漢字に全て?ふりがながありました。
老若男女読んだ人に大志を持って羽ばたいてほしいとか、
現状に疑問を持ってそれの対策をみんなでやろう、とか。
ただ人生経験がかかれているだけではない。
なにか、読んだ人に投げかけたい、感じ取ってほしいと願って書かれたのではないかと感じました。
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危機の現場に立つ 単行本(ソフトカバー) – 2017/7/14
中満 泉
(著)
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購入オプションとあわせ買い
クローズアップ現代+に著者出演で話題!国連軍縮担当事務次長であり、二人の女の子の母親である中満泉さんは、世界中の紛争地で平和活動に奮闘しています。本書は、その生々しい交渉現場から、目の当たりにした不正義への憤りと国連で働く意義、グローバルに子育てと両立して働く方法まで、これから国際協力の現場を目指す人に有意義なメッセ―ジが詰まった1冊です!
NHKクローズアップ現代+に著者出演で話題の本! 死と隣り合わせの現場で不条理な現実と、どう闘ってきたのか。国連軍縮担当事務次長であり、二人の女の子の母親である中満泉さんの初の著書。その生々しい交渉現場から、不正義への憤りと国連で働く意義、子育てとの両立まで、国際協力の現場を目指す人に有意義なメッセ―ジが詰まった一冊!
<本文より抜粋>
・私の仕事に日常をお伝えすることによって、みなさんが将来どのような仕事をしたいのか考える一助になればと願っています。世界のなかの日本について考え、みなさん自身がどう世界と関わっていくのかを考えてもらえば、こんなにうれしいことはありません。
・国連の仕事では、人間の最も恐ろしく汚い罪深いところを見せつけられることもしばしばあります。世界の多くの場所で「平和」というものは苦労して作り出し大切に守らなくてはならないものであって、自然と存在するものではないのです。
・ボスニア内戦では、暴行やレイプが横行。 避難民をトラックで安全な場所に誘導していると、ボスニア軍兵士に銃口を向けられました。「避難民は戻りなさい」私は怒りで体が震えてました。
・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の入社試験の話です。「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね?」「は?」私は質問の意味がわかりませんでした。「仕事の上でなにか予期しない状況に出くわしたらどう対応するのか、を聞きたいんだ。」これに似た状況が、初めての任地トルコのアンカラで、数カ月後に現実のものになったのでした。
・私が思い描く将来の日本は、平和を守りつなげていくと同時に、平和を作り出す努力に参加する国。紛争や迫害を逃れる難民たちをもっと受け入れるオープンな社会です。
<書店員さんからのコメント>平和を勝ちとり維持するために、私たちももっと行動をおこせるんじゃないかと素直に感じました。子どもにも大人にもたくさんの方に読んでほしいです。(ジュンク堂書店藤沢店 鈴木さん)本書はぜひとも十代~の学生さんたちに手にとって頂きたいです。著者の現場に立つ姿勢が冷静に語られている本だからです。(宮脇書店本店 藤村さん)世界を知ることは日本を知ること。今世界で起きている出来事は、決して他人事ではありません。(三省堂書店 内田さん)
NHKクローズアップ現代+に著者出演で話題の本! 死と隣り合わせの現場で不条理な現実と、どう闘ってきたのか。国連軍縮担当事務次長であり、二人の女の子の母親である中満泉さんの初の著書。その生々しい交渉現場から、不正義への憤りと国連で働く意義、子育てとの両立まで、国際協力の現場を目指す人に有意義なメッセ―ジが詰まった一冊!
