著者の山口さんは国際機関で働いていた経験もある人です。発展途上国の援助のためにお金を与えるだけでは本当の援助にならないのではと考えて現地に行き、大学院に通って、その後商材を見つけて質の高い商品を作りあげて、日本でだけでなく台湾や香港に直営の販売店まで持つようになったとてもスゴイひとです。
僕は山口さんの1冊目の本「裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記」を読んでとても感動し、その後、続けて彼女の著作「裸でも生きる keep walking 私は歩き続ける」と「自分思考」を読みました。
途上国の人が可哀想だからという同情で買ってもらうのではなく、本当に良いと思って買ってもらえるような質の高い商品を作っていると本の中に書いてありました。
彼女の会社「MOTHER HOUSE」はインターネットで調べれば直ぐに見つけることが出来て、商品も色々見ることができます。
男性向けのカバンも作っていて、その中の革のカバンに僕はとても魅かれました。そして、お店に行ってすぐにそのカバンを買いました。
もともとカバンに興味はなかったのですが、今回の著作の中で山口さんが書いているように「バッグはファッションの一部で、気持ちを明るくさせるもの」ということが理解できるようになりました。
今回の「輝ける場所を探して」はMOTHER HOUSEのJewelry部門がどのように誕生したのかが書かれています。
山口さんはカバンを作り始めたときに、まず、やってみて、それから必要とおもうことを学んでいきました。彼女は元々デザインの勉強も、鞄作りの勉強もしていなかった状況で鞄作りを始めました。
今回のJewelry作りも同様の方法でした。インドネシア、スリランカで、Jewelry作りの職人さんたちを訪ねて新しいJewelry作りを始めます。
彼女はJewelryの業界にいなかった人だから斬新なアイデアを出すことが出来た、と本書に書いてありました。業界の常識の中に長年いて、思考が凝り固まっていると斬新なアイデアもでないかもしれないので、Jewelry作り未経験の山口さんだから新しいJewelryを作ることが出来たのだと、一応納得は出来ました。
でも、やはり普通で考えたらなかなか実際にそういうことは出来ないのではないでしょうか。
もし、自分があの立場だったら、知識も技術も経験も圧倒的に持ち合わせている人から自分のアイデアを否定されたら、なかなかそれを実現させることは出来ないように思います。
僕は営業の仕事をしていて営業関連の本を色々な本を読みました。それによると人間には拒絶される恐怖があるそうです。これって自分の感覚でもわかります。今でこそ20年営業の仕事をしているので図太くなりましたが、なかなか人にものを頼むのは難しいものです。
断られたり、否定されたらどうしようと心配しながらお願いして、やっぱり否定されたり拒絶されたら凹んでしまって次に何かを頼むことは難しくなってしまいます。
なかなか笑顔でものを頼むのも難しいかもしれません。
山口さんは、その著者を読んでいると、何度断られてもチャレンジし続けるのです。とてもすごいと思います。
彼女の感性が普通の人と違うのであれば参考になりませんが、やはりその著書を読んでいると、人から否定されたり、嘲笑されたり、騙されたりして傷ついたり、落ち込んだり、泣いてしまったりと普通の人の感性をもっているようです。
彼女がそんな辛い思いをしながらもチャレンジを続けられるところが本当にすごいとおもいます。
また、なんのためにやっているのか、世界に通じるブランドを途上国から発信するという理念でやっているところがすごいです。
そういう背景を知らなくても、MOTHER HOUSEのお店を覗いてみると、店舗のつくり、作品、スタッフの方たちのクオリティの高さに感動すらします。
日本にこういう会社があることが嬉しいですし、是非応援したいと思っています。
多くの人がこの会社を知るきっかけとしても彼女の本が普及することを祈っています。
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輝ける場所を探して 裸でも生きる3 ダッカからジョグジャ、そしてコロンボへ 単行本(ソフトカバー) – 2016/12/7
山口 絵理子
(著)
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再びはじまる新しい途上国での挑戦。不格好な珍道中が教えてくれる夢の道の歩き方がここにある。起業から10年。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念とともに、日本、台湾、香港で28店舗を展開するまでになったマザーハウス。代表・山口絵理子が新しい挑戦の舞台に選んだ国はインドネシアとスリランカだった。村の職人たちのプライドを呼び覚まし、伝統工芸を世界に通用するジュエリーへと導く感動実話
再びはじまる
新しい途上国での挑戦。
不格好な珍道中が教えてくれる
夢の道の歩き方がここにある。
起業から10年。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
という理念とともに、日本、台湾、香港で
28店舗を展開するまでになったマザーハウス。
代表・山口絵理子がバングラデシュ・ネパールに次ぐ
