、気に入ってもらうのを待つ」ようになります。
そんな受け身で不安定な生き方から、「形」へのとらわれを手放し、主体的でのびのびした生き方にシフトするための考え方が丁寧に説かれています。
ちなみに男性が「ハゲたね」と言われるのと、女性が「太ったね」と言われるのは、ダメージの度合いが同じぐらいだそうで、真面目に書かれているのだとは思いますが、その新鮮な対比にちょっと笑ってしまいました。
「痩せてさえいれば」大切にしてもらえるのに。
「痩せてさえいれば」みんなの輪に入れるのに・・・。
ふと、こんな切ない思いに駆られたこと、ありませんか?
もはや日本女性(男性も)の国民病となった「やせたがり」。
でも、自信を得るために必死でダイエットに成功したのに、心のつらさは変わらないまま。
そのうち、イライラして過食に走ってしまったり、体重計の数字に振り回されたり・・・。
「人生の質を上げるため」にダイエットを始めたのに、いつの間にか「ダイエットのために」人生を費やしてしまっている。
本書は、そんな生活に違和感や疲れを感じてしまった人、また、周りにそういう人が居る人にお勧めです。
「ダイエットはわかるけど、『依存症』は言いすぎじゃない?」と思った方、安心してページをめくってください。
「あ、こういうこと考えたことある!」「そうそう、あるんだよね〜」と頷ける箇所がたくさんあると思います。
本書は、ダイエットを取り巻く環境から、なぜ形にとらわれてしまうのか、成功するダイエットとは、そして「選ばれる性」からの解放までをやさしい言葉で、わかりやすく説明してくれます。
出口の見えないダイエット地獄に溺れた人を、助けに来てくれた一冊です。