<本文より抜粋>
・私の仕事に日常をお伝えすることによって、みなさんが将来どのような仕事をしたいのか考える一助になればと願っています。世界のなかの日本について考え、みなさん自身がどう世界と関わっていくのかを考えてもらえば、こんなにうれしいことはありません。
・国連の仕事では、人間の最も恐ろしく汚い罪深いところを見せつけられることもしばしばあります。世界の多くの場所で「平和」というものは苦労して作り出し大切に守らなくてはならないものであって、自然と存在するものではないのです。
・ボスニア内戦では、暴行やレイプが横行。 避難民をトラックで安全な場所に誘導していると、ボスニア軍兵士に銃口を向けられました。「避難民は戻りなさい」私は怒りで体が震えてました。
・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の入社試験の話です。「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね?」「は?」私は質問の意味がわかりませんでした。「仕事の上でなにか予期しない状況に出くわしたらどう対応するのか、を聞きたいんだ。」これに似た状況が、初めての任地トルコのアンカラで、数カ月後に現実のものになったのでした。
・私が思い描く将来の日本は、平和を守りつなげていくと同時に、平和を作り出す努力に参加する国。紛争や迫害を逃れる難民たちをもっと受け入れるオープンな社会です。
<書店員さんからのコメント>平和を勝ちとり維持するために、私たちももっと行動をおこせるんじゃないかと素直に感じました。子どもにも大人にもたくさんの方に読んでほしいです。(ジュンク堂書店藤沢店 鈴木さん)本書はぜひとも十代~の学生さんたちに手にとって頂きたいです。著者の現場に立つ姿勢が冷静に語られている本だからです。(宮脇書店本店 藤村さん)世界を知ることは日本を知ること。今世界で起きている出来事は、決して他人事ではありません。(三省堂書店 内田さん)
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2017/7/14
- 寸法13 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104062206293
- ISBN-13978-4062206297
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商品の説明
著者について
中満 泉
国連軍縮担当事務次長・上級代表。早稲田大学法学部卒業。アメリカジョージタウン大学大学院修士課程 (国際関係論)修了。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)旧ユーゴスラビア・サラエボ、モスタル事務所長、旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チーム・ファースト・オフィサー、International IDEA(民主主義・選挙支援国際研究所)官房長、企画調整局長、国連PKO局政策・評価・訓練部長、国連PKO局アジア・中東部長、国連開発計画(UNDP)危機対応局長など歴任。2女の母。
国連軍縮担当事務次長・上級代表。早稲田大学法学部卒業。アメリカジョージタウン大学大学院修士課程 (国際関係論)修了。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)旧ユーゴスラビア・サラエボ、モスタル事務所長、旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チーム・ファースト・オフィサー、International IDEA(民主主義・選挙支援国際研究所)官房長、企画調整局長、国連PKO局政策・評価・訓練部長、国連PKO局アジア・中東部長、国連開発計画(UNDP)危機対応局長など歴任。2女の母。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2017/7/14)
- 発売日 : 2017/7/14
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 260ページ
- ISBN-10 : 4062206293
- ISBN-13 : 978-4062206297
- 寸法 : 13 x 1.7 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,852位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 895位国際政治情勢
- - 38,163位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年12月6日に日本でレビュー済み
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2020年3月15日に日本でレビュー済み