挑戦の舞台に選んだ国は、インドネシアとスリランカだった。
小さな村の職人たちのプライドを呼び覚まし、
土地に受け継がれる線細工の伝統工芸を
世界に通用するジュエリーへと導く姿を
リアルに綴った感動実話。
<こんな方におすすめです>
◎新たな一歩を踏み出す勇気がほしい
◎自分の個性を活かした生き方がしたい
◎社会とつながる仕事がしたい
<「裸でも生きる」とは?>
「途上国」という日本と全く異なる環境の中で、
マザーハウスを起業するまで、
そして起業後、時に涙しながらも様々な壁を乗り越えながら成長していく物語。
これまでのバングラデシュ編、ネパール編に続き、
今回綴られるのは、インドネシアとスリランカ。
ゼロからジュエリーを作りあげていく挑戦の物語です。
再びはじまる
新しい途上国での挑戦。
不格好な珍道中が教えてくれる
夢の道の歩き方がここにある。
起業から10年。
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」
という理念とともに、日本、台湾、香港で
28店舗を展開するまでになったマザーハウス。
代表・山口絵理子がバングラデシュ・ネパールに次ぐ
挑戦の舞台に選んだ国は、インドネシアとスリランカだった。
小さな村の職人たちのプライドを呼び覚まし、
土地に受け継がれる線細工の伝統工芸を
世界に通用するジュエリーへと導く姿を
リアルに綴った感動実話。
<こんな方におすすめです>
◎新たな一歩を踏み出す勇気がほしい
◎自分の個性を活かした生き方がしたい
◎社会とつながる仕事がしたい
<「裸でも生きる」とは?>
「途上国」という日本と全く異なる環境の中で、
マザーハウスを起業するまで、
そして起業後、時に涙しながらも様々な壁を乗り越えながら成長していく物語。
これまでのバングラデシュ編、ネパール編に続き、
今回綴られるのは、インドネシアとスリランカ。
ゼロからジュエリーを作りあげていく挑戦の物語です。
- 本の長さ306ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2016/12/7
- 寸法13.1 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104062203618
- ISBN-13978-4062203616
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商品の説明
著者について
山口 絵理子
やまぐち・えりこ1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、当時アジア最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。「必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動」という考えで23歳で起業を決意。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、株式会社マザーハウスを設立。バングラデシュ、ネパール、インドネシアの自社工場・工房でジュート(麻)やレザーのバッグ、ストール、ジュエリーなどのデザイン・生産を行っている。2016年現在、日本、台湾、香港などで28店舗を展開している。Young Global Leaders(YGL) 2008選出。ハーバード・ビジネス・スクールクラブ・オブ・ジャパン アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2012受賞。毎日放送「情熱大陸」などに出演。著書に『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』『裸でも生きる2 Keep walking 私は歩き続ける』『自分思考』(いずれも講談社+α文庫)。
やまぐち・えりこ1981年埼玉県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程修了。大学のインターン時代、ワシントン国際機関で途上国援助の矛盾を感じ、当時アジア最貧国バングラデシュに渡り日本人初の大学院生になる。「必要なのは施しではなく先進国との対等な経済活動」という考えで23歳で起業を決意。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、株式会社マザーハウスを設立。バングラデシュ、ネパール、インドネシアの自社工場・工房でジュート(麻)やレザーのバッグ、ストール、ジュエリーなどのデザイン・生産を行っている。2016年現在、日本、台湾、香港などで28店舗を展開している。Young Global Leaders(YGL) 2008選出。ハーバード・ビジネス・スクールクラブ・オブ・ジャパン アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2012受賞。毎日放送「情熱大陸」などに出演。著書に『裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記』『裸でも生きる2 Keep walking 私は歩き続ける』『自分思考』(いずれも講談社+α文庫)。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2016/12/7)