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世界に誇る日本女性です。家庭も大切に築きながら、仕事を両立させ、見事な生き方です。若い人達に是非とも読んでもらいたいと思います。今後もご活躍期待しています。
2021年1月7日に日本でレビュー済み
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美品でした。図書館で借りて良かったので、自宅用に購入。国際社会で活躍する人を目指す子どもにおすすめです。女性のお話なので、女子の方が読みやすいですね。小6の息子には、まだ響きませんでしたが、いつか読んでくれると思っています。
2017年11月8日に日本でレビュー済み
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著書の中満泉さんは、2017年5月に国連の軍縮担当事務次長に就任。事務総長、副事務総長に次ぐポストで、現在国連で働く日本人トップです。一度だけたまたま行った会議で中満さんがお話されているのを目にしましたが、強く上品なオーラを目の当たりにできました。
そして本を読んで、やっぱりすごい、どんな自己啓発本にも勝るパワーをもらいました。中満さんが(それを直接的には書かないものの)とんでもなく能力が高いこと、さらに仕事をする上で多数の素晴らしい人に出会ってきたことが読み取れます。またご自身が現在素晴らしい上司・妻・母であることが想像に難くありません。プレッシャーもすごく辛い状況も多々あったのに、常にへこたれず進まれ続けたことで、国連で今の位置まで上り詰められた中満さん。そのおかげで、多数の日本人は中満さんというロールモデルを心に思い描けるのです。
自分の関心分野に沿って印象的だったエピソードは、ずっとUNHCRやPKOといった人権・安全保障系だったのに、ヘレン・クラーク総裁(当時)からの引き抜きでUNDPに移った時の話。当時のUNDPは長期的な視点で開発を進める組織である分、いろいろと活動が遅いという印象があったりと、中満さんにとってはあまり働きたいと思わない組織だったとのこと。ただ、クラーク総裁が改革として「危機対応局」を新設し、開発機関として「危機」にも対応する組織にならなければならないという考えを持っていることに共感したこと、そして「今日の紛争はなかなか終わらず、状況が安定するのを待ってから中・長期的な復興と開発支援に取り組む、という従来のアプローチは機能しなくなってしまった」と考えたこと、によりUNDPへの異動を決心したそうです。そうして着任してから、UNDPが危機に対応する際に「これはUNDPが必ずやってくれる」という分野(例えばUNHCRなら難民、UNICEFなら子ども、というような)を明らかにすることで人道支援機関やPKOミッションから信頼されるパートナーになるようにする必要性を感じた結果、その分野を「緊急生計支援」と「行政機構の緊急復興」として打ち出したとのことです。なるほど。危機対応の状況において「ここは何ができます!」というのが必要なんだな、そういうのでパワーバランスが生まれるんだな、と納得しました。
また、国際社会で長年働き、でも日本人としてのアイデンティティも持っている中満さんが、日本について誇りに思ったり心配に思うことについて書いてある部分も非常に興味深く、共感しました。
そして本を読んで、やっぱりすごい、どんな自己啓発本にも勝るパワーをもらいました。中満さんが(それを直接的には書かないものの)とんでもなく能力が高いこと、さらに仕事をする上で多数の素晴らしい人に出会ってきたことが読み取れます。またご自身が現在素晴らしい上司・妻・母であることが想像に難くありません。プレッシャーもすごく辛い状況も多々あったのに、常にへこたれず進まれ続けたことで、国連で今の位置まで上り詰められた中満さん。そのおかげで、多数の日本人は中満さんというロールモデルを心に思い描けるのです。
自分の関心分野に沿って印象的だったエピソードは、ずっとUNHCRやPKOといった人権・安全保障系だったのに、ヘレン・クラーク総裁(当時)からの引き抜きでUNDPに移った時の話。当時のUNDPは長期的な視点で開発を進める組織である分、いろいろと活動が遅いという印象があったりと、中満さんにとってはあまり働きたいと思わない組織だったとのこと。ただ、クラーク総裁が改革として「危機対応局」を新設し、開発機関として「危機」にも対応する組織にならなければならないという考えを持っていることに共感したこと、そして「今日の紛争はなかなか終わらず、状況が安定するのを待ってから中・長期的な復興と開発支援に取り組む、という従来のアプローチは機能しなくなってしまった」と考えたこと、によりUNDPへの異動を決心したそうです。そうして着任してから、UNDPが危機に対応する際に「これはUNDPが必ずやってくれる」という分野(例えばUNHCRなら難民、UNICEFなら子ども、というような)を明らかにすることで人道支援機関やPKOミッションから信頼されるパートナーになるようにする必要性を感じた結果、その分野を「緊急生計支援」と「行政機構の緊急復興」として打ち出したとのことです。なるほど。危機対応の状況において「ここは何ができます!」というのが必要なんだな、そういうのでパワーバランスが生まれるんだな、と納得しました。
また、国際社会で長年働き、でも日本人としてのアイデンティティも持っている中満さんが、日本について誇りに思ったり心配に思うことについて書いてある部分も非常に興味深く、共感しました。
2017年11月22日に日本でレビュー済み
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国連の、それも扮装地の現場でどのような交渉が展開され、人道を尊重しようとしているかがライブ感に溢れて描かれています。
また、学生として、職員として、女性として、母として、、、。生活感に溢れる感覚がリアルに描かれています。
しかし、そのステージは、世界中の厳しい現場であり、普通ならニュースの向こうの現実感のない世界のはずなのに、あたかも自分がその場に立っているかのような感覚に襲われます。
働く女性、母としてのあり方は、これからの日本が目指すべき理想の社会を垣間見せてくれます。かといって、決して外から目線で日本を避難することがないのは、多様性と包摂性の現場を渡ってきた著者の謙虚な姿勢でしょう。
文体は決してプロとは言えず、引き込まれるようなレトリックはありませんが、逆にドキュメンタリー感をかもしています。
あわせて、伊勢崎賢治のシエラレオネやアフガニスタンでのDDR取り組みの本を読むと立場と取り組みの違いが分かって面白いと思います。
また、学生として、職員として、女性として、母として、、、。生活感に溢れる感覚がリアルに描かれています。
しかし、そのステージは、世界中の厳しい現場であり、普通ならニュースの向こうの現実感のない世界のはずなのに、あたかも自分がその場に立っているかのような感覚に襲われます。
働く女性、母としてのあり方は、これからの日本が目指すべき理想の社会を垣間見せてくれます。かといって、決して外から目線で日本を避難することがないのは、多様性と包摂性の現場を渡ってきた著者の謙虚な姿勢でしょう。
文体は決してプロとは言えず、引き込まれるようなレトリックはありませんが、逆にドキュメンタリー感をかもしています。
あわせて、伊勢崎賢治のシエラレオネやアフガニスタンでのDDR取り組みの本を読むと立場と取り組みの違いが分かって面白いと思います。
2018年10月11日に日本でレビュー済み
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現場での汗を流して命がけで人の為に活動した人しか、国民のために意味のある本当の政治活動は出来ないのではないか!
国のリーダーが明らかに虚偽回答としか言えない国会答弁を繰り返していては日本がダメになる。
国のリーダーが明らかに虚偽回答としか言えない国会答弁を繰り返していては日本がダメになる。
2017年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死と隣り合わせの現場での不条理な現実。
それをどのように捉え、どのように対処してきたのか?
母親でもある中満泉氏の初の著書。
仕事とは何か、生きるとは何か、キャリアとは何か?を痛烈に我々に問いかける。
素晴らしい書籍である。
それをどのように捉え、どのように対処してきたのか?
母親でもある中満泉氏の初の著書。
仕事とは何か、生きるとは何か、キャリアとは何か?を痛烈に我々に問いかける。
素晴らしい書籍である。
2017年12月13日に日本でレビュー済み
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日本人女性初の国際連合事務次長として軍縮担当(UNODA)上級代表を務める中満 泉さん。
その経歴は、国連の創立以来の存立意義を問う場所での任務を歴任するものだ。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に入所、旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チームファースト・オフィサー、International IDEA(国際民主化支援機構)官房長、企画調整局長など国際機関のポストを歴任。国連での同僚だったスウェーデン人外交官と結婚し、国連を退職。夫が在日本スウェーデン大使館公使に就任したため、2005年から2008年8月まで一橋大学国際・公共政策大学院教授を務め、同期間に国際協力機構(JICA)平和構築 客員専門員、外務省海外交流審議会委員などを兼任。2008年、国際連合にPKO局上級部長として復帰。2008年9月に国際連合事務総長:潘基文により国際連合事務局政策・評価・訓練部部長に採用され2012年まで務め、2012年から2014年10月まで国際連合事務局平和維持活動(PKO)局アジア・中東部長を務め、アフガニスタンを含むアジア全域、シリア・レバノンを含む中東全域および西サハラを主管する。2014年9月に国連内でのヘッドハンティングで、UNDP危機対応局局長(事務次長補ポスト)に任命される。国連のPKO・安全保障分野や人道支援分野など様々なポストを歴任。