- 発売日 : 2016/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 306ページ
- ISBN-10 : 4062203618
- ISBN-13 : 978-4062203616
- 寸法 : 13.1 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 40,995位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13位エコロジー (本)
- - 95位ビジネス人物伝 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20年程前に私はバングラデシュの国の人と結婚していた事があり、その当時のバングラデシュは大変なところだとは知っていました。日本にいながらも差別と偏見に私達は戦っていました。そしてテレビで山口絵里子さんがバングラデシュで頑張っている姿をみて若い女性が一人で!とびっくりしていました。
それから何年かたち又テレビでみてお店を何店舗もふやし立派な起業家になっている事に驚きました。どんなバックなのだろうと興味をもち横浜元町のお店に見に行ったらなんてオシャレなバックなんだろうと感激してしまいました。そして山口絵里子さんの本3冊を購入し読ませて頂きました。
バングラデシュ、ネパール、インドネシアの国民性が同じアジアでも違うという事がかかれてあり勉強になりました。そして何よりこの本を読んで良かったと思う事は、良いものを作り上げる事が大事だという事。そして沢山の人達の協力得て諦めずに頑張り続ける事が大切だとわかりました。
それから何年かたち又テレビでみてお店を何店舗もふやし立派な起業家になっている事に驚きました。どんなバックなのだろうと興味をもち横浜元町のお店に見に行ったらなんてオシャレなバックなんだろうと感激してしまいました。そして山口絵里子さんの本3冊を購入し読ませて頂きました。
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2023年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今ある幸せと新しい事にチャレンジ出来る可能性を教えてもらった
2018年9月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作1、2を読んで感動し、こちらも続けている読みました。
流石に、前作までの大ピンチ的な派手さはないですが、山口さんの創造に対する貪欲さが1ミリも衰えていないのが爽快です。
会社が創立10年ということで、成熟期から場合によっては衰退期へ後退しがちな時期ですが、そうならないための攻めの姿勢についての見本にもなります。
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会社が創立10年ということで、成熟期から場合によっては衰退期へ後退しがちな時期ですが、そうならないための攻めの姿勢についての見本にもなります。
2019年10月14日に日本でレビュー済み
裸でも生きる1と2も読みました。
特に1を読んだ際は人生観が変わったような気がしました。事業を起こし、利益が出ることを目標に頑張るが、根底には貧しいアジアの国の人々の為になるという目的がありました。
本書は大きくなったマザーハウスのさらなる発展がどのように進んできたのかについて、山口さんの行動とともに語られています。
特徴の一つは、書かれていることのほとんどが具体的なことであります。どこの国で誰に会ったのか、なぜその国にしたのか、どんな商品ができたのか等々すべて固有名詞付きで手に取るようにわかりました。
具体的であることによって、いろんなできごとが記憶に残り、関わった人々の個性や人柄が印象深いものとなっています。
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特徴の一つは、書かれていることのほとんどが具体的なことであります。どこの国で誰に会ったのか、なぜその国にしたのか、どんな商品ができたのか等々すべて固有名詞付きで手に取るようにわかりました。
具体的であることによって、いろんなできごとが記憶に残り、関わった人々の個性や人柄が印象深いものとなっています。
2017年1月21日に日本でレビュー済み
山口さんの本は「裸でも生きる」「自分思考」と読んでおります。
しかしながらすでにマザーハウスは軌道に乗り一人の成功者となっている山口さんの活動内容です。
そのため「裸でも生きる」のようなガムシャラさが本書からは感じ取ることができなかった。
本としては読みやすく、山口さんらしい書き方です。
裸でも生きると比べてしまい物足りなさを感じてしまったので✩4つとさせて頂きました。
しかしながらすでにマザーハウスは軌道に乗り一人の成功者となっている山口さんの活動内容です。
そのため「裸でも生きる」のようなガムシャラさが本書からは感じ取ることができなかった。
本としては読みやすく、山口さんらしい書き方です。
裸でも生きると比べてしまい物足りなさを感じてしまったので✩4つとさせて頂きました。