本書で「国連の仕事では、人間の最も恐ろしく汚い罪深いところを見せつけられることもしばしばあります。世界の多くの場所で『平和』というものは苦労して作り出し大切に守らなくてはならないものであって、自然と存在するものではないのです」と中満氏は述べる。職場は紛争地。20キロもの防弾装備をつけて走る。入社試験では、「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね?」と面接官で問われ、これに似た状況が、初めての任地トルコのアンカラで、数カ月後に現実のものになる。ボスニア内戦では、暴行やレイプが横行、 避難民をトラックで安全な場所に誘導していると、ボスニア軍兵士に銃口を向けられる。ユーゴスラビア、中東、紛争の真っただ中で現場での判断が求められる中、軍人と渡り合う場面もたびたびだ。
本書では国際紛争の現実と人道支援の現状を知ることと併せて、子育てをしながらキャリアを重ねてきたその家庭での様子もまた一読に値するものであった。男女平等先進国であるスェ―デンで、夫も育休を取りながらの子育てと、日本に帰って来てからの子育ての違い、子どもたちとのやり取りなど、紛争地の様子や激務の記述とは雰囲気が改められて読ませるものになっている。
国連の統計によると、2015年に人道支援を受けている人は1億2500万人。難民は2130万人。国内避難民は4000万人。避難は長期化し、平均期間は17年。国境を越えた難民の受け入れ国の9割が開発途上国である。本書を書き著した意図を中満さんはこう語っている「世界のなかの日本について考え、みなさん自身がどう世界と関わっていくのかを考えてもらえば、こんなにうれしいことはありません」
その経歴は、国連の創立以来の存立意義を問う場所での任務を歴任するものだ。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に入所、旧ユーゴスラビア国連事務総長特別代表上級補佐官、UNHCR副高等弁務官特別補佐官、国連本部事務総長室国連改革チームファースト・オフィサー、International IDEA(国際民主化支援機構)官房長、企画調整局長など国際機関のポストを歴任。国連での同僚だったスウェーデン人外交官と結婚し、国連を退職。夫が在日本スウェーデン大使館公使に就任したため、2005年から2008年8月まで一橋大学国際・公共政策大学院教授を務め、同期間に国際協力機構(JICA)平和構築 客員専門員、外務省海外交流審議会委員などを兼任。2008年、国際連合にPKO局上級部長として復帰。2008年9月に国際連合事務総長:潘基文により国際連合事務局政策・評価・訓練部部長に採用され2012年まで務め、2012年から2014年10月まで国際連合事務局平和維持活動(PKO)局アジア・中東部長を務め、アフガニスタンを含むアジア全域、シリア・レバノンを含む中東全域および西サハラを主管する。2014年9月に国連内でのヘッドハンティングで、UNDP危機対応局局長(事務次長補ポスト)に任命される。国連のPKO・安全保障分野や人道支援分野など様々なポストを歴任。
本書で「国連の仕事では、人間の最も恐ろしく汚い罪深いところを見せつけられることもしばしばあります。世界の多くの場所で『平和』というものは苦労して作り出し大切に守らなくてはならないものであって、自然と存在するものではないのです」と中満氏は述べる。職場は紛争地。20キロもの防弾装備をつけて走る。入社試験では、「君ね、難民にいきなり刃物で脅されたらどうするかね?」と面接官で問われ、これに似た状況が、初めての任地トルコのアンカラで、数カ月後に現実のものになる。ボスニア内戦では、暴行やレイプが横行、 避難民をトラックで安全な場所に誘導していると、ボスニア軍兵士に銃口を向けられる。ユーゴスラビア、中東、紛争の真っただ中で現場での判断が求められる中、軍人と渡り合う場面もたびたびだ。
本書では国際紛争の現実と人道支援の現状を知ることと併せて、子育てをしながらキャリアを重ねてきたその家庭での様子もまた一読に値するものであった。男女平等先進国であるスェ―デンで、夫も育休を取りながらの子育てと、日本に帰って来てからの子育ての違い、子どもたちとのやり取りなど、紛争地の様子や激務の記述とは雰囲気が改められて読ませるものになっている。
国連の統計によると、2015年に人道支援を受けている人は1億2500万人。難民は2130万人。国内避難民は4000万人。避難は長期化し、平均期間は17年。国境を越えた難民の受け入れ国の9割が開発途上国である。本書を書き著した意図を中満さんはこう語っている「世界のなかの日本について考え、みなさん自身がどう世界と関わっていくのかを考えてもらえば、こんなにうれしいことはありません」